世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

基本的なことなんだが

2008年10月31日 22時26分01秒 | Weblog
午後の気だるさに負けそうな昼下がり。
某課の担当者がやってきて、健康診断の順番が巡ってきた旨を通達。
当社(本社)の健康診断はレントゲン車が会社にやってきて、会社の他の建物内で受けるアットホームなものである。
オプションを希望すればインフルエンザの予防接種も別料金で受けられる。

まずは受付。
そしてレントゲン車で軽く被爆。
妊娠していませんよね?と念押しをされたが、大丈夫。今、妊娠していたら、私は聖母マリア様になってしまいますが。…何か?

「肺に影が映りませんように」
という願いと共に息を吸い込む。

続いて尿検査。
トイレで尿を採取し、部屋に誂えてある紙コップ置き場に置く。
幸い紙コップには名前は書かれておらず、どれが誰の尿かは解らず。
ずらーっと整列した尿in紙コップは、なんとも強烈な印象をもたらす。
アットホームの真骨頂。

つい他人のそれと自分のそれを比較してしまう。
いかにも「血尿!?」みたいな彩りをした尿とかもあり、あれは誰の尿なのか、非常に気になる。

体重、身長→昨年と変わらず。パキシルを飲み始めて2年。太ると噂の薬だが、毎日体重計で監視しているので、今のところ増えていない。

視力→勘が冴えていたのか、思っていた以上に良かった。視力というか、来年の運勢ぐらいにしか思っていない。

血圧→上120、下60…よくわからないんだが、こんなもん?

最後は内科検診。
「こんにちは!お願いします!」
と明るく入ったブースには40半ばの女医が佇んでいた。
クラスに一人はいそうな真面目な女子といった風貌である。
まぁ毎度のようにしれっと終了するんだろうって思っていたんだが、この女医、話す話す…。
人の目を見ながら長々と話すのが苦手である私は疲れてしまった。途中から「聞いているフリ」を女優ばりに演じていた。しかも、彼女…息が臭かった…。

飲んでいる薬について訊かれたので、正直に答えたのがいけなかったのか。
「メンタルの不調は冷えが原因よ!」
という話を永遠にされた。
心療内科のクマ医師はそんなことを言っていなかったよ?
セカンドオピニオンばりに、彼女は私のメンタリティの不調を冷えだと結びつけて熱く語り始めた。

下半身の冷えを防ぐためには絹の靴下を重ね履きすること。
今日私が履いているハイヒールは体に毒。靴下&ローファーが良いというファッションアドバイスまでいただいた。
体には良いんだろうが。まずしないんだろうなあ…そういう装い。
また、玄米を炊いて食えとか言っていた。
玄米って何?
私が自炊をしていると思っているようだが、私、炊飯器をもう7年ぐらい使用していない…。
でも私の不健康ライフを露呈したところで、話が長くなるだけだろうから、私は必死に頷き続けた。
ちょっとしたドリンキングバードのようである。

ようやく解放。
取り調べから釈放された容疑者の気分。

個室を出たら長蛇の列。
私の後に来た後輩女子2人は他のブースをチョイスしたらしく、なんか、とっくに終わっていた。

疲れた。

席に着き、終わりそうな後場を眺めつつ、レントゲンのために外していた時計、イヤリング、ネックレス、髪留め、指輪、ブレスレットの一式を装着。
いつもの自分に戻った。

今日は給料日~♪

大好物のラザニアを食しご満悦。
でも少し健康を気にして「野菜ラザニア」にした。

春に他界した祖母の遺言は「美味しいものを美味しいと思えるうちにたくさん食べておきなさい」だった。

私はあまり食には興味がないんだが、でも大好物のものを口に含んだときは、やっぱりはしゃぎたくなるぐらい嬉しい。

美味しいものを美味しいと思える期間の延長は、普段の生活次第。

ラザニアを食べながら、そんな基本的なことを今さらながらに考えていた。
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移ろいゆく季節の中で

