絵本に特化した美術館の2つ目は原村にある「八ヶ岳小さな絵本美術館」です。この「小さな絵本美術館」は絵本作家「さとうわきこ」さんの美術館で、本館は岡谷市にあります。八ヶ岳館の方はエコーラインの一番塚の信号から御柱道を農業実践大学校のある八ヶ岳方面に向かって行った所にあります。見落としがちな小さな看板です。
入口のアーチは木立の中に誘ってくれます。
「さとうわきこ」さんは「ばばばあちゃん」シリーズの絵本で知られています。岡谷市在住の作家さんです。入り口で「ばばばあちゃん」が迎えてくれました。
自然の中にあるこの美術館…気持ちの良い緑の木々が生い茂っていました。
この日の企画展は「みやこしあきこ」絵本原画展…「みやこしあきこ」さんの優しいタッチの絵は幻想的でとっても素敵な世界でした。撮影禁止で写真がありませんが…
この作家さんの絵本は持っていませんが、地元紙の文化欄に月1回掲載される挿絵に注目していました。東京から富士見町に移住されているようです。
「さとうわきこ」さんの作品原画も展示されていましたが、こちらも撮影禁止…我が家にある「ばばばあちゃん」シリーズの絵本です。
ここでは子供たちのためのワークショップも良く行われているようで、そうしたスペースや図書室などもあります。
ここのコーナーにあった「さとうわきこ」さんの作品たち…
さり気なくあちらこちらに「ばばばあちゃん」がいました。
「ぐりとぐら」の姿もあります。
ここのデッキからの眺めも素敵です。
「みやこしあきこ」さんと「さとうわきこ」さんの原画を堪能した美術館でした…
この近くの道沿いの風景の中に目立っていた「オオハンゴンソウ」…特定外来種として駆除の対象になっていますが、かなり広範囲に広がっています。
原村では高原野菜の栽培が盛んです。野菜畑を見ながら帰途につきました。キャベツ畑とセロリ畑です。
おまけはこの日の諏訪湖の様子…せっせと刈り取りをしているようですが、まだまだ繁茂している「ヒシ」が目立っています。
田んぼの稲も実って色づいてきています。もうじき収穫の時を迎えることでしょう。
他にお客さんのいない静かな美術館…久しぶりの絵本の世界で良い時間が過ごせました…