世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

あなたを幸せにしたい

2013年07月31日 21時56分53秒 | Weblog
今朝の「おはよう日本」で、GLAYが特集されていた。

番組HPより
ふるさと函館への思い~GLAY
4人のメンバー全員が函館出身のロックバンド「GLAY」。これまで各地で大規模ライブを成功させてきて、中には1回のコンサートで20万人を集めたこともあります。
このGLAYが、函館に大勢の観客を集められる新たな会場ができたこともあり、今月27日と28日の2日間、初めて地元で大規模ライブを行いました。メンバーはどんな思いを込めたのか、リーダーのTAKUROさんとボーカルのTERUさんに聞きました。


高校時代の弟がハマったバンドだ。
GLAYを模倣し、いきなり黒のスーツを着出した弟。
昨日までパンクっぽい格好していたじゃん!何その綺麗めファッション!?…みたいな。
彼はピアノを習っていなかったのに、独学でGLAYの曲を弾いていた。
…7年もピアノを習っていた私よりも上手だった…。
茶の間で母と「まーくん、上手いじゃんね!」と話したのを覚えている。
しかし本人に直接褒めると臍を曲げてしまう…繊細な子だったのだ。弟まーくん。

当時、私はGLAYについて何も思わなかった。
カラオケで妹と〆に「Winter, again」を歌うぐらいだった。
しかし、今朝GLAYの曲を聴いて感動!
一日中「HOWEVER」が脳内をジャック。
いいよ、これ、超いい。良すぎて涙出た。

「あなたを幸せにしたい...胸に宿る未来図を
 悲しみの涙に濡らさぬ様 紡ぎ合い生きてる」

「あなたを幸せにしたい」に胸キュン。

嗚呼、なんてダイレクトな歌詞だろう。心に響く。
こんなこと言われたら鼻血ブーだぜ。

私を幸せにしてくれるクマ・吉熊。


全身全霊で「あなたを幸せにしたい」って思ったこと、あまりない。特に恋愛においては皆無に等しい。いつも自分のことばかり考えてしまう。そんな自分は不幸なのだろうか。
じゃあなぜ「あなたを幸せにしたい」というあの詩がこの胸に響くのだろうか。謎。



午後から体調が急激に悪くなった。
貧血で目眩が…。
今日は久々にノー残業。

後輩女子Cちゃんおすすめの大阪王将へ。


隣の席の人々は餃子と御飯を食していた。
しかし、私の中では餃子は主食と位置付けられている。
餃子をおかずにして御飯を食べる習慣は無い。
故郷・宇都宮では餃子専門店が幾つもある。
その中で我が家の人々は正嗣が好き。
ずっとこの味で育ってきた。

今日は、正嗣の餃子のノリで餃子三人前を注文。
正嗣よりも幾分大きかったらしく、けっこう満腹。

少し元気になった★

幸せ。
何も恋愛の分野だけに存在しているわけじゃない。
お腹が満たされるだけでこんなにも幸せじゃないか。
大阪王将のウエイトレス兼会計のお姉さんの「ありがとうございました」の笑顔も私を幸せにさせた。

「あなたを幸せにしたい」って思えること自体が「幸せ」なのだ、きっと。
特定の人物にだけ注ぐのではなく、あらゆるシチュエーションで。
仕事関係の人、親、兄弟、ぬいぐるみ、友達。
私に関わる人が幸せでありますようにと願えることが、私の幸せなのだ。

…お腹いっぱいになると、思考が上向きになる。






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酔った頭で

2013年07月30日 22時58分01秒 | Weblog
月末業務でてんやわんや。
パートさんが休みだったので店舗用制服の手配もした。

しかも大量のコピー。
もはや印刷屋な私。
定時後、コピーした書類を会長宅へ持って行く。
会長は自宅前に書類を置いておいても良いと仰ってくれたが、苦労して作った資料を棄子のように置くことはできなかった。
一応、ピンポ~ンと呼び鈴を鳴らす。
インターフォン越しに会長の声。
カメラを見て、最初私だと認識してくれなかったっぽい。
そう、今日は髪をシニヨンに結って出勤した。
ドラマ「女王の教室」の阿久津真矢ばりである。
地味な紺色のワンピース着用だったので、「いいかげんに目覚めなさい」とか言いそうな雰囲気を悪戯に醸し出していた。


