世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

高杉さと美 百恋歌

2015年06月30日 23時04分42秒 | Weblog
経理部O主任が今度、岐阜県に旅行に行くらしい。
白川郷の合掌造りを観に行くとのこと。
他にあの辺で見所はないか?と聴かれた。
そういえば、私は白川郷に行ったことがある。飛騨高山、東尋坊、山中温泉、金沢を巡るツアーだった。
確認のため、その日付近、2007年10月あたりの日記を読み返した。


そして高杉さと美の「百恋歌」について書かれた日記を読んだ。
2007年10月10日 「百恋歌」

え?どんな歌だったっけ?と思って、Youtubeで聴いてみた。

高杉さと美 百恋歌



おお~。
覚えている、これ。懐かしい。

作詞作曲は宮沢和史さん。

「春は野を駆ける風になり
 夏は蒼く萌える海になり
 いつかあなたの腕の中で
 歌う 百恋歌

 秋は七色に身を染めて
 冬は春を探す鳥になり
 いつかあなたの腕の中で
 歌う 百恋歌」

日本の四季を表現したノスタルジックな情景描写、日本語のチョイス、秀逸すぎる。
和っぽいメロディも素敵だ。シルキーで流れるような高杉さんの声と合っている。

唸ってしまった。
つい聴きこんでしまい、O主任にLINEを送るのを失念。
明日、教えよう。




アルコール消毒

2015年06月30日 22時14分00秒 | Weblog
やってらんな~い!からの、一人のみで飲み会決行with吉熊。

仕事でイライラした。やる気をなくした。腐りそうになったのだが、忙しかったのが幸いし、何とか腐らずに済んだ。
気持ちは「やってらんねー。クソが」なのに、手は意識に反して動いてしまう。
これは社畜の症状なんじゃねーのか?と思いながら、月末の締めと有価証券報告書からの数字拾い。
有価証券報告書って略すると「有報」なのだが、どうしても「UFO」に聴こえてしまう。そしてピンクレディーが踊りだす@脳内。

今日本当は飲みに誘われていたのだが、断った。
どうしても一人で飲みたかったのだ。
酔った脳みそは冴え冴えとし、素面のとき以上に感情が敏感になる。そのような環境で自分の感情を整理したかった。
そして、これからのこともじっくりと考えたかった。


「ハゲタカ」の名シーンが頭をよぎる。

柴野「仕事? これが俺の仕事なのか!?」(テーブル連打)
沼田「自己嫌悪でひりひりするようなその胸の疼きを、場末の居酒屋のビールで流し込んで忘れたふりするのが仕事ってことじゃないか」



自慢ではないが、4年前、この柴田恭兵が座っていた通称「柴田シート」に座ったことがある。



さて。一人のみで飲み会。
カマンベールチーズの磯辺揚げ。うまー。



吉熊もビックリ。ビックマ!!


しじみラーメン。うまー。


今夜だけは、ダイエットや貯蓄のことを忘れたかった。
それらよりも、むしゃくしゃした心をアルコールで消毒を優先させなければ怒りで卒倒しそうだったのである。

今日は給料日だからいいよね?ってもその給料だって新卒時から本当に上がらない。
仕事は確実に増えているのにね。
「下がらないだけマシだと思え」と給与明細が、そう言っているようである。
おまけに会社は暑い。誰か倒れてくれないか。そうすればエアコンをつけてくれるのではないかと、少しだけ本気で思っている自分が怖い。


ああ、マジで腐りそう。
・・・おっとっと。いけない、いけない・・・アルコール消毒♪


飲みながらスマホをいじる。
日中の新幹線での焼身自殺の事件。
あれで巻き添えになった方、本当に気の毒だ。
でも・・・むしゃくしゃしてどうでもいいという廃退的な気持ちになったとき、加害者の気持ちも分かるような気がする。
・・・おっとっと。いけない、いけない・・・アルコール消毒♪


感情の「冷静と情熱のあいだ」というか「桶狭間の戦い」を繰り返し、ほろ酔いの頃、お勘定。
レジのおねーさん、カワユス。
え?割引券くれるのー?ありがとうー!!

