世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

蓮は泥より出でて泥に染まらず

2023年07月31日 23時06分25秒 | Weblog
母ヨーコたんより暑中見舞いが届いた!
昨日会ったばかりだけど、じーんとしてしまう。


母は絵手紙が趣味。
実家の庭の蓮の花をモデルに、ゆめかわなタッチで描かれた絵手紙に胸キュン。







「蓮は泥より出でて泥に染まらず」

蓮は、仏教において特別で神聖な花である。
泥水から生まれながらも、すくっと真っ直ぐに伸び、高貴な花を咲かせる。

咲いた花は泥には染まらず、清浄に満ちている。
きれいな水ではなく、むしろ泥水の養分を吸ってこそ、大輪の花が咲くのだそう。
その姿から釈迦は、「泥(困難や悲しみ)があればこそ、そこから立ち上がったあとには清らかな大輪の花(人生)があるのだ」と説いた。


夕食は、母が昨日持たせてくれたかぼちゃの煮物と枝豆。コンビニのお好み焼き、そしてビール。
最高にオヤジっぽい晩酌。さっきまで清らかな蓮に思いを馳せていたのに。


枝豆は母が近所の直販店まで買いに行くそう。ホクホクしてて美味。
かぼちゃはあまり味付けをせずとも素材の味を生かすという母の技法によりシンプルなのに味わい深い一品に。

ママ、色々ありがとう。

母は姑(明治生まれでメンタル強め)と暮らしていた頃、毎日のように姑のもとにやって来る小姑たちにうんざりしていた(なぜだか小姑の姑も来ていた)。
なので我が家にはプライバシーが皆無であった。
夫(クマパパ)は、毎日残業。子ども3人をほぼワンオペで育てた母。

庭も「私の目が黒いうちは木一本切らせない」という姑の謎の縛りで好きなようにできなかったらしい(でも姑自らは手入れをせず、木は伸び放題、ちょっとした密林みたくなっていた)。

しかし今は姑が他界して、小姑たちも来なくなった。家も建て替えて、庭には母の好きな花々が咲き乱れている。

蓮を咲かせるのは泥を入れ替えたりせねばならず、とても大変である。
だけれど母は毎年必ず蓮を咲かせたくて頑張っている。

「蓮は泥より出でて泥に染まらず」

姑・嫁、その他諸々に耐えた母は、ピンク色に咲くその言葉を、目で、心で、噛みしめたいのかもしれない。


帰省2日目

2023年07月30日 23時46分12秒 | Weblog
9時に起床。

母が作った朝食をモグモグ。
起きたら朝食ができている生活、ありがたい。






どこに行きたい?と親に尋ねられて、子ども科学館!と即答する45さい。




栃木県子ども科学館、最高に楽しかった!


このオリオン座の展示物、私が小学生の時からあったな。




ゲーム形式になっている展示物は懸命に取り組む。
後ろに並んでいた子どもたち、びっくりしていた。







冥王星を惑星にカウントしているのも愛おしい(今は準惑星)。






自動車ヲタの某くんに車の展示を撮影して送付。







「最先端技術ってすごいね!」と。

そしたら秒で返信がキター。

「その車、2000年ぐらいの車だよ」と。
ごめんね、無知で/(^o^)\


1階部分だけで1時間半も費やしてしまった。


ロケットの内部。



はやぶさ、はやぶさ2もこんなふうにして出発したんだな。

クマさんを描いてみた。




帰りにビッグモーターの前を通過。
お客さん、誰もいなかった。



庭を散策。
ハッピーちゃん、健在。


キキョウの花、清楚で好き。


玄関は母の好みが色濃く出ているエリア。


手前のは香炉。


シーサーちゃん。きゃわゆい。


これは弟が小学生の時に作った土偶。なかなかハイセンス。



土用の丑の日なので鰻。
両親の分も国産鰻なのだが、私の分はその中でも最高の鰻らしい。

その名も「木曽川三川うなぎ」

臭みがなくフワフワでほんのりと甘くて、人生で食べた鰻で一番美味しかった。








駅まで送ってくれた両親と別れる際、心細くて泣いてしまう45さい。



途中、小山の花火が見えて嬉しかった。30年前、高校の友達と観に行った思い出。

9時過ぎに帰京。
1泊2日だったけれども、とてもリフレッシュできた。
特に今は手術前のナーバスな時期なので。
一人でいると発狂しそうな私を母は察知していて、数日前、「今週末、帰ってきたらいいがね」と言ってくれた。
その言葉に甘えた。
親の存在の普遍的なありがたさに心から感謝している。

ありがとう。

また元気になったら子ども科学館に行きたい!