そうそう、このセリフの後、たしか阿久津先生は子供達にこう続ける。

「いいかげんに目覚めなさい…日本という国は、そういう特権階級の人たちが、楽しく、幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が、安い給料で働き、高い税金を払うことで、成り立っているんです。そういう特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでいるか知ってる?今のままずーっとおろかでいてくれればいいの。 世の中のしくみや、不公平なんかに気づかず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら、上司の言うことを大人しく聞いて、戦争が始まったら、真っ先に危険な所に行って戦ってくればいいの。」

社会というもの(from The Queen's Classroom)


あれって間違ってはいないんだよな。たぶん。
そんなドラマのワンシーンを思い出しながら自席に戻る。




残業後、後輩女子Cちゃんと退社。
「お腹空きました」
「今日何にするの?」
「疲れたので買って帰ろうかと思います」
「じゃあさ…」
という会話を展開させた後、一緒に御飯をすることになった。

俺たちのサイゼリヤ。


今日も散々語り尽くした。
先日退職した他部署の女性の先輩の事、大好きな俺たちの吉熊上司の事、仕事のこと、Cちゃんが販売応援に行った静岡のこと。
出張で何度か行っていて、また、よくこのブログにコメントをしてくださるオリオン殿のコメントで、もはや静岡は意識的に近い場所だ。しぞーか。

そんな話を2時間半ぐらいした。
こうやって会社帰りに気軽に誘いあえて飲んで笑えるのはあとどのぐらいなのだろう。


デカンタ(大)のロゼワインを飲み干した。
まだ火曜日だということを忘れていた。


明日は月末。
今日よりも忙しくなる。
しかし給料日じゃないか★

週末の夏祭り&飲み会を楽しみに頑張ろう。

「女王の教室」の阿久津先生の言っていることはたぶん真実だ。
でも、私が感じたこと、楽しいな、幸せだなと思ったこともまた事実。
人の数の分だけ「事実」は存在しているのかもしれない。
酔った頭でふと考えた。

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思い出し笑いの思い出し笑い

2013年07月29日 22時22分32秒 | Weblog
あの来客がまた来た。

2012年02月16日「笑っちゃう」

来客のお茶出しを私に頼んだ吉熊上司。
私がお茶に鼻くそを混入しないか心配していた。
「入れませんよ~!鼻くそなんて!…ほじほじ」
「や、やめろよなっ!入れるなよ…入れるなよ…鼻くそ」
ってな会話をしたあと、来客が来社。

盆にお茶を乗せて応接室へ。
さっきのやり取りを思い出して、私も吉熊上司も笑いを堪えるのが辛かったあの日。
客も「?」という表情をしていたのだが、つられて笑っていたという。

今日、また来た。
(業務簡略化の波を受けてお茶出しは無くなった)

あの日の出来事を思い出し爆笑する我々経営管理室メンバー。
思い出し笑いの思い出し笑い…?


社長に提出する月一恒例の書類作成を終え、経費の締めをするべく残業。
くたくたになり帰宅。

母ヨーコたんが余った毛糸で小物入れを編んだもよう。


このぐらいならばすぐに編めるらしい。
以前、私も編んでもらった。
けっこう使用頻度が高く、重宝している。




秘書検定1級面接まで一週間を切った。
秘書検定の面接といったら、アレの出番である。
帰宅後、アレを探す。

ヘアネット。


ロングヘアの人は、髪を縛るだけではなく、このネットに押しこむのがベターらしい。

尾てい骨までのロングヘアの私の髪。
収納するのが難儀である。
慣れるべく、明日からネットを使用するつもり。洋服選びが難しいけど。涼しいからまあいいか。


明日も笑顔の一日でありますように。







上野日和 ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり―

2013年07月28日 22時28分43秒 | Weblog
今日も昼過ぎまで惰眠。というか今日は覚醒後、なかなか起き上がれなかった。パキシル減薬の弊害か?

