世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

運命的な出会いの果てに

2013年05月30日 21時17分14秒 | Weblog
今日の日経平均株価も大幅に値を下げた。


 前場の東京株式市場で日経平均は大幅反落。1万4000円の節目を割り込んだ。下げ幅は一時400円を超え、取引時間中としては5月2日以来となる1万3800円台まで下落する場面もあった。
 朝方は前日の欧米株安や円上昇の流れを受けて主力輸出株が売られたほか、不動産、保険などの内需系も安く、ほぼ全面安の展開。先物安が裁定解消売りを誘い下げ幅が拡大したとみられている。「投機筋の先物売買に振らされ、国内外実需筋の投資マインドが低下した」(準大手証券)という。
 売り一巡後は為替が1ドル101円台前半まで円安方向に戻し、主力輸出株を中心にやや下げ渋る展開となった。市場では「米量的緩和策の縮小懸念が海外投資家のポジションに影響を与えている。テクニカル的にも売られやすい状況だ。企業業績は回復基調だが、短期的には調整局面が続く可能性もある」(内藤証券投資情報本部部長の浅井陽造氏)との声が出ている。
 東証1部の騰落数は、値上がり304銘柄に対し、値下がりが1343銘柄、変わらずが65銘柄だった。(ロイター)

ということで、ずっと板を監視。必要があれば吉熊上司に相談して、会長などに株価情報メールを送信した。



その間、月末の伝票整理。
新型制服の手配の業務を熟考。そして、新型制服について店からの質問に答える。


先週、喧嘩をした他部署のTさんとは仲直りをした。
彼女が「お菓子あげる~」と言ってきて、丸く治まった。
基本的に本社の女性陣は皆仲が良い。
仕事で衝突しても後腐れがない。
…というか、お菓子に釣られる私…。



明日は本社女子による女子会。
赤提灯が灯る、会社近くの居酒屋で。
女子数十人が一堂に会する。
三回目。
後輩女子Y子ちゃんは初参戦。
彼女は育児中なのだが、明日は旦那さんに保育園に寄ってもらうとのこと。
GW中に卒乳もできたので、明日はいっぱい飲むと意気込んでいた。
Y子ちゃんの息子さんの話はとても面白い。
昨日、彼女と一緒に仕事をしたのだが、爆笑の連続だった。
息子さんはバスが大好きで、マンション前のバス停でずっとバスを見たがるらしい。
帰るように説得するとギャン泣きするので、もう諦めて好きなだけ見させるとのこと。
「子供の変なこだわりって容赦ないんですよ、ホント」
と言っていた。
また、箒と塵取が息子さんのブームらしく、保育園に持って行きたがるから困ると言っていた。

わかる~。
私も幼い頃、家族で千葉の九十九里浜に行って、海岸に漂着していた木の枝を「持って帰る」と言って聞かなかったそうだ。
祖母に「今度来た時に持って帰りましょう」と説得され、騙されて置いてきた。
その後、九十九里浜には行っていない。30年ぐらい。

その時に撮った写真が昨日出てきた。

カニさんのセーターは、編み物が得意な母ヨーコたんの御手製。
Y子ちゃんの息子以上に聞かん坊だと思われ。



定時間際、後輩男女、吉熊上司とテレフォンカードの話になった。
そして、電話ボックスの話しに漂着。
「電話ボックスといえばさぁ…クックックッ」
と吉熊上司。
彼が中学時代、面白い遊びが流行ったそうだ。
その名も「混線ダイヤル」
時報に電話を掛けて耳を澄ますと、混線してその混線相手と会話が出来ると言うものである。
ピッピッピッポーンのあとの数秒間の間に相手に電話番号を教えたり教え合ったりするものらしい。
信じられなかったが、ググるとけっこうそういう遊びをした人がいて驚いた。
かなり流行したらしく、皆やっていたのでかなりの確率で誰かと話ができたらしい。
「懐かしいなあ」
と吉熊上司。
「ちょっとした出会い系じゃないですか」
という私の一言で一同爆笑。


そんなこんなで、今日は良い一日だった。


人生も「混線ダイヤル」の果てと同じなのではないだろうか。
雑音に消されそうな運命の糸によって、私はあの会社に辿りついた。
時報にかき消されそうな相手の声に耳を傾けるように、自分の願望に導かれて、今ここにいる。
そう思うと、泣いたり怒ったり笑ったり気を遣ったり、そんな日常がとても愛おしく感じる。