2008年10月30日 22時10分33秒 | Weblog
隣の建物に向かうとき、公園に面した道を歩く。

木々はうっすらと色づき、深呼吸をすると枯葉の匂いがする。
空はいつの間にか高くなり、雲の輪郭は柔らかくなった。

冬はそこまで来ているんだなあ。

ポケットに冷えた指を入れた。
指先に異物感を覚え、そろりそろりと出してみる。
どんぐりだった。

先日の帰省で井頭公園に行った際、母が拾って私にくれたものだ。そのままポケットに入れっぱなしだった。

書類を小脇に抱え、手のひらでどんぐりを転がす。
どんぐりは夕日の中で懐かしい彩りを放った。

夢中でどんぐりを拾い集めていた幼き頃の記憶が、冷気をはらんだ秋の空気に、そっと溶けた。
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マグロ

2008年10月29日 22時53分12秒 | Weblog
●●●ィ~(部長)から召集がかかり、急遽飲み会が開催された。
月末(給料日前)なのにぃ…と思っていたが、●●●ィ~のおごりとのこと!ラッキー。太っ腹●●●ィ~。

場所は、会社近くのマグロが美味しい店。
メンバーは私が一番社歴が長いという、ややヤングな我が部員5人。そして●●●ィ~。

●●●ィ~はかっこいい。
頭もいいし、体格もいい。
性格は多少嫌味なところがあるが、穏やかだ。
一昔前に流行った3高男って、こういう人のことを言うのかなって思う。
本当、ドラマや小説の中からひょっこりと抜け出てきたような殿方である。
前にいた会社でも、きっと女子に人気があったと思われる。
そんな彼が足を崩してビールを飲む姿はいとおかし。お代わりは酔心3杯とレモンサワー☆

この会の意義って、もしや社内の噂の聴取か?と思いきや、極めて普通の飲み会であった。
美味しいものをモリモリ食べられて、たくさん飲めて、煙草も吸えて、思い存分笑えた楽しい会であった。





●●●ィ~は、ただ「12月の年末商戦がんばろう!」と言いたかったらしい。


帰りの電車内。
先日行った美幾さんお墓がある念速寺のことを話したら、彼の自宅の側とのこと。
彼は「白き旅立ち」を知っていた!!
理系の人間とばかり思っていたが、彼は小説の世界にも明るいらしい。

話が通じて、なんだかとても嬉しかった。

あと、会社で象を飼うことを提案したら、笑われた。
ちなみに象の餌代は雑費になるとのこと。


閨での交わりで、自ら動かない女をマグロ女と呼ぶらしい。
前の部長とのそりが合わない会話の中で、私はマグロであった気がする。何を話したら良いのかわからなくて黙ってしまっていた。
●●●ィ~とは、会話が弾ませることができる。
このことは仕事をする上でけっこう重要なキーポイントになっていると思う。

水を得た魚のように、明日からもがんばろう。
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サンプル

2008年10月28日 21時24分46秒 | Weblog
心療内科デー。

クマ医師に「あなたの話を聞いていますと、ものすごく前向きで、そして自分を認められるようになりましたね。…私も嬉しいです」
と微笑まれた。


そう。
最近、私はとても穏やかに生きている。
不愉快だったことといえば、今日、後輩女子が会社に子供を見せに来てて、その子が1時間ぐらい発していた甲高い奇声に苛々したことぐらいだろうか(←子供大嫌い)。
彼女の結婚式二次会に喜んで行くぐらい彼女のことは好きだけれども、フロアに響き渡る子供の声は大変うるさかった。思わず顔を顰めてしまう。
具合が悪くなった私は、久々にソラナックスを投入することに。業務妨害甚だしい。まったく迷惑な話である。

そんなこともあるけれど、そして株価は一時6,000円台に突入したけれども、私は毎日、なんとか生きている。

クマ医師の笑顔は一番の薬かもしれない。

極めて難しいと言われている抗うつ剤パキシルの断薬やカウンセリングなしの生活に不安があり、クマ医師の元を去ることは日々私の中にある恐怖だけれども、そのときはそのときだ。
また駄目になったら戻ってくりゃいい話。


渡辺淳一の「白き旅立ち」、何度目かの読了。
心療内科の待合室で一気に読んだ。
結核を患い余命幾ばくもない元遊女の美幾さんが、
「こんな私でも生きた証を残したい」
「好きな人(主治医)に忘れてほしくない」
という願いから、死んだら自らの体を解剖してもらいたいと願い出るところ…泣きそうになった。

私の心もクマ医師にとって、サンプルの一つになるんだろうか。
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我が家はバブル

2008年10月27日 22時14分50秒 | Weblog
日経平均株価は前場早々、バブル崩壊後の最安値を更新しやがった!