昼下がりに布団を取りこみ、上野の東京都美術館へ。
前々から楽しみにしていたルーヴル美術館展へ。



ルーヴル美術館には2000年に行ったことがある。
とても大きな美術館なのでモナリザやミロのヴィーナスなどの主要なものだけをガイドの案内で見た。

本展はルーヴル美術館の全8美術部門が総力を挙げて「地中海」をテーマに企画し、西洋と東洋を結ぶ地中海世界の四千年におよぶ歴史的・空間的な広がりを、ルーヴルが誇る200点を超える収蔵品で展観するもの。

「恋人たち」(1300年~1400年頃)

杯に描かれた剣をもつ騎士と優美な女性が仲良く寄り添う姿が微笑ましい。
十字軍の際、フランスのリュジニャン家がキプロス島に建国したカトリックの王国に由来する品。
独特の技法にイスラーム文化の影響が見られる。
キプロスったらマネーロンダリングしか思い浮かばない…。


「モザイク:イルカと戯れるアモル」(250年頃)

イルカに跨りながら喧嘩する天使、イルカを抱く天使…その表情が愛くるしい。
ファンタジックなこの作品は水槽の底を飾っていたらしい。
天使の笑い声がタイルいっぱいに広がっていた。



「泳ぐ乙女の形のスプーン」(紀元前715~紀元前656年頃)

化粧の顔料を混ぜる道具、お守り…用途は様々な説があるらしい。
なんともユニークなデザイン。思わず笑ってしまった。



クロード・ベルタン 「クレオパトラ」(1960年頃)

ローマ軍に敗れた彼女がコブラの毒で自害する劇的な瞬間。
「やめなよ」とその手を止めてしまいたくなる。彼女のお鼻は、横から見たらやはりつんと高かった。



「アルテミス、通称ギャビーのディアナ」(100年頃)

本展の目玉。衣裳の襞がとても優美で精緻。大理石でできていることを忘れてしまうぐらい、質感が布そのもの。
これは素晴らしい!!
また表情も優しく、見入ってしまった。1808年にルーヴルに収蔵されて以来、初めて館外に出品。
顔小さい。


「ハイデイ」(1870年~1872年頃)
ジャン・バティスト・カミーユ・コロー

抒情的風景画で知られるコロー。ひたすら美しい。



「バルコニーにいるアルジェのユダヤ女性たち」(1849年)
テオドール・シャセリオー

ユダヤ人女性のお喋りが聞こえてきそう。本展で一番観たかった作品。


見応え満点。
世界史を選択していないのでよく分からない部分も多かったが、楽しめた。
紀元前の作品がこうして自分の前に佇んでいることに静かに興奮した。
異文化に触れて気分もリフレッシュ。

また、冷たいであろう大理石に火照った手足をぺたぺたしたい衝動にかられた。


上野公園を散策。
雨が降ってきた。
最近18時ぐらいになると決まって雨が降る。
カエルの噴水は今日も勢いよく噴射していた。



アメ横へ。
ゲーセンで鮪だらけのUFOキャッチャーを発見。
グロテスク。




アメ横といえばNHKドラマの「あまちゃん」の舞台。

アメ横女学園。
暦の上ではディセンバー。



アメ横の香水店にふらりと寄った。
私の愛用しているNINAが安かったので購入。
店員さん(男性)が物凄く良い接客をしていた。
香水の説明だけでなく、私の潜在的欲求も開花させてくれた。
「こんな香りもありますよ」
と。
また私が会社員だということを会話から察し、会社に着けていけそうな香水を選んでくれた。
物腰も柔らかで、さり気なく褒め言葉を使用。
接客のクオリティが高かった。良い買い物ができた。



嗚呼、今週末も終わってしまった。
明日からまた仕事。
月末月初の業務に加え、出張もある。忙しい。
それに夏祭り!秘書検定の面接対策セミナー。
頑張ろう!!

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仙人のような一日

2013年07月27日 23時15分46秒 | Weblog
昼過ぎに起きた。よく寝た。すっきり。
昨晩SEIYUで買ったあんかけ卵とカップラーメンを食しながらネット三昧。
林真理子先生の「戦争特派員」で、あるベトナム料理が気になった。
ベトナムには凄いゆで卵があるらしい。
孵りかけのアヒルの卵である。
どうしても想像できず、画像検索。
わぁぁぁあ!すげー!ビジュアルショック。
ホビロンという料理らしい。


