世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ペヤングのかほりに包まれて

2007年06月30日 22時19分41秒 | Weblog
心療内科デー。

土曜日の昼下がりに受診するのは久々。
ネオンが無い窓の景色はなんだかほのぼのして見えた。
光が室内に舞い込んでいるのに多少の違和感を覚える。
いつもは夜の受診だから。

…っていうか、病院内に仄かに漂うソース系のかほりが、ものすごく気になった。
しかもペヤングの香り。あれはUFOではない。絶対にペヤングだ(確信)。
クマ医師、もしくは受付の人が、昼御飯にペヤング食べたのかも…?


「精神状態はいかがですか?」

ペヤングのかほりの中で、クマ医師が尋ねる。
「お陰さまで普通です」
とだけ答える私。

二日酔いのせいか、はたまたペヤングのかほりのせいか、頭が痛かったのでぼんやりと答えていたかもしれない。

プチ転勤するかもしれないことをクマ医師にホウレンソウしたら、驚かれた。

私の精神状態で耐えられるか?薬は処方してもらえるか?を質問した。
いずれも問題はないらしい。
「ビジネスチャンスですよ!」
と、熱く励まされた。
「本決まりになったら、また考えましょう」と言われた。


そーねぇ。まだ本気モードにならなくてもいーか。まだ決まったわけじゃないし。

そんなこんなで、本日もパキシル、マイスリー、エリーテン、ソラナックスを処方される。
そういえば、パキシルの副作用で自殺する人が多いって、先日、ニュースで知った。
私に限っては、今のところ、そのような副作用は見られない。
かと言って、アクティブに生きているっていうわけでもないのだが。
「普通」とは、この安定した状態を指すんだろう。

今宵の夕御飯はペヤングソース焼きそば。

…感化されやすい。



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Keep yourself alive

2007年06月30日 22時09分58秒 | Weblog
華原朋美が、所属しているプロダクションを解雇された。

仕事のドタキャンが主な原因らしい。
雇用されてお金をもらっている以上、やはりドタキャンは良くない。
ビジネスルールの基本であるからだ。
それが不可能ならば、やはりその場を去らなければならないだろう。
…少し厳しい言い方になるけれど。

といいつつ、華原朋美は私の人生の指標である。
96年ぐらいの小室さんとベタベタくっついて幸せそうな朋ちゃん。小室さんと別れた後、自立をしようと前向きさを振り撒いていたいじらしい朋ちゃん。
その表情は常に輝いていて、私は彼女に憧れ続けてきた。

無器用なのにがむしゃらに突き進んで、時々ぶっ倒れて…。デビュー当時から、目が離せない存在だ。

彼女が大好きだけれども、
…いや、大好きだからこそ、
「頑張れ!」とは言わない。

握手会で握った、朋ちゃんの冷たくて小さくて柔らかな手。

何も言わず、あの手をずっとずっと握ってあげていたい。

今、彼女はどこにいるのだろうか?

神様。
どうか、どうか。

朋ちゃんから笑顔を奪わないでください。

引退してもいい。
彼女は、歌手である前に生身の人間なのだから。

朋ちゃんがどこかで笑っていられれば、それでいい。



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フグと話せる能力

2007年06月29日 23時24分24秒 | Weblog
株主総会打ち上げ。

フグ料理。
人生二度目のフグ。
刺身とか焼きフグとか唐揚げとか、美味しかった。
でも、デザートのバニラアイスが一番美味しかったことはここだけの秘密。だってフグって味が薄いんだもの。

飲み会は、社内の話や株主総会の話に花が咲いた。
●●●ィ~(部長)に質問があるときは挙手をし、株主出席番号と指名を明らかにし発言するといった、なんとも総会ちっくな飲み会が展開された。
帰りに店内のいけすのフグと戯れていたら、●●●ィ~に「あなたはフグと話せるんですね」と笑われた。
フグだけじゃないよ、クマとだって話せるやい!と思ったが、発言を自粛しておいた。


ここまでは普通の飲み会。

しかし。

なんと、電車内で●●●ィ~に異動の話を持ちかけられた。
酔っぱらっている彼だったが、なんか目がマジだったぜ!マジビーム炸裂。

異動先は超遠隔地。しかし期間限定だし、今後あの会社で仕事をしていく上でプラスになるのならば…と思い、強く否定はしなかった。
「コイビトもいないですし、別に良いですよ」と答えておいた。
次期社長である●●●ィ~の命令ならば、断れないだろう…。