え?マジ?
私は我が目を疑った。
さっそく常務会が開催されている会議室へ走り、一報を入れた。
このところ、朝はいつもこんなふうにドタバタしている…。

嗚呼。
バブル崩壊後の、この失われた10年って何だったんだろう。

後場もズルズルと下がり、一時は500円安になっていた。
結局終値は先週末比▲486円の7,162円。

円相場も1ドル=92円。
海外旅行を企てている妹が羨ましい。


さてさて。
今日10月27日は「テディベアの日」

きゃ~!
めでたい。
めでたい。
あけまして、おめでとう(?)

1902年秋、趣味である熊猟をしていたセオドア=ルーズベルト大統領。
同行していたハンターが年老いた熊(一説には傷を負った小熊)を追い詰めて最後の一発を大統領に頼んだが、ルーズベルトは「瀕死の熊を撃つのはスポーツマン精神に反する」として撃たなかった。
この話に因んで翌年、おもちゃメーカーがクマのぬいくるみにルーズベルトの通称「テディ」と名付けて発売した。
今日10月27日は、セオドア=ルーズベルトの誕生日で、「テディベアの日」となっている。


世間は景気の悪い話で持ちきりだが、クマと私の世界である我が家は万年バブルである。
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人体実験

2008年10月27日 21時54分34秒 | Weblog
密かに人体実験をしていた。
「医者に行かなくても、私の風邪は完治するのだろうか?」
という、なんとも地味な実験である。

今月10日からずっと風邪を引いている。
ストナで鼻水を、パブロンで総合的な症状を抑えていた。
しかし、薬を飲み忘れると朝は鼻水、昼から夕方には微熱、夜は咳。痰はいつも喉にからまっている。…そんな状態がずっと続いていた。

私は諦めた。

私にとって風邪とは自力で治せないものなんである。
すぐに医者に行く私は神経質なんではないだろうか?と、ふと思って、自力で完治させようと試みたが、無駄だった。

今日、後ろのオッサンの咳がマシンガンのようで、精神的に風邪がぶり返したような気がした。

限界だ。

今日は定時に上がり、会社近くの町医者へ行った。

咳止めシロップ、
フロモックス(抗生剤)、
インテバン(炎症を抑える)、
を処方された。

早く行っておけば良かった。

でも実験結果を知ることができたので、良しとしよう。
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結婚式二次会

2008年10月26日 23時46分34秒 | Weblog
従兄弟でマイミクのダッポコさん。
今日は彼の結婚式。
私と妹と弟は二次会参加。

ダッポコさんの実家とうちの実家は近くて、幼いころから仲がよかった。
4つ上のダッポコさんにはよく遊んでもらった。
優しくて面白いダッポコさんは親族の人気者である。

今日は気合いを入れてネイルアートに挑戦した。

一時間を要し、やっとこさ完成。
誰ですか?
爪先に白カビが生えているなんて言ってるのは!?
フラワーですからね、フラワー。

夕方、髪のセットをしてもらいに池袋の美容院へ。
今日もセッキー殿(マイミク)にお世話になった。
4月に縮毛矯正をしてから何もしてない私の髪は…本当にヤバい。
最初、ホットカーラーで全体を巻いたんだが、多毛のためかピンが弾けてカーラーが飛んでいく…飛んでいく…。セッキー殿も失笑。
どんだけ剛毛なんだよ、私の髪。
しかし、やはり職人セッキー殿に不可能はない。
とても美しく仕上げてくださった。(プチ盛り?)



私と妹は都内在住だが、弟は宇都宮から遥々やってくる。
きっと地下鉄はわからないと思うので、池袋で彼と待ち合わせをした。
「あ!今、お姉ちゃんらしいことをしている私」というものに酔いしれた。

妹と現地で会い、二次会開始。
麻布十番のT'sDというお店である。


ダッポコさんは業界人なので、ヲサレな人が多かった。

新郎新婦、ご入場☆
新郎、披露宴で相当飲んだもよう。
顔が赤い…。


食事は二次会とは思えぬほど美味しかった。

ビンゴ。
いつもながら、全く駄目。

と思いきや…まさかのビンゴ!