帰省1日目

2023年07月29日 23時24分48秒 | Weblog
7/29(土)
実家に帰省。
その前に薬局でマイスリーの追加分をゲット。
あと、歯医者さんに「今度、手術を受けることになり全身麻酔の前に歯のクリーニングをするよう病院に言われたのですが。予約できますか?」という問い合わせの電話をした。ここの歯医者はいつも予約が埋まっているので断られるのを覚悟していたのだが、冬彦先生がOKを出してくれたので入院直前に予約を入れた。ありがとうございます!!

駅のホームで電車が止まっていることを知る。
尾久駅付近で火災があり、ダイヤが大幅に乱れているっぽい。
なんとか路線を駆使し、のろのろ運転の電車に乗ることに。
途中、蓮田で20分も足止めされて、しかもドア開けっ放しにされて軽く熱中症になりかけた。
命がけの帰省である。

どんぐり@雀宮駅。


駅前。このタワーを見ると帰省したんだなと思う。



父クマパパが車で迎えに来てくれて実家に到着。
手術前なので、真っ先に仏壇に手を合わせた。

父が珍しくアイスコーヒーを率先して出してくれる。


母ヨーコたんがスーパーから帰宅。母を見るとやはり落ち着く。我はマザコンなり。


素麺は胡麻汁。


庭で収穫したトマト。



茹でたとうもろこしとジャガイモ。ジャガイモは母の友達の旦那さんが作ったもので、トロトロしてて甘くて新鮮だった。





次から次へとご馳走が出てくる!
いつもカップ麺とコンビニおにぎりなどで済ませているので胃袋が吃驚&まんぷくま。

父も母も元気そうで安心した。
母が家事をこなす際、鉢巻をしているのがウケる。
汗が目に入って痛いのだそうだ。
…そこまでして私をもてなしてくれているのだな…。


夕食は父の友達が釣ってきた天然鮎、母の手作りハンバーグ、家の庭のトマト、採れたての枝豆…すべてが美味しかった。
ありがとう。ご馳走様。
鮎御飯なんて初めて食べたよ。手が込んでいる。






ぶどうも甘くて美味しかった。



0時前に母の隣の布団に潜り込む。
「あ、そうだ」と、大切なことを思い出してスマホを操作。
嶽本野ばら先生のハンドメイドの販売会がラクマであったのを思い出し、1つだけ余っていたのをポチッた。
滑り込みセーフ!!
ラクマは出品者と遣り取りができる。
野ばら先生との取引メッセージのやり取りを、隣で寝ている母の騒音並みのいびきを聞きながら打つというなんともエモいシチュエーション。
相手は、あの「下妻物語」の原作者だぜ?
そんな神様みたいな人との遣り取りのBGMがママのいびきとか!!
脳内がバグって、なかなか寝付けなかった。



実家に帰らせていただきます

2023年07月29日 09時29分33秒 | Weblog
おはよう世界。
これから準備して、帰省をする。
朝食はこの前破格の98円で買ったカップそばとコンビニの餃子。




帰省する前に、昨日処方されたマイスリーをゲットせねば。

外は暑そうだ。もう31℃だってお!


それではいってきます。


クマをさがす

2023年07月28日 23時06分42秒 | Weblog
心療内科デー。
その前に駅そばでキメる。コロッケが揚げたてだった。嬉しい。ネギは店員さんのはからいにより、いつも多め。ありがたい。


待ち時間は2時間。

西加奈子先生の「くもをさがす」を読み始めている。

闘病記、しかもコロナ禍の海外で、ということで状況的にはとてもシリアスなんだけど、カナダ人の看護師や医者の言葉が関西弁で西さんの中で脳内変換されていてユーモア溢れる筆使いになってる。おもしろい。
林真理子先生がオススメしてたので読んでるなう。

