世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

目黒日和 2

2010年02月28日 22時20分06秒 | Weblog
目黒ったら、アレだ、城。目黒のラブホテル、「目黒エンペラー」。

1973年にできたホテルで、日本のラブホテル史上の記念碑的な存在とされている。
ディズニーランドのシンデレラ城よりもこの城の方が私は好き。街並みにひっそりと馴染んでいながら、でもどこか哀愁のある目黒エンペラー。バブル期を通して、様々なカップルを見てきたのだろうなあ。趣きがある。

続いて、東京都庭園美術館へ。
朝香宮邸として1933年(昭和8年)に建てられた建物を、そのまま美術館として公開したもの。戦後の一時期、外務大臣・首相公邸、国の迎賓館などとして使われていたが、建設から半世紀後の1983年(昭和58年)10月1日、美術館として新しく生まれかわった。
外観は殺風景なのだが、中はアールデコ三昧!!






今日は時間が無かったので、庭園のみの散策。






吉熊、危ない。
食べられちゃうぞ!!


このお尻は誰のお尻?


あなたのだったのね。


梅の良い香りが辺りに漂っていた。







葉牡丹。
雨の雫がぷるるんと輝いていた。


椿。
縁起の良い花ではないけれど、けっこう好き。


かくれんぼ。
椅子の背もたれにて。


木登り。


鬱蒼と茂る木々の間を「つながりうた もりのおく」を熱唱しながら歩いた。
誰もいなかったので。

遅い時間だったので、本当、誰一人ともいなかった。
公園貸切状態!!わ~い。


もう18時だというのに、まだ明るい。
もう春なんだなあ。


さて、明日から弥生。
来週も頑張っていこうぜよ。
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目黒日和 1

2010年02月28日 21時44分53秒 | Weblog
目黒雅叙園へ。
百段階段に飾られている雛人形を見てきた。

雅叙園には超久々の入場。ここは昭和3年創業の結婚式場。
百段階段は2009年3月16日に東京都の指定有形文化財に指定された、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築だ。
詳しくはhttp://megurogajoen.co.jp/introduction/about.html

長蛇の列!最後尾の案内の人に尋ねたら、30分待ちだとのこと。まあ仕方ない、と思って並んだ。その後、巨大エレベーターに乗り、到着。


ここからは写真撮影禁止。



今回の会場はケヤキの板材でつくられた99段の階段廊下をもつことから「百段階段」と呼ばれ、階段廊下の南側には7つの部屋が連なっている。どこの部屋から入場しても良いとのことだったので、比較的空いている最上階から攻めた。99段を登りきるころにはゼイハアゼイハア…。ツアー観光客のオバサマの方が元気そうなのは気のせいか。

雛人形も素敵だが、各室内にある螺鈿細工の施された柱や組木障子、天井画も見もの。
さすが、昭和の竜宮城の呼ばれていただけある。
気分はすっかりお姫様。

今回の展覧会では、日本全国にある雛文化の中から、非常に贅を尽くしたものが多いといわれる絢爛豪華な山形の雛を中心に展示されていた。山形の由緒ある雛人形と、江戸文化の様式美を今に伝える「百段階段」の美の競演に圧巻させられた。

古くから伝わる雛人形たちはとても可憐で愛らしかった。多くの想い大切に伝えてきた魂が宿っていて溜息ものであった。薄暗い室内、「歴史」が雪洞の灯火によってほんのりと浮び上がる様子に、ココロの洗濯ができた気がした。
五人囃子が雅楽の笙や琵琶を持っていたタイプのものもあり、大変興味深く鑑賞した。

相当混んでいたが、一見の価値はあると思う。

お庭の梅もほんのり咲いていた。

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恋はするものではなく、落ちるもの

2010年02月27日 23時02分29秒 | Weblog
マイミクみな殿にバトンをいただいた。
みな殿が過激なタイトルになさっていたので、自分も大胆に。
ではいってみよう!!

○お名前は?
●亮子

○年齢は?
●32歳

○友達にはなんて呼ばれる?
●亮子さん、亮ちゃん、亮子ちゃん、亮子姫、りょうこっこ

○恋人は?
●「恋人を持たず、作らず、持ち込まさず」(非恋人三原則)

○自分の性格を5つあげてください。
●不器用
●頑固
●自分大好き
●マイペース
●面倒臭がり

○一週間を簡単に紹介してください。
●月火水木金は労働で土日は休み

○理想の異性像を5つあげてください。
●眼鏡
●インテリ
●寡黙
●柔和
●美

○恋人は年上がいい?年下がいい?
●べつにどうでもいい。

○ナンパで連絡先交換ってする?
●黙秘。っていうかナンパされない。キャバ嬢の勧誘ならばたまに。

○今1番なにしたい?
●温泉に入りたい。

○今1番なにがほしい?
●マンション

○男友達・女友達どっちが多い?
●殿方かな。

○よく遊ぶ場所ってどこ?
●池袋

○思い出深い男女の喧嘩話おしえてください。
●デートに弁当を作るように依頼され、拒否ったら怒られた。
(嫌々作ったものを食した彼は食中毒になった。)

○禁断の恋って経験ある?
●禁断って何?