不安なことといえば、心療内科で処方されているパキシルとソラナックスとマイスリーとエリーテンのこと。
そしてクマ医師に会えないことだ。

酔いが一気に覚めた!どうなっちゃうの、自分。

っていうか、どうして彼は私をあの土地に投入しようと言い出したんだろうか。
やはり、フグと話せる能力を買ってくれたのだろう。
それしか思い当たるフシがない。
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彼の背中

2007年06月28日 23時28分51秒 | Weblog
無事に終わった…株主総会。
途中驚くことがあったが、とりあえず問題なし。
これで夏休みが迎えられる!
この世の夏がキター!
心は既に尾道へワープ!

株主総会事務局員の私は、総会中、議長(社長)の背中の真後ろに座る。
彼の背中はとても大きい。
総会中は、そんな大きな背中をした彼との不思議な一体感の中にいる。
他の事務局員&弁護士は後ろを振り向かなければ見えない。
議長の間違いの許容は、私に委ねられている。
孤独な業務である。
「どうか間違えないで!お願いっ」
…毎年、背中の後ろでひたすら祈る。

演台の縁に両手をつきながら総会を進行させる社長の姿勢は、クマが子熊を守る雰囲気に似ていなくもない。
孤独の中に、守られている安堵感を得る。

私は彼が好きだ。

懸命に会社を築いてきた彼のストーリーを想う。
演台に置かれた指一本一本の節が全てを語っている。
職人時代、悔しかったり悲しかったりしたんだろうなあ。



就職活動のとき、…三次面接は彼との1対1で行われた。
彼は何も言わなかった。

ただ一言
「何か質問はありますか?」
と言っただけだ。

私は経済誌に記載してあった彼の好きな花について
「どうしてお好きなのですか?」
と無邪気に訊いた。

あれが彼と私の出会いだ。

あれから色々と彼に怒られた。
散々イヤミを言われた。
しかし、なんとか彼についていっている。
あの背中を追っている。
クマのようなあの大きな背中を。

彼に好きな花について尋ねたあの日、今日のような不思議な連帯感を彼と共有するなんて思ってもみなかった。

そんなことを思い、今夜は一人酒。

明日の打ち上げの前夜祭ということで。

とりあえず。
お疲れ、自分。


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株主総会 前夜

2007年06月27日 22時21分39秒 | Weblog
いよいよ明日は株主総会だ。
明朝は早起きをしなければならない。マイスリーを2倍にして、今夜は早めに強制終了を試みるつもり。

今日は会場設営と最終リハーサルを行った。
設営は毎度変わらぬ肉体労働。
リハーサルでは相変わらずドキドキする。
1時間前に飲んだソラナックスの効き目を疑いたくなる。

議長の背後に座り、読み間違える議長の背中をビシバシ叩く。
彼の奥様もこんなに叩いたことがないんじゃなかろうかっちゅーぐらい、叩く。

リハーサル後、
「〇〇さん(私)、ごめんなさいね。明日は間違えないようにしますんでね…よろしくお願いしますね」
心なしか、うなだれる議長。
心の中で密かに彼にエールを送る。

明日、全てを彼に委ねよう。

これを乗りきれば、総会打ち上げだし☆
そして、魅惑の尾道旅行だし☆

きゃ~☆☆☆

頑張ろう!

では、おやすみなさいまし☆


そういえば、●●●ィ~(部長)は、前にいた会社でも総会事務をしていた。なんと彼は想定問答2000題を全て暗記したらしい…。
いったい、どんな頭脳をしてるんだろ。


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現状維持 穏やかに生きたい。

2007年06月26日 23時27分15秒 | Weblog
高島ファミリーのパパ・高島忠夫さんの6年にも渡る闘病生活(うつ病)を再現したドラマを観た。その名も「うつへの復讐」。
家族を巻き込む様子だとか、揺り戻し(うつ再発)のシーンとか、かなりリアルだった。
私もどうやら、うつっぽい。
自分ではまだ認めたくないんだけれども。
高島忠夫さんよりはかなり軽度だけれども。
私のうつ。