西加奈子初のノンフィクション『くもをさがす』


読みながら、「カナダの医療制度を考えると日本のそれはすごくありがたいんだな」と改めて思い、心療内科のソファに深く腰掛けた。

さて、診察。
昨日のMRIの結果はすでに電話にて伝えておいたので、クマ医師の表情は少し穏やか。
「何か不安なことはありますか?」と訊かれるが、昨日の結果が良かったのと、「手術前日までソラナックスやマイスリーが飲めることに安心したので、他はどうでもいいと思います。それだけが心配だったんで」とメンヘラ炸裂な返答をしてしまった…。

仕事面についても訊かれたのだが、日々穏やかな環境で仕事ができ、時には笑いながら過ごせている旨を報告した。

今の私にはストレスが一番の敵らしい。

なので、

できないことは「できな~い」
したくないことは「む~り~」
興味のないことは「しらな~い」

の基本方針をさらに徹底していこうと思った次第。


マイスリーが底をついたので、おねだりした。
7日分。

クマ医師、ありがとう。

昨日、順天堂大学病院での診察でクマ医師の紹介状の写しをチラ見えして心強かった。

くもをさがす

私の場合、クマをさがす…かな。


幸せなのだ

2023年07月27日 21時56分16秒 | Weblog
7時。
「大丈夫?眠れた?」と朝、某くんから連絡があった。
昨日、「明日、MRIの結果が怖くて病院行きたくない」とLINEした私。
そんな豆腐メンタルな私を心配して、出勤前に彼は連絡をくれたのだった。
乙女座男子、優しい。

そんな彼に励まされて、セミが鳴き狂う外に出る。

今日も元気にレッツ順天堂大学病院へ。
暑い~!
満員電車で軽く酔った…。

御茶ノ水駅から歩く。
見よ、この病院の群れを。


今日は早めに来たからだろうか。
ナンパオ感なし。
いつもは群衆が駅から各病院へと続くのだが。


もう何度も来ているのに必ず迷子になる順天堂大学病院のダンジョン感。


地元のクリニックの医師と久々に会う。(彼は三味線が趣味らしいので以下、三味線先生)

三味線先生から先日のMRIの結果を聞く。
転移もなく特に問題がないらしく、当初の見立ての通りの手術になるらしい。術後の治療方針もほぼほぼ決定。

私「入院までにすべきことありますか?」
三味線「ない。あ、仕事してね。気が紛れるから。この前来た患者さん、休職しちゃって。やることなさすぎてレポート書いてきて。それ5枚、僕に見せてきて。読むの大変だった。だから働いてね」

…うん。よくわからないけど働きます…(白目)。

「次はオペ室で会おうね」と言われてバイバイ。
この人、見た目は怖そうなんだが、接する回数が増すごとにとても面白い人だということが判明した。



術前診断で歯科医や薬剤師、麻酔科の医師との面談があった。
待っているあいだ、全身麻酔についてのDVDを見させられ、「嗚呼、これ、来月やるのかぁ」とぼんやり思う。あまり実感がない。
瀬戸内寂聴先生が全身麻酔を甘美なものと仰っていたが、そうなのだろうか。想像つかない。

◆歯科医
麻酔の器具を口に入れる際、歯が割れちゃう人がいるらしく、歯の様子を診てもらう。特に問題はないらしい。
できれば手術直前に歯医者でクリーニングをしてほしいと言われた。肺に歯の汚れが入って稀に肺炎になる患者さんがいるのだそうだ。

口を開けたときのサイズを測るときに思い切り豚っ鼻を轟かせてしまい、歯科医を爆笑させた。

◆薬剤師
心療内科で処方されている薬については前日まで飲んでいてOKと知り、ホッとした。私が一番気にしていることだったので。
そして薬剤師と面談している最中、心療内科のクマ医師が三味線先生に送付した「紹介状」がチラ見えした。
それを見てちょっと泣きそうになった。…私とクマ医師の17年のヒストリーが軽く記載されていた。クマ医師に会いたい。今すぐっ!

◆麻酔科医
アレルギーの確認。ないんだな。これが。

最後に看護師との面談。
当日はマニキュアを落とすように言われた。手術当日はアベンヌウォーターはOKだが乳液はNG。ヘアゴムは金属が付いていないもので、とのこと。髪は長いので横に縛って手術用のキャップに入れよ、とも言われた


会計時は人、人、人。
まさに群衆!!