千鳥足で店を出て、コンビニで煙草を買い、帰宅してこれを打っている。
酔ってもブログを更新する俺って・・・。

そういえば朝の連続テレビ「まれ」で
「頻繁にブログ更新している女に男はいない」
という台詞があった。マジウケルー。






さて、気持ちを切り替えて、明日からも頑張ろう。







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イカロスの墜落

2015年06月29日 22時44分22秒 | Weblog
先日一緒に遊んだ大学時代の友人・潤一君はアメリカの西海岸に住んでいる。

「あっちはね、地中海式気候で乾燥しているの。だから日本に帰ってきて、ジメジメしててびっくりしちゃった」
と彼は言っていた。彼の汗をミニタオルで拭う仕草は爽やかである。まるで地中海式仕草である。

地中海式気候、懐かしい。
中学生のとき、地理でやった。

青い海、白い壁・・・地中海といったら真っ先にギリシャを思い浮かべる。当時も今も。




今日は、ギリシャの金融危機で日経平均株価が今年一番の下げ幅を記録した。
株板を眺めながら、一日中、みんなのうたの「勇気一つを友にして」が脳内をジャック。


「むかしギリシャの イカロスは
 ろうで固めた 鳥の羽根
 両手に持って 飛び立った
 雲より高く まだ遠く
 勇気一つを友にして」

という1番の歌詞がずっと脳の襞から離れずに困った。



帰宅後、気になったので歌詞を検索。

3番の歌詞が凄い。

「赤く燃えたつ 太陽に
 ろうで固めた 鳥の羽根
 みるみるとけて まい散った
 つばさうばわれ イカロスは
 墜ちて生命を 失った」

小学校の音楽の時間に歌っていたときから、その悲惨さは陰鬱なメロディーと共にほんのりと感じていたつもりだったが、改めて読んでみると、けっこう残酷である。


4番の歌詞でイカロス、英雄に昇格。

「だけどぼくらは イカロスの
 鉄の勇気を 受けついで
 明日へ向かい 飛び立った
 ぼくらは強く 生きて行く
 勇気一つを友にして」

すっげー。「鉄の勇気」だぜ?

ちなみにギリシャ神話ではイカロスは調子に乗りすぎて死んだアホっていう扱い。


ブリューゲルの「イカロスの墜落」


右の方で片足を出して溺れているのがイカロス。
「太陽に近づくなんてやめとけ」
という父の忠告に耳を傾けず、「みんなに注目されたいし、俺」と飛んで命を失ったイカロス。

他の登場人物なんて溺れているイカロスなんかに目も向けずに仕事をしている。
「あいつ・・・プゲラw 見なかったことにしようぜ」
といった具合に。もうね、全力でスルーしてっから。


鳥人間コンテストなんてあるぐらいだから、昔から空を飛ぶことに対し、人は憧れを抱いていたのだろう。

明日の金融市場も大いに荒れるのだろうなあ。
株価も墜落しませんように。


2015年上半期反省会@天空

2015年06月28日 22時34分11秒 | Weblog
午後、東京スカイツリーに行こうと思い立ち、レッツゴー。
いつも混んでいるというイメージがあって先延ばしにした結果、三年ぐらい経過していた。

まっきっきな銀座線に乗車。


やっぱ高いわ。


登るには、まず整理券をゲットする。
そこに記載されている時間に、集合場所へ行く。・・・チケットを買うために。
外国人観光客も多く見受けられるが、彼らはこの並びまくる事実についてどう考えているのだろう・・・。

さて、集合時間まであと2時間もある。どうしよう。
とりあえずプロントで食事をしよう。・・・ここも20分待ち。



商業施設には事欠かない。
色々なお店をぶらぶらしていたらあっという間に2時間が経過。
チケットを購入するべく列に並ぶ。


10分ほどで買えた。
そのままエレベーターに乗り込む。
内部は綺麗な装飾が施されている。


ぐんぐん上がる感じと、耳鳴りがすごい。

50秒で「天望デッキ」に到着。
「わ~い!!」とここで足を止めたいが、しかし、まとめサイトによると、すぐに右折をして更に上の「天望回廊」へのチケットを購入すべし、と書いてあるのでそうした。


エレベーターを降りると、そこには地上450メートルの景色が広がっていた。




浅草寺も!おもちゃみたい。


「僕、怖くないもん。見ろ。人がゴミのようだ」
・・・吉熊、先週もそれ、言っていたよね。




アサヒビールのアレを発見。目立つぞ、アレ!




