世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

大晦日2023

2023年12月31日 23時58分21秒 | Weblog
12/30
大晦日。夕方、実家に帰省。
天気は曇天。父が迎えに来てくれた。車に乗った瞬間に雨が降り出して「嗚呼、やっぱり雨女なんだな」と自覚した。
夕食は私がパオパオで購入したシューマイ、母が作った春巻きなど。
お腹いっぱい!






一足早く帰省した妹も甥っ子も姪っ子も元気。両親も元気そうで安心した。

鬼怒川に行った妹からカレーを、関西に行った弟からクマをそれぞれもらう。ありがとう。



今年は久々に紅白をチラ見。
私が高校生ぐらいの時から父は紅白に出てる若者を見ると苛立ったようすで「わっかない」と不機嫌になる。
だからYOSHIKIが出た瞬間、父は「もう!!こういう子、わっかんない」と席を立った。
…あのう、私、高校時代よくXを聞いたりテレビで見たりしていたよね…?
っていうか「子」って。YOSHIKI、若く見えるからね。

私も若い出演者を見ると「誰?」って思うので父の気持ちもわからなくはないのだが。でも敢えて「わかんない」と言ってもしゃーないのにねとも思う。

23時45分ぐらいに母の横に敷かれた布団に潜った。

泣いても笑っても

2023年12月31日 23時19分53秒 | Weblog
大晦日。
泣いても笑ってもあと30分ぐらいで2023年が終わる。
さようなら。ありがとう。

実家なう。






皆様、良いお年を!!
🐻🩷



宮古島旅行2023

2023年12月31日 11時46分35秒 | Weblog
今年のことは今年のうちに。
書きかけの宮古島旅行のブログを書き終えた。

宮古島旅行 1日目(10/20)

宮古島旅行 2日目(10/21)

宮古島旅行 3日目(10/22)

宮古島旅行 4日目(10/23)

宮古島旅行 5日目(10/24)

入院手術の回想録

2023年12月31日 11時37分41秒 | Weblog
今年のことは今年のうちにパート2。
書いて保存したままだった入院記録を公開しようと思う。
誰得なのかはわからないし正直あまり思い出したくもないことだが、一応残しておく。


●8/9(水)入院。朝、母に付き添われて病院へ。ドナドナ状態…。
順天堂大学病院ロビーで早起きしてやってきた父と合流。
入院手続きを終え、休憩できるところで最後のお喋り。


11時前にお別れ。別れ際、母がローソンで水やら飴などを買ってくれた。
「もう一人で立ち向かうしかないんだな」と思う。
案内された病室は4人部屋でカーテンで仕切られており、どんな患者さんがいるのか不明。

看護師にガイダンスを受ける。ここの看護師は当番が変わると「名前」の自己紹介がある。名札を見てその名前が旧暦の名前だったので「〇月生まれなのですか?」と訊いたら違うらしい。「みんなに〇月生まれ?って訊かれるんですよ~」とその若い看護師は笑った。

そして「麻酔科がうるさいのでもう少し爪を短くしてほしい。ローソンで爪切りを買って切っておいてください」と言われた。
仕方がないので地下にあるローソンへ。ハイテンションになり、普段買わない高めのクレンジング(ファンケル)を買ってしまった。

12時に病院食。人生初。クリームシチューが美味しくて幸先よさそうだと感じた。



13時よりシャワー。通路にある鏡台で貸し出してもらったドライヤーを使い、髪を乾かす。

日中の病院で明るい時間からパジャマ姿の自分を見て「病人なんだな」と自覚。

術前の処置があるのでB棟へ。これが痛くて…。しばし放心状態。

病室に戻りぼんやりしていると執刀医の森先生が来た。
急いで正座をしたが、「明日よろしくね!」と言い残してマッハで去っていた。


18時に夕食。こちらも美味しい!もう食べることしか楽しみがない。明日は絶食になるはずだからローソンで買ってきたお菓子も食べた。食べては横になるので「退院後は太って帰るんだろうな」と確信。


21時に薬をもらって寝る。寝落ちする前「8月9日はglobeのデビュー日だったな。毎年この日はデビュー曲を聴きながらこのCDを買った日のこと、高校生活を思い出していたな。今年はこんなことになるだなんて」と苦笑した。