ナンパオ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

田辺製薬ナンパオ(1992年) 樋口康雄CM WORKS




会計を済ませて外に出ると全身を射るような日差しに目がくらんだ。
神田川を渡り、千代田線に揺られる。
赤坂に上陸。
割烹料理店・會水庵で念願のランチ。




ずっと以前から気になっていた「焼穴子玉子ふはふは」をついに食べることができた。




香ばしい大きな穴子にふんわりとした卵が乗っている。
マジでふはふはするぅ~!
美味しすぎて昇天した。冥加を使った副菜もいい感じ。

いつもは行列ができているそうだが、今日はそんなに待たず。
また来よう。ふはふは~!吉熊も大喜び。


溜池山王の浅田家で豆大福を買う。
平日の醍醐味。


日枝神社へのお参りは暑くて断念。
山門前で合掌。



帰りにホテル仕様のまくらを購入。
今使っているのが若干高くて起きると頭がズレ落ちていることが多いので。


テイクアウトしたドムドムバーガーで夕ご飯。お腹いっぱい。
浅田家の豆大福は明日食べよう。






これから手術や治療など、自分の身の上には様々なことが起こるらしい。

傍から見れば辛そうだと思われがちだが、いつ終わるかもわからない、あの辛かったパワハラされていた日々を回想すると、現状は比べるにも値しないほどマシだと思える。

ソラナックス中毒になり、線路を見る度に自殺したい衝動を抑えるのに苦心するほど追い詰められた日々である。

毎日職場で無視をされ、揚げ足を取られていじめられる恐怖。
出勤前に酔い止めを飲む虚しさ。
自分が自分でなくなる辛さ。
周囲の好奇の視線に耐える屈辱。

くやしさよりも早く死にたいと思っていた。


今は当時とは比べられないほどやさしい環境で仕事ができているし、軽蔑しているパワハラしてきた者については、緑内障のおかげかなぜか見えないという幸運を手に入れたわたくし。されたことは一生許さないけど。一生ね。一生。

病気は都心にある世界最高レベルの技術を持つ病院でなんとかしてもらえる。
平日限定のランチを堪能できているし!!

だから、あの頃より今の自分は幸せなのだ。

今日は早起きしたので早く寝てしまおう。
ホテル仕様のまくらが私を呼んでいる~!



君の名は

2023年07月26日 22時01分55秒 | Weblog
家族のグループLINEで「この花なぁに?」と投下すると、必ず母が「〇〇だよ」とすぐにレスポンスを寄越すのだが、今日は無かった。
きっと暑さで参っているのだろう。(母も私も夏が苦手)
なので今年は自力で調べたよ。
君の名は…木槿(むくげ)。

今朝、出勤時に見かけた。
夏になるとよく見かける。
むくげ、むくげ。
覚えておこう(そしてまた来年の夏には記憶から抜け落ちているに3000点)


今日は一年ぶりにマクドナルドへ。
ガーリックシュリンプのバーガーが美味しいと去年の今頃、母が教えてくれたのだ。

ハワイやんというネーミングセンスにときめく!この脱力感たるや。




帰宅後、秒で完食。
美味しすぎてむせび泣きそう。
ガーリックテイストが効いててもっと食べたくなる。



仕事中にちょっと心がソワソワしてしまったので、超久々にソラナックス(頓服)を飲んだ。
おかげでリラックスできた。
やはりソラナックスは偉大なり。

花を愛で美味しいものを見つけては食べ、仕事して寝て。
そうやっているうちにきっと秋は来るはず…!

そしてまた来年、華やかな大輪の花を見てもその名前を思い出せず、「この花なぁに?」と家族LINEで問い尋ねる自分が見える。



今年の夏は

2023年07月25日 23時34分11秒 | Weblog
今日もひたすら暑かった。
会う人会う人ほとんどすべての人と「暑いですね」と声を掛け合っている。
毎年のこととはいえ、やはりつらい季節。
出勤するだけでヘロヘロ。
例年、夏はイライラしがちになる。



今日は仕事で新しいことをたくさん教えてもらった。
時間があるときに、学んだことをノートに書き込む。
その字は汚すぎて他人には解読不可能だろう。でも自分で分かっていればOKなのだ!