回廊でキキララのイベントが開催されていた。


吉熊とのコラボ。




ちょうど夕暮れの時間帯。


思わず黄昏てしまう。
うっとり。

カップルが身を寄せ合い、愛を囁きあっている中、私は鬼の形相で写真を撮影しまくる。


霞んで見えるビル郡がとても怪しく、廃墟のように見える。


お土産売り場でシュタイフのクマさんがいた。


ガラスの床に立ってみた。強化ガラスだと分かっているけれども、とても怖い。足がすくむという経験を久々にした。



カフェにも長蛇の列。
そのうち、だんだんと日が暮れてきて、それはそれでいい演出だったように思う。

スパークリングワインを堪能。


2015年上半期もいよいよ終了。
その反省会を吉熊とした。

「乾杯」


咀嚼されたドライフルーツを弾ける泡で流し込み、半年間を省みる。
もう少しああすれば良かったなという反省点は幾つかあるのだが、総じて俯瞰してみると、それはとてもキラキラした半年だったように思う。人生でこんなに幸せだなと思った回数が多い月日も珍しい。
吉熊、いつも見守ってくれていて、ありがとう。





エレベーターで下りると、下界はすっかり夜だった。





地元の駅から家に帰る道すがら、あの展望台から観た灯火の一つ一つに人の生活があるのだと改めて思い、軽く衝撃を受けた。
この電柱の光も、あの家の窓から漏れる明かりも、高いところから見たら、ネオンライトの1粒なのだ。
幾多にも広がるあの夜景の海底には、夥しいほどの人がいて、自分もその中の1粒だという事実に興奮を覚えた。

2015年後半もキラキラと光っていたい。


高いところに登ると、「海とあなたの物語」未来玲可を思い出す。
「一人でいれない 慣れてるはず
 じゃれあってた 私たち
 体中が大人へと
 さみしく踊って 変化していく

 空から見た街は  
 イライラ人捜しもつかれる
 そしてわたしは 
 これから幸せ見つけなきゃ」

歌詞の「体中が大人へと さみしく踊って 変化していく」なのだが、聴いていた当時、二十歳ぐらいだった私は余裕で聴けていたのだけれども、今聴くと「・・・老化!?」って思ってしまう。


Precious Memories

2015年06月27日 22時58分31秒 | Weblog
お昼前、高崎線に揺られて本庄に初上陸。

大学時代の友達、潤一くんとハナちゃんとハナちゃんの旦那さんとで蕎麦を食べた@「ろ」



私は以前から気になっていた郷土料理「ひや汁」の蕎麦をチョイス。


美味しい!!

玉子焼きも、海鮮サラダも絶品!!





ハナちゃん旦那とは初遭遇。とても穏やかで理知的な殿方だった。
私の噂はハナちゃんから聞いているらしく、私のキーポイントは
「探査機はやぶさ」「クマ」
とのこと。

っていうか、この居心地の良さは何なんだろう。
ああ、そうか。
・・・4人とも水瓶座なんだ!!水瓶座率100%!!混じりっ気なしの水瓶座的集会!!

潤一くんはアメリカに住んでいて、一時帰国。
アメリカでの暮らしや文化に就いてを話してくれた。
人種的なことで苦心することもあるらしいが、頑張っている。

運転中、何やら涼やかな音が響いていることにハナ旦那が気付いた。
「車内に鈴虫でも居るんじゃない?」
と適当に言い返すハナちゃん。
「修理に出さないとかなあ」
と呟くハナ旦那。
しかし、鈴虫音は前方のトラックから漏れていることが判明。
よって前方のトラックは「鈴虫トラック」と命名。
鈴虫トラックって響きがいいよな。


車の点検に行くというハナ旦那が離脱し、ハナちゃんの運転でドライブへ。


「みんなに見せたいものがあるの」
とハンドルを握りながらハナちゃんが言う。
それは「連続するコバトン」
道路脇に設置されたコバトンの目印である。

ハナちゃんはなぜかコバトンが嫌い。
出勤時にこの「連続するコバトン」が視界に入ると発狂しそうになるらしい。

写真で上手く撮れなかったのだが、コバトンが数十メートルにわたって連続出現していた。

深谷って、私の故郷・雀宮(駅東辺り)に似ている。なんだか懐かしい。
道の両脇に広がる田んぼ、古びたマルフクの看板、やってるのだか定かではない商店の店先、そのようなものが牧歌的な絵の中に当たり前のように納まっている。


私のリクエストで荻野吟子の記念碑に到着!
日本の女医第一号になった偉人で、渡辺淳一先生の「花埋み」のモデルになった人である。
この小説を読んでいたとき「ハナちゃん家に近いな」と思っていたのだが、まさか来られるとは。感激。