○奇跡に助けられた経験ある?
●2000年くらいに。

○あなたの胸キュンポイントは?
●意外性

○あなたがこれ言われたら一発で落ちる 口説き文句って何?
●「亮子ちゃんの影響で、僕もクマ好きになっちゃったよ」

○昨日の夕食はなんでしたか?
●モスバーガー

○最後に電話で話した人は?
●母ヨーコたんとクマパパ

○最後に来たメールは誰から?
●妹・芋子

○ここだけの話…
●サンシャイン牧場、疲れた…。
今日から畜産でアルパカを育て始めた。

○あなたの宝物ってなに?
●吉熊

○今なんか音楽聴いてる?
●NHKドラマ「ハゲタカ」のサントラ
「ハゲタカ」 サントラ Hagetaka 'The Vulture' OST


○今、会いたい人って誰?
●小室哲哉さま

○ついつい熱中しちゃうことって?
●林真理子先生の小説を読むこと

○3度の飯より○○○がスキ。
●クマ

○誰にも理解されない趣味ってある?
●クマ
 
○「あと3日で死にます」さて3日間なにして過ごす?
●尾道に吉熊と芋子と旅行、その後京都に寄り舞妓コスプレ写真を撮影、祇王寺をぶらぶら。最終日は実家で過ごす。

○正直忘れられない恋がある。
●あれもこれも。イイコトだけを繋ぎ合わせて、過去を回想するのっておもしろい。

○部屋は綺麗ですか?
●カオス

○ワンナイトラブ経験者?
●ない。

○ピアスはあいてますか?
●あいていない。痛いのが怖い。イヤリングで満足。

○1番最近泣いたのはいつ?なぜ?
●「歴史秘話ヒストリア」小林多喜二の特集

○愛用の香水は?
●NINA、ETERNITY、尾道オードパルファム、BURBERRY BRIT SHEER、STILL、BABY DOLL、Cherry Blossom

○あなたの自慢ってある?
●足首はよく褒められる

○今でも悔やみきれない選択ミス経験ある?
●ない。

○願いが1つだけ叶います。なにかなえる?
●家族がいつまでも健康でいられますように。

○スキな映画は?

邦画
「下妻物語」「ふたり」「さびしんぼう」「転校生」「野ゆき山ゆき海べゆき」「東京日和」「砂の器」「(ハル)」「ハゲタカ」「雨よりせつなく」「コスメティック」「夕凪の街 桜の国」「禅 ZEN」「櫻の園」「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」「愛のコリーダ」「さよなら、こんにちは」「バタアシ金魚」「十二人の優しい日本人」「僕らはみんな生きている」「四月物語」「冷静と情熱のあいだ」「ザ・中学教師」「白い手」「少年時代」「おくりびと」「歩いても歩いても」「誰も知らない」「幻の光」「キッチン」「毎日が夏休み」 「ハチ公物語」「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」「独立少年合唱団」「八月の狂詩曲」「濹東綺譚」「裸足のピクニック」「おもちゃ」「子熊物語」「東京物語」「沈まぬ太陽」

洋画
「ラストエンペラー」「マレーナ」「アメリ」「ピアノレッスン」「シックスセンス」「エリザベス」「エリザベス ゴールデン・エイジ」「スウィートノベンバー」「白い婚礼」「ライフ イズ ビューティフル」「ブラス!」「恋に落ちたシェークスピア」「マリーアントワネット」

アニメ
「ドラえもんのび太と鉄人兵団」「時をかける少女」「秒速5センチメートル」「サマーウォーズ」「クレヨンしんちゃん 戦国代合戦」「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」「あらしのよるに」 

○1番最近見た夢は?
●クマと同居

○お風呂スキ?
●大好き。でも入るまでが面倒。

○運転席派?助手席派?
●車酔いするから、自動車は嫌い。

○理想のデートってどんなん?
●お花見、公園の池のボート(白鳥のアレ)に一緒に乗る。

○思い出の曲を3曲教えてください。
●I'm proud(華原朋美)
●DEPARTURES(globe)
●あなたのとりこ(シルビー・バルタン)