高校時代、友達にノートを貸してあげたら「亮子ちゃんの字って汚くてわからない」と言われ、以後、二度と彼女にノートを貸さなくなった。
あの出来事もたしか夏に発生したような気がする。
怒りの沸点が夏に著しく低くなるのは私の昔からの気質なのかもしれない。

でも今年はあまりイライラしない。
職場の環境が良くなったことが大きい。
1日8時間いる空間だもの。
職場環境って結構だいじ。
ベストセラー「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子)に異論はないが、もし、ここにいたら根腐れが起きると判断した場合は、可及的速やかに場所を変えるのもアリだと。


そう、心も体も壊した今の自分はそうきっぱりと言える。



夕食は丸亀製麺で鬼おろし肉ぶっかけうどんを食べた。涙が出るほど美味しかった。



大根おろしがさっぱりで食べ飽きない。お肉もぎっしり。
丸亀製麺の季節限定メニューは裏切らない。

明日も暑いそうだ。
早く寝て体力の温存に努めよう。


私の救済

2023年07月24日 23時34分07秒 | Weblog
金曜日に有給を取ったので、今日は久々の仕事。
なんだか懐かしい…!
そして雑念が入らなくて心地いい。
一人になると色々と考えてしまうので。
案外自分は仕事に救われているのかもしれない。

それにしても暑い暑い。朝から暑く、帰りの日没後も暑い。
むしろ夜の方が湿度が増して息苦しさを感じる。

最近、風呂で「最終便に間に合えば」を読み返している。
林真理子先生の直木賞受賞作。

主人公・美登里とお金のない(というか出さない)彼氏とのやり取りが痛くて痛くて…。
彼氏のアパートに泊まる気満々でタクシーに乗り、上寿司二人前を買っていく美登里。
だが、当たり前のように寿司を食べて金銭も払わず、「俺、仕事しなきゃ」と彼氏に帰ってほしいと言われるシーン(しかも深夜3時)が、本当に何度読み返してもぞくぞくする。美登里はここに来るまでタクシー代と寿司代で5000円を使い切ってしまった。帰りのタクシー代を彼氏にせがむが「金がない」と断られてしまうくだりなんかは憤りすら感じる。

外野から見れば「そんな彼氏となんて別れてしまえ」と思うのだけれども、当事者である美登里の「でも…彼、きっと機嫌が悪かっただけかもしれないし」と思う気持ちが痛切に描かれていて実にわかりみが深い。
数年後別れた二人は再会を果たすが、ここで美登里の清々しいほどの大どんでん返し(←死語?)がある。

中学生の時、父の本棚から拝借して読んだ本。
…けっこう自分、耳年増だったんだな…。

仕事もそうだが本の世界にどっぷり浸かるのも、現実を忘れられるので救済の時間になっている。


救いといえば、もう一つ。
亮ちゃん大好き餃子の存在である。
疲れたときは王将のニンニク激増し餃子が一番。





う~ん。幸せだな~。元気出た!!


さて、寝よう。

【悲報】
アンクルジョン、大きすぎるので布団から出されて座布団に寝かされる。


このコと同衾してると追い出されることが多いので。
(同衾といっても変な意味じゃないYO!!)

心苦しいが苦肉の策である。
でもアンクルジョン本人はあまり気にしてないっぽい。

久々にゆったりと眠れる

クマたちも大切な私の救済的存在。
いつもありがとう。


夏を満喫♪

2023年07月23日 23時39分18秒 | Weblog
10時に起床。まあまあよく寝た。
友達に手紙を書いたり掃除をして、近所のベトナム料理店にランチに行った。
ブンチャーセットがお気に入り。


米粉を使った麺は日本の素麺みたいで喉越しが良い。
酸味のある汁につけて食べる。
ハノイでも食べた。不味そうだけど美味しい。



春巻きも安定の美味しさだった。



夕方、巣鴨のとげぬき地蔵へ。


高岩寺にお参り。


境内にある洗い観音に水をかけ布でゴシゴシ。





そして商店街のマルジでパジャマと下着を買った。

(商店街で唯一トイレを貸してくれる優しい店で有名)