順天堂大学病院は御茶ノ水駅の前にある。ある程度予想していたけれど深夜まで電車の音が聞こえた。あと救急車のサイレン。
都心の病院を感じながら寝た。



●8/10(木)手術。
7時起床。絶食。
看護師に手術着などを渡される。8時になったら着替えて、8時20分になったら手術室に向かいましょう、とのこと。
割と冷静な気持ちで洗顔を終え、眼鏡を装着。
電話ができるエリアに籠り、家族に最後のLINE通話をする。
某くんからも着信があった。「もう頑張るしかない。応援するから頑張るんだよ。わかった?」とぶっきら棒に言われた。嬉しかった。
不織布でできた手術着とトランクス型のパンツ。パンツは両脇を紐で結ぶという複雑なもの。
手術着は浴衣タイプなのだがなかなか着られず、看護師に着せてもらう。もうなんだかどこかの国のお姫様、たとえばマリーアントワネットになった気分だ。
スリッパ厳禁とのことなので足元は、…ええ、ハイヒールですよ。シュールすぎて看護師さんとワロタ。
笑いながら5Fの手術室へ。明らかにテンションがおかしい。
エレベーターを降りると、右手に伸びた通路が見えた。
そして三味線先生が立ってらした。
手を振っている。
「お世話になります」とご挨拶をした。
前を歩く三味線先生についていく。
通路はやがて円の一部のように丸みを描き、その通路の右側にいくつか椅子が並んでいた。椅子の前には各手術の受付窓みたいなものがある。患者、医師、看護師…とにかく人が多くて、函館の市場を思い出した。「え?私、解体されるまぐろなの?」と思ってしまうほど。

受付窓の前で帽子を渡されて被る。髪が長いので大変。
そして麻酔科の人に「爪が光っているのはなぜ?」「本当のことを言ってください。まつエクしてませんか?」と囲まれた…。
爪はもともと綺麗で、まつ毛は緑内障の目薬の副作用で、などと言わなくてはならず霹靂した。
受付窓の中から三味線先生が心配そうに見つめていた。
やっと麻酔科の人がGOサインを出したので中に入る。
部屋に案内されて「ここに寝て」と部屋の中央にあるベッドを指差す三味線先生に促された。
汗ばんだ素足に張り付く革靴を脱ぐのが大変でここでも姫は看護師に靴を脱がしてもらう。

林真理子先生の「愉楽にて」で主人公が術前に「フルネイムは?」と訊かれるシーンがあり、それを楽しみにしていたのであるが、私の場合はなかった。
フェスで装着されるような腕のリストバンドでの確認だけであった。

横になった途端、パルスオキシメーターやら心電図の機械などを5人ぐらいの人が急いで付け始めるので目を白黒させてしまう。

三「ごめんね。びっくりしちゃうよね。一斉に装着するからね」
私「先生、こわいです(白目)」

三味線先生は両手で私の手を握り、「ハンドボールぐらいの大きさかな」とか言っていた。

三「スポーツする?」
私「中高帰宅部です。先生、三味線好きなんですよね。ネットで見ましたよ」
三「そうなんですよ…(以下、津軽じょんがら節の話で盛り上がる)」

せっかく盛り上がっているのに横の研修医か看護師が無情にも「じゃあマスク付けますね」とか言てきて猿轡みたいなものを嵌めてきた。
姫、話を遮られて不快。

三味線先生や研修医や看護師に「いってらっしゃ~い」と見送られたのが最後。

暗い穴に落ちていく浮遊感を感じた。3秒ぐらい甘い夢を見たなと思っていたら「成功したよ」という男性の声で覚醒した。
今思えば執刀医の森先生だと思う。
「よかったです。ありがとうございます」と言って意識が落ちた。
しばらく部屋で横たわっていたが、「このまま病室に戻りますね」と看護師が搬送してくれた。
「私、麻酔から覚めた後、変なことを叫んでいませんでしたか?」と看護師に尋ねたら「大丈夫でしたよ」と笑われた。
瀬戸内寂聴先生が列挙していた「全身麻酔から覚めて配偶者以外の名前を叫んじゃう」という事例が頭にあり、「私も変なことを叫ばないかな、大丈夫かな」と不安だったのである。社外秘のこととか、預金額とか。

酸素マスク、点滴、尿管、足のマッサージャーを装着されていたので動けず。二日酔いのような頭痛とほてりにぐったり。
看護師が検温したら37.8℃だったのでロキソニンをくれた。
病室の棚の中でスマホがブルブルいっているが、この状態では返信できないだろう。
それより吉熊はどこ?
タイミングよく来てくれた看護師さんに吉熊をあてがわれ、しばし目を閉じる。

足元が熱いので下半身だけ布団をはがしてもらい、熱が下がらないのでアイスノンをもらった。

18時、他の患者さんに提供される病院食の匂い(カレーっぽかった)に、お腹が鳴る。点滴されていて空腹は感じないはずなのに。
もう起き上がれるのでフットマッサージャーを外してもらった。睡眠の邪魔になるので無い方がありがたい。

