世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

大人になるって

2012年02月29日 | Weblog
「明日は朝から雪が降るでしょう」という天気予報を聞くと、普段より1時間早く目覚ましをセットする。
電車の遅延や徒歩への影響を危惧して。
当社は震災以降、交通機関の遅延に寄り遅刻は残業代から引かれるという謎な規則ができた。
汗と涙の結晶の残業代がこうも簡単に引かれるという、もうね、生きるって大変。
毎日がアドベンチャー。

朝、6:00の時点で東京では雪は降っていなかった。
「なんだ。余裕、余裕」
と、羽毛布団に戻り、ぬくぬくしながらクマと微睡んでいた。

7:00。再び窓の外を眺めてみると、屋根や道がほんのりと雪化粧をしているではないか。
しかも雪の降りっぷりがけっこう強い。
「やっべー」
と、急いで身支度を整え、ブーツの鬼のようなヒールに雪をカツカツと差すようにして歩いた。超必死。
幸い、電車の遅延もなく、いつもと同じような時間に会社に到着した。べとべとした雪だったので、コートに雪が着いてスノーマン状態と化してしまった。

昼前まで雪はけっこう強く降り、5センチほど積もった。
窓から隣接する公園を眺めると、滑らかなバニラアイスみたくなっていた。

子供の頃、雪が降ると本当に嬉しかった。
天から降ってくる最高の玩具だった。
体育の授業が雪合戦になったり、下校時に畑の誰にも踏まれていないふわふわの雪の中に身を投じてみたり、庭で雪だるまを作ったり。近所のおじさんが巨大なかまくらを作り、その中に入れてもらったり。

今では、ただの残業代を蝕む恐れのある存在になってしまった。
大人になるって、たまに寂しい。

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雪歌

2012年02月29日 | Weblog
雪が降ると聴きたくなる歌。

1、「DEPARTURES」(globe)
言わずもがな。特に夜の雪。電灯の光を受けて浮かび上がるしんしんと降る雪を見たとき、この曲の間奏が頭の中で流れる。
globe - Departures



2、「I BELIEVE」(華原朋美)
ちょうど大学受験を控えた冬に流行っていた。これってたしかglobeの「Joy to the love」の原曲を元にして作られたと記憶している。
I BELIEVE / 華原 朋美



3、「Winter, again」(GLAY)
歌詞の「いつか二人で行きたいね」という部分が好き。妹とカラオケに行くと必ず締めに歌う曲。
GLAY / Winter, again



4、「粉雪」(レミオロメン)
今日みたいなべとべとした雪ではなく、さらさらした雪を見たときに限る。
PV - レミオロメン 粉雪



5、「雪まつり」(みんなのうた)
東北地方における子供たちの春を待ちわびながらも雪をエンジョイしている様子を歌った曲。間奏がシンセなサウンドで、しかも和太鼓と絡み合い、なかなかの名曲。歌詞に出てくる「雪うさぎ」という造語にシビれる。
鏡音リンさんバージョン。
MinnanoUta : YukiMatsuri (1986) (雪祭り)



明日、東京は15℃まで気温が上がるらしい。
雪、さようなら。


雪化粧

2012年02月29日 | Weblog
雪、だいぶ積もった。

Bearの意味

2012年02月28日 | Weblog
西武文理学園という学校がある。
知人がそこの卒業生(高校)で、彼にきいたところ、校内にはクマの彫刻がたくさん置かれているらしい。
学校の校訓は「Bear」
理由は「Bear」には「熊」という意味の他に、「耐える」という意味もあることからとのこと。

いい学校じゃん!
来世はお世話になりたい。
頭が足りれば。
クマー。
クマクマー。


今日から通常出勤。
「あれ?私、立ち仕事に転職したっけ?」と思うほど、午前中は席に座れないぐらいに忙しかった。
それもそのはず。
出張中に溜まった書類、そして他部署に奉公に出されている後輩女子Cちゃんと休みのパートさんの仕事をこなすのだから。

しかも私の仕事になりつつある、出張の航空券の手配とか。
某部署からの「単3の乾電池、20個ほしい」とか、人事部長から「トイレに貼るポスターを作ってちょうだい」とか。
もー、吉熊の手も借りたいっつーの!

