中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

公衆道徳の欠けた行為

2010-09-11 10:36:24 | 身辺雑記
 相変わらず自転車やバイクの路上放置は後を絶たない。放置している者はおそらく常習化しているのだろう。毎週1回行っている、大阪にある事務所の周辺の道路は路上駐輪禁止指定になっているが無視する者は少なくない。特にこの自転車の持ち主は図々しい。まるで挑戦するかのように自転車放置禁止の表示の上にわざわざ置いている。



 それだけならまだしも、このように頑丈なチェーンを道路わきの鉄柵に掛けて自転車を固定している。これなら撤去できまいと嘲笑っているかのようで、その図々しさは憎々しいほどだ。自己中心もここまでになるとどうしようもない。




 私の町でも路上放置はなくならない。定期的に放置自転車狩りが行われるのだが、いっこうにこたえないらしい。これは駅の近くの銀行や商店も多いところで、少しの間ならと放置するのだろう。置き方も乱雑だ。







 もちろん警告の掲示はあるのだが、まったく無視されている。自転車を放置するような連中は、日本語の文字が読めないのだろうかと思ったりする。読んでみると、「歩道柵等に施錠された鎖等は切断しますが責任は負いません」とあるが当然だろう。ずるい者が得してはならない。大阪の場合は何日も同じ状態で、対処が甘いのかも知れない。



 撤去された自転車は、自転車の鍵と身分証明になるものをもって所定の保管所に取りに行かねばならない。保管費(いわば罰金だが)は自転車が3000円、バイクが6000円でバカにならない。保管所は少し遠いところにあり、撤去から3日以内に行かなければ処分される。これがお灸になればいいが、今時のことだから、取りに行ってごてる者もいるのだろうし、還ったらまたぞろ放置する者ははいるだろう。

 撤去後はさすがにきれいになっているが、すぐに置いている自転車やバイクがある。本当にいたちごっこだ。これくらいはいいだろうという考えの者が増えると、路上は乱れ、公衆には迷惑な現象になるということだ。

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