ここでやっと上司や家族にLINEで帰還したことを報告。
頭痛を堪えて、一文字一文字打つのに吐きそうになって…。
まるで「タイタニック」のローズがジャックの死を確認した後、必死で助けを呼ぼうと笛を鳴らすシーンのよう。ほんと必死。

家族LINEで確認すると、執刀医から母へ「手術成功しました」という連絡は11時15分にあったらしい。
3秒ぐらいに感じた手術が3時間弱行われていたことに吃驚した。時空のゆがみを感じた。


20時半、尿管を外してもらう。ずっと膀胱に違和感を覚えていたので開放感がぱねぇ!
点滴台とともにトイレへ。患部が痛んだが、なんとか歩いて行けた。

看護師さんが蒸しタオルで顔などを拭いてくれた。またしても姫体験を味わう。そして嗽の介助もしれくれた。ありがたくて泣きそうだった。

21時、消灯。
看護師さんに導入剤を没収されているので眠れず。
30分後、巡回に来た看護師さんに「眠れません」と伝え、なんとかしてハルシオンとマイスリーをゲット。

同室の人の何かのアラームが鳴り響く(何かがずれると鳴る)。
患者さんが都度、申し訳なさそうにしてて心が痛んだ。
「大丈夫。お互い様だよ」と心の中で言った。

●8月11日
7時に起床。
8時に病院食。
ごぼうの何かを大量に残してしまう。元々ごぼうはあまり好きではない。
まだ熱があるので牛乳を美味しく感じた。

お医者さんの回診。「傷口が安定しているのでシャワーに入れます」「明日、退院できますね」とOKをもらう。わ~い!!

そういえば隣のベッドの患者さんが昨日から変わった。声からして若い女の子のようだ。看護師さんに「アルバイトが楽しいのでできれば早く退院したい」と言っていて心がキュッとした。


暇なので地下にあるローソンへ。
文春を立ち読み。でもお盆休みなので新しくない。先週のままだ。


12時に昼食。
昼食は完食。いぇ~い!カレー南蛮じゃん!

13時にシャワー。そしてドライヤー。

のどが渇いたので地下のローソンに行く途中で妹と母と遭遇。
妹は私を見るや否や泣き出した。「怖かったね。よく頑張ったね」と。
妹とは一緒にコロナワクチンを打ちに行った。その際、注射が苦手な私が横になって打ってもらっている姿を知っている。「痛いの苦手な亮ちゃんが…」という憐憫が涙になったとのこと。


18時に夕食。やっぱり美味いよ、病院食!ごはんが余ったのでふりかけで対処。



お魚は鰆。

21時に消灯。
夜になると熱が出るのでロキソニンを処方。創部が熱っぽいのでアイスノンももらった。



●8月12日退院。

7時に起床。
最後の病院食。はちみつとバターなんて小学校の給食以来だ。美味しい。


通路の洗面台で化粧をして退院の準備を始める。
すぐそばの窓を見ると夏の光が降り注いでて暑そうだ。


11時には会計が終わるだろうと思っていたのだが、この日は土曜日で会計できないという。なんだかすごく待たされて、げんなりした。次回診察時に払う予定。飲み屋のツケ状態である。太っ腹だな、順天堂。

なんとか11時過ぎに釈放。
「おつとめご苦労様でした」状態で娑婆に出る。
両親が迎えに来てくれた。

傷口が痛むし暑いので早く帰りたかったのだが、どこかでご飯を食べる心づもりだった父が途中で拗ねて大変だった。でも荷物を運んでくれてとても助かった。

4日ぶりの我が家はひどく懐かしく感じた。
母が料理を作ってくれ、父は孫に会うべく妹宅へ。
ロキソニンを飲んで母と横になった。
今まで入院したことも手術をしたこともなかった私にはなかなかヘビーな4日間だった。


いや~、生々しい。
色々思い出してしまった。
でも2023年を語るうえでは欠かせない出来事。
病気のお陰で色々な出会いもあったし強くなった気もするし。

結果オーライ!!