2月に我が家に来てから元気がない多肉植物ハオルチア。
どうやら根腐れをしているもよう。
腐った根を排除し、栄養剤を振りかけた。
元気になればいいのだけれども。


鏡の前で秘書検定の面接の練習を2回ほどやり、あとは読書三昧。
林真理子先生の「最終便に間に合えば」を読み返した。


普通のOLから世間に注目される新進の造花デザイナーとなった美登里は、仕事で訪れた札幌で昔の男・長原と再会して食事をする。
空港に向うタクシーの中、男は美登里の手を握った…。
札幌発東京行きの最終便。
「もう一泊していけよ」
という長原の誘いの言葉と指の力を、薄暗いタクシーの中で受けながら、かつての二人を反芻する美登里。
7年前の長原は収入の少ない美登里に寿司を買ってこさせて、代金も渡さないヒモ男だった。
結局、長原は美登里を愛していなかった…別れた後、冷静になった美登里。
空港で長原と別れ、離陸した飛行機の中でコンパクトを開き、自信に満ちた自分の表情を確認した美登里は、一瞬にぶい痛みを感じる。
惚れた弱みで、男性の顔色ばかりを伺い、お金も余計に出してしまう愚鈍な女子には共感する部分が多いのではないだろうか。(含自分)
しかしキャリアを糧に強くなった美登里は、長原を跳ねのける。
これが復讐でなくて何だろう。


豪雨の中、コンビニへ。
秘書検定のセミナーの代金の振込をし、酒のつまみを購入。
帰宅後、隅田川の花火大会の放送を見ながら飲酒。
雨で開始後30分で中止だった模様。残念。


そして友達や恩師に暑中見舞いをしたためる。
葉書は鳩居堂で購入したもの。
品があって好き。




今日一日ゆっくりできた。
仙人のような一日。

明日は下界に降りて、お出かけしよう。



吉熊との旅

2013年07月27日 15時08分12秒 | Weblog
中学時代からの親友あやみちゃん。
娘さんは、あやみちゃんに
「ねぇ、ママ。亮子おねーちゃんは今年も一人で変なとこ行くの?」
お風呂でそう真顔で聞いてきたそうだ。

「いや、熊連れてくから一人じゃないし、変なとこってどこだよ…」
とフォローしてくれたあやみちゃん。

毎年の年賀状は旅行中の写真を使用している。
NYの自由の女神前、香港のビクトリアピーク。
京都で舞妓・十二単、小樽で洋装とコスプレした写真は娘さんにとってインパクト大なもよう。

そんな娘さん。
片手で数えられる程しか会ったことないのに私のことが大好きだそう。
うちの母ヨーコたんの方がスーパーなどでよく遭遇するのに。


あやみちゃんが言うように、旅には吉熊を連れていく。
吉熊とは様々な土地に行った。


ニューヨーク





香港




出張先の新潟



清瀬のひまわり畑



登別クマ牧場



小樽



尾道





広島市内



松山



南禅寺



倉敷



川越の西班牙市場



東尋坊



白川郷の合掌造



奈良



名古屋



弘前



秋田



横浜



柳井の金魚ちょうちん祭り



下妻



松島



テディベア展



東証



遠いところから近場まで。
この10年間、様々な土地を一緒に味わった。
これからも吉熊は良き相棒だ。

クマパスポートでどこへでも。




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今年の夏も

2013年07月26日 23時38分22秒 | Weblog
制服の件が落ち着いてきたので、溜まっていた仕事を一気に片付ける。すっきり。
昨日社長から頼まれていた表も午前中に片付けることができた。表だけではなく、推移表なのでグラフもつけておいた。おまけ!

来週末、会社近くで祭りがある。毎年、そこでO主任と後輩女子Cちゃんと一緒に金魚すくいをするのが恒例。今年はその週末に私の秘書検定一級の面接があるので自粛しようという雰囲気であったのだが、…でも金魚すくいとビールがなければ夏じゃない。ということで、軽く飲む予定。


今日、退社後に吉熊上司は病院に行くらしい。
ジェネリック(後発医薬品)を薦めたら、「俺はそんなに貧乏じゃない」と言われた。爆笑。
私の場合、パキシル、マイスリー、パリエットについてはジェネリックを出してもらっている。純正のものよりも約4割ほど安く済んでいる。ありがたい。

「薬局で、このカードを出せば勝手にジェネリックを出してくれますよ。恥ずかしくないですよ!」
とカードを渡して言ったのだが。
吉熊上司は最後まで「嫌だ。恥ずかしい」と言って帰っていった。
「ジェネリックと羞恥心」という文言がポイントとなり、吉熊上司の退社後、後輩女子Cちゃんと爆笑!
羞恥心♪


残業後、サイゼリヤで一人飲み会。
ロゼワインとミラノ風ドリア、黄金コンビ。イタリアーン!



