世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ある女児の夏休み

2012年07月31日 | Weblog
明日から葉月。ということは、今日は文月最後の日。信じられない。早すぎて。
歳を取ると、時間が過ぎるのを早く感じるホルモンが出るんだよ、と昔の彼氏が言っていた。
本当、最近あの言葉を痛感することが多い。

小学校時代の7月31日。
「夏休み、あと1ヶ月ぐらいあるもんねー。ヘイヘイ!!」と余裕ぶっかましていた。
母ヨーコたん監修の元に過ぎていった夏休みだったので、始業式前に「宿題終わってないよう」という状態には陥らなかったが、まだ1ヶ月あるという嬉しい感覚は濃厚だった。


夏休み、何をしていたんだろう。

早朝…ラジオ体操。今やれと言われても無理。そう考えると子供たちを引き連れて毎朝毎朝ラジオ体操に出席していた母って、すげー。

朝食。父、ようやくお目覚め。
母が育てた窓辺の朝顔を見ながら、納豆や塩鮭もしくはマーガリンを塗ったパンの朝食。

涼しいうちに「夏休みの友」とかやる。
花々の汁で絵など描く。


午前中から教育テレビを観る。
「さわやか3組」「できるかな」が好きだった。

昼御飯は母が茹でたとうもろこし、じゃがいも(バター醤油)、もしくは素麺、ラーメン。
「あなたの知らない世界」を観ながら震撼。


午後は友達とひたすら外で遊ぶ。
中線踏み、縄跳び、ゴム飛び、秘密の基地作成、ボール遊び、ファミコン、かくれんぼ、缶蹴り。
太陽が降り注ぐ中、元気いっぱい遊んでいた。
おやつは、スイカと麦茶。
もしくはチューペットを凍らせたもの。


車がある日は母が壬生か石橋の流れるプールに連れていってくれた。
あとは小学校の解放日にプールへ行ったっけ。

ビニールの水着入れを蹴りながら、夕日を追いかける夕方5時。
体中から塩素の匂いを撒き散らしながら、気だるさで畳の上で寝てしまうこともあった。

早めにお風呂に入り、夕御飯前に母と散歩。
ベビーカーに乗せた生まれたばかりの弟は器量良しで、よく近所の大人に「かわいい子ね」と誉められていた。
汗で湿り気のある髪をホヨホヨさせているこの弟を、申し訳ないが、私はあまり可愛がらなかった。
しかし、周囲の人に誉められるとなぜか彼を誇らしく思えた。

夜は帰宅した父と庭で花火。
ローソクの灯りに花火のこよりをそっと近づけ、めらめら燃える瞬間が一番好きだった。
しゅ…しゅしゅしゅしゅっと、花火が煌々と慌ただしくなるちょっと前の、今か今か…という高揚感が好きだった。

夜は絵日記作成。
母ヨーコたんは子供たちに絵日記を書くことを課していた。
あの頃は面倒で仕方なかったが、今となっては良い習慣だったと思う。
カブトムシの世話をし、祖父の仏壇におやすみの挨拶をして2階の寝室へ。

そんな夏休みを過ごしていた。

あれから25年余。
会社員になった私は小学生のときの7分の1ぐらいになった夏休みに憧憬を抱きつつ8月を待ち構えている。

先の例のホルモンが大分泌され、…早く来ないかな、夏休み。



少年時代 歌詞付き


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ココロが夏バテ

2012年07月30日 | Weblog
「秘書検定の面接試験どうだった?」
と某さんに聞かれた。
「お陰さまで、思ったよりも上がらず、リラックスして受験できました」
と答えた。
そしたら、
「少しぐらい緊張した方がよかったんじゃない?」
「なんで準一級受けたの?最初から一級受ければ良かったじゃん」
「え?面接って3分で終わっちゃうの。短っ」
とか言われた。

むっかー。
むかむかー。

あのさ!

私が落ち着いて面接を受けられたのは、何度も練習&セミナーを受講したからなんである。
準一級レベルでも、働きながら、独り暮らしをしながら受けるのは、正直大変だったわけ。
仕事で疲れているから勉強なんてできなーい」とかなんとか言っていたあんたなんかに何がわかるんだよ!

努力できない言い訳は慎むべきだ。
聞いているこちらが恥ずかしくなる。

「緊張していて駄目でした」
と私が言えば満足だったわけ?
くだらん。


つーか。
来年、マジで一級受かってやる!ふんがー!

…と、最近、怒りの沸点が低くて困っている。

暑さ?
体調?
パキシルのジェネリック?


帰り、一緒になった後輩女子Cちゃんに
「Cちゃんは偉いよなー。あなたがムカついている姿って見たことがないよ」
と言った。
「いやー色々ありますよ~」
とCちゃん。

二人でぴーちくぱーちく話していたら、疲れが溶解した。
すっきり!