○今だから言えること。
●ごめんね(いろんなこと)

○何フェチ?
●眼鏡フェチ

○酔っ払うとどうなる?
●ご機嫌。そして泣く。

○最近1番あせったことは?
●昨日、部長に頼まれていた仕事を忘れそうになった。

○結婚したい?
●したくない。集団行動、苦手。一人が好き。

○マイミクの中で結婚してもいい人いる?
●どんな人でも私とは無理だと思う。集団行動、できないし。

○異性にこれだけは守ってって事は?
●ステディな関係にある異性という設定だろうか?
まあ、人に迷惑をかけないということぐらいかな。
 
○今一番困ってることは?
●右の肩甲骨が凝っていること

○最近興味があることは?
●死刑(絞死刑)について
絞首刑の解説ビデオ(グロ無し)


○ぶっちゃけ腹ませた?身ごもった?
●いいえ。

○近親相姦の経験ある?
●ない。

○明日の予定は?
●お出掛け
 
○明日は何時おき?
●わからん。

○1日の中で一番幸せな時間は?
●仕事後の一服

○ぶっちゃけ惚れやすい?
●恋はするものではなく、落ちるもの…ふふふ。

○今誰かに惚れてる?
●自分以外の人にあんまり興味が無い

○言葉を理解するわけもないペットにひたすら話しかける?
●ペット、いない。同居クマ・吉熊にはよく話しかける。

○こんな人間になりたい!!5つあげてください。
●雨ニモマケズ 風ニモマケズ
●雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ
●慾ハナク
●決シテ瞋ラズ
●イツモシヅカニワラツテイル
サウイウモノニ
ワタシハナリタイ

○若いからこそできたことってある?
●無駄遣い。

○バトン終わったらなにする予定?
●お風呂かな。

○死ぬ前にみんなに言っておきたいことある?
●ありがとう。さようなら。

○次の週末はなにする予定?
●なんだろう。

○人生楽しいですか?
●今が一番楽しい。

○最後の晩餐は何が食べたい?

母の作るもの:グラタン、クッキー、オムライス、春巻き、メンチカツ、ミートスパゲティ、ハンバーグ、餃子、伊達巻、しょっぱい御新香、クリームシチュー、御粥、おじや、海老と葱が入った玉子焼き、ピザ

その他:正嗣の餃子、アンジェリーナのモンブラン、セブンイレブンの肉まん、尾道の朱華園の中華そば、広島駅ビルの「麗ちゃん」のお好み焼き、チーズかまぼこ、ままかり、イワシの酢漬け、焼きとうもろこし、ポリンキー、チーズビット

○もーすぐバトンおわるね!!
●長いね。

○このバトンの感想は?
●真剣に返答してしまった。

○最後にスキな人の名前言っとく?
●小室哲哉さまぁ♪

○お疲れ様でした。次の餌食を5人お願いします。
●餌食って…。


お時間ある方、どうぞ。
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我が身に奇跡を

2010年02月26日 23時04分02秒 | Weblog
怒涛の一週間が終了!!
今週は忙しくて長いという最悪のパターンだった。
でもまあそれなりに充実していたから良しとしよう。

今朝は、取引先の業者さんが挨拶にやってキタ。
彼とはもう10年ぐらいの付き合いだ。
出会った頃よりも、年々髪がふさふさしてきているのはなぜだろう。
アパレルメーカーの人なので、なるほど、着用している洋服は洒落ている。
不景気のことを話しながら、ふと、そんな違ったことを考えていた。

前半は予算の仕上げ、午後は支払いの締め…そう、今日は2月の最終営業日だった。
まだ26日なのに、もう月末だなんて早すぎ。
来週は、もう弥生だってさ。
このペースでいったら、年末なんてあっという間に来てしまうのではないだろうか。
来年は33歳。
吉熊上司やタイスケくんに「おばさん」と連呼されている私に、もうこれ以上、歳を重ねないで!神様。
今日来た業者の営業マンの毛髪量のように、我が身に奇跡を起こしたい。

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春一番

2010年02月25日 22時53分17秒 | Weblog
春一番が吹いたそうだ。なるほど、今日は暖かかった。
帰り道、先日までの寒い日とは明らかに違う空気の匂いを嗅ぎながら、そう思った。埃っぽいような重いような匂い。

