世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ユタってる

2024年09月27日 23時44分44秒 | Weblog
「虎に翼」最終回を見届ける。
時代は平成11年。
亡くなった寅子が幽霊となって生きている人々に寄り添うという、想像を遥かに凌駕する展開に全俺が吃驚した。
終盤、御茶ノ水周辺が出るのだけれども、私が命を預けている順天堂醫院がちゃんと当時の様子で映っているのに気付いて興奮した。
私が入院・手術したのは1号館。一番右側の建物。1999年、25年前。当時大学3年生の私はたぶん順天堂醫院の存在すら知らなかった。


【先々週の順天堂醫院】


来週から「虎に翼」ロス、どうしよう…。



心療内科デー。

その前に駅そばをば。
(画像UPできるカナー?)


待ち時間は「青い壺」。やはり滑らかな文章で読みやすい。
林真理子先生が「みんなの秘密」(第32回吉川英治文学賞受賞作)という作品を書いた際、この「青い壺」に影響を受けたとおっしゃっていたっけ。



待合室でふと手にしたLINEで、このブログを通して知り合った方がお誕生日を迎えたというのでお祝いしたのだが、闘病中とのことで心を痛めた。返信メッセージを送ったところで名前を呼ばれた。

待ち時間3時間10分。

さて、診察。
今週の私は、無駄なことに1シナプスも1ニューロンも使ってあげません状態を維持できたのと、その心掛けが良かったのかすごく眠れていた。
週末は実家に帰って両親に甘え、墓参りもできて心すっきり。平日は風呂に浸かりつつの読書。
なーんの悩みもない。
あまりにもネタ不足なので最近の私をとりまく状況をネタとして投下。

私「…こんな状況にありますが、1シナプス1ニューロンを使わないようにしてるんですよ」
クマ医師「…イライラしますね、その状況。…聞いてて私の方が今、10シナプスぐらい使っちゃいましたよ」

…私のために医者の貴重な10シナプスを使わせてしまい申し訳なくて泣いた。

クマ医師は「あなた順天堂に通いつつ仕事して頑張っているじゃないですか!いけないのはあなたの会社の状況ですよ!病気に理解がない周囲がおかしいです」とこちら側(患者席)に降臨。

(やっべ、クマ医師、マジで怒ってる。怒気を含むと、この人、目が三角になるんだよね…)
怒りながらお手々ギューしてくれるクマ医師は私の心強い味方だ。


処方変更あり。
ビオスリー、マイスリー、サイレース、ハルシオン、パリエット。
清暑益気湯、黄連解毒湯。
※ハルシオン微増のまま
※久々のソラナックス←お守り。

次回診察でも「先生。嫌な人や記憶に1シナプス1ニューロンも使いませんでした(ドヤ)」と言えるのが目標。

薬の確認をして、クマ医師、怒気を孕んだまま、「おだいじに」と送り出してくれた。


高校時代、Nスぺ「脳と心」で沖縄の「ユタ」の存在を知った。昔から沖縄では「医者半分ユタ半分」と言われるほど信頼されているユタ。
ユタの独特の歌を聴いたならば、悩みを抱える人は普段意識していない無意識を刺激され、激しい精神の昂りとともにすべてを吐き出す。その状態を沖縄では「神ダーリ」と呼び、「神ダーリ」を経てすっきりする。

私にとって心療内科医クマ医師はユタのような存在。
クマ医師の「どうですか?最近」の一言で私は心にまとった身包みを剝がされるのである。心がすっぽんぽんにされた状態で「神ダーリ」的医療を受け、なんとか自殺や標準医療の放棄をせずにここまでやってこられた。

沖縄に行かなくても、東京でユタれる!
心療内科、万歳!

(久々に「脳と心」を見た。今ならば放送禁止なんだろうなと全体を観て感じた。マジックマッシュルームなんて今では絶対に取り扱いNGだし、宗教についてもこれはオウム真理教の事件前だから放映できたんだろうなと思う)

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