今日はサイゼリアに。
大好き。ミラノ風ドリア♪


震災直後、町中のスーパーやコンビニから食料がなくなったあのとき。
普段から自炊をしない私の冷蔵庫のなかは勿論空っぽ。そんな窮地にいる私を救ったのは営業していてくれていたサイゼリアと松屋。この二大チェーン店は命の恩人だ。足を向けて寝られない。

嗚呼、お腹いっぱい。至福。
やっぱり俺たちのサイゼリアだぜ。


ストッキングを購入するべく、某大型SCに寄った。
ウロウロしていたら、日傘を選んでいるご婦人が、販売員に「どちらがいいかしら?」と言っているのが聞こえた。
「いや~。趣味の領域ですので」
と販売員。

「この店員不親切だな」と思いつつ、去ろうとした私に、そのご婦人は声を掛けてきた。

「すいません。どちらがいいでしょうか?」
と。

え!?
私が答えるの!?

しかし、ご婦人の
「店員さんに聞いたらそっけなくされて…」
と困っている顔を見て一肌脱ごうと決意。
私だって12年前、11ヶ月と10日だけ販売をしていた。
日傘は売ったことないけど。

どのような人にプレゼントするのか?
失礼ですが年齢は?
どんな服装をするのか?

など。
客のニーズ、聞きまくり。
聞いたら48歳の妹さんに差し上げるとのこと。

「こちらのお色の方が、お顔が明るく見えると思います」
と言ったら
「じゃあこっちにするわ」
と。

「妹さん、喜ぶと思いますよ。お優しいお姉さまですね」
と言う私に、ご婦人は嬉しそうにレジへ日傘を持って行った。


てか、我々の会話を聞いていた販売員。
情けなくないのか?



まだまだ月曜日だったっけなー…。
体力とココロを温存しないと。

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「モテキ」

2012年07月30日 | Weblog
「主人公が亮ちゃんに似てたよ。男版亮子、みたいな」
なんて妹・芋子が言うので、土曜日、「モテキ」をレンタルして観た。
4人の美女が代わる代わる主人公と付き合い、別れる…というストーリーを想像していたのだが、ちょっと違った。


あらすじ: 金もなく恋人もいない藤本幸世(森山未來)に、怒とうのように恋のチャンスが訪れた“モテキ”から1年後。4人の女の子たちとの関係は終わってしまったが、再び新たな女の子たちが幸世に接近し始め、“セカンド・モテキ”がやって来ようとしていた。



後半は「なんで?」と思うことが多く飽きてしまったのだが、冒頭25分は笑いっぱなし。
仕事で上司に怒られ、「SELF CONTROL」(TM NETWORK)を聞きながらセルフコントロールをしている様子とか。
マジ、私じゃん!

絶妙なタイミングでの「格好悪いふられ方」(大江千里)、
幸世君が心の中で葛藤した末に一人で自らに突っ込んだり、
好きな子からの返信を秒単位で待っている姿とか、
共感しまくり。

電車男のツイッターバージョンというか、なんつーか。
若干の消化不良は否めなかったが、使用されていた音楽が懐かしかったのでまあいいか。




モテキ。
個人的に2回あった。
1回目は大学2年の後半。あれはスゴかった。
友人曰く「今年の水瓶座は12年に一度の絶好」というその言葉にひどく納得してしまった。


2回目は23歳。
某会合に上司の代理で出席した直後。
数々の殿方が私の前に現れたが、私の吐き出す煙みたいに消えていった。ドロン。

まあ今となっては、別にモテるからといって何?という心境なのであるが。
といいつつ、合コン前には気合い入れてしまう。
「どのぐらいモテるのか」という単純な興味で。

で、帰って家で体育座りでTM NETWORKを聴く。
「モテキ」の幸世君のような生活をしているのだが、本人はこれでけっこう幸せだったりする。



『モテキ』予告



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わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です

2012年07月29日 | Weblog
顔剃りから帰ってきたあと、暑いので暫くは家で待機。夕方、日が翳りだす頃、池袋のルミネに買い物に行った。昨日見たワンピースがどうしても忘れられず…。

フィッティングルームから出てきた私に、
「お客様の為にあるようなデザインですね」
という若い販売員さんの言葉で即決。
君たち、なんて良い子なんだ!全米が泣けるぐらい、ヒデキカンゲキだぜ。



その後、銀座へ。



名画を上映する「銀座シネパトス」が閉館するというニュースを最近見た。
非常に残念だ。

「シネパトス、なんか良い作品、やってないかなー」と検索したら「銀河鉄道の夜」がレイトショーで上映されているらしい。
これは行くしかない。
DVDを持っているのだが、大きな画面でもあの世界観を味わってみたいと予々思っていた。
大きな画面で観たのは、たしか中学2年生の夏休みに開催された子供科学館での無料上映が最初で最後だったっけ。




嗚呼、良かった。元々、凄く好きな作品なんだが、改めてじっくり観たら、心を根刮ぎ持っていかれた。
幻想的な音楽とアニメーションにうっとり。

りんごになる鳥
平べったい駅、大きな時計
いきなり過ぎ去る三角すい
月夜の野原
無限に広がっていそうな星空
水晶の砂でできた海岸

夢のような絵が原作の哲学を損なわずに存在するという奇跡に近い作品。

古い作品なので、音声や画像が時々乱れるのも味があって良かった。
歴史に残る名画の勲章みたいなもの。

この作品の音楽を手掛けた細野晴臣氏のおじいちゃんは、あのタイタニック号に乗船した唯一の日本人。
「銀河鉄道の夜」の中にもタイタニック号らしき大型船の沈没が少し描かれている。因果だ。
中でも「極楽のハープ」は神曲。