職場だけではない。
今まで出会った人や場所、風景までも運命的な出会いの果てに得られたものだと思える。


HUMANSYSTEM



笑顔でいようと

2013年05月29日 23時06分38秒 | Weblog
今朝食べたヨーグルトがすこぶる不味かった。なんだろ、あれ。油性マジックの臭いがしたんだが。昨日買ったので腐っているということはないと思うが、途中で断念しそうなぐらい口に合わなかった。

仕事中、今日も怒りMAX。人事部のS課長が退職者に制服の返却をしつこく電話していたようで(私は知らなかった)。
その退職者からの電話が人事部女子の間違えで私に回ってきて、いきなり「返したものは返したんだよ!」と怒られた。
「誰があなたに電話したか確認してみますので、少々お待ちください」と言いかけたら、いきなり電話が切れた。
怖かった。

残業後、帰りに人身事故に巻き込まれてしまった。
本当にツイていない日である。
時間を潰そうと、会社近くに喫茶店で勉強兼夕ご飯。

でもあまり不快なことを書いても仕方がないので、今日は亮子さんの秘蔵写真を公開。
実家の建て直しに伴う整理で、母ヨーコたんが家族のアルバムを剥がし、子供三人に分けてくれたのである。
アルバム30冊弱にものぼる写真を一枚一枚剥がすのは大変だったと思う。

2歳ぐらいの時。
父クマパパと家の前で。
クマパパ、痩せているなあ。若いし。
そのクマが気になる。


母ヨーコたんと。
今の私と似ている!!
なんで着物を着用しているかは知らない。



ポーズ決めているよ!


これはよく覚えている。
風邪引いて幼稚園を休んだ時の日だ。
たしか歯茎にパチンコ玉サイズの腫れものができてしまった。
しかし、大嫌いな幼稚園を休めて嬉しかったので笑顔。



膨大な数の写真を見ていると、いかに自分が大切に育てられてきたかよく分かる。
育ててくれた両親を悲しませないように、心配させないように、笑顔でいようと思った。


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クマ医師的受験指導

2013年05月28日 23時15分34秒 | Weblog
心療内科デー。

待ち時間、予想通りの3時間。
ずっと秘書検定一級の勉強をしていた。
昨日から、テキストを軽く読み直す作業をしている。
各項目の例題を解き直す。ひたすら。
何度解いてもできない問題が淘汰されない。

煙草が吸えないのが辛い。
貧乏揺すりをして凌ぐ。イライラ。


さて、診察。
今日のクマ医師、ブルーのシャツをお召し。爽やかである。
横の髪が短くなっていた。カワユス。


まずは仕事のことを聞かれた。

先々週、他部署の人(Tさん)にぶちギレしたことを言及。
思わず電話機を投げつけたという顛末を述べた。
退店する店舗の契約書のことなんて私は知らないのに、一方的に私に押し付けてきたTさん。
最後は「よろしく~!」と電話を切られたのである。
今思い出しても、激おこぷんぷん丸。

あのとき、上司に相談しても「うちじゃないよ。放っておいていいよ」と言われるだけだった。
板ばさみになって、精神的に苦痛であった。

クマ医師曰く、Tさんはおかしいとのこと。
そして上司が関わらないようにしていたのは、おかしいTさんと関わるのが面倒だったからという結論が導き出された。

また、その店舗は先日退店したのだが、契約書絡みではなんの不都合も発生しなかったというオチにクマ医師、爆笑。
本当、笑うしかない。


Tさんとは、その後、一言も話していない。
今週末の女子会、彼女と同席するのだが若干気まずい。
まあ酒の力でなんとかなるかなと楽天的に思っている。
(でも、許さないけどな。←粘着)


生理前のイライラはあまり自覚していないのだが、周囲からは指摘されるので、生理前の5日間だけパキシル微増。


「勉強の方は?」
と聞かれた。
そうそう、彼は受験指導、うまいのである。

記憶というのは、寝ているときに定着するらしい。
「一夜漬けしたことが記憶に定着しないでしょ?あれは寝ないからですよ」
とのこと。

「兎に角、睡眠時間は絶対に削らないでください」
と言われた。
覚えたことが無駄になってしまうから。

「過去問やってて解けない問題にぶちあたりますと不安になっちゃいます」
ということを言ったら、
「わかりますッ!」
とクマ医師。

そして、
「試験当日にこの問題に当たらなくて良かったと思いましょう」
と。
あと、間違えた過去問に類似した問題を解くように指導された。



集中して勉強して、寝るときは寝て、と熱く語られて終了。


心 理 療 法 が 受 験 指 導 に な っ て い た 。


試験まであと1ヶ月。
気合い入れていくぜ!