予算作成、大詰め。吉熊上司が調整の指示を出して、私たちは受け持つ科目をひたすら直す。
今回、一番大変だったのは、旅費交通費だった。元々は後輩男子タイスケくんの受け持つ科目だった旅費交通費。ずっと私が担ってきた消耗品費や雑費などのように勝手がわからぬ。扱いがわからないのでずっと可愛く思えなかった。できることならばタイスケくんに逆輸入したかった。まるで「みにくいあひるの子」扱いの旅費交通費。お母さんアヒルの私は、大変だった。
でも嫌がってばかりでも仕事は終わらぬ。吉熊上司からヒントをいただき、くらいついた。私の出来の悪さにだんまりしてしまう吉熊上司にショックを受けながら、昨日ようやく完成できた。
「やればできるだろー?な?」
という吉熊上司の言葉は、春一番のように緊張の空気を緩ませた。
ああいう風にやればピボットを組めるんだ、という新たな知識を得られた。

この春で入社丸10年。今の部署に来て丸9年。
吉熊上司は9年も私の面倒を見てくださってる。当時から会社の数字は彼が管理している。
私と吉熊上司は10歳差。ということは、今の私の歳は、あの10年前の吉熊上司の歳と同じ。32歳。信じがたい。

明日は予算の最終調整。
頑張ろう。
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「たったひとりのあなたへ~『蟹工船』 小林多喜二の伝言~」

2010年02月24日 23時59分25秒 | Weblog
会社のロビーに生けられた今週の花。
私の大好きなピンク色のガーベラだ。

昼休み、ロビーに設置された自販機に行く際、写メでパチリ☆
そんな私に、他部署のオサーン社員たちは、
「よ!今日も元気そうだね」
などと声を掛けたりする。

喫煙所では先輩紳士がまたもや不思議な煙草を吸ってらした。

先日はカフェオレフレーバーの煙草だった。
レアな煙草…いったいどこで購入するんだろう。


ちょこっと残業をし、帰宅。
NHK歴史秘話ヒストリア」という番組で、小林多喜二が特集されていた。

私が初めて人の遺体を写真で見たのは、社会の教科書に載っていた小林多喜二のものだ。
拷問の末に亡くなった彼の死体を多くの仲間が取り囲んで見ているあの写真。
白黒の悲しい写真だった。

大学時代の夏休み、ゼミのレポート提出にあたって彼の作品「蟹工船」を読むことになった。重くて苦しい内容だった。その年の夏はずっと暗いものになってしまったのを覚えている。暫くは家にあるカニの缶詰を見る度に「プロレタリア…」と呟いてしまうぐらい、あの頃、お気楽極楽な学生生活をしていた私には強烈すぎる作品だった。

発表から80年が経過した今、雇用情勢の悪化に伴って「蟹工船」が再びブームになっているらしい。
昨年は映画にもなった。

今日の番組では多喜二の生い立ちから死に至るまでと、今、なぜ「蟹工船」がベストセラーになっているのかということを取上げていた。
思想弾圧の中、自分の主張を曲げることなく社会的弱者を救うために書き続けた多喜二。
酌婦との悲恋話や母子の絆、拓殖銀行のエリートバンカーだったこと、そして社員旅行で楽しそうに写っている多喜二の様子など、大変興味深く観た。そして、号泣。

最近は部長交代があり、だいぶ社風も変わったが、でも自分は会社に宦官されたんだと僅かながらに感じることがある。
社長の言うことは絶対で、「労働者の権利云々なんて考えていません。働けるだけありがたいです」というように、権力に過剰に服従。まるで中国の宦官を施された官吏の精神で働いているところがある。
私に宿っているそんな精神を差し引いても、会社に反旗を翻すことは恐らくこの先、ないと思う。仕事は大変だけれども、ロビーに生けられている花を愛でたり、喫煙所で紫煙をたゆらせながら談笑をする生活が私はやっぱり好きなのだと思う。イヤナコトとイイコトの均衡が上手くとれている毎日だ。給与面では同僚たちと「少ないですよねえ」と話しながら、でも心の中でどこか諦めている。「自分に何ができる?」と自問すると、まあこんなもんかなあ、と。

「蟹工船」を意識せずに生きられることに、感謝せねばならない。
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「星守る犬」

2010年02月23日 22時21分06秒 | Weblog
心療内科デー。

先日買ったままだった「星守る犬」を読了。短い話だったが、途中、何度も泣きそうになって本当に困った。リストラ、熟年離婚…現代社会に存在する様々な要因が犬・ハッピーの環境を変えていく。
ハッピーと、いつも散歩に連れていってくれた「おとうさん」の絆は変わらない。最初で最後の二人旅。その絆は深まり、そして…。
思い出しただけでウルっとくる。これからコンタクトレンズが乾いてきたら、あの漫画を思いだそう。
タイトルの「星守る犬」の「守る」は「じっと見続けてる」という意味。決して手に入らない星を物欲しげにずっと眺めている犬のこと。慣用句で「高望みをしている人のこと」を指すらしい。