いやー、今週も疲れた。
怒濤のようだった。
鉛のような体にロゼワインが隅々まで行き渡る。最高。



帰宅後、林真理子先生の「戦争特派員」の主人公・日向奈々のマンションについて、Googleのストリートビューで調査。
「代官山の郵便局の細い道を入ったところ」という一文をヒントに、探偵のように調べた。
2時間ぐらい。
あの小説の舞台は1988年の東京。今とだいぶ違っているのだろうが、代官山の雰囲気は掴めた(代官山…一回しか行ったことが無い)。

こうやって好きな小説の隅々まで読んで調べるのって楽しい。時間を忘れる。
我が妹・芋子は、先週、「ソラニン」をレンタルして観たのだそうだ。
で、その後、ロケ地をネットでググっていたというのだから、姉妹の血は争えない。


とりあえず、明日は惰眠を貪ろう。
林真理子先生の直木賞受賞作「最終便に間に合えば」も読み直したい。
台湾旅行の準備もしなければ。
秘書検定1級の面接の案内も届き、受験日も確定したので、面接対策セミナー受講を申し込んだ。
受験日は8月4日。

秘書検定のテーマソング(自分的に)
篠原涼子 Lady Generation (720p)



「Lady Generation
 空より舞いおりた 天使のごとく振るまいを
 奇跡おこすタイミングが訪れる世代ね
 Lady Generation
 いつだって走ってた かなわぬ夢にならぬ様に
 あこがれだけじゃ この瞬間逃しちゃうから on my way」




今年の夏も目まぐるしく、気付いたら日差しは柔らかくなっているのだろう。

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「メトロポリスの片隅で」

2013年07月25日 22時35分36秒 | Weblog
そろそろ伝票が溜まり始めてきた。もうすぐ月末である。今月は怒涛のような一ヶ月であった。
パキシル減薬と生理日異動の為のピル服用で、体調はちょっと悪い。
しかし、仕事は山積み。半切れになりながら、ひたすらこなす。


7月の経費の締めをしていたら、社長から某推移表を作るように依頼された。
「急がないから」
と彼は言う。
秘書検定で同じようなシチュエーションの問題があったことを思い出す。
上司に仕事を依頼された時「急がない」と言われて後回しにしていたが、後になって上司に「あの仕事は?」と言われて「まだや終わっていません」と言って上司に嫌な顔をされた秘書A子。
この場合、A子はどうすべきだったか。箇条書きで3つ答えよ。
…早めに取り掛かった方がいいんだよな。たしか。そして、おおよその期日をA子の方から言い、上司に確認を得るんだっけ。



そうだ、制服の不良品があったので、業者に送らなくてはいけないんだっけ。
制服片手に他部署を徘徊していたら、会長に遭遇。
歩き飲みをしていたらしく、その飲み終えたペットボトルを
「あのう、これ、捨てておいてください」
と依頼された。
「自 分 で 捨 て ろ よ 」
とイラおこぷんぷん丸だったのだが笑顔で応対。
会長にゴミを捨てるように依頼された秘書A子の模範解答を知りたい。


ゴミを捨てたあと、会社四季報をゲットしたので副社長に持って行く。
「おい、よう、古い四季報、悪いけど捨てておいてくれよな」
と副社長に言われた。
へいへいほー。


中学時代、選択授業では合唱を選択していた。
先生がユーミン好きで「メトロポリスの片隅で」を教えてくれた。
歌詞の中の主人公は、いかにもバリキャリで、仕事中に別れた彼との思い出をなぞっていて、田舎の中学生だった私は「こんなふうになりたいなあ」と思っていた。


「コピーマシンのように
流れて落ちる 日々もいつしか
クリップではさんだ青春になる
私だけのファイル」


一応、就職超氷河期を掻い潜り、倍率40倍だったにもかかわらず、会社に潜入できた。
しかし待ちうけていたのは、上記のような待遇である。
「???」
と思わないこともないが、まあこれが私の人生なんだろうなという思いもあるし、ここが私の居場所なのだという覚悟や、逆に「誰にも渡すものか」という変な欲求も無いと言ったらウソになる。

これからも上手く仕事と付き合っていこう。

秘書A子に負けないように。








実証…華原朋美

2013年07月25日 21時01分49秒 | Weblog
帰宅後、チューハイ片手に先日買った「美人百花」を熟読。
初めて買った雑誌だが、コスメ情報が充実していて良い。
カタログのようなお洒落な雑誌もいいが、このように文字数が多い雑誌の方が好き。



そして華原朋美の特集!!
朋ちゃん、可愛い。38歳に見えない。


暗闇のようなトンネルを潜り抜けた運の強さ、そして直向きな努力。そしてこの美しさ。
現在35歳である私の目標みたいな存在だ。

華原朋美 - I BELIEVE (from 「DREAM -Self Cover Best-」)(Teaser)