2023年を振り返る

2023年12月31日 09時50分51秒 | Weblog
今年も色々あったけど、良い一年だった。

母校・石橋高校の甲子園出場に同窓生と盛り上がった春。
今から思えば、幸せな一年の序章のようであった。

あと弟のお陰でディズニーシーのミラコスタに家族で泊まれたし、誕生日には伊豆テディベアミュージアムにも行けた。


宮古島にも行けた。


地元の友達にも会えたし、疎遠になっていたいとこにも会ったり連絡を取り合ったりできた。



壮絶なパワハラにも耐え、手術の5日前には宇宙イベントに行っちゃうし。
自分、もしかしてメンタル強めなのでは?と訝しく思う。

入院前のアンケートで壮大にヲタってたし。


心身共に病を患うという辛い一年であったはずなのに、振り返ると「幸せ」という二文字しか思い浮かばない。
むしろ病気になり生きることの実感と充実感を味わえた。そんなスウィートな一年だった。
無論、告知後は虚ろであったことは事実。夏は、死の香りを放埓に撒き散らしている自分が気持ち悪くて吐きそうだった。

やがて手術と治療(通院)という一山を越え、やっぱり私のメンタルは強くなったのだと思う。
強くなる=心が柔軟、なのか、一気に幸せを感じる能力が高まった。

新しい部署で毎日笑える幸せ。
医師や看護師の献身的なサポートを受けられる幸せ。
見守ってくれる家族がいる幸せ。
友達と楽しい遣り取りができる幸せ。
野ばら先生の新作を待てる幸せ。
副作用はドイヒーだが治療法がある幸せ。


何度も書くが本当に幸せな一年だった。
だから今年が終わるのが少し寂しい。

来年も良い一年になると良い。


来年も、よろしくま。


年の瀬だし

2023年12月30日 23時51分02秒 | Weblog
11時に起床。よく寝た。中途覚醒無しで10時間ぶっ続けで寝た。久しぶりだな、この熟睡感。

ひたすらぼんやりしてて、昼過ぎに外出。
会社からいただいた見舞金をヘソクリ口座へと移行。
この口座は上京したときに作ったもので、今メインで使っている住宅ローンを組んでいる銀行とは別である。
年に一度徴収される固定資産税分を貯める口座になった。

ついでにこの前貰ったボーナスも貯蓄口座(前述とは別)に移行。
あると使ってしまうので最初から「無かったもの」と思い込もうと必死なのである。

鵜飼いの鵜になった気分。

銀行で時計を見たら時間が停止していた。
「さては嫉妬したな?」と思う。
最近、伯母から譲り受けたカルティエの時計ばかりを使っていたのでロンジンさんが拗ねたのだと解釈。
ショッピングセンターの時計店に持ち込むと「ロンジンの電池交換は高いですよ」と言われ、ゴムパッキン代(550円)と合わせると3850円。
背に腹は代えられぬと承諾。年の瀬だし、悩むのもバカらしく思えた。


再び時を刻むロンジンさん。


時計の電池って待ったなしでいきなり切れる。
時間そのものは常に進んでいるのに。

電池切れが旅先でなくて良かった。


大戸屋で早めの夕ご飯。
年の瀬だし、何かご馳走が食べたくて牡蠣フライにした。



噛みしめると中から官能的な熱い汁が無邪気に口内を迸る、嗚呼、なんて美味しいのだろう、牡蠣フライ。←無駄にアダルトな表現。年の瀬だし。

牡蠣フライ…ちょっと高いけど、年の瀬だし。いいよね?!


マツキヨで割引クーポンを使ってお買い物。

ビオレの洗顔ジェルは野ばら友達が薦めていたのを棚の前で思い出して購入。
財布の紐が緩んだ末の行為だと苦笑い。
帰宅後、ジェルを顔面に塗って湯船に浸かりながらクルクルと撫でまわして洗い落とす。
小鼻の横のがさつきが一気に取れた。これは秀逸な商品。

貯蓄のことをあれこれ考えたり、気になっていた商品を思い出して買ってみたり。
年の瀬は見えないお金がびゅんびゅんと飛び交うのを感じる。



仕事納め

2023年12月29日 23時50分04秒 | Weblog
仕事納め!
今年も一年、よく頑張った。
部署異動があった後半期からは楽しく仕事ができた。毎日笑っていた。
日中、心療内科の薬も飲んでいないし、やっと本来の自分を取り戻せた気がする。

今、とても幸せだ。






帰りに寿司を買った。今日は奮発してウニが入っているグレードの高いセットにした。
おつかれ~!!かんぱ~い!!


会社で使っているベアーズウィッシュのカレンダーの販売は今年が最後らしい。
毎年楽しみにしていたのにな。

(可愛くて捨てられずに家に持って帰った)


とりあえず明日はゆっくりしよう。


一番好きな季節

2023年12月28日 23時45分49秒 | Weblog
昨日お腹に薬を注入したことをすっかり忘れて、お腹を机の縁に打ちつけては「いてて!」、屈んでは「いてて!」の一日だった。
注入したところはほんのりと丘ができている。吉熊の頭ぐらいのしこりの丘。
3ヶ月かけてここから薬剤が溶け出していくらしい。なんか自分がサイボーグになった気分がする。