何が原因だとか考えない。本当は、そうすることが一番のうつの対処法だとは知っている。
しかし原因を追求して直視するのが怖い。
例え、その原因を明確に知ったとて、根本的に今の自分や環境を変えることができるのだろうか。
いや、できないだろう。できない自分を苦しめたくない。もうこりごりだ。

なので生活の現状維持をキープするためには?ということを課題とした。
しかし、この世には様々なストレスが存在していて、それもままならない…。

どうしたらいいんだろう。

そうこうしている内に、寝る前に必ず誰かの話声が聞こえるようになり、うるさくて眠れなくなった…2005年春。ブログには書かなかったが、毎晩誰かが耳元で囁いていた。なんか、私のことを噂しているっぽくて、気になって仕方がなかった。

感情が爆発した2005年7月7日。

…それまでの「私」はあの日に、死んでしまった。

しかし、そう悲観的になることではなかった。今となっては。

信頼できる心療内科医と出会い、なんとか仕事上で「再生」を果たすことができた。まだ完璧ではないんだが。
課題はいまだ「現状維持」のまま。
年々、難しさが増しているこの課題。
一生クリアできないかもしれない。
でも逃げない。

現状維持。

日々を穏やかに生きたい。
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同期の結婚

2007年06月25日 23時06分37秒 | Weblog
会社生活に於いて、同期の結婚ほど衝撃的なものはない。
慶弔金の出し入れをしていると、思わぬ情報をゲットすることがある。
今日、祝金を手配した同期は、お互いの住まいが近くだということもあり、同期会の後によくお茶をしあった仲だ。
近くに住んでいるといっても、あちらは生粋の江戸っ子。
中高一貫のお嬢様学校からお嬢様大学を出た女子である。
地方の公立高校を出て地味な私大を出て東京に住まわせてもらっている私とは何かが違っていた。
が、なぜか彼女は私と気が合った。

深夜のファーストフード店。
けだるそうに煙を吐きながら、「あーもー仕事辞めたい…」と呟いていた彼女。
指には実家通いを彷彿とさせるようなプラチナダイヤリングが輝いていたっけ。
男運が無いところも似ていた我々。
お互い、どうすることもできない愚痴をエンドレスに吐き出しながらも「まあ、頑張ろうねー」という励まし合いで話が収まっていた。

彼女はすこぶる仕事ができたので、どんどんキャリアを積み上げ、今や店長として1店舗を任されている。

私が本社に来てから、あまり会うことはなくなってしまった。

東京に来てから初めてできた友達…それは彼女、そして他の同期たち。
半数は退職してしまったり、地方に異動してしまったが、またいつか会えると信じている。

Mちゃんへ。
ご結婚おめでとう。
お幸せに☆



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朝御飯

2007年06月25日 23時06分21秒 | Weblog
普段の朝は、リポビタン&煙草なんだが、今朝はスウィーツ。

昨日買ってきた夢見屋のクリーム苺大福。

朝目覚めた瞬間

「あ!アレを食べられるんだ」

という喜びで、布団から出ることが出来た。
大福の柔らかさ、
クリームの甘さ、
苺の甘酸っぱさ、

それらが口の中で極上のハーモニーを奏でた。
朝から至福のときを迎えられ、満足。

たまにはこんな自分への褒美も良かろう。


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ダイヤモンド ~親油性と劈開性~

2007年06月24日 23時17分36秒 | Weblog
机を整理していたら、昔の写真が出てきた。
新卒研修最終日。

同期、そして研修指導をしてくれたY課長(横山やすし似)とで飲みに行った時のもの。
…たしか、この時、Y課長とチークダンスを踊ったような…。

新卒研修は月に一回、半年間続いた。あんなに熱心に新卒を育てる会社もきっと珍しいだろう。

Y課長は私たち新卒に接客や宝石のイロハを教えてくれた。
店舗業務で疲れ果てた我々新卒が飽きないように、時々冗談を交えつつ指導してくれた。

「おい、亮子。昨日までの店の売上と目対・昨対、寄与率を言ってみろ」
一人一人を下の名前で呼ぶ彼は、まるで先生のようだった。

ダイヤモンドには親油性と劈開性という特徴がある。

親油性とは、油がくっつきやすいという性質。
なので、ダイヤモンドのアクセサリーは外した後に中性洗剤で洗うなどといったコマメな手入れが必要。
劈開性とは、一定方向から物理的衝撃を与えるとパックリと割れるという性質。
固い鉱物として有名なダイヤモンドも意外と弱いんである。