心療内科の待ち時間は1時間!ここんところ、待ち時間が短くて嬉しい。下手すりゃ22時に薬局を出る日もあるもんなあ。平日に3時間近くも待たされるのはちと辛い。

今日のクマ医師はしつこかった!
そろそろパキシル断薬モードに入っているらしく、私の自己評価UP大作戦に出たと見た。

「忙しい時に苛立つことは誰でもありますよね?」
という問い掛けに、判断つきかねて黙っている私。
そうするとクマ医師まで黙ってしまう。
そして、私を見つめてる!

照れるじゃないか。

で、余計にだんまり。
クマ医師もだんまり。
これじゃ、『全日本だんまり大会関東甲信越ブロック決勝戦』みたいになってしまう。
仕方がないので
「そうですねー」
と、とりあえず返答。
さっきから、気づけば「そうですねー」しか言ってないじゃん、私。

それにしても、私ったら高望みしすぎてるのだろうか。
だから自分の未熟さに苛立ったり焦ったりしてしまうのだろうか。
でも諦めるのは嫌。
このジレンマがココロに疲弊をもたらしてしまってるのか。

「あなたの能力はここまでです。それ以上は望んではいけません」
「このぐらいできたら上等だよ。いいじゃん、このぐらいで」
と言われて
「はい、そうですね」
と引き下がれるほど、私は素直で聞き分けの良い人間ではない。
そうは言っても自分の能力はそれほどでもなく…。
まるで「星守る犬」みたいだ。

この件は恐らく長期的な視野をもって考えていくべき課題であると思う。

次回、2週間後の心療内科デーまでに私が取り組むべき短期的な課題は、「忙しくなって苛々したら、なるべくゆっくり話す」ということだろうか。
苛立つと言葉尻がきつくなることは自覚している。その後の自己嫌悪がひどい。クマ医師に相談したら、上記のようにアドバイスされた。

星守る犬、…ならぬ「星守るクマ」の私は、星のようなクマ医師の言葉を信じるしかないのかもしれない。


処方変更なし
パキシル、パリエット、マイスリー

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マスオのぼやき

2010年02月22日 22時41分50秒 | Weblog
22年2月22日
にゃん×5の日。
今日は後輩男子タイスケくんの誕生日だ。27歳になった。ヤングだなあ。ナウなヤングにバカウケだなあ(死語三連発!)。おめでとう、タイちゃん。

今日も予算作成に勤しんでいた。午前中は諸々のことをして、午後からは予算、予算、予算…。
でも昼休みに、後輩女子Cちゃんから大阪&奈良のお土産をいただいた!


たこやん(チーズと餡のお菓子)


せんとくん煎餅!
強烈すぎる。せんとくん。



後輩男子タイスケくんは見た目はイケメンなのに、内容はカツオ。一言多いのである。タイちゃんは私をカツオみたいだと言う。カツオの押し付けあい。もう、どんだけ嫌われてるんだ?カツオ。
カツオといえば、昨夜のサザエさんには参った。あれ、全米が泣いた…と思う。
三話目。
「マスオのぼやき」
先週マイミクゆざわちゃん殿の日記で、来週のサザエさんのタイトルが気になるという旨が記載されていた。「マスオのぼやき」、こりゃ気になる。
何をぼやくのだ、マスオ。あんな大人しそうな顔をして。
ついでに微妙に私好みだ、マスオ。眼鏡とか。

寄り道好きな私を、世界らん展会場から真っ直ぐ帰宅させるぐらい、そのタイトルは強力であった。実は忘れないように手帳に「サザエ」と記載もしていた。

やはり、自身が置かれた境遇を嘆くものであった。妻の親及び妻の弟妹との二世帯同居生活がただならぬ気苦労を与えるということを知った。しかも、妻が実家に帰っており、にわか独身生活を堪能し、また財布の紐を握ることになった同僚アナゴ君への羨望が己の立場を益々やるせないものにしていった様子とかマジで泣けてくる。
すき焼きを食べれば義父母や義弟義妹に気を遣ってなかなか肉にありつけない、横になっていれば妻に「掃除をするからどいて」と言われ、「ここはどうだ」と廊下に身を置けば義母に「ここで布団を干そうとしていたんですが」などと言われてしまう。風呂も順番制であるからに好きな時間に入れない。そんな時、にわか独身のアナゴ君を想像し、「アナゴ君はいいなあ」とぼやくマスオ。
観ていて非常に切なくなった。
オチは、いくら自由な暮らしをしているアナゴ君だけれども、結局は自分で後片付けもしなくてはならない。それに比べれば、自分は妻に優しくしてもらえることもあるので良くね?というものだった。