若い時のお人形さんみたいな朋ちゃんも勿論大好きだが、今の生命力に満ち溢れた朋ちゃんには元気をもらえる。
努力した分だけ神様はプレゼントを用意してくれるという実証を、私は朋ちゃんに期待しているのかもしれない。



秘書検定1級 面接の練習

2013年07月24日 21時46分58秒 | Weblog
秘書検定1級の面接の練習というかシュミレーションをする。


5分間で以下の内容を覚える。


【報告】

例題
海外旅行やレストランで味を覚えたエスニック料理を家庭の食卓で楽しむ人が増えたという。
このためか、最近ではスーパーやデパートの材料売り場が充実してきた。
東京のあるデパートではエスニック料理の材料が500種類もそろえられていて売上が昨年よりも30%も伸びている。
エスニック料理の材料にもインスタントものがあり、簡単にできて、レストランと変わらない本格的な味になるので、病みつきになる人がいるという。
また野菜が食べられて健康的、しかも安上がりなので、庶民の味方だとも。


解答例
失礼いたします。今流行しているエスニック料理についてご報告申し上げたいのですが、ただ今、よろしいでしょうか。
最近、海外旅行やレストランで味を覚えたエスニック料理を家庭でも楽しむ人が増えているそうでございます。
このため、スーパーやデパートのエスニック食品の材料売り場も以前に比べて充実しており、都内のデパートでは500種類もの材料をそろえ、売上も前年比30%も伸びているとのことでございます。
エスニック食品の材料の中にはインスタントのものもあり、簡単に作れて、レストラン並みの本格的な味が楽しめるというので病みつきになる人がいるとのことです。また、エスニック料理は野菜が多いため健康的で、しかも安上がりなので、まさに庶民の味方と言われているようです。
以上でございます。




【応対】

例題
あなたは田中部長秘書である。
現在午後1時10分。午後1時の予約客が遅れて訪れた。
部長は昼前の来客と昼食に出たまま、まだ戻ってこない。様子から、どうも午後の客を忘れているらしい。


応対例
来客「ごめんください」
秘書「いらっしゃいませ」
来客「田中部長様いらっしゃいますか」
秘書「失礼ですが、どちらさまでいらっしゃいますか」
来客「ABC商事の鈴木と申します。1時のお約束をいただいておりましたが、少し遅れてしまいました」
秘書「ABC商事の鈴木様でいらっしゃいますね、いつもお世話になっております。鈴木様、誠に申し訳ございません。田中は外出いたしておりましてまだ戻っておりません。お待ちいただくお時間はおありでしょうか」
来客「そうですか。今日は次の予定がありますので、また出直してまいりますが、私が伺うことについて田中部長様は何かおっしゃっていませんでしたか」
秘書「申し訳ございません。田中からは何も申しつかっておりません」
来客「そうですか」
秘書「鈴木様、それでは恐れ入りますが、ご都合がよろしい日時を二、三お聞かせいただけますでしょうか」
来客「そうですね。明日か明後日の1時はいかがでしょうか」
秘書「かしこまりました。田中が戻り次第、鈴木様にご連絡をさせていただきます。本日はお約束をいたしておきながら誠に申し訳ございません」


む…難しい。
これに身だしなみ、姿勢、表情なども採点のポイントになるというのだから、びっくりである。
大丈夫かな…。

でもせっかく受けるのだから頑張ろう。


【報告】については毎日トレーニングする場がある。
朝、業界に関する記事を検索したものを吉熊上司に渡す時に、ある程度要約して記事を渡すようにしている。
これに時間制限を加えたらいいのではないか。

【応対】は業者からの電話対応だろうか。
取りあえず敬語の復習をしないとな。


面接が終われば台湾旅行♪
日本脱出。


本当の夏まであとひと踏ん張り。







自分が信じた道を行くのみ

2013年07月23日 22時32分16秒 | Weblog
「じゃあね」
と言いながら、I江姐さんは私たちのいるフロアから去った。
背中が前よりも小さく見えた。痩せたんだと思った。
彼女が精神的に追い詰められたとき、私は秘書検定の勉強にかまけていてあまり話を聞いてあげられなかった。

終業時間30分前。
I江姐さんはあいさつ回りに来た。
「お世話になりましたー」

今日私は昼休みに各部を回り、I江姐さんに渡す色紙を書いてもらった(女子のみ)。
皆快く応じてくれた。
カラフルなペンは家の中を捜して見つけた学生時代のもの。
なるべく華やかにして差し上げたかった。
中央にはクマの絵をあしらった。
「I江係長へ」


色紙を渡すと、I江姐さんは一瞬泣きそうだったが、いつものアンニュイな笑みを顔に宿した。
「あらー、ありがとう」

最後は笑顔で送ってあげられた。
そんな彼女からはスワロフスキーの限定テディベアをいただいた。
かわいい~!