「ダイヤモンドって、誰とでも馴染めて、そして強いようで繊細な…まるで私みたいじゃないですか~!ぎゃはっ~!」

恐れを知らない若かりし新卒の私は、飲み会で隣のY課長に言った。

「なに言ってんだよ~亮子」

笑いながら呆れるY課長。
同期たちも「亮子は相変わらず馬鹿だなー」みたいな表情をしていた。
そんな思い出が、写真の向こう側に眠っている。

Y課長にはもう会うことはできない。
彼は退職してすぐに亡くなってしまったのだ。

親油性と劈開性を秘めた私は、ダイヤモンドのように輝いているだろうか。
手入れを怠って曇ってはいないだろうか。

不安でいっぱいな今の私の心。

Y課長…また一緒に飲みたいです。

写真の中に呟いてはみたが、返事は聞こえなかった。

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買い叩く!(by鷲津政彦)

2007年06月24日 23時12分08秒 | Weblog
久々に、池袋へ買い物に行く。

最近物忘れが激しいので、買うものを予めメモしないと出発できない。
…いや、メモしてても忘れる。
先週なんてトイレットペーパーを買い忘れ続け、一週間を過ごしていた。ちゃんと手帳には「トイレットペーパー」と毎日記載していたにもかかわらず。

今日のメインは夏物スーツ。
さっそくNATURAL BEAUTY BASICにて試着→即決。
グレーのシンプルなデザインがとても素晴らしい。
ただ、スカートでけっこう悩んだ。
ジャケットと同じSサイズにすると、ウエストは緩いのだが、横から見たときにお尻の形がはっきりくっきり出るといった現象が…。
お尻どころかパンツの線も分かる…。

もしかして、お尻が垂れたのだろうか。
引力に逆らわない素直なお尻なんだろうか、私のお尻は。

販売員さんの薦めで、スカートはワンサイズ大きめのものにした。
その後、アナスイで化粧品を、夢見屋で好物のクリーム苺大福を購入。
プチ大人買い。

そういえば、ブルドックソースの株主総会が、本日あったらしい。スティールパートナーズのTOBに対しての買収防衛策が8割の賛成を得て承認された。

来週、当社も株主総会が開催される。

トイレットペーパーを一週間買い忘れるほどぼんやりした自分に不安を覚える。
しかし、新しいスーツで乗り越えるのだ~!
来週の今頃は、スッキリした気持ちで過ごしているんだろうな。
時空を越えてワープしたい…。

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休日らしい休日

2007年06月24日 02時39分36秒 | Weblog
6/23(土)

出掛ける予定だったのだが、体調が芳しくなく、ヒッキーデー。

夏休みに予定している旅行の計画や、ボーナスの使い途を考えて、一人でウハウハ。
旅行は別として、購買行為はそれ自体より、購買に至るまでの気持ちの高揚感が好きだ。
何を買おうかな。
あれが欲しい。でも、待てよ…これも捨てがたい…どうする自分…?

夏の旅行は今年も尾道に行く予定。
そして瀬戸内海フェチの私は周辺の島に行く。これも恒例。
今まで、大久野島、向島、宮島、に行った。
今年はどの島を攻めようか。
船酔いするので遠くの島は無理。…とすると…?

一人旅実行委員会(会長→私 副会長→吉熊)は、地味に進捗しているもよう。

気が向くと机で電卓を叩いたり、ネットをしたりしながら過ごした。
外は太陽がアスファルトを照らしている。暑そう。
ガンガンに冷やした室内で、窓の外を他人事のように眺める。

そうしているうちに、一日があっという間に過ぎていった。


明日(というか、もう今日)は、どこかに出かけよう。

おやすみなさいまし。


物憂げな6月の雨に打たれて

2007年06月22日 22時28分29秒 | Weblog
朝から電車の遅延に巻き込まれた。
1時間半も停車…。
大迷惑。
座っていられたのが不幸中の幸い。
前場開始より、携帯で株価チェックをしながら時間を潰した。

会社の最寄り駅に到着したのだが、やはり大混雑。
ちょっとした葵祭りみたくなっていた。
駅の出口まで人人人…なかなか前に進むことができない。

ふと前を見る。

サングラス、スキンヘッド、複数のピアス、迷彩服、セカンドバッグ所持…そんないでたちのオッサンが機嫌悪そうに佇んでいた。
チョイ悪というか、もはや極悪オヤジってな感じ。
さっきからテラテラと私の視界の片隅で光っていたのは、この頭のせいだったのね。

やがてオッサンが歩くと、モーゼによって割られた紅海の如く、人が彼を避けようとして二つに割れる。
サクサク歩いていくオッサン!
オッサン、偉いよ!
あたしゃ、あなたに着いていくよ!
頭から光を放っているだけある…あなたはモーゼ並の神だ。
彼の背中にピッタリと寄り添い、早々と出口に辿り着けた。
オッサン、ありがと!