今日は他部署のSちゃんと中国に行ってきた。
我々の間ではカレーランチ→インド旅行
パスタランチ→イタリア旅行
そして中華料理は中国旅行と言うことになっていて前日に「明日パスポートを忘れないこと」と注意喚起をしあっている。(紛失が怖いので実際は持っていかないけれど)
この店のしっとりとしたチャーハンは私好み。
謎のスープ付き。





今日は餃子も。
ふっくらした皮に包まれたジューシーな具が熱々で美味しかった。



快気祝いということでSちゃんにご馳走になった。ありがとう。
来年もよろしくね。ラヴ。

賀詞交歓会ならぬお菓子交換会もした。





昨日の第九があまりにも良すぎて仕事中の午後、脳内でずっと流れていた。
あまり好きではない第3楽章ののんびりしたフレーズが無意識に流れるものだから眠くなって困った。満腹だし。

昨日の席ではコントラバスのダイナミックな演奏を間近に見られて面白かった。第4楽章でソリストが絡み合うシーンでのあの音はコンバスの仕事だったのか!?などという新鮮な発見が度々あった。


長期療養をしたので会社からお見舞金をいただいた。
休んだうえにお金をいただけるだなんて…!
恐縮してしまう。
今後、治療費がかさむので大切にとっておこう。


昨日、順大で院外処方にしてもらっていた薬を行きつけの調剤薬局にもらいに行った。
薬剤師さんには今年一年、本当にお世話になった。
手術前の不安定な時に「ここが開いているときはいつでも来てね。話し相手になるよ」と仰ってくださった薬剤師さん。
心強かった。感謝、感謝である。
「良いお年を」と挨拶をして別れた。

キラキラしている街、ウキウキしている人々、そんな中、他人との関係性を改めて深く想う機会が多い、そんなクリスマスから大みそかにかけてのこの季節が一年で一番好きだ。
人生いつどうなるのかわからないのでこの季節を楽しむことに徹する。



第九交響曲 特別演奏会2023

2023年12月27日 23時12分00秒 | Weblog
有給取得。
昼過ぎに年賀状を書き終えてランチへ。
今日は和幸のランチ「ききょう」
一口ヒレカツ、エビフライ、チーズ入りメンチカツ2個。
ご飯、キャベツ、味噌汁はお代わり無料。今日はキャベツをお代わりした。まんぷくま。





そして順天堂大学病院へ。
和幸がとても混んでいて20分ほど待たされたので少し遅刻してしまった。

もはや懐かしさをも感じる順天堂。



先月から今月上旬まで毎日よく通院したよな…。
変な話だけど、ここへ来ると落ち着くんだよね。

主治医の森先生(森に住んでいそうだから勝手に命名)と一ヶ月ぶりに対面。
前回打った注射の副作用があまりないことを伝えると「じゃあ今度は3ヶ月製剤にしましょう!」と猛プッシュしてきた。
その方が通院する回数が減るから。
患者の負担を一番に考慮してくださるのだなと感動した。
電子カルテに記入する際も「ごめんね、ちょっと待っていてね」とこちらに気を遣ってくれる。

本来火曜日に外来診療をしている森先生。
森「あれ、なんで僕、水曜日なのにここにいるんだろ?」
私「私が第九のコンサートの日にしてくれって頼んだからです、すみません」
森「そうそう!そうだった。もしかして第九の『奏者』の方?」
私「いや~!聴く方です!」
という話をした。

次回診察は春。血液検査もするらしい。
(その頃には嶽本野ばら先生の新刊が出ているはず!!サイン会、あるのかな)
で、術後1年後のフォローとして夏に検査。

処置室で看護師に注射を打ってもらった。
お腹に打つ注射って独特の怖さがある。2回目だけどまだ慣れずに変な声をあげてしまった。お騒がせしました。


丸ノ内線で池袋へ。
ドトールで小腹を満たす。煙草も吸いたかったので。
北海道産かぼちゃのタルト。しっとりしてて超絶美味!

(吉熊、タキシードに着替えた)

18時過ぎ、東京芸術劇場へ。




年に一度の第九鑑賞。今年も日フィル&コバケンの炎の第九を堪能。
手術の病理結果が出る前にポチった。
どんな結果になっても絶対に行く!って決めていた第九。




今年も奮発してS席。

前から4列目のコントラバスとビオラの間ぐらいの席。


第九交響曲 特別演奏会2023

オルガン:石丸由佳
J.S.バッハ:高き天よりわれは来たれり BWV738
 主よ、人の望みの喜びよ
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(以上3曲オルガン独奏)

まるで建物のように聳えるパイプオルガンをまるで妖精のような華奢な石丸さんが自在に演奏していて毎度のことながら心を揺さぶられた。
バッハは荘厳な印象だけれども「主よ、人の望みの喜びよ」なんて愛らしい曲調も紡ぐ。ギャップ萌えだよな。