私はミキモトの置時計を差し上げた。
「離れていても同じ時を刻みましょう」
という意味を込めて。

送りだされるI江姐さんは、花道を歩く女優みたかった。




そんなI江姐さんを見届け、心療内科へGO!
今日は3時間待ち。
秘書検定の本と台湾の旅行本をぺらぺらと捲っていたらあっという間に名前を呼ばれた。

クマ医師。今日はビビットなブルーのシャツだぜ。
「最近どうですか?」
と。
「制服配布の件も落ち着き、自分のペースを取り戻しつつあります」
と返答。

ここでクマ医師、
「あれ…?うん…?」
と私と電子カルテを交互に見る。

「あれ、もう…試験の発表は…?」
と。
来た来た…!
ニヤニヤ笑いながら
「お陰さまで…筆記試験受かりました!」
と報告。

クマ医師は、
「なんだ~!私、訊いてはいけないこと訊いちゃったかと思っちゃいましたよ。あ~、びっくりした」
と爆笑し、手を差し伸べてきた。
「おめでとう」

キター!
後楽園ゆうえんちで僕と握手!ならぬ、心療内科で僕と握手!
実はこれがやりたくて、秘書検定の勉強をしてきたと言っても過言ではない。
クマ医師は思いの外強く手を握ってきた。
モフモフした感触がやけにクマっぽかった。
肉厚で柔らかくてあたたかいクマ医師の手。

爆笑し合い、なんか話の流れでパキシルをまた減量された。
ノリで減薬って…。
大丈夫なんかな~。まあダメだったらまたクマ医師に言えばいいか。


最後、
「でも本当に良かったですね!私も嬉しいです。でもビックリしたー。今日一番驚いたことです。ふふふ」
とまた笑顔。
「自分から言うのもアレかなと思いまして。すいません」
と私も笑顔。

処方変更なし
パロキセチン(減量)、ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール




I江姐さんは「ここにいると自分が壊れてしまう」と潔く会社を去った。
私は心療内科に通いつつ、騙し騙し自身の精神の安定を図りながら、これからも会社に居続けるのだろう。
何が幸せで何が不幸せなのか、分からぬ。

ただ自分が信じた道を行くのみ。
また笑顔で再会できるよう、私は私の信じた道を歩こう。


出会いと別れ

2013年07月22日 23時18分48秒 | Weblog
今日も一日忙しかった。
第1四半期の文言部分(当四半期決算に関する定性的情報)の作成をした。
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は…。
何案か作って吉熊上司に見てもらった。
私の持っている仕事の中で、これをやっている時が一番集中できる。



明日は他部署のI江姐さんの最終出勤日。
帰りに文具屋で色紙を購入した。
寄せ書きをするのである。

たぶん女子社員の中で私が一番彼女にはお世話になった。
怒られたし怒鳴られたし一緒に旅行にも行ったし、お菓子も貰ったし、愚痴も聞いてもらったし、相談にも乗ってもらった。


みんなにお願いして明日一人一言ずつメッセージを書いてもらおう。
それが私がI江姐さんにできる唯一の恩返しなのかもしれないから。
恥ずかしがり屋の彼女は「え~いらないよう」と唇を尖らせるだろうが。


明日は泣かないつもり。
笑顔で送り出すんだ。
「また遊びましょうね」
って。


でもやっぱりダメかも。
12年間一緒に仕事をしていたのだもの。
寂しい。これ打ちながら既に泣いてるんだが…。


辛い。
なぜ人はいつかは別れるのに出逢うんだろう。


寂しい。
明後日からどうしたらいいのだろう。


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まったり日曜日

2013年07月21日 22時36分49秒 | Weblog
昼過ぎに起きて、ひたすら、たららん。
株主総会の打ち上げ、実家帰省で増えた体重が元に戻って安堵。
増やすのは簡単だが減らすのは難しいと痛感。