処方変更なし
パロキセチン(微増)、ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール


風呂に入った吉熊。
帰宅したらすっかり乾いていた。
ふわふわもこもこ。かわいい。
今晩は一緒に寝ようね、吉熊。




ほやほやと燃える野心

2013年05月27日 22時57分40秒 | Weblog
朝のニュースで、林真理子先生が出ていてひどく興奮してしまった。
今、売れている「野心のすすめ」について。
「最近の若者は野心がなくて心配」と真理子先生。
真理子先生は就職活動に失敗したが(不採用通知40通のコレクション!)、野心を持ち続け、努力をしてきた。
そんな真理子先生から見ると今の若者は野心を持っていなくて歯がゆいらしい。

東洋大学の就活生と語らう真理子先生。

ある女子学生が言った痛烈な一言。
「終電乗るとすごい疲れた顔のお姉さんがいて、手を見ると結婚指輪もなくて、この人これでいいのかなって思っちゃう」
に過敏に反応する私。
なんだとっ!!きぃ~!!

その子に、
「でもそういう時期がないと、人間は成長しない」
とキッパリ仰った真理子先生!
やはり、俺たちの真理子先生。
話がわかる。


私にとって野心とは何だろう。
最近見失いかけていたが、あの本「野心のすすめ」を読んでからエンジンがかかった。

マンション買う
出世する
独身を満喫する
秘書検定一級に受かる
色々な国にいく
ストレートロングを維持する


…マニアックな野心だな。


月曜日は、朝礼があるので、早く出勤しなければならない。
「あまちゃん」が見られない。
マニアックな野心と我慢しなければならないことを天秤にかけながら出勤。


そんなに暑くもなく、よい日和だった。
このぐらいの暑さならば、まだ耐えられる。
今日はミニスカート着用!気分的に。膝上10センチの抵抗。



金曜日の外出の清算と勤怠届けの提出などをして、午前中はばたばた。
午後は報告書の作成。
また店長会議の会場設営のため、吉熊上司と椅子とテーブルを数えに他の建物へ。

電話当番で皆よりも遅く食事を取っている女子を発見!
よく見たら、この前一緒に裏飲み会で飲んだ「岩なんとかさん」だった。
岩なんとかさんは、私と吉熊上司を見て、「先日は楽しかったです~」と挨拶した。
ニヤニヤする私と吉熊上司。
あんだけスパーキングした姿を見せつけておいて、もう合わせる顔、ないっす…。
でも、他部署に気軽に話せる人ができるって、心強い。
これからあの部署で分からないことがあったら岩なんとかさんを頼ろう。
てか、そろそろ名前を覚えようよ、自分。

週末、吉熊上司は子供の運動会があったらしく真っ黒に日焼けしていた。
また後輩女子Cちゃんは地元で同窓会があったらしい。
会場はうちの高校の同窓会と同様、イタヤホテル。楽しかったとのこと。
栃木のお土産、とちおとめのお菓子を頂戴した!



プチ残業後、図書館へ。
嗚呼、忙しい。
一日があと2時間ほど長かったらいいのに、と思う。
しかし、2時間あったら、「わーい!」ってなり、その間ずっとネットか読書をしてしまう自分が容易に想像できる。

そんな自分はまずは24時間を効率的に過ごすことを目標にしよう。
野心と我慢しなければならないことを天秤にかけながら。
ほやほやと燃える野心を保ち続けるために。


吉熊 キレイキレイ

2013年05月27日 22時51分12秒 | Weblog
会社と図書館から帰ってきてヘトヘトの私に吉熊が纏わりつく。

「おかえり。ねえ、僕と遊んでくれよ」


あ、今、疲れてるから。
後でな。
ん?
吉熊、汚れていないか?
入浴すんぞ!

「わ~い!」

さあ、今日は「ニュービーズ」のバブル風呂だよ。
良い香りがするね。



10分後。

吉熊、さっぱりんこ。




吉熊の可愛さに悶絶。
しかし、今日、彼は濡れているので一緒に眠れない。
しょんぼり。


レオナルド・ダ・ヴィンチ展と夜薔薇

2013年05月26日 21時58分38秒 | Weblog
東京都美術館で開催されている「レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像」展に行ってきた。


美術館HPより
イタリア・ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)。
本展は、アンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵するミラノ時代のレオナルドの傑作《音楽家の肖像》と、レオナルド直筆のメモや素描を集成した手稿本『アトランティコ手稿』に収められた22葉を一堂に集め、レオナルド作品の魅力とその思考の過程を探るとともに、ベルナルディーノ・ルイーニやジャンピエトリーノら、レオナルド派の芸術家たち(レオナルデスキ)の油彩画、および同図書館・絵画館が所蔵する素描コレクションから精選した珠玉の素描群を通して、レオナルド作品の影響と、イタリアのルネサンス以降の素描の歴史における素描家レオナルドの重要性を明らかにします。