ついやっちゃう。



空を見上げると、飛行機(ラジコン?)が空を飛びながら何かを落とすのが見えた。
「あれ、なんだ?」
気になると追求したくなる私達。この辺、昔から変わらない。じゃないと「哲学」なんて専攻しないよな。

飛行機に導かれ、川べりの方まで歩いていった。

土手を上がり終えると、そこには広大な利根川があった。




「わ~い!!」




何回か飛んでは着陸する飛行機を目で追いながら三人で会話をしながら爆笑。
THE内陸性気候のじめじめした空気を纏わりながら、学生時代のときのように話しては笑う。

カーナビとGoogle先生のお導きにより、古代蓮がこの辺にあることを知った我々。やっぱり行くことに決定。
母からこの存在は知らされていて気になっていたのだが来るのは初めて。
夥しいほどの蓮がお出迎え。花はあまり開いていなかったけれども、圧巻だった。







それぞれ、好きなところに行って撮影する我々。

私を盗撮してLINEで知らせるハナちゃん。


みんながみんなでそれをやるものだから、LINEパニック。
危うく池にドボンしそうになって焦った。






ゆるキャラ発見。
ここ行田はゼリーフライが有名。


猫発見。


ディズニーシーの「タワーオブテラー」のような展望台。



車の中から、さきたま古墳郡をチラ見。
教科書レベルの有名な古墳があることで有名なここには何年か前に一人で来たことがある。



ちょうどカーステレオからglobeの「Precious Memories」が流れてきた。
私達が入学した1996年の春に発売されたアルバムの歌だ。

後部座席から見つめた車窓には夕焼けが広がっていて、つい涙が滲んだのはここだけの秘密。



友情が20年も続いている奇跡。そして、埼玉、東京、アメリカと離れているけれど、会うだけであの頃にタイムトリップできる友達がいることに感謝。

みんな大好き!
また会おうね。

globe - Precious Memories



夏の扉

2015年06月26日 23時32分46秒 | Weblog
株主総会、無事に終了。
この日は毎年超早起きをしなければならない。
リポビタンDを投入し、出勤。
自席で業連を一発、華麗にぶち込んで、みんなに遅れての会場入り。
以前は会長の背後に佇んで暗躍をしていた私だが、近年は受付を担当。
議決権行使書を携えてやってくる株主さんの対応である。


無事、恙無く終了。

会社を去る副社長にお別れを述べた。
この日の日記に書いたように、別れ際はきっと泣くに3,000点だったが、案外さっぱりしたお別れだった。
巡る時代を肌身で感じつつ、その背を見送った。

後片付けをし、帰社後も仕事に追われる。
忙しい。

総会の打ち上げはなく、残業に突入。
後輩女子Cちゃんと退社するとき、彼女から
「○○さん、今日の夕御飯は何ですか?」
と訊かれた。
彼女がこれを訊いてくる時は99%、「一緒にご飯しましょう」というサインだ。
案の定、今夜は旦那さんが帰ってこないとのことなので、二人で喫茶店へ。

喫茶店のナポリタンって、どうしてこんなに美味しいのだろうか。


あとフレンチトーストもこの上なく美味。


二人で総会の反省会、また仕事の目標を立てあったり、噂話をしていたら3時間が経過。

彼女はよく考えている。
日々刻々と変化する社内情勢を虎視眈々と見つめ、立ち居地を考えているなと感心してしまった。
指に唾をつけて風向きをちゃんとうかがっているかのようだ。
私も頑張らないとって思う。でないと、・・・生き残れない・・・(切実)。


来月はO主任も交えての女子会@サイゼリヤの予定。
再来月は夏祭りでの金魚すくい→納涼飲み会コース。

湿った梅雨の空気は嫌だけれども、今開かれんとする夏の扉の向こうからは、何やらすごく甘美な匂いが漂ってくる。
もっぱら酒の匂いだが。




総会準備

2015年06月25日 21時13分42秒 | Weblog
午前中はまたエアコンが入っておらず、茹蛸状態でパソコンに向うも、意識が朦朧とする。
忍耐強く、また会社に従順な後輩女子Yちゃんが「これでは効率が悪くなります。こんな我慢大会、やめてほしいです」と呟くぐらいの劣悪な環境である。

そんなところに、某課の女性課長から内線。
昨日の稟議書の受付時に彼女が作成した稟議書をチェックをした際、不完全だったのでその点を指摘して付箋を貼って戻した。
内線の向こうの彼女は何かが気に食わなかったらしく、憤然と超早口で「じゃあどうすればいいんですか」と切れだす始末。
まず落ち着いて話そうよ、な?あと、それ教えを請う姿勢じゃないよな。まずはそこからだろ。
課長なのに稟議書を書けない事は黙っておいてやるから。