景品は…

「お~い ローション」
(販売者 株式会社亀頭園)

私にとって、世界一無意味な品物である。


「ありがとうございます。今夜、一人で使います…。おめでとうございます!」
と、挨拶。


さっき、ビンゴでピンクローターを当てた殿方に、
「一緒に使おうよ!」
と言われ、笑顔で応える私。

どうやらセットで使用するらしい。



新婦ヨッシーもマイミク。今年の春、祖母のお葬式で初めて彼女に会った。
non・no系の爽やか女子である。


新郎新婦の生い立ちスクリーン。

映し出されたのは新婦のギャル時代の写真。
途端に客席からざわめきが…!
「えぇー!ヨッシー…ガングロギャルだったのー」
みたいな。
人の過去って面白い。

ワーホリ@オーストラリアで知り合い、帰国後、スピード婚をした二人。
運命ってあるのだなあ。


最後、新婦が照れてそむけるぐらい熱烈なチューをしたダッポコさん。
「お~い ローション」は、あの夫婦に贈呈すべきだったかしらん。
お幸せに…!


その後、新宿に出て、スペイン料理店「BOCA」で妹と弟で飲んだ。


もしも兄弟じゃなければ、きっと私たちは友達にはなれなかったと思う。
人種が違い過ぎる。

暗い私。
アグレッシブな妹。
ファンキーな弟。

しかし、会えば不思議と互いを思いやり、楽しく酒を酌み交わせることができる。

地下鉄の乗り換えのとき、私の後ろをちょこちょこと着いてくる弟は本当に可愛いし、いつでも場を和ませる妹のことを私はいつも頼りにしている。

とても楽しい夜だった。
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第8回さいたま市民演劇祭

2008年10月25日 22時03分52秒 | Weblog
さいたま市民会館うらわホールで開催されている「第8回さいたま市民演劇祭」へ行った。

お目当ては、(劇)レインボウ城!さん。
「かわいい小ブタ農場と、小ブタのユーレイ」

以下、ネタバレあり。


私がクマ好きならば妹はブタ好きである。
今回の公演に妹が来れなかったのが本当に残念だった!
ブタちゃんたちの愛らしさに、終始、目尻が下がりっぱなしだった。
妹が観たらさぞかしコーフンしたに違いない。

斎藤おじさんが経営する養豚場のブタたち(含ユーレイブタ)、犬父子、鶏、猫、肉屋の高橋さん、お医者さんたちが繰り広げる楽しい内容だった。

四つん這いのブタさんたちが、点子(人間)の教えによって二足歩行ができるようになり、手を使えるようになる。
「手が使えるようになれば色々なことができるのよ」
という点子の台詞が印象的だった。

何かができるようになるということは、世界観を広く深くできる可能性を秘めている。
楽しいこともいっぱい体験できる。
現にブタさんたちは、大好きな鉄道に乗る夢を果たせた。

日常で忘れがちな大切なことを、今日も教えてもらった。


脚本はいつもオリジナル。
毎回印象的な台詞が、随所に散りばめられている。
それらは砂金のようだ。
いざここに記載しようとすると、指と指の間をすりぬけるように消えていく。
書きたい事はいっぱいあるのに。
もどかしい。
でも、初めて観たレインボウ城!さんの公演から、ちゃんと私の心に蓄積されている。

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あの場所

2008年10月25日 22時03分34秒 | Weblog
浦和という場所を私はあまり好きではない。
以前、私はここで1年間働いていた。
地獄絵図のような人間関係に精神が耐えられず、片方の睫毛が全て抜けてしまった。
今でもこの地に降り立つとお腹の内側が「どぃぃ~ん」と重くなる。
でも、よく昼休みに利用したパン屋さんや薬局や銀行を見ると懐かしさを感じる。

たくさん泣いた辛い一年だった。
でも「あの時に比べれば…」の「あの時」だと思い、奮起できていることもあるので、今となって考えると決してあの時間は無駄ではなかった。

駅前には、やなせたかし作の「うなこちゃん」という石像が作られていた。
いつの間に…?びっくり。


商店街を歩いていたら素敵な店を発見。
ヘアアクセサリー屋さん。
私好みの薔薇のヘアアクセサリーが半値で販売されていたので大人買い。

おまけにクマアクセも。
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ぶっちゃけトークとぷるるん肌

2008年10月25日 22時03分06秒 | Weblog
明日は従兄弟の結婚式二次会に参加する予定♪
背中の開いたドレスを着用する予定なので、今日は顔剃りに行ってきた。私の首から背中に生育している毛はフサフサしている。なので処理しないと本当にヤバいんである。