レオナルド・ダ・ヴィンチ《音楽家の肖像》
現存するダ・ヴィンチが描いた唯一の男性像。
どう見ても後輩男子タイスケくんにしか見えない。




素描やスケッチの数々。
正直、ちょっと難しかった。






嗚呼、これは、ダ・ヴィンチが描いたものなのだなあという感動はあったが、素描やスケッチから感じられるほど、私の心は感度が高くなかったらしい。


永久機関の図は見られて良かった。



彼が幾何学や解剖学、哲学や芸術にまで精通していたことは分かった。
とにかく、やはり天才なのだと。

素描より、色が付いている絵の方が好きかも。
ダ・ヴィンチ以外の画家の作品。

ベルナルディーノ・ルイーニ《聖家族と洗礼者聖ヨハネ》1526-30年頃 油彩、ポプラの板



ベルナルディーノ・ルイーニ《幼子イエスと子羊》1526-30年頃 テンペラ、油彩、板

ヤギ、絶対「いてて」って言っていると思うよ?


レオナルド・ダ・ヴィンチの絵は、フランスのルーヴル美術館で見たことがある。
「モナ・リザ」
やはり大人気で、あの絵の前はフィーバーしていたっけな。

そしてルーヴル美術館展が今年の7月20日から東京都美術館で開催されるらしい。
これは是非行きたい。



上野界隈を散策し、お茶をして、上中里へ。
旧古河庭園の夜薔薇を堪能した。

私の大好きな薔薇「琴音」
上品なピンク色。
今年はもう見られないと思っていたが、良かった。会えた。






漆黒の闇に凛と咲く白薔薇。




ブーケみたいだ。
愛らしい。


薔薇と洋館って合うよな。












吉熊、ハッスル。
やはり君は夜行性。
これは「緑光」という薔薇。


水中花。




スポットライトを浴びる女優のような薔薇たち。







花を撮っている時が一番無心になれるかも。
息を殺してそっとシャッターを押す瞬間は筆舌しがたい。


さて、明日からまた仕事。
月末も近づき、ばたばたしそう。
週末リフレッシュした分を使い果たしそうである。
しかし金曜日は本社女子による女子会の予定。
美味い酒を夢見て頑張ろう~!!


はやぶさを想う

2013年05月25日 21時54分52秒 | Weblog
昼前に起きた。昨日はけっこう歩いたので疲れていたらしく、深い眠りだった。
朝風呂に入り、昨日コンビニで買ってきた冷やし中華でブランチ。
そしてコーヒーを啜りながらまったりネットを徘徊。
先日、NHK「あまちゃん」で、観光協会のしおりさんがTM NETWORKの「Get wild」を踊っていた。
脳内の音楽に合わせて。小室さんファンの私は朝から狂喜乱舞。ゲッワイ!
今日はその影響でTMNの動画三昧。「WILD HEAVEN」が好き。

宅配物が届くので急いで化粧&ブロー(配達員にすっぴんを見られるのが嫌)。
届いたのは先日通販で頼んだワンピース。
ギンガムチェック&花柄でお嬢さんっぽい。
一目ぼれ。


試着したら嫌いな夏が少し好きになれた。


図書館へ。
近所の軒先に薔薇が咲いていた。
ビビットな赤に元気をもらう。


5時間ほど集中。
秘書検定一級。
覚えること、半端ない。
平日にあまり勉強できないので土日に集中するしかない。
試験まであと一ヶ月。
いいかげん、本当、「あとで覚えればいいか~」はやめにしなくては。

お腹が空いたので、天丼屋で食事。
がっつり食して満腹。



お留守番をしていた吉熊にお土産。
「チロくま」
吉熊、大喜び。



ポストを覗くと、峰子殿から手紙が届いていた。
とても綺麗な便箋にうっとり。
相模原に住む彼女は、小惑星探査機はやぶさ及びJAXAの情報があると知らせてくださる。
中学~大学、就職先が同じで妹・芋子の友達である峰子殿。
いつもありがとう。


はやぶさが帰還して三年。
早かったような昔の事のような。


はやぶさプロジェクトマネージャー川口淳一郎先生のお言葉。
「高い塔を建ててみなければ、新たな水平線は見えてこない」

今日、この言葉を思い出した。
ミスチルの「終わりなき旅」の「高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな」と同じニュアンスのあの言葉。