そんなこんなで午前中からイライラ度MAX。

今日は午後から株主総会の会場設営の準備をしなくてはならない。
お昼はがっつりと。
お腹がはち切れそう。


総会準備はチームワークが不可欠だ。
あまりこういうのが得意ではないので、しかも先ほどのイライラもあり、思わずソラナックス(0.4ミリ)を投入。

そして、午後イチで後輩女子Cちゃんとお揃いの「スージーズー」のTシャツに着替える。
一緒にユニクロへ買いに行ったものだ。

私は受付担当なので、そのエリアを中心に準備をした。
会場の椅子を並べたり、ポスターを貼ったり、・・・など。

夕方からリハーサル。
恙無く終了。

事務局員は夕飯付。


今日一日のカロリーを考えると、入浴前に体重計に乗るのが怖い・・・。

帰社後、残業をして帰宅。

明日は朝5時半起きだ。・・・起きられるかな。
今夜は早く寝よう。



思い出を飲み干しながら

2015年06月24日 22時22分31秒 | Weblog
先日、カップ&ソーサーをこのブログで列挙したのだが、今日はマグカップを。


☆2011年の震災直後、母ヨーコたんと妹がイギリスに旅行に行ったときのお土産。
軽くて使いやすい。所持しているマグカップの中で一番軽い。
母は私の趣味(花柄が好き)を熟知しているので、いつも胸キュンな品をくれる。



☆2012年のさいちびくん(小学校・高校時代の友達)の結婚式の引き出物(カタログ)。
DANSKのもので、スタイリッシュな色合いと形で選んだ。重量感もたっぷり。
さいちびくん、元気かな。



☆後輩女子Aちゃんの結婚式の引き出物(カタログ)。
ノリタケのもので、可愛らしい絵柄に惹かれた。
当時私はうつで、式場のある新浦安駅までソラナックスを大量に飲み、泣きながら電車に揺られた。
Aちゃんは既に2児の母。元気で頑張っているかな。・・・使う度にうつだった自分と花嫁衣裳を纏った彼女の姿を思い出す。



☆上京する際に母が持たせてくれたティファニーのマグカップ。
容量的に使い勝手がよく、一番使い込んでいる。



☆以前、自分への誕生日プレゼントで買ったウェッジウッドのクマさんカップ。
超絶カワユス。



☆JAXA相模原キャンパスで購入したはやぶさくんマグカップ。ちょっと自慢。
2010年7月のカプセル公開のときに買ったもの。



☆番外編
益子で絵付けした湯呑み。
今から27年も前のもの。
当時私は10歳。
運悪く風疹に罹り、益子への遠足に行けなかった私を親が不憫に思い、後ほど家族旅行で益子に連れて行って絵付けをさせてくれたときのものだ。
左側のキャラクターは「いきなり8くん」といって、独自で編み出したものである。懐かしい。



一つ一つに大切な思い出がある。

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水瓶座の別れ

2015年06月24日 21時05分51秒 | Weblog
面白そうな記事を発見。


12星座【マイペース】ランキング 牡牛座はどんな時も自分時間で過ごしたい!

こういう見出しを見ると、水瓶座の私は、ある種の心のざわめきを抑えられなくなる。


第1位 水瓶座……何があっても自分がぶれない

 マイペース第1位は水瓶座! そもそも、誰にでもフレンドリーで気さくな水瓶座が、かたくなに自分のペースを変えない理由は、こだわりがハンパではないからです。こだわりの内容はそれぞれに違います。たとえばある携帯キャリアにこだわる場合、仕事にさしつかえようが、何があろうが使い続けます。○○はいつもここで買うと決めたら、浮気はしません。人から何かをすすめられたり、その場の雰囲気で流されて、気が変わったりはしないのです。水瓶座のマイペースは、自分にはこれしかない! という究極のこだわりの結果なのです。




予感的中・・・。

ドンピシャである。
何かを推奨されたり、頼まれてもいないのに助言をしてくる人に接すると、笑顔でスルーする。
好きになると一途。サイゼリヤにおけるミラノ風ドリアを毎回注文するように。
また、「人は人。自分は自分」という線引きがきっちりされている。
他人と同じ色に染まればもっと楽なのだと分かっているのだが、でも私の中で息づいている水瓶座の「ガニメデ」が全力でそれを拒むのである。