映画『銀河鉄道の夜』 予告篇


銀河鉄道の夜 エンドロール.mp4



心のつぶやき

・ことあるごとに「ラッコの上着がくるYO!」と、ジョバンニをからかう同級生のいじめっこザネリ。見ててだんだん彼の頭を小突きたくなった。「うるせー。黙れ」って。
・地味な役だが、終盤のマルソの状況説明は完璧。
・作中の賛美歌の306番。あれって320番だよね?
・作中に登場するすべての文字はエスペラント語。エスペラント語、素敵過ぎる。
・ジョバンニの父はもうすぐ帰ってくるような気がする。




最後にシネパトスを撮影。
こんなに味のある建物なのに。
壊してしまうのは勿体ない。










「銀河鉄道の夜」のエンドロールでは宮沢賢治の詩「春と修羅・序」の朗読が入る。

わたくしといふ現象は
假定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといっしょに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
(ひかりはたもち、その電燈は失はれ)

これらは二十二箇月の
過去とかんずる方角から
紙と鑛質インクをつらね
(すべてわたくしと明滅し
 みんなが同時に感ずるもの)
ここまでたもちつゞけられた
かげとひかりのひとくさりづつ
そのとほりの心象スケッチです


これがまたいいんだな~。


っつーことで、明日からまた会社。
月末月初、第1四半期決算発表、祭り、飲み会…忙しいけど、乗りきろう。


「風景やみんなといっしょに
せはしくせはしく明滅しながら」


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つるつる もちもち

2012年07月29日 | Weblog
いつも私の顔を剃ってくれていたマリコさん。
世話になるようになり4年ぐらいになる。

彼女は体調を崩し、暫く休業していたのだが、昨日、ようやく復帰した。
マリコさんは一人で理髪店を経営しながら娘を二人育てたパワフルな女性だ。
そんな彼女が病気になるだなんて。
休業中、他の店を利用していたのだが、やはりマリコさんのゴッドハンドでないと我が肌は満足はできない。
今日は久々にマリコさんの仕事を体感できた。

厚顔無恥かよ?っつーぐらい厚い私の角質やその上に生えている忌々しい産毛をがっつりと剃ってくれた。
そうそう、これこれ!
若い子にはない肉厚な掌によるマッサージも半端なく気持ちがいい。

入院中のマリコさんは、体内に発生した膿を除去すれば暫くは元気でいられたそう。
元気な時は他の患者さんの洗濯物をしたり、他の患者の部屋に入り浸ったり、若い医者をからかったりしていたらしい。
かなりのやんちゃっぷりで、院内では有名人だったとか。
退院するときは皆が別れを惜しみ、たくさんのプレゼントをもらったはいいが、重すぎて一人では持ちきれず、娘に手伝ってもらったと笑いながら語っていた。

「店主体調不良のため、暫く閉店します。必ず戻ってきます」と書いて店先に貼っておいた貼り紙に、いつしか顧客たちが寄せ書きみたいに「待ってるよ」「必ず戻ってこい」「早く回復してね」と書き込んでくれ、それを見て泣いてしまったというマリコさん。今でも貼り紙は大切に保存しているとのこと。
その話を聞きながら、こちらまで「うう」となってしまった。
また、ある顧客はマリコさん以外に髪を触られたくないと、半年間伸ばしっぱなしだったらしい。

みんなに愛されて必要とされているマリコさん。
私も彼女の復帰を心から待っていた顧客の一人だ。


半年間のブランクを感じさせない剃りっぷりに大満足。
一肌剥けた。
リフトアップ効果で顎が鋭角に!
頬なんて撫で回したくなるぐらいつるつるもちもち。



他の店ではやってくれなかった襟足剃りもしてくれた。
今日は襟の空いたワンピースを着ていたため、背中の上ぐらいまで剃ってもらえた。
これでポニーテールやアップも怖くない。

入院前に行ったという韓国の土産をいただいた。
クリニークの口紅。かなり私好みの色で嬉しい。




長い一日 トマトみたいな風

2012年07月28日 | Weblog
長い一日だった。


秘書検定を受けたあと、サンシャイン通りを歩いているとき、声を掛けられた。一週間前の秘書検定のセミナーで一緒に学んだ子だった。「落ち着いて頑張ってくださいね!」と言い、別れた。笑顔が出ていないと注意をされていた彼女だが、今日は満面の笑みで声を掛けてくれた。お互い受かるといい。


秘書検定を受ける前、いつも顔剃りをしてくれるマリコさんの店を通りがかった際、店が再び営業していることを知り、超嬉しくなった。マリコさんは2月から体調を崩していて、休業していたのである。その間、私は他の店に浮気をしていた。でもやはりマリコさんの店の価格設定や技術力が恋しいと思っていた。
検定後、東武デパートでデザートを買い、マリコさんの店に寄って贈呈。
私を見て驚くマリコさん。私のすっぴんと今日のばっちりメイクの差に驚いていたもよう。体調は良くなったとのことで、「いつでも来てください。待ってます」と、マリコさん。そろそろ顔の産毛もスゴくなってきたので近々お世話になろう。