場所は近くの理髪店。
初めて入店するときは緊張したが、気さくな中年の未亡人が経営していることもあり、気軽に行っている。
以前受けたホテルのエステよりも効果がある。金額は3分の1なのに。
顔剃り、マッサージ、パックで1時間半ぐらい。

すっかり馴染みの客になれた私。
おばちゃんに激烈な歓迎を受けた。

今日は店先におばちゃんの娘さん(22歳)とその友達もいて、女4人でぶっちゃけトークをした。
男っぽいおばちゃんとおばちゃんに似てサバサバした娘さんの漫才のような会話がとても楽しかった。
顔に剃刀を当てられながら爆笑するなんて、いささか危険な行為である。

おばちゃん曰く、亡くなった旦那さんはマメな人で、小学生の娘さんをつい学校まで送り届けちゃったり、通学用の手提げ袋を喜んで作っていたらしい。
花を愛し、店には季節折々の飾りをしていたご主人。

泡だらけの瞼を開け、横の椅子に座る娘さんを見た。
お父さんの話を聞きながら、その横顔は少し寂しそうだった。

でも数秒後には、
「聞いてくださいよォー!うちの母ったら…」
と炸裂トークをし始めた娘さん。
逞しい。

どうかこの親子が、ずっと笑っていられますように。
私は密かに祈った。
そして、愛する家族を残して亡くなったご主人が、天国からそっとこの店を見守っている気がした。


画像は剃りたてぷるるん肌★
一肌剥けたぜ。
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花金

2008年10月24日 23時19分49秒 | Weblog
今日の日経平均株価もだいぶ落ちた。前日比811円安の7,649円。
バブル崩壊後の最安値7,606円に急接近。円相場も1ドル=95円台前半まで高騰。

来週も怒濤の相場になるんだろうか。
ブラックマンデーにならなければいいけど。


初夏、新しい制服を作るように頼まれた。
●●●ィ~(部長)が考えていた期日よりも仕上がりが遅いことを知り、彼に咎められた。
「あなたの反省点は?」
と言われたが、今回の件に関して、私には反省点が見当たらない。
店舗スタッフに着てもらうならば、ちゃんとしたものを作りたい。
後になって後ろ指を指されるような仕事は、信頼を失墜させることをこの数年の経験で学習した。特に影響力がある制服の件では。

だから叩き台を店舗スタッフに試着してもらい、経費の交渉も含め、試行錯誤をして作ったのだ。

自席に着き、業者とのやり取りを逐一メモったものを見返しても、無駄な動きは見当たらない。

●●●ィ~にも、すぐにはできない旨を伝えていたはず。

でも●●●ィ~には反論できない。

黙っていた。

彼のように、敗者になったことがなく、常に勝者の人生を歩み、そしてプライドがチョモランマな人には何を言っても無駄なんである。
聞き流すことが大切。

自分を責める要因がない。
私はちゃんとやった。
その事実だけで十分ではないか。


今日は花金。
仕事のことは忘れてコーヒーと煙草と本に癒されよう。

数年ぶりに渡辺淳一の「白き旅立ち」を読んでいる。
社会の底辺に生きる遊女・美幾と自分がなぜかシンクロするのは気のせいか?
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盛りたい…

2008年10月23日 21時58分16秒 | Weblog
毎月23日を楽しみにしている。
「美的」の発売日なのである。
朝からウキウキ。

「美的」はコスメ雑誌。

今月号で、一番楽しみにしていたのはクリスマスコフレ特集。
各化粧品メーカーが挙って発売する限定セットや限定品のことである。割安。
中身が分かる福袋って言ったら分かりやすいだろうか。
嗚呼、この特集を読む度に「今年もいよいよ年末に近づいているのだなあ」と思う。
人気のエスティローダーの豪華コフレが気になるが、今年はシンプルなコスメデコルテのコフレに心が揺れている。

色とりどりのアイシャドウパレット…「素敵!」って一瞬は惹かれるんだが、あれって絶対に使わない色が出てくる。

もう少し検討が必要かもしれない。

そして今月号にはデジャヴのアイライナーが付録に付いていた。嬉しい。
広告に携わっている妹曰く、雑誌業界も不況で付録を充実させないとならないらしい。

「美的」は齋藤馨さんや海原純子さんのエッセイ、健康面についての特集など、他にも見所満載である。
中でも、ライター小迎裕美子が内面外面の美を磨くコーナー「脱力道場」が面白い。
今月は新宿歌舞伎町のキャバ嬢御用達サロンでの体験が掲載されていた。
歌舞伎町には、約2,000円でキャバ嬢みたいなヘアメイクやメイク、着付けを施してくれる店があるらしい。
彼女たちみたいにボリューム感を出して髪を結い上げることを「盛る」と言うらしい。
非日常を味わおうと一般人の利用率も高いとのこと。

私も盛りたい…。
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2008年 ラストスパート!