一昨日の私が、きらびやかな舞踏会に出席する変身後のシンデレラだとしたら、今日の私は間違いなく変身前のシンデレラ。
落差に着いていけぬ…。

ひっきりなしに電話もかかってくるのでトイレにも行けず膀胱炎寸前。
大人用紙おむつ、着用すべきかしら…。

そんな午前中、イライラしながら思うことはただひとつ。


「あー、今すぐ煙草が吸いたい…吸いたい」


ということである。

ヤニー。
ヤニヤニー。

昼休み、るんるん気分で喫煙所に向かう途中、疲れていたのだろうか、よろけて階段でこけそうになった。
ちょうど下から他部署の殿方が上がってくるところで、彼に「クスッ」と笑われた。恥ずかしい。
夕方、やっと出張の報告書を書き、残業中、ようやく経費の締め業務に着手。
疲れてしまった。

喫茶店に寄り、夕飯兼一服兼読書。
やっとごちゃごちゃしたものから解放される。




暇すぎるのもアレだが、今日みたいに嵐みたいなのも辛い。
これでも「耐え」なければいけないんだろう。
だって、クマ愛好家なのだから。

しかも今読んでる本は「くまちゃん」(角田光代)だし。

クマー。
クマクマー。




追伸:株用語にも「ベア」(熊)がある。
熊は背中がまるまって下がっているので、その姿をなぞらえ証券市場では、相場が下落すると予想する、弱気な見方のことをいう。
そっちの意味の「Bear」にはならないようにしないと…。

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ただいま~

2012年02月27日 | Weblog

朝食はバイキング。
お粥に、焼き鮭をトッピングしてみた。激うま。


ホテルからの朝の眺め。

僅か12時間の滞在だったが快適に過ごせた。
機会があったらまた泊まりたい。


見知らぬ土地で仕事。淡々と進める。


バスに乗りながら車窓を眺めると、古い洋品店で埃っぽいマネキンが佇んでいたり、オフィスの中で女性社員が膝掛けを掛け直していたり、日差しが裏道を懐かしい強さで照らしているのが見えた。
嗚呼、私が会社であたふたと仕事をしている時間も、ここではこんな日常が生きているのだと思った。

念願だった焼きたての富士宮焼きそばを食せた。これは美味しい。


業務全行程終了後、後輩女子Cちゃんが「必ず寄ってください」と言っていたカフェにも行けた。


「こっこ」はやはり有名だった。






さて明日から通常業務。
報告書まとめ、頑張ろう。



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I LOVE 浜松

2012年02月27日 | Weblog
2/26(日)

出張前日に浜松入り。メインはいつもこのブログに書き込みをしてくださる隊長殿のオススメ、「はままつフラワーパーク」である。
前々から超気になっていた。
あと、我がふるさと宇都宮が誇っていた餃子消費量日本一を浜松に奪われたことも若干気にしていた。

いざ出発。


新幹線の1列目ってコンセントが使えるって初めて知った。



10時33分浜松上陸。ちょうど10年前、ここに来たことがある。たしかあの時も出張だった。
今回はバスを使用したのだが、浜松は駅前のバス乗り場が円形だったりして、整備された都市という印象を受けた。

バスに乗り、40分。


フラワパーク到着。噂に聞いていた通り、花がたくさん。
まずは菜の花とチューリップがお出迎え。



梅も咲いていて辺りに淡い香りを放っていた。春だな~。






冬牡丹。
ほっこりする。


この日の傑作。


これは何て言うはなだろう。
房になっていて可愛かった。


日本庭園の池にいる鯉に餌付けしてみた。
餌はこんな自販機がある。ポップな感じ。
芋子の画風に似てる。


鯉の食べっぷりに驚愕。
目とか剥いてるし。


ザ・日本の春。


今年縁が無かった水仙の花。
やっと見ることができた。


フラワーパーク内に子供向けの遊園地があった。
どことなく小山ゆうえんちに酷似。



観覧車に乗ってみることにした。


発券機で券を購入したが、紙にはうっすらとしか印刷されてない。ほぼ「ただの紙」状態である。観覧車の係のおじさんに「これ使えますか?」と尋ねたら「大丈夫です」とのこと。遊園地にいる客は私一人。券を購入する私の姿をきっと見ていたにちがいない。

おじさんは
「観覧車、6番の個室が一番綺麗だから。今、回すからちょっと待っててね」
と、観覧車を操作しだした。
ええ!マジ!?自由自在なんだー!
乗り込むと車体が私側に傾いた。
窓が若干斜め…。
一人だから。重さが偏るんである。


嗚呼、ママ。
一人で生きていくってこういうことなんだね。
亮子、分かった気がしたよ…。

ななめっている窓から眺めた霞む浜名湖。


庭園には巨大亀。



「嗚呼、花も一杯撮れたし満足。ん?あのクリスタルパレスってなんだべ?」
と入場。

どぎゃ~ん!
超綺麗じゃん!
クリスタルパレスは温室で、花が溢れていて夢のような建物だった。
私が描いていた楽園というものを具現化した…みたいな。
私、ここに住みたい。
外観からは気付かなかった。見落とすところだった。危ない。

















胡蝶蘭って日光にあたると微妙に光ることを初めて知った。
りんぷんみたい。綺麗。


バリ島っぽいコーナー。
異国情緒たっぷり。






吉熊の好きな花。
七変化。


南国の極み!!