ガニメデとは・・・
昔、トロイの山に住んでいた羊飼いの少年ガニメデ。
かなりの美少年であったガニメデを気に入った主神ゼウスは、オオワシに化けて彼をさらっていった。
ガニメデはその後、神々の宴会にてお酌をする給仕役として働き、神々の間でも評判となった。
感心したゼウスは、ガニメデを星座として夜空へとどめておくことにした。


拉致されても、給仕役にリクナビnextできるスキルの高さ!
偉いよ、ガニメデ。その勤労意欲・・・マジ、リスペクトだわ。
だてに瓶から「神酒(ネクタル)」を無駄にじゃーじゃーと流しているだけではないんだな。



そんな水瓶座に、私の場合、マイペースな血液型B型もミックスされていたりするので、もはやカオスである。
私の母親(山羊座B型)は
「亮ちゃんは本当に育てにくかった。『1+1=5』になる子だった」
とクレームをつけてくる有様である。



もうすぐ退職する副社長も、そういえば水瓶座だ。
彼も上記のような気質を兼ね備えている。

彼のもとへ毎日稟議書を持っていき、捺印をしてもらっている。
定規と鉛筆を使って一生懸命に数字を出している彼に、「失礼致します。ご決裁をいただきたいのですが」と声をかけるのである。
捺印を押す彼のリズムを稟議書を引っ込める私のリズムが一体化するとき、そこにはトランス状態の絆が芽生えている。
まるで餅つきのように。


今日、捺印を終えた彼に最後のチャンスだと思って声を掛けてみた。
怖くてあまりプライベートなことは話したことがなかったので少しだけ緊張した。

すると、
「あなたには色々迷惑をかけたね」
と言われて、涙腺が崩壊しかけた。

慌てて
「至らぬ点が多くてすいません」
と言うので精一杯だった。

上記の水瓶座の特徴に加え、クールだとも評される水瓶座の私だが、去る人を見送るのだけは寂しくて寂しくて、どうしても苦手だ。一生慣れないのだと思う。


オアシス

2015年06月23日 23時07分12秒 | Weblog
心療内科デー。

この日、私はマッハで退社をする。
今日も急いで駅に向おうと競歩並みに早歩きをしていたら、道端より私の名を呼ぶ声がするではないか。
声の主は、昨年の春に退社をしたパートさんであった。
制服の引継ぎをろくにできないまま退職をしたことを開口一番に謝罪された。
本当、あの時(去年の3月)は、どうなることかと思った。
でも制服の業務はちゃんとできている。歯を食いしばったものなあ・・・今もだけど。

それにしても、お元気そうで何より。
「今度女子会をしましょう」と明るく別れた。


心療内科の受付に遅れることを電話で話したので締め出されることはなく、無事に到着。
待ち時間は3時間。小説を読んで過ごした。
気付くと窓を大粒の雨が打ち付けている。遠雷も聞こえる。
私が育った宇都宮では、雷が多く、そして「雷」を「雷様(らいさま)」と呼んでいた。
宇都宮で聞いた、地響きがするぐらいの大きな雷は、上京後、遠いものになっている。

そんなことを思い出していたら、名前を呼ばれた。
ノックして診察室に入場しようとしたとき
「ドドドドーン」
と雷様が近くで鳴った。
雷と共に、私、入場。・・・派手な演出である。
視線の先には疲れきったクマ医師がぼんやりと佇んでいて、軽くホラー。


「どうしましたかー?」
とクマ医師。
・・・同じ台詞を彼に投げかけたい。
髪は乱れているし、目が窪んでいる・・・一日70人の患者さんの話を聴くのだもの。そりゃあ疲れるよな。


先般言われた「守るべき者がいないから禁煙しない」と某さんに言われたことを述べ、ずっとモヤモヤしていることを伝えたのだが、独身者特有のマイノリティーに対する鬱憤だと捉えられそうになったので、そこんところはやんわりと否定。
でも話していくと、「喫煙者=守るべき者がない」という某さんの決めつけに対し、私はモヤモヤとしているという事実が浮き彫りになった。特に具体的なアドヴァイスはなかったのだが、この件に関しては、話すことで心が整理できたと思う。


睡眠に就いては、マイスリー0.25ミリを日・月・火・水曜日×2週間のみ飲んだことを言ったら
「凄いですね!!」
と褒められた。
10年間毎晩飲んでて、一時期は10ミリ/day飲んでいた私が、半年でここまで減薬できたことに彼は大変喜んでいた。
マイスリーの過剰在庫を伝えたら、処方も半分になった。