仏壇屋さんで松榮堂のお香(白川、堀川)を買う。




堀川が好きでずっとここで買い続けているのだが、今回は母おすすめの白川も買ってみた。




巣鴨を満喫。マインドがおばあちゃんである。

駅に向かうときに盆踊りに遭遇した。



みなさん、キレッキレ。
吉熊も頑張ってマスターしてた。


上野のFrancfrancでお買い物。

水筒は会社用(水用。他にもアイスコーヒー用を持っている)。
最近すっかり自販機で飲み物を買わなくなった。

タオルは吸水性の優れたやつ。
髪が早く乾く。2枚目。


マツキヨで化粧品をチビチビ買い、帰宅。

毛穴パテ職人、最強伝説。
デジャヴのアイライナーはとてもいいんだけど減りが早くて1ヶ月持たない。
ケシミンはたまに使うと効果を実感。


帰宅して「嗚呼、盆踊りってなんであんなに血が騒ぐのだろう」とネットで徘徊していたら、坂本龍一教授の「千のナイフ」の盆踊りの動画を発見して更に血が騒いだ!!
教授の曲で3本の指に入るほど好きな曲…!!




昨日は足立の花火、今日は巣鴨の盆踊り。もうすっかり夏を満喫している!
夏は苦手な季節なのだが、強い光の中で丁寧に世界を見つめてみると至極楽しい季節なのかもしれない。

明日からまた仕事。
金曜日に有給を頂いたので、明日は挽回してサクサクと進めたい。


足立の花火

2023年07月22日 23時58分23秒 | Weblog
10時に起床。
無気力で夕方までゴロゴロしてしまう。
無理もない。
昨日は早朝から深夜まで活動していたんだもの。

日が翳る頃、心療内科で処方してもらった薬をもらいに行く。
17年来の仲である薬剤師さんとぺちゃくちゃとお喋りをして、気分が晴れた。

今日は涼しいし、気分が晴れたので、足立の花火を見に行くことにした。
吉熊、浴衣が似合うよね。かわいい。


日暮里舎人ライナーに乗り、扇大橋駅で下車。
電車内から花火がすでに見えてて、テンションUP!



少し歩いて荒川の岸辺へ。
あちらに見えるのはスカイツリー。


花火を見るなんて何年ぶりだろう。




レーザー光線の演出が近未来的で、未知との遭遇を感じたよね。


東京で夏に行われる大規模な花火大会のうち、もっとも早く開催される「足立の花火」。
見るのは初めてで、行く前は「人混みはなぁ…」と億劫に感じていたのだが、さまざまな種類の美しい花火を味わえて行って良かったと心から思った。
大輪の花の迫力が瞼を閉じると蘇るぐらいには感動した。


ここで一句。


荒川に
轟く夏の
産(うぶ)の声


来年もまた見たい。


フィナーレのあと、急いで駅に向かうがすでに大混雑。



混雑がおさまるまで、すき家でニンニク牛丼を召し上がった。元気出た!

食事を摂ると元気になるという実感を会得した。


花火というと大塚愛。

大塚 愛 / 金魚花火


このMVが好きすぎてDVD持ってるはず(どこにあるかは不明)。

花火って色々な思い出を蘇らせる。
甘酸っぱいもの、黒歴史みたいなもの。
そんな儚い思い出たちが、花火の閃光のように舞い上がって散っていった。



長い一日

2023年07月21日 23時16分51秒 | Weblog
6時半に起きようと思っていたのだが5時に覚醒。その後も眠れず。
今日は病院に行く日なのだが、行きたくなさ過ぎてなかなか家を出られず。
ギリギリの時間に病院に到着。


相変わらず、駅から病院、そして病院内もナンパオ状態である。人の流れに身を任せて受付に到着。
今日は様々な検査をしたのだが、なかでも特筆すべきなのはMRIだろう。
トランス期のglobeみたいなテクノサウンドを20分ほど密室で聞くというね…。
ちょっとしたクラブを体験したのだった。
造影剤が入った瞬間もほんわかと温かくて気持ちいい。
寝不足だというのもあり、寝てしまった。
終わった後、技師さんに
「どうでしたか?」
と尋ねられたので、
「音が小室哲哉っぽくていいですね」
と言ったらわかってくれたのが嬉しかった。

MRI TK REMIXとかあってもおかしくないよね、みたいな。


会計を済ませたのが12時。

上野駅のたいめいけんでオムライスランチ。


平日限定のこのランチ、一度食べたかったんだよね。しかも科博の年パスがあるから100円引き。



年パスがあるので上野駅の改札を出て、今日も東京国立科学博物館へ!!