昨日よりも今日、今日よりも明日。
少しずつ高いところにいられたらいい。



はやぶさ帰還



これからもきっと6月が近付く度に、私ははやぶさ帰還の感動を思うのだろう。
どんな状況に置かれていても。





星の王子さまに会いに行きませんかミリオンキャンペーン2
小惑星探査機「はやぶさ2」に、あなたのお名前・メッセージを載せませんか?
というキャンペーンに応募してみた。





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サウダージ ~センチメンタルな外出~

2013年05月24日 21時32分01秒 | Weblog
終日外出。
まず、新宿駅の朝のラッシュにびっくり。
流れてくる人に立ち向かうようにしてする乗り継ぎが大変だった。

順調に仕事を遂行。
今日は暑くもなく寒くもなかった。
外出日和。


吉熊上司とはLINEでやり取りをした。

お昼はサイゼリヤのランチ。
安くてのんびりできる。
今日はキーマカレー。うまー。


↑お守りとして吉熊も連れてきた。


そういえばここは昔好きだった人が住む近辺だ。
否が応でも当時を思い出してしまう。
彼の、切れ長の目とか色白な肌とか茶色がかった直毛とかをぼんやりと思い出す。
そんなセンチメンタルな私を乗せて電車は牧歌的な田んぼを走り抜ける。




10年ぐらい前、仕事で彼にメールで愚痴ったとき、彼は私にこう返事を寄越した。
「もうギブアップ?でも優しい言葉はかけないよ。○○(私)にはもっと頑張ってもらいたいからね」
と。
中学時代の彼は草食的で大人しいというのが印象的で、とてもそんなことを言うような要素は皆無であった。
23歳のときに開催された中学時代の同窓会で再会。

社会人数年目でどうしてこんなに上から目線?と当時、仕事に我武者羅だった私は憤然とした。
その後行われた主任試験の勉強とか、彼に負けぬものかという一心で勉強した(筆記試験、小論文、役員面接)。
しかし主任になったあたりから彼との連絡も途絶えた。
今では数年に一度メールが来るか来ないか。
だけど、自分でもしつこい性格だと思いつつも、どうしてもあの時の彼のメールの内容は忘れられない。
仕事で凹む度に脳の奥底に刻まれた彼のあの言葉が甘い痛みを伴って疼く。
そして私を奮起させるのだ。
そんな10年だった。


車窓を眺めると、そこには「サウダージ」が似合いそうな風景。


「愛が消えていくのを
 夕日に例えてみたりして
 そこに確かに残るサウダージ」
という歌詞を重ねたりして。

気付いたら新宿に到着していた。
そしてまたラッシュの中を歩くのだった。


日経平均株価 大幅下落

2013年05月23日 22時52分09秒 | Weblog
今日の日経平均株価の下落っぷりは凄かった。
午前中はそこそこ上がっていて、昼間、喫煙所に行っている間に急に下落。




(‘ jjj ’)じぇじぇじぇ←NHKドラマ「あまちゃん」ふうに。


他の銘柄も軒並み下がっていて、後場が終わるまで板に張り付き、会長たちに逐一報告した。
「下げの原因は?」
と社長に聞かれたりした。



<株価急落>終値1143円安 アベノミクス調整局面か
毎日新聞 5月23日(木)21時55分配信

 23日の東京金融市場は、長期金利が乱高下し、株安・円高が強まる大荒れの展開となった。東京株式市場の日経平均株価の終値は、前日比1143円28銭安の1万4483円98銭と前日からの下落幅としては「ITバブル」が崩壊した2000年4月以来、13年1カ月ぶりの急落を記録。外国為替市場では市場の混乱を嫌う投資家が安全資産の円を買う動きも強まり、円高・ドル安に傾いた。安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待で過熱気味に進んだ円安・株高は一時的な調整局面を迎えた可能性もある。




そんなこんなで私の午後はマッハで過ぎ去った。
こんな乱気流、久々である。

残業をして、後輩女子C ちゃんと途中まで一緒に帰った。
木曜日はお互い疲れが溜まっていて、無言状態が続く。
それでも、話す内容は尽きず。



明日は終日外出。
土日を含め、三日間、会社にいないことになる。
吉熊上司、後輩女子Cちゃんへの引き継ぎ事項に、
「私の机の前で泣かないでください」
としたためた。

そんな冗談が言えるような信頼できる同僚や上司がいて、私は、幸せなのだなと思う。


日経平均株価がこんなに下落したのは、2000年の4月ぶりらしい。
当時、私は新入社員で店舗に勤務していた。
地獄のような日々で、毎日泣いていた。
あの時代に比べたら何でもできそうな気がする。
今は。

さて、明日は長旅になるので、今日は早めに寝よう。
通勤ラッシュ@新宿駅を経由せねばならず、ちょっと怖い。


がんばろう!!