だんだんクマ医師から独り立ちする自分を感じている。
クマ医師と歩んできたこの9年間。本当に様々なことがあった。
2週間に一度の診察は砂漠のオアシスのような存在だった。お金を払って得られるオアシスだ。
でも気付いたら、自分でオアシスを見つけられるようになっていた。
というか、オアシスは自分の中にあった。自分の感じ方考え方次第で、砂漠もオアシスにできるのだということを知った。

上を見たらキリがない。
自分相応の、自分に適した、自分だけのオアシス。
その追求が生きること、そのものなのかな・・・と。


「おだいじに」
と送り出すクマ医師。

心の中で同じ台詞をそっと疲れきったクマ医師に返す。


処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散
ゾルピデム酒石酸塩(マイスリーのジェネリック)のみ半分になった。


日の目を見ないもの達

2015年06月22日 23時12分19秒 | Weblog
母ヨーコたんとの電話で、ある食器のことが持ち上がった。
1999年の秋、母と九州旅行に行った際、自分用の土産として買ったカップ&ソーサーである。
私でさえ持っているのを忘れかけていたのに。母の記憶力は凄い。

「来年から就職・一人暮らし」と胸をワクワクさせて購入した。
古伊万里風で絵柄も洒落ている。裏に「未峰窯」という記載がある。



棚から、ほかのものも漁ってみる。


こちらは2000年2月にドイツ(中世の宝石・ローテンブルク)で買ったグラタン皿とマグカップ。
正確な価格は忘れたが高かったことは覚えている。
そして、売ってくれたおばさんが甲高い声で「ヨゥヨゥヨゥヨゥ・・・」と言っていたのを思い出す。
あのおばさん、元気かな。
ちなみにこのグラタン皿。これでグラタンを作ったのは1度切り。



栃木の益子焼のカップ&ソーサー。
益子焼はそんなに好きではないのだが、これは絵柄がかわいいので買った。
素朴な佇まいに年々愛着を持ちつつある。




これは私が学生のときに、父が出席した部下の結婚式の引き出物。




おまけ。
フランダースの犬の皿(非売品)。
どうやってゲットしたのかは忘れたのだが、何かのシールを集めてゲットした。
勿体無くてずっと仕舞いっ放し。



なかなか日の目をみることがないこれらだが、こうして見返すとやはり好きで集めたものだと再認識できる。
もっと使ってあげようと思った。
グラタン皿は、別にグラタン皿としてではなく、別の生き方をしてもらおう。
ビバ・第二の人生・・・!!

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another point of view

2015年06月21日 21時28分04秒 | Weblog
オープンからそろそろ1年が経過する宇宙ミュージアム「TenQ」に、ようやく行ってきた。



このビルの6階にある。



できた当初は大混雑していた。今日はすんなりと当日券も買えて拍子抜け。

チケットを買い、予約時間に入口に集合。
入口から真っ暗な通路を行く。
・・・鳥目の私にはかなり辛いものだった。
前に居たカップルにぶつかり、「サーセン」と謝りまくり・・・。

☆はじまりの部屋
今話題のプロジェクションマッピングが見られる。
メガネをかけないで体感できる3D。
ただの壁が出っ張ったりへこんだりしててかなり不思議。


☆シアター宙~宇宙を感じる直径11mの4K超シアター~
これを観に来たのである。撮影禁止なので、Youtubeの動画で。

TeNQ(テンキュー) 「シアター宙(ソラ)」


いやー、これ、迫力があって面白かった。浮遊感、半端ない。
月、数々の惑星、太陽のマグマ、そして瑠璃色の地球を、直径11メートルの穴から覗く感じ。
足元に広がり、流れていく壮大な宇宙。
特に地球のシーンでは、映画「ガガーリン 世界を変えた108分」の宇宙シーンを髣髴とさせる。

シアター宙のプログラムは「another point of view」
まさに「今までとは違った視点からの宇宙」を楽しむことがきた。


☆サイエンス

一目散にイトカワへ!!




はやぶさの如く、イトカワを散策。
他のお客さんも思い思いに撮影をしていた。



東大の施設。ホワイトボードに難しそうな数式が。




火星探査機「マーズ・ローバー」のレプリカが展示されている。






このカプセルの中にはクイズが入った紙が入っている。
300円か~。せっかくだし、やってみっか~。


ぎゃあああああああああ。
何これ。難しい!
Google先生、おせーて!!