科博は建物自体も優美で好き。
特に螺旋階段。


お姫様ごっこが捗る。



日本館にいるヒグマの美しさといったら!


嗚呼、触りたい。モフモフしたいぞ。




忠犬ハチ公のはく製。
臓器は東大農学部にあるんだっけ。





先日は見なかった恐竜の化石もじっくり見られた。



勿論、はやぶさのカプセルもじっくり見てきた。
傷だらけのヒートシールドを抱きしめたい…。




うっへっへ~。




戦前からついこの前まで働いていた望遠鏡。

静かな佇まいのなかに実直な人柄(?)を感じる。



屋上にも行ってみた。


スカイツリーがよく見える。風が気持ちいい。

春や秋なんかは、ここでピクニックできそう。


コメダ珈琲へ。
今、素敵なキャンペーンをやっている。


ミニシロノワールを初めて食べた。
思っていたよりも軽い食感。美味しかった!




一旦帰宅して心療内科へ。


先日、五反田のプラネタリウムでもらった冊子をクマ医師に贈呈。


クマ医師はアルマ望遠鏡が好き。



今日も診察時間は30分越え。
じっくりと話を聞いてくれ、励ましてくれるクマ医師の尊さに脱帽。

処方変更あり
マイスリー、ソラナックス、パリエット、防風通聖散、ハルシオン、デパケン、酸化マグネシウム錠、ビオスリー。
※ソラナックス多め

ソラナックスを常時飲むように言われた。
駄目だったらまたクリニックに来てください、とのこと。


0時に帰宅。

長い一日だった。
(そのままバタンQ)


嫌なものは嫌

2023年07月20日 23時26分16秒 | Weblog
明け方、全身のかゆみで起きてしまった。
どうもユニクロのパジャマが原因っぽい。
裏地がちょっと硬くて前々から「チクチクするな」と気にはなっていたのだ。
あのパジャマを洗うときは柔軟剤を入れ忘れないようにしよう。(最近、節約志向が高まって柔軟剤の使用頻度が減った)

寝ぼけ眼で違うパジャマに着替えて再度寝た。


気温が35℃超えの日が続いていたが今日はそこまで上がらず。
仕事でほかの建物に行くとき、さほど辛くなかった。
小学生の頃の夏ってせいぜいこんな気温だったなと思いだした。
扇風機で乗り越えられたあの夏。


「限度額適用認定証」が届いた。
これをお守りにして病を乗り越える。
今年の夏は静かに熱くなりそう…。どうなることやら。


気持ち的についナーバスになっている自覚がある。
もう、自分のことしか考えないようにしようと思う。
病気になったことで、今まで自分は周囲に気を使いすぎてストレスを溜めていたことに気づいた。

これからはもっと楽に生きようと思う。

嶽本野ばら先生の「嫌なものは嫌」精神、発動!!






夕食は和幸のヒレカツ丼。
安定の美味しさ。
少し残してしまったので、明日の朝、食べよう。




明日も有給。
早起きして大学病院に検査に行く予定。
そして深夜の心療内科通院。
忙しい!

【今日のどんぐりブレスレット】


コレクションバザールというイベントで野ばら先生のグッズ販売があり、そこで求めた。

2019年04月14日 川の流れのように


今日はその主催者さんより連絡があり、とても嬉しかった。ありがとう。

嶽本野ばら先生のお陰で知り合えた方々はみんな優しい。
作家本人が優しいからかな。


はやぶさの帰還カプセル

2023年07月19日 22時13分47秒 | Weblog
有給取得。
9時に起床。

国立科学博物館へ。



はやぶさの帰還カプセルが来ているというので、行ってみた。


科博のサイト  「小惑星探査機はやぶさ 再突入カプセル」実物を常設展示します







…先月、相模原のJAXAで見たのに。
でも今回は撮影できる。
もう何度も見ているカプセルだが、撮影するのは今日が初めて。





背面ヒートシールドの焼け焦げた跡を見るといつも泣きそうになる。
大気圏再突入の際、3000℃の熱に晒されたときの様子がたやすく想像できる。



前面ヒートシールド。



電子機器ははやぶさの心臓。



そして、カプセルを地上に落下させる際に頑張ったパラシュート。
はやぶさ帰還の翌日、薄明りの中で仄かに白く横たわるパラシュートの画像を見たとき、なんて神秘的なんだろうとうっとりした。