台湾の旅行本をチラ読み。
また、金曜日に購入した林真理子先生のエッセイを読了。
マリコ節炸裂。勉強になった。
昨日開催した妹・芋子との決起大会のテキストに用いるべきだった。
それぐらい珠玉の言葉が詰まっている。さすがである。
林先生のデビュー作「ルンルンを買っておうちに帰ろう」も強烈だったが、更にパワーアップした感じ。


夕方、化粧とブローをする。
昨日、飲み会に行く前に顔剃りをしてもらったので、肌が嬉しくなるぐらい綺麗。ご機嫌である。
私がお世話になっている店はマリコさんという中年女性が一人で経営している理髪店だ。
2時間弱かけて顔剃り、パック、マッサージをしてもらう。
産毛や角質が去った肌は驚くほど白くなる。化粧水の浸透率も高く、肌が内面からうるうるしている感じがする。
歳を重ねると色々とメンテナンスが大変だが、嫌いではない。手がかかる子ほど可愛い心理と同じなのかもしれない。


さて今日は選挙である。
近くの投票所へ行く。
投票所は小学校の体育館なのだが、小学校ってなんて可愛いんだろう。
校庭の遊具が小さくて愛らしい。

校庭にあったトーテムポール。
かわいい。


悩んだ挙句、いいなあと思う人に投票。
清き一票を投じた。



池袋へ。
バーゲン参戦である。

東武百貨店へ。
5月に買おうか否か悩んでいたメルモのパンプスがだいぶ安くなっていたので即購入。
「なめんじゃないわよ!」と言いそうな尖った先端と高いヒールがイイ!!
メルモの靴は履きやすいので好き。




他にもブラブラと店をふらつき、帰宅。

さて、明日からまた仕事。
今週もやることたくさん…!!
頑張ろうっ!!


決起大会 ~夜景とワイン~

2013年07月21日 13時26分35秒 | Weblog
7/20(土)
妹・芋子と飲み会。
新宿のワインバーにて。

18時前だったのでまだ外は明るい。
黄昏時の空を肴に、冷えたワインで乾杯。


おめかしして行くということだったので、今日は白のワンピースを着用した。
芋子は、紺色のワンピース。前面にドレープが流れている素敵なデザイン。粋だな。さすがデザイナーである。

勿論、吉熊もお洒落してきた。


5年後もこういうところで飲んでいたいよね、そのためには貯金だよね…という誓いの乾杯。


先週も会ったのに話が尽きない。
将来のこと、妄想話、仕事のこと、小さかった時のこと。


空は刻々と夜に近付き、まるでイタリアの絵画のような茜色の雲が流れていた。


ワインの色がぐっと深みを増す。



そして夜景。
地上50階から見下ろす下界は、宝石箱みたいだ。
ダイヤモンドのテニスブレスレットのように、電車が流れていく。




ワインも空になった。
飲兵衛姉妹。


店長おススメのトマトフォンデュで〆。
お腹いっぱい。

西口のカラオケ館へ。二人とも変な被り物を着用してスパーキング。
二人の飲み会@新宿のテーマソング「少年色のメルヘン」(『おもいっきり探偵団 覇悪怒組』 エンディングテーマ)を熱唱。

【橋本潮】少年色のメルヘン【Full】


「みているだけで 胸の中に(プワ プワ)
 トマトみたいな 風が吹くの(ワーオ ワーハ)
 あなたに合わせて
 ハミングしてみたくなる
 あたしのメルヘン」

って、神フレーズだよな…と歌う度にいつも芋子と意見が一致する。
トマトみたいな風って、どんなんだかよく分からないけど、なんとなくわかる。
キュンとなる感じ?
そんなことを語るメルヘンな三十路姉妹であった。


新宿駅でバイバイ。
別れがたく、なぜか記念撮影。




芋子



5年後もこんなふうに飲めたら良い。
その時、我々を取り巻く環境はどのようになっているのだろうか。
少し怖くて凄くドキドキ。
いつまでもトマトみたいな風を感じていたい。ワーオ ワーハ。

また飲もうね、芋子さん。
もう電車を乗り過ごしたらダメだよ。



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秘書検定1級 合格発表

2013年07月20日 13時31分39秒 | Weblog
秘書検定1級の筆記試験、無事に合格しました!
今回は自信がなかったので、嬉しいです。

応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

今日から面接対策です。
でも夕方から妹と新宿で飲みます~!
今夜の酒は美味しいだろうなあ~。

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