2008年10月22日 21時44分44秒 | Weblog
夏旅(京都、倉敷、尾道、広島)の旅から2ヶ月が過ぎた。
なんだか遠い出来事のようにも早かったようにも思える。
2ヶ月後、クリスマス商戦真っ只中に自分がいるだなんて考えられない。
一年は早い。
年々、時間の流れが加速されている気がする。

寒くなるにつれて、年末への思いが濃くなる。

2008年は自分らしさを取り戻せた。
毎日が楽しい。
こんなに日常を愛した年は今までなかったかもしれない。


このまま無事に一年を終えたい。
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パォーン

2008年10月21日 23時20分46秒 | Weblog
最近、後輩女子との会話で盛り上がっている「たとえば」話。

たとえば。

会社でゾウを飼ってみる。

和むんではないだろうか。

ゾウは社長が出張先で買ってくるとしよう。

ゾウの飼育はやはり我が部・総務部になるに違いない。
毎日の餌の仕入れはパートさん。
ゾウにかかる経費の年間予算を組むとしたら、福利厚生費か雑費になるだろうか。
私が大まかな予算を組み、吉熊上司が調整。
後輩男子タイスケくんが象の散歩をさせるが、なぜか彼にはなつかない。象の横っ腹をキックしているところを運悪く社長に見つかっちゃったりして…。
爆笑。

教育係は後輩女子Cちゃんかな。教え方上手そうだし。


会社で高いペットを飼ったら、それは固定資産になるんだろうか。

Cちゃんとのそんな話から上記のような妄想話になったのである。

以来、ゾウは私と後輩女子Cちゃんとのブームになった。


今日は彼女と一緒に某建物の什器備品を管理した。
椅子を数えるときに、二人とも「152脚」ではなく「152パォーン」と言っていた。
いつの間にか、二人の間にできた謎の個数名称…パォーン。
「あと3パォーンあるはずですよね」
「あ、あそこに2パォーンあるよ」


他の人には分からない笑いのツボだと思う。
でもこんな小さな笑いがある毎日が、私はとてもいとおしい。
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根拠のない押し付け

2008年10月21日 22時37分34秒 | Weblog
なんとも暗い世の中になったもんである。
ニュースを観ていると、今後、この国で生きていくことに絶望を覚えてしまう。

景気は底を破って落ちていく一方…そんなことは毎日聞いているので今さら驚かない。

驚いたのはエロゲー規制の件である。

エロゲーを規制(生産・販売)する請願が衆議院に提出されたらしい。

「アダルトゲームで青少年は心を破壊され、人間性を失う…」
とのこと。

私はエロゲーをやらないんだが。


エロゲーをすると社会に悪影響を及ぼす人間ができてしまうのか?
根拠は?
実証は?
科学的根拠は?
統計は?

私自身、痴漢をはじめとする性犯罪が大嫌いだ。許されないことだと思う。

でも、エロゲーをする人が性犯罪者になるという根拠のない押し付けの方がもっと嫌いだ。

感情論で法案を成立させないでほしい。

表現の自由を奪う危険思想のハシリだ。

エロゲーは駄目だが、官能小説は良いのか?


この件で思い出すのは、蒟蒻畑の件。

食べて喉を詰まらせ亡くなった人がいる。→こんにゃくゼリーは悪だ→製造中止。

食べ方食べさせ方にもある程度責任を持つべきだ。

私や私の周囲で、ミルキーを食べて銀歯が取れた人はけっこうたくさんいる。
だけどミルキーは生産中止にはならない。

何?この差は。

やっぱり、おかしい。
日本、おかしい。

表現の自由や食べ物の自由が、少しずつ失われていっている気がしてならない。
あと、煙草も。



帰り道、某量販店で蒟蒻畑が安売りされていたので、つい衝動的に買ってしまった。
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