所沢の多聞院(たもんいん)は何度も紹介してきました。
多聞院の境内では、市街地ではあまり見ることができない
花木や山野草を見ることができます。
4月はクマガイソウの時期。そこで狙いはクマガイソウ。
4月中、3回も通いましたが、うまく撮ることができません。
境内の庭はクマガイソウだけではありません。
もちろん、いろいろの花があります。
それでは、4月の多聞院の花をご覧ください。
花木から紹介していきます。
まず、境内裏手に咲いていたギョイコウ(御衣黄)です。
今は散ってしまっていますが、若草色の花びらです。
貴族の衣服に色が近いので、その名がついたとか。
ミツバツツジではないかと思います。
今が盛りの鮮やかなツツジとは異なり、上品な感じがします。
このドウダンツツジは、3mくらいの高さがあるかもしれません。
実に見事です。
ドウダンという名前は、燈台(燈明台)から来ているようです。
これはリキュウバイ(利休梅)ではないかと思いましたが、
どうでしょうか。
リキュウバイは梅のような花びらから名前がついている
ようですが、桜の一種なんですね。
ウンナンオウバイ(雲南黄梅)です。キンモクセイなどと同じ
モクセイ科の植物です。
たまたま隣で写真を撮っていた方から、「ナツグミじゃないですか」
と教えていただきました。
アメリカロウバイは、ロウバイの仲間ですが、
2月に咲くソシンロウバイなどと随分様子が違っています。
これには、クロロウバイ(クロバナロウバイ)という名札が
ついていました。
ネット検索すると、アメリカロウバイと同じという解説も
あり、同じなのか違うのか、よくわかりません。
上の1枚目と2枚目の写真は、常緑樹のトキワマンサクですが、
秋に紅葉して葉が枯れるマンサクとは別の種類(属)なのだ
そうです。
3枚目の写真は、白とピンクの花が同じ樹についているように
見えました。
1本の樹に、紅白二色の花が咲く”源平トキワマンサク”(園芸種)と
いうのがあるそうですが、これがそうなのかどうか。
ハナズオウのようです。
ちょうどこのブログをつくっているとき、ウクライナから避難して
いる母と娘のチェロ奏者二人が、都内の区役所で、支援者の日本の
音楽家と一緒に演奏している姿が、テレビに映っていました。
最後の曲が、誰もが知っている「ふるさと」でした。
”兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川
夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷・・”
思わず涙が滲んできました。
ウクライナが一日も早く、あの美しい大地を取り戻しますように。
(次回に続きます)
桜は散ってしまいましたが、色々な花々が咲き誇り春本番ですね。
最近は、寒暖差が激しくいきなり真夏日になったりもするので体調管理に気おつけて下さい。
写真の中ではミツバツツジが華やかで私は好きで~す。
せっかく暖かくなったかと思えば、また冷え込む
という天気が続いています。
本当に気を付けなくてはいけないですね。
体調へのお気遣いをありがとうございます。
ミツバツツジはそろそろ終わりのようでした。
やわらかなピンクの色が、多聞院の庭にはよく
あっているように思います。
多聞院は、牡丹の花がだいぶ咲きだし、華やかです。
いろいろと楽しめるので、私の好きなお寺です。