まあ人の価値観はそれぞれだから何とも言えないんであるのだが、私はできないなあ、あのような生活は。一日で破綻だろうなあ。
常々、妹との会話で「磯野家に生まれていたら、うちらさぁ絶対グレてたよねー」と話している。わりと自由な家に育ったので、やはり磯野家には窮屈さを感じてしまう。だいたいあの波平が生理的に嫌い。すぐに怒るし。怒鳴れば良いと勘違いしている。そこがいけすかない。彼とはジェネレーションギャップの他に、何かか普遍的且つ永久的に埋まらない溝みたいなものを深く感じてしまう。交わらないレールというか。

嗚呼、サザエさんについて熱く語ってしまった。

残業後、帰りの電車内。
後輩女子Cちゃんと私のぼやきは一緒だった。

「疲れた…」

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「人形を旅行へ」事業が話題に、チェコ版「マネーの虎」から誕生。

2010年02月22日 22時22分22秒 | Weblog
こんなニュースを発見。

「人形を旅行へ」事業が話題に、チェコ版「マネーの虎」から誕生。

トイ・トラベリング社へぬいぐるみを郵送し、それを受け取ったトイ・トラベリング社がチェコ国内の観光名所にぬいぐるみを案内、各所でぬいぐるみの記念写真撮影を行い、そのデータをCD-Rに収めて持ち主に郵送するという流れである。

これは面白い。
でも、その間、ぬいぐるみと離れ離れになり、やきもきするのは耐えられないと思う。
一緒に寝ないと眠れないし。

吉熊に、
「吉熊も参加したい?」
と尋ねたら、
「嫌だ」
と返答された。

まだまだ私にべったりのお子ちゃまクマだ(ニヤニヤ)。



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世界らん展の中心で吉熊が叫ぶ 2

2010年02月21日 19時20分13秒 | Weblog
花の香りに導かれて、世界らん展、再び。
今週も行ってきた(先週の様子)。開催が今日までなので、昼過ぎに思いきって東京ドームへ。また一年待つのは耐えがたかった。これが見納めだと思い、今日は先週以上に気合いを入れて鑑賞。既にどの位置にどんな種類の花が咲いているということは分かっていたので今日は先週以上に楽しめた。
綺麗なもの、美しいものは見飽きることがない。できることならば、ずっと見ていたい。
やはり自然の摂理に抗うことは難しいらしく、一部分の花は傷みが出ていた。しかし、大部分は先週と同様に美しさを放っていた。


假屋崎省吾先生の作品。
奇抜だった。
ラヴ、たくさん。


牛車!!


風車も回転!!


花弁に何かが施されている!!


前回、時間が無くて撮影できなかった分も撮影できた。













今日、一番気に入った写真。


二番目に気に入った写真。ワビサビって感じ。


三番目に気に入った写真。サワサワしてて気持ちよさそう。


その他、気に入った写真。














私と妹・芋子の様な蘭。
仲良しこよし。


TM NETWORKの「Self Control」のジャケットを思い出してしまった。












ヤナセの自動車
大賞副賞車


先週はなかった米倉涼子の蘭
洗練された女優って感じの蘭だった。


ディスプレイ部門で際立っていた作品


こういうのがあったら撮ってしまうわな。クマ。


吉熊、今日はこの蘭が気に入ったもよう。


蘭に囲まれて記念撮影♪
自分大好き☆
合図が「はいチーズ」ではなく「らんらんらん」だった。


17:30、
名残惜しい気持ちを殺し、泣く泣く退場。
でも存分に楽しめたからいいか。
また一年後、蘭の華麗な姿に逢えるのが楽しみだ。

またね♪


らんらんらん♪
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『第2回さいたま市与野本町コミュニティセンターまつり』

2010年02月20日 23時31分01秒 | Weblog
夕方、(劇)レインボウ城!さんのお芝居を観に与野本町へ。以前、友達が住んでいて何回か上陸をしたことがある与野本町。駅ビルのスーパー・与野フードで酒やら食べ物を買い、家飲みをしたっけ。
与野本町へ行くには埼京線を利用するのだが、埼京線は高いところに線路があるので眺めが良い。