このはやぶさの模型は渡辺謙主演の映画「はやぶさ 遥かなる帰還」に出てきたやつ。


そう、科博といったらイトカワのサンプルを顕微鏡で見られるんだっけ。
右隣のモニターでも見られる。
拡大したり回転させたりもできる。


キラキラしてて、とても綺麗。
1粒1億円との噂。



はやぶさの模型とカプセルの2ショット。





数々の苦難を乗り越えながらひたむきに生きたはやぶさは今の私にガツンと響く。
より一層、はやぶさ、はやぶさ2が大好きになった。

帰還の際にプロマネの川口淳一郎先生が詠んだ歌…
「まほろばに 身を挺してや 宙繚(そらまと)う 産(うぶ)の形見に 未来必ず」
川口先生のはやぶさへの想いがぎっしりと詰まっている歌だ。




他の階もチラ見。


青い蝶々を見ると「ヘルタースケルター」を思い出すのは私だけ?





様々な動物を一気に俯瞰できるコーナー。




色々な動物のはく製があったが、やっぱりクマさんが一番好き。
テッドに似てない?


科博、最高。たぶん一日いても飽きないと思う。
3回行けば元を取れる年パスを買ってしまった。
これでいつでも来られる。


くじらに見送られて上野駅を目指す。



上野駅のアトレに入っている「みはし」でクリーム白玉あんみつを食べた。
無限に食べられるほど美味しい。
科博の年パスを提示したら無料で白玉を2つ追加してくれる。神対応すぎる。



平日なので並ばないでテーブルに案内された。



本日のメインイベントは税務署で医療費控除の確定申告の修正。
無事に終えて帰宅。
疲れてしまい、少し横になるが、スーパーに買い物にいかなくてはと思い、再び外へ。

スーパーに行く際に遭遇した猫にゃん。
昼寝中だったのを起こしてしまった。ごめんね。




ヲタ活もできたし、税務の件も片付いたし、充実の有給休暇だった。
風邪もだいぶ治ってきたので明日は仕事を頑張るぞ!!


夏風邪

2023年07月18日 23時41分59秒 | Weblog
今朝、マスカラを塗っているときに、まつ毛がロン毛になっていることに気付いた。
緑内障の目薬の副作用でまつ毛が長くなると眼科医に言われたときは半信半疑だったのだが。

見たくないものは見にくくなるし、緑内障もなかなか悪くない。


朝から気温が30℃超え。
首元を涼しくするべく髪をポニーテールにした。
出勤して空調が効いている職場に着いてしばらくしたら鼻水が止まらなくなり、風邪を引いたのだと自覚した。
やっぱり首をむき出しにすると風邪を引くんだよな…。
くしゃみが止まらないので。周囲に配慮するべくマスクを着用(巣鴨で10枚100円で買った派手な柄のマスク)。
もうマスクをはずして4ヶ月。
久しぶりのマスクは息苦しさを伴うが鼻水が隠れるので助かった。
ちなみに熱は35.8℃。安定の低さだ。日中の外の気温39℃より遥かに低い。


アンクルジョンがストナを買っておいてくれたっぽい。
ありがとう。気が利くなあ。
10年ぐらい、風邪薬といったら我が家ではストナ。
喉が渇く副作用があるが、鼻水が一発で垂れてこなくなる。




夕食は王将の天津炒飯。
甘酢たれ(無料で多めにできる)。
ふわふわの卵とたれの甘酸っぱさが食欲をそそる。
食べたら元気が出た!!

暑いうえに風邪を引いているというのに、食欲は旺盛。
亮子の七不思議。


風邪、明日には治っていますように。