帰宅してシャワーを浴び、借りてきた「モテキ」を観た。前半のテンションの高さに爆笑。詳しい感想は後日。

夕方、妹・芋子との飲み会のため、新宿へ。
地上50階のワインバー。


妹・芋子は先月32歳を迎えた。
その誕生会。
缶ビールを注ぐ際に設置すると生ビールになるサーバーと、旅行本を贈呈。
喜んでもらえて良かった。


吉熊、正装。



「お!汚いクマ、今日は正装してんだな。でもやっぱり汚いけどな!」
と、芋子。
彼女は基本S女。
「モテキ」でいうと、真木よう子の役。








お誕生日おめでとう。







妹とは仲が良くて、今日は18時から23時半の閉店まで、熱く語り倒した。
彼女はデザイナーとして活躍している。
私とは違い、自らの意見をバシバシ言い、でも流すところはスルーする。
昔からよくできた子だ。

上司の信頼を得て、仕事を任され、明日も休日出勤をするらしい。
月曜日のプレゼンに命を掛けている。
なんだか格好いい。仕事人というかアーティスト。

幼少期にはいつも殴り合いの喧嘩ばかりしていたのに、私が高校3年生、彼女が中学校3年生の受験前から急に仲良くなった。
一緒に図書館に行き、夜も一緒に勉強していた。茶の間で勉強をし、一方が寝落ちすると「寝たら死ぬぞ!」と南極越冬隊状態で互いを励まし合った。



話は尽きぬ。
結局、ワイン一本を開け、ジントニックを数杯重ねた。

23時半。
閉店。
店を出る。


新宿駅までの道。
「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」のエンディングの歌「少年色のメルヘン」を熱唱する我々。
あの曲の恋愛観って今のうちらにも通用するよな。


【橋本潮】少年色のメルヘン【Full】



「みているだけで 胸の中に(プワ プワ)
 トマトみたいな 風が吹くの(ワーオ ワーハ)」


今でも「あ、この人素敵だな」と思うと、「トマトみたいな風」、吹く。
余裕で吹く。
秒速30メートルの勢いで吹く。
最低中心気圧1000hPaぐらいの勢いで、ワーオ ワーハ。



「じゃあな!姉ちゃん!!」
と、妹は私鉄の改札の方へ。
千鳥足なんだが。大丈夫か?


深夜なのに凄い人ごみの新宿駅を歩く。


長い一日がようやく終焉。
今日は色々な人に会った。
その中でも妹・芋子は私の人生の中で最も大切な「親友」
恋人じゃないけど、彼女といると、「トマトみたいな風」が吹く。
それぐらい、会うと心から楽しめる。

私の妹として生まれてきてくれてありがとう。
これからもよろしくね。


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終了\(^-^)/

2012年07月28日 | Weblog
秘書検定準一級面接終了。
思ったほど緊張しなかった。
とりあえず一服しながら、反省会。

面接中、次第にハイになってきて、
「こんなに勉強してきた私を見て!」
「ここ、ポイントですよね?できてるでしょ?見てくださいね」
という、半分露出狂的な気分になってしまった。

笑顔も女優を超越し、某国の喜び組みたいに…!
しかも、ドヤ顔・キメ顔。

対策セミナーで学んだことを全て出し切った。


受かるのだろうか。
アドバイスシートにはすべて「まあまあ」にΛチェックが入っているのだが。


まあ終わったことを考えても仕方がない。

3月から続けてきた秘書検定準一級の勉強。終わった。これから暫くは、クマといちゃいちゃしながらゆっくり過ごし、次は一級を目指すんだ。

とにかく、私にも夏が来たもよう!

この世の夏がキター!
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秘書検定準一級面接試験(シュミレーション)

2012年07月27日 | Weblog
「失礼いたします」(会釈)

座る前に会釈。
足は揃えて座る(横に流さない)。

名前を呼ばれたら、面接官の方を見て、笑顔で
「はい!」

立ちあがって一拍置いてから歩き出す。
面接官の1.5メートル前に立つ。
かかとを付ける。

★あいさつ
前傾姿勢。
「○番 ○○亮子と申します。宜しくお願い致します」(会釈)
※会釈の時は自分の足元を絶対見ない。1.5メートル先を見る。
※顔を上げたとき、笑顔(真顔にならない)
※口角、注意。

面接官:「どうぞ隣へ」

移動
→僅かな間でも体の向きを変えて歩く。
カニ歩きはご法度。




★報告
「失礼いたします」(会釈)

前傾姿勢
「ご報告申し上げたいことがございますが、ただいまお時間よろしいでしょうか」

面接官:「はい」

「耳に直接つけるタイマーができたとのことでございます。非常に小さく、音が漏れないので、電車の乗り過ごし防止などに使え、大変便利だとのことでございます。ご報告は以上でございます」

面接官:「どうぞ隣へ」

「はい」

移動
→僅かな間でも体の向きを変えて歩く。カニ歩きはご法度。




★状況対応

面接官:「私を客に見立てて、パネルで指示された内容の状況に対応してください」

「はい」
パネルを見る時は前傾姿勢


・いらっしゃい。今、山田部長に取り次ぐので少し待ってもらいたい。(前傾姿勢)