駅から徒歩3分の与野本町コミュニティーセンターへ。


職場の先輩が在籍している(劇)レインボウ城!さんの芝居を初めて観たのは2003年の夏だった。池袋に用事があり、「そういえば、この辺でやるっていっていたなあ、先輩。行ってみようかな」という軽い気持ちで観たら、ハマってしまった。ああ、芝居ってこんなに楽しいんだなって思った。あれからほぼ皆勤賞な私。すっかり城の虜になってしまった。

いつもは後輩女子Cちゃんか妹と来るのであるが、今日は二人とも用事があるらしく、私一人、いや吉熊と参城。

『第2回さいたま市与野本町コミュニティセンターまつり』

今日は三本立て。

「悪魔のひな祭り」
キタコレ!虹色コメディ。初っぱなから笑いっぱなし。娘の成長を願いつつも、その成長をどこか寂しく思う男寡婦の父親の気持ちが上手く表現できていた。娘に良きひな祭りの思い出をと画策し、親戚を巻き込んむ父親がお茶目だった。
♪たらちねの~という短歌(?)で踊るシーンが良かった。


「絶対霊感」
数年前に観たことがある。好きな作品。シリアスな内容かと思いきや、裏切られる。ホラーコメディというジャンルを初めて知った。
詩織と瞬の回想シーンで「パガニーニの主題による狂詩曲」が流れていたのが嬉しかった。


「ルームメイト3-戦国同居人、かくなる上は!-」
栃木弁、炸裂。イントネーション、あれ、完璧だべ。栃木出身で栃木訛り検定試験1級の私が言うんだから本当。


今回は小さい会場だったので、熱気溢れる役者さんの演技を間近で観られた。いつもは遠くから眺めるように観ているんだが、これからはなるべく前の方の席に座ろうと決意。

帰り際、前野ハトゥーン姫と挨拶を交わすことができたし、先輩紳士と会話もできたし、良い一日だった。先輩紳士は会社の先輩で、喫煙所仲間でもある。いつも珍しい煙草をくれたり蔵書を貸してくださるジェントルマンだ。

今回も事前にDMをいただいていた。
そこにはちゃんとクマの絵が!!!!!!
このようなお気遣い、とても嬉しい。


毎回、痛快で、でも帰り道に考える宿題を与えてくださる(劇)レインボウ城!さんの芝居。コメディであそこまで訴えることができるなんてスゴいと思うし、どの作品もオリジナルっつーのが信じられない。伏線の張り方とか秀逸。

次回の公演も楽しみにしてる。


明日も与野本町コミュニティセンターで上演するので、お近くにお住まいの方は是非。
オススメです。



今夜はラフマニノフを聴きながら寝よう。
青いバラ ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
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生の証~ブログを開設して丸5年~

2010年02月19日 23時40分40秒 | Weblog
気づけば、このブログを開設して丸5年が経過していた。
風邪引いて会社を休んだ2005年2月17日。
大学時代からの友達・潤一殿がやっているブログというものに興味を示し、gooを徘徊していたら、いつの間にか自分のブログを開設していた。我ながらスゴい経緯である。どんだけ機械音痴なんだろう、自分。もしも、潤一殿がYAHOO!ブログを使用していたならば、私もきっとYAHOO!ブログに住まいを構えていたかもしれぬ。

毎日書く。
とりあえず書く。
鮪は泳ぎ続けていないと死んでしまうらしい。
今の私にとって毎日を記録することは、鮪のそれである。

書き終えると、とりとめのない一日が極彩色を帯びる日もあれば、反対に「これはアップできないわな」と書いたものを保留にし、代わりに差し障りのないことをちまちまと書くこともある。それでも自分が生きたという事実に変わりはない。このブログの主旨はいつの間にか「生きた証を残すこと」になった。自分が死んだら、何も残らない。私がいたという事実も風化してしまう。いつの頃からか、そのことがちょっとだけ怖くなった。だからネットの端っこの小さなスペースを使って、私という人間がいるということ、…いたことを残しておきたかった。


初めてブログに記事をアップしたときのことはまだ覚えている。私の思っていることが世界中の人の目に触れ得るという興奮が全身を覆った。

当時流行っていた小説「世界の中心で愛をさけぶ」からブログタイトルを拝借した。仮称として。そして家にいたクマの縫いぐるみ・吉熊を主人とした。まあとりあえずという気持ちで。

そんな軽い気持ちで始めたブログが5年も続いた。
5年ったら、足し算を知らない子が時速と時間から距離を導き出せるぐらいの学力を得る年数ではないか。長かったような気もするし、短かったような気もする。毎日、よく生きたと思う。