これもこの日の傑作かな。




楽園だなあ。


パレスを出た後に菜の花をもう一枚。



あ~満足。



はままつフラワーパーク内を散策していたとき、脳内に流れまくっていた曲。
Kate Bush - Fruitopia - "Fighting Fruit"




バスに乗り、浜松城へ。
天守閣に登る前、10年前泊まったコンコルド浜松を発見。
懐かしい。あの日着ていた水色のスーツのこととか久々に思い出した。


浜松城。
ここの城主はみんな出世しているので出世城とも言われている城。
400年を誇る石垣。立派である。


「僕、将来、武士になるよ」
頑張ってちょうだいね、吉熊。


展示品。


天守閣からの眺め。
風が超冷たかった。


再びバス。
街並み、超綺麗。


駅ビル7階にある「五味八珍」へ。
餃子対決。
つけ麺と餃子のセットを注文。


キター!
何このもやし。
店員さんに「私、宇都宮出身なんですが」と身の上話をした上でこのもやしの存在を問うてみた。
そしたら、「口直しなんですよ」という答えが。なるほど。
彼女は私が食べ終える頃に再びやってきて「どうですか?浜松餃子のお味は?」と問うてきた。続けて「今度宇都宮餃子、食べに行きます」と。これぞ餃子を通した都市交流。
YOU!姉妹都市になっちゃいなYO!

餃子、ほんわかした味。
美味しかった。
つけ麺もピリ辛で美味しかった。で、ご飯は何だったのだろう。餃子って主食なんじゃね?

ドトールで一服し、電車でホテルがある弁天島へ。
今日のホテルは、弁天島にある浜名湖弁天リゾート ジ オーシャンである。

部屋はツインだった。広い~!




いやー2月はよく働いた。
そんな自分にごほうびの温泉である。
チェックインのときに中国人団体観光客と鉢合わせで嫌な予感がしたが、私が大浴場に入ったときは誰も居なかった。
湯船独占。露天風呂独占。
ポカリスエットのcm「のんきの国」を実践。
「いつまでも変わらぬ愛を」をジャイアンのごとく熱唱。
あーきもちいー。


旅は道連れ夜は寝酒。


浜松は優しい人が多かった。
カメラを持っていると「撮りますか?」と周囲の人が言ってくれるし、バスの運転士さんやもホテルのフロントも皆優しく丁寧だった。
人当たりが絹のような肌触りというか。

もうね、I LOVE 浜松!

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お疲れさまー

2012年02月27日 | Weblog
出張終了!
お疲れさまー!

乾杯!

…これって立派な出張帰りのおやじだよな。

さあ仕事だ~

2012年02月27日 | Weblog
朝風呂に入り、バイキングでもりもりと朝食を取り、充電終了。
さて、これから仕事だ~!

がんばろう。

そしてさようなら、弁天島。

温泉2ラウンド目

2012年02月26日 | Weblog
のぼせたー。


でも肌が吸い付くぐらいすべすべ~。


部屋に戻り、…うまいんだな~、これが。

火照った体にチューハイが凍みるぜ。

明日は早いのでそろそろ寝るか。



おやすみなさい。

浜松餃子

2012年02月26日 | Weblog
元宇都宮市民なので、気になる浜松餃子。
うん、たしかに美味しい。
中央のもやしは口直しのためにあるらしい。(←店員さんに聞いた)

さて宿に着いたし、これから温泉へ。

ハ~ビバノンノ♪
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クイズ!

2012年02月26日 | Weblog
このお城は何城でしょう?
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菜の花

2012年02月26日 | Weblog
はままつフラワーパークにて綺麗な花々を鑑賞♪

少し早めの菜の花も堪能。
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いざ、出発!

2012年02月26日 | Weblog
これから出張&魅惑の温泉旅行!


久々の新幹線(ひかり465号)に、吉熊、大興奮♪


駅弁買ったし、いざ出発!

Congratulations!