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エベレストに胸熱

2013年05月23日 22時29分46秒 | Weblog
正月に登山家の栗城史多さんの番組『ノーリミット 終わらない挑戦』を家族で見た。
エベレスト登頂、断念する様子、そして指9本を凍傷したことなどについて放送されており、けっこう印象的だった。



そして今日のニュース。


三浦さん「地球のてっぺんに…」 喜びにわくBCと事務所 妻「夢多く、信じたことをやる人」

「(エベレストに)行かせないと言うなら家出する」と家族に言い張った80歳7カ月の冒険家、三浦雄一郎さんが23日、見事達成した3度目のエベレスト登頂。達成の瞬間、隊員らが待機するネパールのエベレスト・ベースキャンプ(BC、5300メートル)と、東京都渋谷区の三浦さんの事務所は歓喜に包まれた。「おめでとう」「あとは無事に帰ってきて」。挑戦を支え続けた家族と隊員たちは、喜びを重ね合わせた。

凄いな。
80歳でエベレストに登っちゃうんだもんな。
私なんて高尾山でもきっと力尽きちゃうと思う。


他の記事では・・・

>8000メートルを超える過酷な環境の中、時には手巻き寿司を楽しむ場面も。そして最終アタックの前には・・・。
 「やっとこのキャンプ5に着いて、福寿園の抹茶でお茶パーティーを、世界最高所のお茶会をやりました。とらやのようかんと」

なんてロックな人なのだろう!
凄いとしか言いようがない。
この時期はじわじわくる暑さで心身ともにダウンしがちなのだが、こういうニュースを見ると心が元気になる。



それにしてもエベレスト。
今まで216人がエベレストで命をおとし、150人以上の遺体が未だ回収されていないらしい。

検索サイトで「エベレスト」と打つと、続けて「遺体」と出てきて、何だろう?と思って開いてびっくり。

じぇじぇじぇ!!


…今夜はエベレストに胸熱。

[閲覧注意]「死の山」エベレスト、高度8000mに放置された登山者達の遺体



波乗り社員

2013年05月22日 23時19分58秒 | Weblog
いよいよ夏っぽい日差し。
他の建物に行く際は、日焼け止めクリーム&日傘で紫外線を防御。
そして今日は脱スーツを果たした。
花柄のワンピースで出勤。
涼しい~。
経理部のO主任も似たような花柄ワンピースを着用。
トイレで遭遇した時に、
「偶然!!」
と鏡越しに驚き合ってしまった。
たしか合コンの時も偶然このワンピースを着用したことがあったよな。


向かって左がO主任、右が私。

暑いのは嫌いだけど、涼やかな服装は好き。
心躍る。
秋、冬、春はスーツを着用しているが夏だけはどうしてもダメ。
元々暑いのに節電でもっと暑くなり、とてもじゃないが仕事ができない。



今日は割と忙しくなかった。

7月から全店に着用してもらう制服の件で各店舗スタッフにサイズを記入してもらっている。
特に地方の店舗は情報がないのか
「どのような着心地なのか」
「今までの制服とはどう違うのか」
という質問をしてきて、それに追われる日々だ。

やはり働くときに着る服って重要なんだな。
既存の制服も自信作だったが、新制服もなかなか良いと思う。
本社の子数人に着てもらったら
「これ私も欲しい」
という子が続出。
生地が滑らかで着やすい上、デザインが素敵とのこと。


社長交代で、社内が色々と変わり始めている。
新しい制服は
「ちょっと斬新過ぎじゃないかなあ」
と思っていたが、形になればなるようになる。
いや、形にしなければならない。当社に合うように。
それが仕事。

会社変換期の波に上手く乗らないと。
乗り遅れてしまい、孤島に取り残される。

さて、明日は何を着ていこう。


波乗り吉熊。



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リアル ショムニ 女の価値は…?