当時27歳だった私は、32歳になった。
できるようになれたことは、果たして増えたのだろうか。可塑性の収縮に歯止めを掛けられているのだろうか。
今日の予算の進捗を考えるとげんなりしてしまう。

でも、いいんだ。

絶対に仕上げてみせっからね、旅費交通費!(降参したら後輩男子タイスケくんに土下座をしなくてはならないらしい)


初めてブログをアップしたときのあの気持ちを思い出し、新鮮な気持ちで明日も明後日も生きていこう。


6年目の亮子&吉熊も宜しくお願い致します。
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ウナギのお土産

2010年02月19日 23時14分55秒 | Weblog
後輩女子Cちゃんと隣の部署のTさんとで退社。

Tさんは、今夜、長野の実家に帰省するらしい。
お父さんはウナギや魚介類が好きとのこと。

電車内で、
「お父さんにお土産を買って行きたいんですが。この辺にそのようなお店、ありますかね?」
と訊かれた。

私の家の近所に有名なウナギ店があることを思い出した。
私はそこで食したことは無いのだけれども、テレビにも出る有名店なので美味しいのでは?ということで、途中下車して、Tさんとウナギ店へGO。

ウナギ店の奥は飲み屋になっている。
ビール片手にオジサマたちがワイワイガヤガヤしている赤提灯のお店だ。
中クラスのウナギ弁当を注文して焼きあがるまで、二人で中の様子を観察。
中からは美味しそうなウナギの蒲焼の匂いがしてきた。
今度、Cちゃんやタイスケくんと一緒にここで飲もうという話になった。

ホカホカのウナギ弁当を持って、Tさんは長野へ帰った。
お父さん、喜ぶだろうか。
厳寒の長野で繰り広げられる父と娘の会話を、あたたかい気持ちで思い描いた。
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脳味噌、筋肉痛

2010年02月18日 22時55分42秒 | Weblog
雪、キター!
吉熊を連れて出勤。昼休みに会社に隣接する公園で吉熊を遊ばせたかった。昼食は早く食べ終えることのできるカレーにしよう、など考えながら電車に揺られた。
滔々と天から舞い降りる雪にバッグの中の吉熊もさぞかしときめいていただろう。
しかし、昼前から急に暖かくなり、雪は見る影もなく消失。朝のあの白さは幻だったのだろうか。

出張前の社長が溜まった稟議書にサインをしてくれた。午後は膨大な量の書類を処理した。各部に稟議書の写しを配布し、着席したとき、目の前の吉熊上司から予算のことでクレーム、キター。

過年度の数字、少なくても5年ぐらい前に遡って数字を作るようにとのこと。
…来年の予算作成時に思い出せるようにここに書いておこう…。

久々にロングステイ(残業)。
「今日、アナタ、会社に泊まるんデスカ?」
と、●●●ィ~(部長)。むしろ泊まりたい。明日、今までの進捗を忘れてしまうのが怖かったから。福利厚生費、謎が多すぎるぜ。

「アナタが泊まるんならば、ワタシも泊まりますよ」
とニヒルに笑う●●●ィ~。優しいじゃん。しかし、そう言いつつも、バーバリーのトレンチコートを颯爽と羽織りはじめるでないか(外国人のような体つきの彼はバーバリーのトレンチコートが似合う)。
嗚呼、帰っちゃうのね、と思っていたら、着席した!座っちゃった!なに?その我々が帰るのを待ってるっぽい雰囲気は!?

「帰りまショウ」
と●●●ィ~が言うもんだから、後輩男女と共に退社。キリが悪い。今宵、福利厚生費の数字が夢に出てきそう。

次期社長の●●●ィ~との会話は毎度悩む。下手気なこと、言えないし。
結局、「今年は寒いですね」みたいな話をして終了。

なんだかどっと疲れた。
目の奥というか頭が痛い。脳味噌が筋肉痛…。今日こそは早く寝よう。



帰りはカフェで軽く。

雪を見られずに拗ねる吉熊に春雨スープを与えた。
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クマカロン

2010年02月17日 22時26分55秒 | Weblog
可愛い。
可愛いすぎる。
この可愛さは罪だ。

かわいすぎる!クマのマカロン“クマカロン”って?
2010年2月17日 横浜ウォーカー


「クマ」と「マカロン」を合体させて「クマカロン」
小林製薬もびっくりの素晴らしいネーミングセンスだ。

それにしても可愛い。
鎌倉に行ったら、足を伸ばして買いにいきたい。
クマー。

でも可愛そうで食べられないかも。
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