2012年02月25日 | Weblog
従姉妹の結婚式二次会出席。父の姉の娘である従姉妹・あっこは、歳も近く、実家同士が車で5分という近い距離にあり、姉妹のようなものだった。小学校時代はほぼ毎週うちに宿泊していた気がする。土曜日はうちに来て、一緒に風呂に入り、ドリフを観て寝る…みたいな。

そんな彼女が結婚するというニュースはちょっとした激震だった。あのあっこが…。

二次会会場は海浜幕張。天気予報では雨だったが、辛うじて曇り。
昨晩、ヘアセットで悩んだ。雨の日は巻き髪の巻きが落ちやすい。目星をつけていたヘアセット専門店の予約が取れず、唖然。悩んだあげく、ケープのスーパーハード(青)に、一縷の望みを託し、自分で巻き髪のハーフダウンスタイルにした。カーラーを外したあと、全体に満遍なくスプレー。ビジュアル系の人が髪を逆立てるために、1ステージで1本のスプレーを使うという話を聞いたことがある。まるでそれに近い。ガチガチのくるくる。お陰でなんとかカール部分は保持できた。ケープのスーパーハード、神!


妹・芋子と正月以来久々に会った。
昨晩、深夜まで電話で話した。今日の二次会の予習も含めて。やはり「あっこがねぇ」というところに話が漂着。



似ていない姉妹の我々。





あっこと芋子は同じ歳で同じ高校だった。なので今日は芋子とあっこの共通の友達も来ていた。

同じテーブルにはあっこの兄・なおちゃんと嫁さんヨッシーとJr二人。
これまた大人しい子たちで感動した。
ヨッシーも超可愛かったし、なおちゃんは酔っぱらいおやじと化していていた。


次男君はクマの服をお召し。
将来、立派な子になるよ。


長男君は本当に落ち着きのある子だった。





そんなこんなで新郎新婦登場!
あっこ、超綺麗!


二人の結婚を世界各国のメディアも注目。爆笑!



ルンバが当たるビンゴなどに参加。

極めつけは、新聞紙ゲーム。一枚の新聞紙に見知らぬ男女が立ち、司会者とジャンケンをして負けたら半分折っていく。新聞紙からはみ出たら失格。
私はあっこの前の会社の同期男子と一枚の新聞紙に乗ることに。どきどき。2回負けた時、小さくなった新聞紙からはみ出ぬように、彼の背中におんぶしてもらった!会場騒然。

宴も酣。



三次会は彼ら4人と妹でカラオケに行った。初めて会うのに何この盛り上がりよう。途中から、あっこが新郎を置いてカラオケに来てくれた。一緒に馬鹿騒ぎをした。



一曲終わるごとに「あっこ、おめでとう!」コール。
締めは「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」。あっこにあんな楽しい仲間がいたとは!
最後にあっこからみんなに挨拶。「みんな、大好きー」だって。あっこ、超可愛い。

駅の階段。
「三歩で上がってみよう」というリクエストに応えるイケメン君。



海浜幕張駅の改札まであっこが送ってくれた。
改札を入り、振り返ってみたら、人混みの中で、あっこ、泣いてんの!
超反則~!
私も、幼き日の彼女を思いだし、泣いてしまったじゃないか。お幸せにね、あっこ。

妹・芋子と東京駅まで。
反省会開催。
三次会の男子の一人がゲームで当てた東京ディズニーリゾートのペアチケットを我々にくれたもよう。ラッキー。暖かくなったら二人で行く予定。

いやー、楽しかった。
飲んだ~!
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花金 酒解禁

2012年02月24日 | Weblog
やっとこさ金曜日。
今週はよく働いた。

他部署の後輩女子たちがシュレッダーを独占していて、私と吉熊上司はその順番を待っていてなかなか帰れず。
「割り込むか、それか、ちょっとだけ使わせてもらおうか」
という吉熊上司の後に続き、私もシュレッダーの場所へ。

吉熊上司は割り込みに成功したが、私が書類をシュレッダーに突っ込もうとしたとき、女子の一人に「やっておきますんでいいです」とキレ気味に言われた。こあいよ~。

いやー。他人に見られたくないからシュレッダーするんじゃね?
一応、社長に「シュレッダーしておいて」と頼まれた書類もあるし。
でもまさか、「極秘書類があるから(あなたには見せられないじゃん)」とも言えず、「これは見られたくはない」という書類だけを吟味し、それらを机に仕舞い、残りを彼女に託した。
「すいません。よろしく」
と笑顔で。

書類を見ながら、きっと私の仕事内容もさりげなく知るんだろうなあ。
帰りながら、なんだか落ち着かなかった。


まあそんなことは、どうでもいい。
今日は花金。
酒解禁。

酒で嫌なことを洗い流すのだ!

後輩女子Cちゃんからいただいたハーブ(バラ)のコーディアルとプレミアムモルツ。


混ぜてみたら、「まあ!なんていうことでしょう!!」
美味しい。
ほんのり漂うバラの香りに、一週間の疲れが吹き飛んだ。

BGMは…

TAKUMI/匠


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