ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

山仕事とセツブンソウ

2023-03-11 | 自然観察

この時期になると「セツブンソウ」の開花が気になります。「セツブンソウ」はキンポウゲ科の多年草です。「節分草」の名前は節分の頃に咲く花から来ているようですが、こちらでは3月の声を聞く頃に咲き出します。その群生地に見に行ってきました。

     

 

この日はボランティアで里山の管理と林業体験をしている場所での山仕事の日でした。私はごくたまにしか参加しないのですが、この日は皆さんの仲間に入れていただいて伐採作業を見学させていただいたり、倒木処理のお手伝いをしました。冬枯れの林でまだ寒いので焚火もしました。

  

 

この林の近くからは北アルプスがきれいに見えます。山仕事を抜け出してしばし北アルプスを眺めました。常念と穂高がくっきりと見えていい眺めでした。

     

 

  

 

     

 

山仕事繫がりで別の日のことですが、実家の山の整備に行きました。実家の山はアカマツ林…この時期にたくさん溜まった松葉をかき集めたり、枯草や木を切ったりします。実生から育った松の苗木がたくさんでていました。

     

 

  

 

いつもこの時期、山仕事をするとご褒美のように「セツブンソウ」に出会えます。毎年見に行っている辰野町の群生地です。去年、地元の方に教えていただいた秘密の場所へも行ってみました。ちょうどいい時期で、見事に一面群生して咲きほこっていました。小さな花なので遠くから見るとこんな感じです。

     

 

小さな花ですが群生している様子は見事ですし、よく見ると中々見事な造りの花です。白い花弁に見えるのは花柄で、その中に花弁があって黄色の蜜腺になっています。雄芯はたくさんあって葯は紫色です。中心に雌芯があります。

  

 

いつ見てもその清楚な姿にはうっとりさせられます。

     

 

  

 

     

 

ちょうど見頃でしたが、小さな蕾にも注目でした。

  

 

素敵な「セツブンソウ」の花…たくさん写真を撮って来たのでたくさん載せてしまいました。ほとんどスマホの写真です。

  

 

今年も「セツブンソウ」の花に出会うことが出来て良かったです。実家の山仕事はまだ続きます…    

 

コメント (8)
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