心の準備ができたら
「はい」
パネルを隠される。

→いらっしゃいませ。ただ今、山田にお取り次ぎいたしますので、少々お待ちくださいませ(前傾姿勢)。


面接官:「では次の問題です」

・悪いが、山田部長からは断るようにと言われている。
引き取ってもらえないか。

心の準備ができたら
「はい」
パネルを隠される。

→申し訳ございませんが、山田からはお断りするようにと申しつかっております。
お引き取りいただけませんでしょうか。(前傾姿勢)


※忘れてしまったら「恐れ入りますが、もう一度見せていただけませんでしょうか」と言う。


面接官:「面接は以上です。お疲れさまでした」


面接官全員を見て笑顔で
「ありがとうございました」(最敬礼。すっと頭を下げ、ゆっくりと上げる)


秘書A子だったら・・・

2012年07月27日 | Weblog
先日退職した人事部長の仕事を引き継いだTさん。
その中に、会長の机を2週間ごとに拭くという仕事があるらしい(今日知った)。

彼女曰く、
「社長指示でぇ~」
と、いうことで、会長の机拭きが私の仕事になった!
ふざけるな!

てか、会社で2番目に汚い机の持ち主である私に、なんで来た?その仕事。
いいのか、私で。


Tさん。
あなたがしたくない仕事は私もしたくないわけ。
社長にうまく取り入って、雑用から逃げる彼女の手法に脱帽。
そんなこと、大学の交渉学の授業でも教えてくれなかった。

それに、産休に入る人の仕事の雑用部分はいつも私に来る。
「社長指示」で。

年を重ねる毎に、私の仕事において雑用の締める割合が急増してるのは、なんで?

私は掃き溜めですか?
ああ、そうですか。



仕事は仕事。
君は頼まれやすいんだよ。

他人はそう言うが、もう耐えきれない、孤独のセレナーデ。
虚像の海に流す前に、機会があったら社長に言ってみよう。
状況は変わらぬかもしれないが。
このままでは駄目になってしまいそうだ。

そんなこんなで午前中はモチベーションが一気に急降下してしまった。
盗んだバイクで走りだす一歩手前であった。

しかし、友達に言ったら、上手にアドバイスをくれ、すっきりした。
持つべきものは友達。ありがとう。

午後は淡々と伝票整理をし、数字を纏めることに没頭。


明日は秘書検定準一級面接試験。
そう、私にはあんな社内のイザコザに構っている暇はないのである。

てか、秘書A子だったら、この状況をどう乗りきるのだろうか。
「適切なものを選びなさい」って5択問題ででもいいので教えてほしい。

本当の幸せ教えてよ。
俺たちの秘書A子。


あいさつ、報告、状況対応の一連の流れを復習をして、寝てしまおう。

己を信じるのみ。
ナルケマ レバンガ カピカッピ★

ナルケマレバンガカピカッピ





旧制中学

2012年07月26日 | Weblog
最近、吉熊上司や会長、社長、副社長に話しかけるとき、必ず前傾姿勢を取り、手を前で合わせている。
面接試験まであと二日。動きは普段の仕事で練習している。

副社長に書類を持っていったら、
「暑いね。もうすぐ夏休みだな~。え?」
と呟かれた。
「ええ、そうでございますね」
と、前傾姿勢で対応。
「あなたは実家に帰るのか?」
と副社長。
ここで下手気なことは言えない。昭和一桁生まれで軍国少年だった彼には遊びや旅行やバケーションという単語は禁句。


欲しがりません、勝つまでは。
月月火水木金金。
贅沢は敵だ。

民主主義?何それ、うまいの?
という感じである。



「ええ」
しれっと対応。
本当は、小樽、旭川、登別、函館を満喫するんだがな。

「あなた、出身は?」
と副社長。
「栃木です」
と私。

そこから、一気に彼の青春時代についてを聞かされた。
彼は栃木に疎開をしていたらしい。
県の南に位置する旧制中学を出たとのこと。
当時、村では旧制中学に入る子なんて1人か2人だったらしい。
「副社長、昔からご優秀だったのですね」
と私。


てか、旧制中学って!
なんだか重々しい響きである。


私の出身高校も、昔、旧制中学だった。


急に高校1年生の時の現代社会の先生を思い出した。
若林先生といっただろうか。
彼はあの学校が旧制中学だったときの卒業生である。
私の大先輩だ。

若林先生はことあるごとに、自らの中学時代のことを話していた。
軍事教育一色の青春のことを。
勉強よりもゲートルを巻いて、援農動員をさせられていたと。
修学旅行なんてなかったんだよって。
彼の言葉にはいつも「君たちは平和な時代に生まれて、いいね」という気持ちが微かに内包されていて、聞いてて切なくなったものである。

ある日の授業の内容はとても強烈で、いまだに覚えている。

若林先生は、目があまり良くなくて、徴兵検査に落ちた。
落ちたときは、「お国のためになれなかった」と、悔し涙が頬に一筋流れていったとのこと。
しかし、合格した友達は戦場で皆死んでしまった。