15分の休憩を挟む。
トイレのエアタオルの角でおでこを盛大に打ち付けて痛かった(緑内障で視野が狭くなり見えなかった)。
周囲の人に「大丈夫ですか?」と声を掛けられるぐらいには盛大だった。いてて…。




ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》
ウリードリヒ・シラー頌歌「歓喜に寄す」

指揮:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]

ソプラノ:市原愛
アルト:山下牧子
テノール:笛田博昭
バリトン:青山貴

合唱:日本フィルハーモニー協会合唱団



今年は色々なことがありすぎて、コバケンが舞台に登場した瞬間から涙腺がゆるゆるになった。
演奏中、奏者やソリスト、合唱団に向かってOKサインを出したり唸ったりするコバケン。
都度、音が大きなうねりとなって会場に旋風を巻き起こす。かっこいい!!

無事に今年も日フィル&コバケンの第九を聴けて本当に良かった。
ダイナミックかつ繊細な演奏を楽しめて感激した。


演奏終了後、撮影可になる。
コバケン、ちょこちょこしてて可愛かった。
「これ以上にない素晴らしい演奏だった」とコバケン。
たしかに!






エスカレーターを下る。この時間も好き。
「今年の第九、泣けて泣けて…」
「本当に良かったよね」
そんな人々の感想を聞きながら地上に下りるのが良い。






1Fロビーに降り立ち、クリスマスツリーの前でパシャリ。
吉熊もご満悦。


外のイルミネーション。
音楽がモチーフになっていてお洒落。



東武の横を通過。バカラのポスターに記載されているキャッチコピーが秀逸。
「転ばない人より、起き上がる人へ」
秀逸すぎる!



イルミネーション、美味しい物、綺麗な音楽。
毎年そうだけどやっぱりこの時期って最高!

仕事納めまであと2日。
頑張って乗り越えて楽しい正月を迎えたい。


…複雑な気持ち

2023年12月26日 23時46分40秒 | Weblog
久々にパールネックレスを装着して出勤。
装着時は冷っとするのだけど、次第にほんのり温かくなってきてちょっとしたマフラー状態である。


真珠はデリケートなので帰宅後は可及的速やかに外し、軽く拭いて桐の箱に仕舞う。


だいぶ前に買った花珠・8.5ミリ・照り最強のパールネックレス(鑑別書付き)。
パールネックレスというと冠婚葬祭という印象だが、普段使いもできる。しかも顔回りが華やかに見える(気がする)。
案外、汎用性の高いアイテムなんである。

無理して買った若い時の自分、グッジョブ。



退勤後、久々にサイゼリヤに行った。
店員さんに「随分お見えにならなくて心配してました」と言われた!
どんだけ通っていたんだ、過去の自分。
でも声を掛けてもらって嬉しかった。
海老のドリアのサラダ。

安定の美味しさ。
サラダなんかコンビニのサラダよりフレッシュで量が多くて安い。
頑張っているよな、サイゼリヤ。

春に山梨で吐くほど酔ったのでワインは暫くお預け。


年賀状、一枚も書いていないのだが…。
まあなんとかなるだろう(希望的観測)。
明日は有給をいただいているので。

っつても、通院がある。
正直ちょっと注射が怖い。
でもできる治療があることはありがたいことに違いない。
でも怖い。
…複雑な気持ち。

といいつつも、心は元気そのもの。
昨日と今日は日中、心療内科の薬を飲まずに過ごせた。
偉いぞ、自分!


サバイバル

2023年12月25日 23時14分24秒 | Weblog
仕事中、顔面が鉄仮面に覆われた錯覚に陥った。
空気が乾燥しているのを肌で感じる。

トイレの鏡で自分の顔を見て吃驚した。
頬から顎にかけての皮膚がパサパサしているではないか。
会社帰りに無印へ。
切れかけているエイジングクリームマスクと化粧導入液を購入。

昔、妹からもらったナノケアを引っ張り出した。懐かしのNational製。


導入液で肌を緩め、ナノケアで水分を取り込みマスクで封印、というイメージ。

順大で処方されている薬の副作用をググってみるとサジェストに「老化」という恐ろしい単語が上がる。
少しでも抗いたい。
といか副作用は認めたら負けだと思っている。
サバイバル。

心療内科で出されてる薬を今日は飲まなかった。
何年ぶりだろう。
薬に拘泥しない自分に再会できた。
この状態が続けば良い。


モッシュ状態のスーパーの総菜コーナーで、人をかき分けて半額商品をゲット。サバイバル。


明日もきっとサバイバル。



サンタクロースは自分だ

2023年12月24日 23時53分49秒 | Weblog
13時、池袋の美容室に行く。
ホットペッパーで予約をする際、クリスマスイブの日だけ空いていたのでこの日に決めた。


