月末なのに週初め。
什器備品の棚卸の件で、店舗からの問い合わせが殺到。
午後からは月末の締めに着手。
無の段階からかなり進んだ。
休日中もずっと「終わるかな」と気がかりだったのでちょっとだけ安心した。
残業中、1ヶ月の期間限定で他部署に奉公に出されていた後輩女子Cちゃんが、身の回りの物を持って帰って来た!!!!!!!!!!
「只今、帰還しました~」
と、いつものあの笑顔で。
Cちゃんが地球に戻って来る小惑星探査機はやぶさのように見えてしまった。
吉熊上司よりも後輩男子タイスケくんよりも、誰よりも彼女の帰還を待っていたのはこの私だ。
1ヶ月、彼女の業務と予算作成、部長のミッション、自分の仕事でいっぱいいっぱいだった私。
彼女がいない間、心身をフルに使用し、疲れてしまった。
家の水道の水は出しっぱなしにしてしまったり、トイレの電気を煌々とつけっぱなしにしてしまったり、薬は飲み間違えるし、下着をネットに入れるのを忘れてダメにしちゃったり、家のカギを紛失しそうだったり、ご自慢のロングヘアに白髪が生えたり、忙しくてトイレに行けずに膀胱炎になったり…もう踏んだり蹴ったりだった。
明日から、彼女が戻ってくる。
荒んだ生活から脱却できる。
でもこの1ヶ月、嫌なことばかりではなかった。
忙しい分、集中できたし、小さな仕事ほど大切に丁寧にやらなければならないことを改めて知ることができた。
社内失業状態よりはうんと良い。
「いや~、この1ヶ月、○○さん(私)はよく頑張ったよな」
と、吉熊上司が仰ってくれた。
でも最後の「頑張ったよな」の言葉が笑いで震えているのを私は見逃さなかった、
そのことを指摘したら、吉熊上司は
「し…失礼な!」
とニヤニヤ笑いながら仰った。
私、タイスケくん、Cちゃんの笑い声も響き渡った。
いつもの空気に戻った。
明日から弥生。
今日の東京は真冬のように寒いけれども、それでも着々と桜の季節は近づいている。
什器備品の棚卸の件で、店舗からの問い合わせが殺到。
午後からは月末の締めに着手。
無の段階からかなり進んだ。
休日中もずっと「終わるかな」と気がかりだったのでちょっとだけ安心した。
残業中、1ヶ月の期間限定で他部署に奉公に出されていた後輩女子Cちゃんが、身の回りの物を持って帰って来た!!!!!!!!!!
「只今、帰還しました~」
と、いつものあの笑顔で。
Cちゃんが地球に戻って来る小惑星探査機はやぶさのように見えてしまった。
吉熊上司よりも後輩男子タイスケくんよりも、誰よりも彼女の帰還を待っていたのはこの私だ。
1ヶ月、彼女の業務と予算作成、部長のミッション、自分の仕事でいっぱいいっぱいだった私。
彼女がいない間、心身をフルに使用し、疲れてしまった。
家の水道の水は出しっぱなしにしてしまったり、トイレの電気を煌々とつけっぱなしにしてしまったり、薬は飲み間違えるし、下着をネットに入れるのを忘れてダメにしちゃったり、家のカギを紛失しそうだったり、ご自慢のロングヘアに白髪が生えたり、忙しくてトイレに行けずに膀胱炎になったり…もう踏んだり蹴ったりだった。
明日から、彼女が戻ってくる。
荒んだ生活から脱却できる。
でもこの1ヶ月、嫌なことばかりではなかった。
忙しい分、集中できたし、小さな仕事ほど大切に丁寧にやらなければならないことを改めて知ることができた。
社内失業状態よりはうんと良い。
「いや~、この1ヶ月、○○さん(私)はよく頑張ったよな」
と、吉熊上司が仰ってくれた。
でも最後の「頑張ったよな」の言葉が笑いで震えているのを私は見逃さなかった、
そのことを指摘したら、吉熊上司は
「し…失礼な!」
とニヤニヤ笑いながら仰った。
私、タイスケくん、Cちゃんの笑い声も響き渡った。
いつもの空気に戻った。
明日から弥生。
今日の東京は真冬のように寒いけれども、それでも着々と桜の季節は近づいている。