話のあと、旧制中学の校歌を熱唱し終えた若林先生は、泣きながら教室を出ていった。
あまりの衝撃で休み時間になっても教室は静まり返り、女子の数人が泣いていた。


死んだ友達への想い、
ろくに学べなかった悲しさ、
兵役検査に落ちた悔しさ、
彼のさまざまな感情は、平和な時代においては「あの戦争はいったい何だったんだろう」という疑問として、戦後も自身の中にいつもあったのだろう。
やはり戦争の残した功罪は大きい。


「旧制中学」という副社長の一言で、ずっと忘却の彼方にいた若林先生のことを想いだし、物が豊かに溢れ、生き方を選べる現在の平和の有りがたさに改めて気づいた。


てか、副社長の話の間、ずっと前傾姿勢を取っていたので腰が痛い。





★追伸★
帰宅後、高校の「創立70年誌」を開いてみた。
今まで一度もまじまじと読んだことがなかったのに。
(回想録に若林先生がいた!懐かしい。)






戦時中に兵器庫として使用されていた建物。
私の在学中はブラスバンド部の部室だった。
今はもう取り壊されてないらしいが。


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年の功も満更ではない

2012年07月25日 | Weblog
やはりピルの副作用なのだろう。最近凄く苛々する。ついでに胃のムカつきもある。よくピルは太ると言われるが私に至っては、体重の減少が見受けられる。
母は私を身ごもっていたとき、隣の家の子供がハートチップルを食しているのが察知できるほど嗅覚が過敏になったらしい。今の私もそのような感じ。でも煙草の匂いは大丈夫。てか煙草がないとこの苛々っぷりは解消できぬ。

「なんでピルなんて飲んでいるわけ?別に旅行中に生理が来たっていいじゃん。国内なんだし」
という他人(夏休みは海外組)の一言にムカッとしてしまう。
国内でも海外でも、旅行中に生理だなんて死んでも嫌なんだよ!きぃー!


仕事で他部署に盥回しにされ、怒りが顔に露骨にでてしまう。もうあの部署の頼まれごとなんて一生するもんか。頼むときは調子いいくせに。人間の汚い部分を見てしまったようでさらに吐き気。苛々。きぃー!





しかし、その反面、よく笑った日でもあった。

吉熊上司と後輩女子Cちゃんとケタケタと。
笑いすぎて喉が枯れた。

社内で結婚する人がいるのだが、吉熊上司に「残念だったな!」と言われた。

「まあ君は独身主義者だからな。でも他人が結婚すると嫌なんだよな?」
みたいなことも言われた。

結婚で幸せを感じられる人はすればいいと思うし、幸せに!と祝福もする。
しかし、私個人に置き換えてみると、どうしても結婚では幸せにはなれないと思う。
他人と住むことについて、猛烈な息苦しさを感じてしまうんである。
今日みたいに苛々している日なんかは、同居している人に対し「なんでこの人、ここにいるわけ?出掛けてくれないかな」ぐらいは軽く思ってしまうだろう。あと戸籍が変わることに物凄く抵抗がある。

私は私。
何かの歌ではないが、私は私と、はぐれるわけにはいかないのである。
やはり私は生粋の独身主義者なんであるなあと改めて深く感じた。

「まあ元気出せよ。悲しいからって、電車の飛び込み自殺は止めろよ」
と吉熊上司。

「明日のラッシュ時はやめてくださいね」
とCちゃん。

「しませんって」
と答えながら、いつの間にか失恋した女の役割を担う自分に爆笑してしまった。
三十路も半ばに差し掛かると、こういうシーンにも独自の自虐的な雰囲気で乗り越えられる。
一種の年の功かもしれない。


笑いあり、怒りあり。
プラスマイナスゼロの一日。

亮子の人生冒険は明日も続く。

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見逃してくれよ!

2012年07月24日 | Weblog
昼休みに産休中の後輩女子Y子ちゃんから電話があった。
「もしもし」と言っても返事がない。
「?」と思っていたら、後程もらったメールで、彼女の息子さんが携帯をいじり、私にかけてしまったもよう。
たしかに「…んばばー」とか言っていたような。

そんでもって、以前息子さんを見せに会社に来た彼女を囲んで皆で撮影した写真を息子のヨダレにより消去されてしまったもよう。「お手数かけますがまた送ってもらえますか」とのこと。大変なんだな…Yちゃん。


今日は第1四半期決算短信のチェックをした。過年度の分と照らし合わせながら。私の作った文言部分は公認会計士のチェックが入り、やりなおし。
吉熊上司と頭から煙が出るんじゃなかろうかっつーぐらい考えて何とか仕上げた。
麗しき愛の共同作業。



後輩女子Cちゃんとの会話。
来月私は高校時代の友人の結婚式に呼ばれている。
お呼ばれの際に着ていくドレス、私は2着ほど持っている。
いずれも黒色だ。顔が派手なのでカラードレス着用には抵抗がある。
「もしもウエディングドレスを着る機会があるのならば私は黒がいいんだよね」
と、話の流れで後輩女子Cちゃんに呟いた。
彼女は2年前にホテルオークラで超盛大な挙式をし、純白のドレスと紺碧のカラードレスを着用した。