2013年05月21日 22時53分11秒 | Weblog
今週の会社の花は牡丹。
とても綺麗に咲いていたので、昼休みに撮影をしていたら、他部署の部長が声をかけてきた

「牡丹はね、ボタッて落ちるから牡丹なんだ」
とのこと。
ぎゃー?!
寒い!
寒すぎて凍えそう!
適当にあしらった。



後輩男子ししゃも君が、仙台に行ったらしい。
友達の結婚式だったそうだ。
お土産に萩の月!
これ、大好物。東北のお土産ってイカすよな。かもめの卵、ずんだ、ままどーる、南部せんべい。
どれも大好き。



ネットニュースを観て興奮。
あのドラマ「ショムニ」が帰ってくるらしい。


江角「ショムニ」“同僚”一新し10年ぶりに復活



ショムニは大学三年の初夏に放送され始めた。
坪井千夏率いる庶務二課の女性社員が会社の荒波を痛快に生きるストーリーで、「東京ラブストーリー」同様、私の会社員への夢をもり立ててくれた。


庶務二課で、お色気を放っていた宮下佳奈の化粧はビデオを一時停止して観察するぐらい参考にさせていただいた。
紫とピンクのアイシャドーを使っていて、けっこう濃かった。
学生でそんなにお金はなかったので、カワチ薬局でセザンヌのピンクと紫のアイシャドーを買い求めて練習したっけ。



ショムニの女性社員も好きだったが、やはり秘書課の杉田美園に憧れていた。で、秘書検定二級を独学で受けようと思った。


今、一級を受けようとしている。

しかも、ショムニっぽい仕事をしている。脚立も時々登るし。
千夏+美園を2で割ったよう。
あのドラマのような生活をリアルに体験しているではないか。


千夏の名言、「女の価値は男の数!」は、実践できていないけど。


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こらえてつかあさい

2013年05月20日 22時49分01秒 | Weblog
今夜というか正確には明日、5月21日午前1時40分、津山事件が発生した。


津山事件または津山三十人殺しは、1938年(昭和13年)5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)の貝尾・坂元両集落で発生した大量殺人事件。犯人の姓名を取って都井睦雄事件ともいう。
2時間足らずで30名(自殺した犯人を含めると31名)が死亡し、3名が重軽傷を負うという、犠牲者数がオウム真理教事件(27名)をも上回る日本の犯罪史上前代未聞の殺戮事件であった。(Wikiより)



21日午前1時40分頃、一人目を殺害
午前3時頃、三十人目殺害
午前5時頃 睦雄自殺

78年前の今ごろ。

彼は惨殺の準備をしていたに違いない。
鉢巻きで二本のライトを頭の両側に固定し、自転車のライトを首から前に掛け、詰め襟、ゲートル、地下足袋に身を包み、猟銃や刀を手にする睦雄の心理を想像してしまう。


「夜這い」「村八分」「こらえてつかあさい」「もはや夜明けも近付いた、死にましょう」

風薫るこの時期に、それらの単語や文言を思い出すと次第に空気が生ぬるくなってくるのを感じる。
結核により村八分になった孤独な青年が一つの村を破滅させたあの事件を思わずに、私の夏は始まらない。

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リセット

2013年05月20日 20時28分39秒 | Weblog
一日中霧雨。
こんな天気だが、仕事へのやる気はあった。
今日選んだ服、ストライプの黒のスーツに深緑のサマーニットは私の好きな組み合わせ。
ペリドットのイヤリングと指輪を合せて、初夏の装い…ふふふ。

しかし、午前中、他部署のTさん(パートの女性)が絡んで一気に消沈。

近々退店する店舗からゴミ回収の契約書云々について問い合わせがあった。
「店舗○○課のTさんに問い合わせたところ、経営管理室の○○主任(私)に電話するように言われたんです」
とのこと。
そんなこと、私、知らない。
大体、店舗のゴミ関連って店舗○○課の仕事ではないか。
吉熊上司に相談したところやはり店舗○○課、もしくは店舗発室絡みのことでこちらではないとのこと。

以上のことを店舗○○課のTさんに言ったら、
「でもこっちでもないんでー」
と言う。
「吉熊上司に言ったのですが、総務や経営管理室でもないとのことですが」
と負けじと応戦。

「こっちも知らないわよ。★▼※☆§×(←聴きとり不可能。罵声)じゃ!!よろしく~~~」
と電話を切られた。
人を馬鹿にしたような態度である。
これはいかがなものか。

吉熊上司に相談したら
「放といていいよ」
とあきれ顔で言われたので放置しておくことにした。
Tさんが絡むと仕事が変になるというのはもはや社内(本社)では伝説。
みんな彼女には絡まないようにしている。
だから私が電話対応してもみんな知らん顔なのである。
酷いっちゃ酷いが仕方がない。

まあ今回は向こうから絡んできたのだから、交通事故に遭ったようなものだ。
「てか、なんで私なの」と、交通事故に遭った人っぽい台詞を吐きながら煙草をぷかぷか。

最近、こんなのばかりなのだが。
災難続きで些か疲れた。

先日も母ヨーコたんに「最近の亮ちゃん、しぼんでいる」と指摘された。
なるべく頑張って膨らもうとしているのだが、なんでだろう、嫌なことばかり続いて負けそう。

盛り塩でもするべきだろうか。
でも盛り塩のために塩を買うのも嫌だ(←家に調味料がない人)。

今日は仕事の切りも良かったので定時に退社。
午前中の一件で疲れてしまった。
帰宅後、コンビニで買った冷やし中華を啜りながらこれを書いてすっきりした!!