途中、西武のショーウィンドーのクマさんを遠くから目ざとく見つけ、鼻息荒く撮影。
クリスマスとクマとの親和性の高さについての謎は個人的に永遠のテーマ。


縮毛矯正は時間がかかる。今日は4時間半かかった。
ひどい縮毛で麻原彰晃っぽい髪質の私。
半年に一度の縮毛矯正はもはや欠かすことのできないイベント。
ちょっと高いけど、これだけは予算を削れないのである。



液体を着けられて放置されているあいだ、渡されたdマガジンで林真理子先生を検索し、半年分の文春連載を読む。
毎週図書館でも読んでいるのに、つい読んでしまう。


一般的な女子だったらファッション誌を読むのだろうが、私は週刊誌が好き。押しつけがましい写真ではなく文字で想像する余地が心地いいから。
週刊現代の林真理子先生と和田秀樹先生の対談もおもしろかった。



施術はいつも店長さんにおまかせしている。
真面目で癒し系の殿方である。

このお店の顧客で私は一番長さのあるロングヘアなのだそうだ。
今日は前回から8ヶ月も経過しているし、もう少し切るのかなと思っていたのだが、店長さんは「せっかく毛先に厚みができたロングヘアなので、この状態のこの長さを楽しんでください」とあまり切らなかった。

できあがり。


大枚をはたいた甲斐があった。大満足。

髪にはお金をかけている。服よりも靴よりも化粧品よりも。
ちょっとした税金という認知。
租庸調、みたいな。



資生堂サブリミックのワンダーシールドの詰替えを15%引きで購入。
美容室のポイントが貯まったのでトリートメントをいただいた。



店長さんに「良いお年を」と挨拶して店を出る。
靡く髪が心地よい。

池袋駅前のイルミネーション。
忙しなく歩く人々、ぴんと張りつめた冷気、嗚呼、年の瀬のこの感じ、とても好き。


クリスマスの風物詩「キリスト看板」の街宣に今年も会えた。



東武でケーキを購入。
大混雑!!




ささやかなホムパ。


アンジェリーナのモンブランの美味しさは異常。



クリぼっちと思われがちだが、違う。
私には「家族」がいるのだ!!
こんなに賑やか!!


マリアさま、あめん。




自分にご褒美がたくさんできて満足。
来ないサンタクロースを待つよりも自分がサンタクロースになり自己投資をした方が幸福度が上がる。
メリークリスマス!!

辻井伸行 /「戦場のメリークリスマス」 作曲 坂本龍一 NobuyukiTsujii / Merry Christmas Mr.Lawrence

辻井伸行さんの戦メリで涙腺崩壊!なんて優しい音色なの!?
天国の坂本教授に届け…!!




お姫様気分

2023年12月23日 22時50分05秒 | Weblog


近所のベトナム料理店でランチ。
いつもオーダーするのは「ハノイブンチャー」というつけ麺。


器と生春巻きが接触しても気にしないベトナム人魂、いいね~。大らか。


汁の中に入っているつくねが少し焦がしてあり、香ばしさと肉汁の甘さが口内で調和する。たまらない美味しさ。




甘味処で草餅を購入し、ペロリと完食。草の風味が豊か。



マツキヨでインテグレートのコンシーラーを購入。
先月BAさんに薦められて使ってみたところ驚くほどシミやクマを隠してくれるんである。



一度帰宅して四ツ谷へ。
ライトアップ(23,24日限定)された迎賓館赤坂離宮へ。
お庭でプチコンサートを楽しみ、本館をお姫様気分で歩く。


プロモーション、上手いよな。




お月様と白亜の迎賓館。
う~ん!幻想的!!








今日は庭でコンサートが開かれてて、「きよしこの夜」などが流れていた。
素晴らしい企画。


迎賓館赤坂離宮、しっかりとしたパンフレットをくれる。オリジナルホッカイロまで!




今日は20時まで開いているというので本館も練り歩く。(撮影禁止)

高い天井から吊るされた揺らめくシャンデリア、彫刻が施された壁、ピカピカの窓、格調高い絨毯、ロココちっくな天井画…
嗚呼、子供のころ夢見ていた舞踏会を四ツ谷で味わえるとは!
生きていて良かった。
感極まって本当に涙が出た。

小室哲哉さんの「OPERA NIGHT」的世界って実在するんだな・・・。

小室哲哉 - OPERA NIGHT (Digitalian is eating breakfast)(EPIC/SONY)


小室哲哉さんの曲もいいが、小室みつ子さんの歌詞もすごい。シンプルな語彙や単語でゴージャスな世界観を表現している。


もう一度庭へ。
玄関の前にいる警備の人が面白くて、彼の周りに人だかりができていた。
迎賓館赤坂離宮の裏事情を話してくれるんである。
「僕、うん十年勤務しているけれど、あの赤色の絨毯は踏んだことがない。それぐらい気を遣っている」とか。警備だけじゃなくガイドもしてほしいぐらい言葉巧みだった。
マエダさん、また来るね!