Cちゃん、超綺麗だった。


「でも旧い家ですと、難しいかもしれませんね」
と経験者Cちゃんは語る。


私の家は別に旧い家ではないが、親戚の目は些か鋭い。
15年前、結婚した従兄弟のお嫁さんが膝上ミニスカートのウエディングドレスを着用したときはちょっとした話題になっていた。暫くは「ああ、あのミニスカートの」という枕詞が彼女に着いた。
そんなんだから、黒のウエディングドレスなんて着用しようものならば、
「亮ちゃん、どうしたんだっぺか~?葬式みたいじゃねぇのけ?」
とか言われるに違いない。
まあそんな予定は1ミクロンもないが。


週末に行われる秘書検定の面接試験はネットを使ったシニヨンで挑む予定。
今日はその練習をかねて秘書検定ヘアで通勤した。
なんつっても涼しい。まっすぐにブローするより楽ちん。
しかし、顔が剥き出しになるので、絶対に太れない…。


秘書は上司を支える黒子みたいな存在であることを一連の勉強で学んだ。
そう、私にとって黒は一番落ち着く色。
結婚式で黒ドレスを着てもいいじゃん!(見逃してくれよ!)
腹の中も黒くてもいいじゃん!(見逃してくれよ!)

…小泉今日子「見逃してくれよ!」


そんなこんなで、秘書検定のラストスパート!!

頑張ろう!!


夏の足音

2012年07月23日 | Weblog
ピルの副作用か、体調がいまいち。しかも苛々がひどい。自分でも引くレベルである。
しかし、稟議書の処理やら何やらに終われ、淡々と仕事をこなした。


仕事中、今年最初の蝉の鳴き声を聞いた。
夏休みもそろそろ。
社内ではその計画についての会話がそこらかしこでなされている。
姐さんたちは、オーストラリア、シンガポールなどに行くらしい。
新婚の男性はハワイ。
聞いているだけでウキウキする。
私も秘書検定の面接試験が終わったら、そろそろ旅行の準備をしなければ。
北海道、どんなところなんだろう。
どんなクマに会えるのだろうか。


他部署のI姐さんのお母さんが先日、ロシアに行ったらしい。
なぜか私にもお土産を買ってきてくれた!
「娘がいつもお世話になっています」
ということで。
あちらではメジャーなチョコレートだとのこと。
お会いしたこともないのに。
すまないぜ、I姐さんのお母さん。




帰り道で、クマの広告を発見★
どんな雑踏にいようとも、クマの絵はすぐに目に入り、そして止まる。
カクテル効果クマバージョンだ。
可愛い~!





私が愛飲している煙草(ピアニッシモ)の絵柄が夏仕様になった。
金魚と風鈴が涼しげ。




帰りにカラオケに寄ってストレス発散♪
歌って飲んで、大放出!

テレサ・テン「別れの予感」を繰り返し、ジャイアンの如く熱唱。
この夏の課題曲♪
Teresa Teng Wakare no Yokan



帰宅後、秘書検定の状況対応を一通り音読。
「気付かずに失礼した。他に何かあったら何でも言ってくれ」

「気が付きませんで失礼いたしました。他に何かございましたら、何なりとお申し付けくださいませ」
という脳内変換が咄嗟にできない。
う~ん。
クマったなあ。
あと面接試験まで一週間なにのに…。
まあ、繰り返し覚えるしかないのかな。

まだ月曜日。
土曜日は妹・芋子とワイン祭り。
美味いワインを飲むべく、頑張ろう!!


のんびり日曜日

2012年07月22日 | Weblog
昨日の疲れが長引いているのか、薬の副作用か、体がかなりだるかった。なかなか布団から出られず、殆どの時間を微睡んで過ごした。たまに煙草を吸うために、あとカップ麺を食べるために起き上がったぐらいだ。
クマと布団でひたすらモフモフ。

夕方、化粧をしてブローをして、池袋に買い物へ行く。
映画「おおかみこどもの雨と雪」を観に行こうかなと思った。細田監督作品だし。
しかし、冷静に考えてみたら、子供嫌いな自分がこの作品を観ても楽しめないに違いないと思った。アニメとはいえ、苦手な乳幼児をお金払って見るのもねえ・・・。
それだったら再び「ヘルタースケルター」を観た方がよくないか?っつーことで、今日は映画鑑賞を取り止めた。嗚呼、また観たいなあ、「ヘルタースケルター」。あの世界にどっぷりとハマってしまった。沢尻エリカの怒号を聞きたい。


まずは東武へ。
夏はよく淡い色のワンピースを着る。
黒の靴やサンダルではそれらに合わないので白の靴を購入。バーゲンで安くなっていた。
私は骨盤が前傾しているのでヒールがない靴は疲れてしまう。本当はもう少し高いヒールが良いのだが、甲の部分のデザインと斜めに入ったストラップが気に入って決めた。



お隣ルミネで夏服を購入。白のシフォン素材のブラウスをお買い上げ~♪
来月の北海道旅行には何を着ていこうという下見を兼ねてブラブラ。
やっぱりワンピースが楽かなー。

本屋で林真理子先生の写真集を購入。ドバイの高級ホテルに佇む林先生、凄く素敵!