さて、風呂入って勉強しよう。

リセットだあ~!!




今週の会社の花。
ビビットなピンクのガーベラ。


ポップでキュートなこの花は、見ているだけで元気になれる。


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野心について

2013年05月19日 21時12分10秒 | Weblog
秘書検定一級の勉強をしに午後から図書館へ。
今日の図書館は激混みだった。
特に学生が多かった。中間テストだからだろうか。

面白かった問題。


問題

秘書A子の下に配属された新入社員B子は、おとなしい性格らしくあまり話をしないので、指示された仕事が進んでいるのかどうかもよく分からない。このようなことはよくないので、A子はB子に注意をすることにした。
このような場合、どのようなことを言えばよいか。
箇条書きで三つ答えなさい。


答え
1.新入社員は教えてもらいながら仕事をしているのだから、途中で進み具合を報告するくらいの気を使わなければならない。
2.性格的におとなしく、話をするのが苦手であっても、必要なことは無理をしてでも話す努力をする必要がある。
3.仕事上特に尋ねることはなくても、仕事は一人でできるものではないのだから、常に連絡し合いながらしないといけない。

(ほかに「新入社員だから今のうちはこちらが気を使うが、いつまでもそうするわけにはいかない」)


わ~。
私には言えないわ。実際。
おどおどしちゃいそうである。
吉熊上司と優しく接し続けるであろう。

日曜日は17時で閉館。
喫茶店で昨日買った林真理子先生の新書「野心のすすめ」を読了。
真理子節炸裂。



「人の一生には、ほんの短い時間しか与えられていません。どのように生きていくかということを真剣に考えるのは、充実した人生を送るために不可欠なことだと思います」

「世の中は理不尽なことで溢れていて、自分の思い通りになることなどほとんどありません。だけど人間は努力をしなければならない。それを社会で働くことで学んでいる」

という文が響いた。

あと結婚を露骨に推奨している箇所はちょっと…な。
大尊敬する林先生がおっしゃるならと自身に結婚というものを重ねようと想像したのであるが、体全体が拒否反応を示してしまう。何が嫌なんだか自分でもわからない。嫌なもんは嫌なのである。無条件で嫌。
いくら寂しそうだと言われようとも、私は一人でいいやと思った。

でも一貫して書かれている野心を持つ事の大切さは本当、目から鱗だった。
自分はどう生きたいのか。
何を目標にして生きていくのか。
そのためには今どうすべきか。
何が欠如しているのか。

凄く考えさせられた。
やはりなんとなく生きていてはダメなのだ。


余談だが好きな林先生の作品ベスト5

1.「戦争特派員(ウォーコレスポンデント) 」
毎年夏に読み返している。ファッション業界に勤める奈々子が、ベトナム戦争の取材経験をもつ中年ジャーナリストに翻弄される。バブル時代の東京の様子がよく書かれている。したたかでいじらしい奈々子に胸キュン。

2.「葡萄が目にしみる」
現代文の試験に引用されていて、その試験の後に私を本屋に直行させた名著。
林先生のファンになったきっかけの作品。


3.「本を読む女」
先生のお母様をモデルに、本を読むことだけを心の糧に昭和を懸命に生き抜いた文学少女・万亀の半生を描いた力作長編小説。


4.「星に願いを」
林先生の自伝的小説。


5.「満ちたりぬ月」
幸福な家庭と充実したキャリア。女の幸せはどちらにあるのかを考えさせられる。



帰宅後、SEIYUで買った寿司を頬張る。
吉熊「僕、イクラが食べたい」
と。
私が食べようと思っていたのだが。いいよ。


芳香剤が切れたので購入。
だいぶ前、妹・芋子からもらったガラスの器に入れてみたら見た目が涼やかじゃないか。


明日からまた仕事。
業者対応、社長が楽しみにしている月一恒例の書類作成、外出…手帳を開くと来週もやることがいっぱい。

一つずつ片付けていこう。
林真理子先生の言葉を胸に。