駅から会社までは徒歩。
途中から急に降りだした雨に濡れ、ボロボロになりながら、歩く。
10時。会社のドアを開けた時なぞ、もはや感動のフィナーレ!といった感じ。
24時間テレビの終盤、大合唱のシーンといっても過言ではないぐらい…。

●●●ィ~(部長)に、「大変でしたね。お疲れ様」とニヒルに言われたので、「じゃっ!アディオス!」と、そのまま帰ろうかと思っちゃった。

前の部長(60代)は、電車の遅延だろうが何だろうが、遅刻なんて絶対に許さない人だった。
「普段からもう少し早く家を出るべきなんだ」と言っちゃう人だった。
たしかにそうかもしれない。
でも、新部長が指揮する新体制に慣れると、今までの会社生活がいかに古典的だったものかと思う。

あの会社は今後、どのような会社にに変わるのか。まだまだ予断を許せない状況である。私自身、期待と不安でいっぱいおっぱい。


そんなこんなで、社内では一日中「電車、大変でしたね」みたいな話がそこらかしこでなされていた。

某さんなんて、電車に閉じ込められた挙げ句、線路を歩かされて駅のホームに辿り着いたらしい。
なんちゅうか、スタンドバイミー的出勤を体験した彼は
「良い経験でした」
と語っていた。

どうでもいいが、スタンドバイミーの主題歌の出だし、
「♪When the night」
って
「♪便座ない」
に聞こえるよなあ。




海のにおい

2007年06月21日 23時32分36秒 | Weblog
どういうことだろうか。
今夜の東京は、時折、潮風のにおいがする。
潮風そのものというより、港町の路地裏のにおいといった方が正しいのかもしれない。

私が産まれ育った栃木県宇都宮市には海がない。
だからこんなにも海のにおいを敏感にキャッチできるんだろう。

東京には海がある。

夜風に乗って自らの存在を主張する東京湾と一緒に、今夜は帰宅をした。
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深い香り

2007年06月21日 23時31分02秒 | Weblog
たまに甘いものを渇望する私のカラダ。

帰りに駅近くの喫茶店に寄った。
前々から気になっていたお店だ。

気軽さから、普段はドトールなどのチェーン店を利用する私だが、たまには落ち着いた昔ながらの喫茶店に行きたくなる。

さっそく、レアチーズケーキとコーヒーを注文。

ケーキについては特筆すべきことはない。普通に美味しい。
コーヒーは、今まで飲んだコーヒーで2番目に美味しかった(1位はドイツのライン川クルーズで飲んだコーヒー)。

疲れたカラダにじんわり染み渡る深い香り。
明日は金曜日、あと1日頑張れば休み。

頑張ろう。



我が夢・クヌート

2007年06月21日 23時30分09秒 | Weblog

ベルリン動物園で飼育されているホッキョクグマの「クヌート」。
生まれてすぐ、母親に育児放棄され、双子の兄弟はすぐに死んでしまい、一時は安楽死も提案された。
過酷な運命を乗り越えた「クヌート」は、今ではドイツ国民のアイドルとなっている。
経済効果は、なんと160億円!


うちのクマたちは相変わらず激マジ可愛いが、このクヌートも可愛い。
そこの下敷になっているオッサンになりたい…!

もしも夢が叶うならば、クヌートみたいな子熊をこの手で育成したい。
そしたら、なけなしの母性を騒動員させて、出るはずもない乳を必死に絞り出して与えよう。
おしんみたく、背負って出社しよう。
一緒にお風呂に入ろう。
閨を共にし、夢の中でも一緒に過ごそう。
そうしよう。

…狼と三日三晩愛し合ったムツゴロウさんの気持ちがよく分かる。

ああ、クヌートよ。
君は私の夢だ。


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