気を取り直して宇宙人と戯れる。
吉熊、泣きそう。



星にちなんだゴッホの絵。




天球儀に目ざとく反応する吉熊。
「ああ!くましゃんだ!」





「宇宙の宝石」についての説明。
お決まりのペリドットの雨の件である。
地球から1350光年ほど離れた天体で、ペリドットの雨が降っているらしい。
今日、偶然、ペリドットの指輪を嵌めてきた私、ドヤ顔。オリーブグリーンのこの宝石は8月の誕生石。




「こんな星があったらいいな」のコーナーで「小惑星くま星」というか、クマの絵を描いた。


お土産売り場を散策。
可愛いあの子がいるではないか。
はやぶさ・・・。



TenQは、「難しさ」「綺麗さ」を兼ね備えたハイスペックな場所であると判明。
デート目的でも勉強目的もカバーできる振り幅の広いスポットだった。
ただ説明書きの文字が高いところに書いてあるにも関わらず小さいのだけはいただけなかった。



疲れたので、ニューヨーカーズカフェで角煮丼を食べ、一服。うまー。


帰ろうと駅に向ったのだが、急に文京シビックセンターに展望デッキがあることを思い出し、回れ右。



25階からの眺めは素晴らしかった。





スカイツリーも見える。


新宿の高層ビル群。


池袋。


「見ろ。人がゴミのようだ」
・・・って、それはムスカの台詞だろ。吉熊。


東京で、高いところに昇ると、なぜだかやる気が湧き出て来る。
自分が上京してきた意味等をもう一度よく考える良い機会になっている。

さて、明日からまた新しい一週間が始まる。
頑張ろうっ!!




イトカワなう!

2015年06月21日 17時07分12秒 | Weblog
イトカワなう!
探査してる。




応援しているよ

2015年06月21日 02時05分19秒 | Weblog
はやぶさ2は今、地球から5,600万キロ離れた宇宙を飛んでいるもよう。
頑張れ!はやぶさ2!!

http://www.lizard-tail.com/isana/hayabusa2/

引きこもり貴族

2015年06月20日 23時26分03秒 | Weblog
咥え煙草をしながら電子レンジにレトルトご飯を突っ込むのは土曜の朝(昼)の恒例と化している。
今朝(昼)は納豆と「ごはんですよ」の魅惑のコンビにしたのだが、どうやら納豆、賞味期限をオーバーしてないか?
やけに口の中でしゃりしゃりするんだが。でも怖くて外装フィルムに記載されている賞味期限を確認できない。
知らないでいいことも世の中にはある。今朝(昼)の納豆はその典型だ。あと1パックある。食べるか否かの決定権は明日の私にある・・・!

昨日のブログを更新し、晴れた天気に急かされるように洗濯をした。
濡れたシーツが放つ、柔軟剤の人工的な甘い香りに一仕事終えた感触を得て、机に向う。
今日はひたすら勉強をした。来年受験予定の国際秘書検定の勉強。


英語がなあ・・・。
中学生の参考書が必要かもしれない・・・。とほほ。



夕方、飽きてきたので終了。

ご褒美はかりんとう。
板橋の有名なもので行列ができる店の物らしい(いただきもの)。
うん!上品な甘さ。



夏休みのベトナム旅行まで2ヶ月切ったので、寝転びながらその予習をする。
ワンピースを作る、アオザイで記念撮影、フォーを食べる、フレンチのフルコースを堪能、夜景を見ながらサイゴン川クルーズ、エステ・・・やりたいこと、いっぱいでクマった。計画を練り練り。



一番気になるのは手作りクマ。
「ナグ・ベア」


この夏、我が家にもう一匹、クマが増えるもよう。
もう80匹近くいるんだが。クマ飽和状態。

そのうち、クマたちに家を追い出されるかもしれない。
「出て行け」



夜、母ヨーコたんと電話。

私「私、ほら、貴族だからさ」
母「・・・え?」
私「え?・・・『え?』って何?」
母「貴族が煙草をふかすものですか」
私「知らないの?昔の貴族の文化に『嗅ぎ煙草』ってあったんだよ」
母「へえ。でも鼻の穴が真っ黒になるじゃない」
私「んだな。鼻毛伸び放題だな」

という緩い会話を展開。
母とはこんな会話ばかりをしている。
年々角が取れていく母ヨーコたん。
ロハスな生活をし、優雅に気ままに生きる彼女こそ、私には貴族に見えるYO!



明日はお出かけしませう。