「美女入門スペシャル 桃栗三年美女三十年」



喫茶店に寄り、夕御飯。


はあ。
明日からまた仕事かー。
あの書類作って、伝票の整理して。
「ヘルタースケルター」で、ビルの屋上でりりこが「もうこんな仕事やりたくないよー」と言いながら嗚咽するシーンがある。あそこまで嫌な仕事はないが、やはり日曜の夜は気が重い。
でも働かないと、今日みたく好きなものを買ったりもできない。

頑張ろう!!


心の鏡みがいて 誇らしく微笑みを

2012年07月21日 | Weblog
秘書検定準一級面接対策のセミナーに行ってきた。
朝9時~17時まで。

一昨日、中学、高校、大学、就職先が私と同じで尚且つ妹のお友達であるマイミク様からメールをいただいた(秘書検定1級取得者)。彼女のアドバイス通りに、髪をシニヨンにし、ネットに入れて参戦。如何せん、量が多くてしかも尾骶骨までのロングヘアなので、ネットに捩じ込むのが大変だった。ピンで根本を固定させてなんとか完了。横のホヨホヨした髪はスーパーハードのスプレーで完全に固定。
服装は黒スーツ(タイトスカート)に淡い色のブラウス、靴はプレーンなパンプスで完全武装。
敵は本能寺にあり!ふんがー。

受講生は殆どが女性で、男性が数名いた。
みんな学生、若しくは会社員といった面々だろうか。

まずは講師がお手本を見せてくれた。
あまりにも美しい所作と言葉遣いに一同ポカーン。
「あんなふうになんてできねーよ!」とオロオロしていたのだが、講師の「自分の殻を打ち破りましょう」「秘書A子に成り切りましょう」という言葉で吹っ切れた。
女優・亮子の誕生である。

あいさつ、報告、状況対応、各々のロープレを繰り返し、要所要所で講師からアドバイスを受ける。
私は言葉がブツ切れになるのと、お辞儀のときに腰に重点を置くように言われた。
あと報告のときに早口にならないように、と。

ロープレの一連の流れをビデオに撮影され、あとで皆で観賞会♪というなんとも香ばしいこともやった。
状況説明で間違えてしまい、目をキョロキョロさせてて挙動不審気味という、とても残念な自分がドアップ…。
どぎゃん。直視できない。
ちょっとした羞恥プレイ?下手なアダルトビデオを観るより恥ずかしかった。

また、客観的に自分の姿を見ると、私は母ヨーコたんに似てるなあと改めて強く実感。ママー…(急に里心)。

講師との会話で「緊張してしまいます」と言ったら、「そんなふうには全く見えませんよ」と言われた。
終始にこやかにしているのが良いらしい。
私のイメージとして、笑顔を作る際に手本にしているのは華原朋美である。
「口角をしっかり上げましょう!!」
と講師が言う度に、私の脳内では華原朋美の口角を思い浮かべた。






隣の席の子と仲良くなった。
休み時間に、過去問の可笑しさについて話し合った。
別室にて2分間で覚えて上司に報告する、あの例の問題である。

(報告)
温めてほぐす足のマッサージ機ができた。
大きめの丸型のスリッパのようで、職場で使っても違和感がないという。


「どんなマッサージ機なんだYO!」
「むしろ見てみたくね?」
「違和感アリアリだろうよ」と。
爆笑。

でも、いざロープレの際は、皆真剣そのもの。

「失礼いたします(会釈)。(前傾姿勢)ご報告申し上げたいことがございますが、ただいまお時間よろしいでしょうか?温めて足をほぐすマッサージ機ができた、とのことでございます。大きめの丸型のスリッパのようで、職場で使っても違和感がない、とのことでございます。ご報告は以上でございます」という報告を、笑顔と姿勢と声の抑揚を考えながら行うのである。


やっていくうちに自信が出てきた。
心療内科医のクマ医師も言っていたではないか。
「私が受からなければ誰が受かるのよ」という気持ちでやれって。
昨日の社長の「頑張ってくださいね」という言葉も糧になった。
あと、12年前、新卒研修のときにやった笑顔の練習が今活かされているのを感じた。

17時、よっぽど変なことをしなければ落ちないんじゃね?というレベルにまで達することができたと思う。
失敗したらどうしよう、という気持ちは払拭され、むしろ「ここまで覚えた私を見てくれ!」という想いが出てきた。
後半は楽しんでいた。これ、会社で使えるんじゃね?と思うことを学べて、このセミナーを受講して本当に良かった。
21,000円の価値はある。

試験までのあと一週間は、状況対応の文言の確認と、一連の流れを体に覚えさせるべく、鏡に向かってひたすら練習しよう。

帰りに面接用の証明写真を撮影。


私の不在中、吉熊の面倒は、さくらが見ていてくれた。
ありがとう。



秘書検定面接のテーマ。
「Lady Generation」(篠原涼子 with t.komuro)

「心の鏡みがいて 誇らしく微笑みを」
「空より舞いおりた 天使のごとく振まいを」
で、掴みはOK。亮ちゃん、やればできる子!!

頑張ろう!!!!!!!!!

篠原涼子 with t.komuro/Lady Generation 【PV】


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