先日訪れた牧野記念庭園です。
ヒガンバナが庭園を彩る中、園内は、秋が着実に進んでいました。
ふと香りを感じましたので、見上げるとキンモクセイでした。
少し暗い場所です。ひっそりと咲いていました。
今はたぶん、花はだいぶ散ってしまっているでしょう。
「秋がはじまりました」のアナウンス役は終了させて
いただきました、といったところでしょうか。
「園内にコムラサキシキブの実を見ることが出来ます」と、
案内板に書いてありました。
園内を一周しましたが、どうしても見つけられません。
園内のインターフォンで、コムラサキシキブがどこにあるか、
スタッフの方に尋ねてみました。
すると、すぐに飛んでこられ、
「ちょっとわかりにくいところなんですよ。」と
親切に案内していただきました。
「コムラサキシキブは、特に植えたわけではなかったんですが、
いつの間にか生えていたんです。」と、スタッフの方はニッコリ。
コムラサキシキブが生えていたのは建物の裏手のところで、
確かにわかりにくいところでした。
鳥が、よそで実をついばんで、園内に種を落としたの
かもしれません。
カラスウリの小さな実が、フェンスにからみつくように
ぶら下がっていました。
緑の果皮がきれいですが、やはり控えめですね。
橙色の実は、以前も見たフユサンゴではないかと思います。
オモトの実が足元にありました。目立ちませんので、見落とし
がちです。
これは、ヤブランです。
花が咲いている一方で、緑の実をつけだしているものが
ありました。やがて黒っぽい色になっていくようです。
園内に見られた花は、ミズヒキとギンミズヒキ、
そしてツルボなどでした。
これらもまもなく花は終わるだろうと思います。
コロナは減少傾向にあるようですが、果たして
これからどうなっていくか、正直わかりません。
しかし、季節は着実に進んでいます。
やがて目にするはずの紅葉を味わいながら、
落ち着いた心で対処していきたい、そう
願っています。
関東地方もヒガンバナの季節になりましたね。
今宵の大阪はくもりで風が強いです。中秋の名月は絶望的です。
ブログにコメントをありがとうございます。
東京も曇り。私のところも満月は見えません。
自然は思い通りにはなりませんね。
夕方は厚いくるにおおわれていて、無理だな、と思っていましたが、夜9時前には見られるようになりました。ラッキーでした。
夕方は厚いくるにおおわれていて、無理だな、と思っていましたが、夜9時前には見られるようになりました。ラッキーでした。