3つの通路があるが、真ん中の通路の上だけ菊の御紋が入っている。天皇陛下はここを通るらしい。



寒いね、吉熊。そろそろ帰ろうか。


振り返りつつ、パシャリ。横に長くて全体が入らない。



迎賓館赤坂離宮は6年前、日中には来たことがあるが夜は初めて。
昼は昼で健康的で魅力的だが、夜は致死量を遥かに凌駕する「OPERA NIGHT」的世界を味わえるのでウハウハ。
特に1トンを超えるシャンデリアの煌びやかさは夜だから映えるのだし。

またこういう機会があれば絶対に来たい!!

お姫様気分で地下鉄で帰った。


心療内科納め

2023年12月22日 23時32分36秒 | Weblog
心療内科デーにつき、退社後は安定の駅そば。

寒いので温かいそばにした。

今日の心療内科は激混み。
待ち時間3時間。
この前買った「断面」を読み進めた。青函トンネルの工事が出水との戦いだった、とか。

さて、診察。

今年もクマ医師には大変にお世話になった。通院歴17年、今年は病気発覚・手術・治療があったので、一層きめ細かくサポートしていただいた。
また、今の部署に異動になったときに一番喜んでいたのはクマ医師だった。


私「もうデパケンを飲まなくていいかもしれません。ソラナックスも夜以外、あまり飲んでいません」
クマ医師「え?どうしたんですか?」
私「職場でストレスがないんですよ、まったく。配置転換に依るところが大きいのかもしれませんが、考え方のクセが抜けたのか、あまりこだわらなくなったんですよね、物事に対して。先生のお陰ですよ」
クマ医師「いや~。あなたのメンタルが強いからですよ」

いや~いや~。強いのかな?強かったらここへは来ていないよね…!


そんなクマ医師に今年もクリスマスプレゼントというか、お歳暮を。
今年はエシレのお菓子にした。
忙しいクマ医師(昼休みなしで朝から深夜までぶっ続けで診察しているらしい)。スキマ時間にサクッと小腹を満たしてほしい。


パワハラで心身を病み、心療内科で自殺を口にし、隔週の診察が毎週の診察になった。
自殺をすることもなく犯罪を犯さなかったのはクマ医師のおかげだと思う。
今年も結局毎週の通院になったが、来年は通院も薬も減らせればいい。

処方変更あり
マイスリー、ソラナックス、パリエット、防風通聖散、ハルシオン、酸化マグネシウム錠、ビオスリー。
2年間飲み続けていたデパケン、卒業。さようなら。


診察を終え、帰ろうとするときにクマ医師に呼び止められた。
富士山の写真である(山梨側からのかな)。

「縁起がいいでしょ?」と笑いながら手渡された。
クマ医師、かわいい。

来年もよろしくま。良いお年を。


クリスマスカード

2023年12月21日 23時45分50秒 | Weblog
日高屋の限定メニュー「チゲ味噌ラーメン」が今年もやってきた!
今年も安定の美味しさ!!




コクのあるスープに旨辛さが後を引き、一気に完食。


野ばら友からかわいいポストカードをいただきマンモス。

愛くるしいシールやイラストがあしらわれいる(吉熊の似顔絵、似てる!)。
ありがとう。お部屋に飾るね!


某くんに送ったクリスマスカードが届いたらしい。
某くんよ。私がしたためた文面を撮影して送るの、ヤメレ~。
恥ずかしくなる!!
しかも今年の正月にお揃いにしたシマエナガちゃんガチャとともに…。
今年のクリスマスカードは鳥にした。
そう、某くんはシマエナガちゃんが好き。
さすがにシマエナガちゃんのクリスマスカードはなかったが、銀座の教文館で鳥のクリスマスカードを目ざとく見つけたので送り付けた。

愛鳥週間のポスターばりに鳥さんが描かれている。

正月デートを開催した際にお揃いにしたシマエナガちゃん。


病気告知後の私を励ます某くん。本当、乙女座男子を地で行っている優しい男子なのである。





ネット時代だけど、やっぱりアナログ通信はいい。
郵便料金が値上げするらしいが、この文化は継続していきたい。