ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

初夏の花々~山の家~

2024-06-12 | 植物

初夏の花が次々に咲き出していますが、5~6月に山の家で咲いた花々を記録しておきます。まずは遅い田植え(6月になってから田植えをする田んぼも…)の時期を迎えた原村の田園風景と八ヶ岳の姿です。八ヶ岳はすっかり夏山の雰囲気…阿弥陀岳は開山祭も済んで夏山シーズンに入りました。

     

     

 

山の家で見た夕日もここに残しておきます。西側の木々の間から光が差し込んで周囲を染めていました。

     

     

 

さてこの時期に咲いた花々です。足元で咲いていたのは「シラー・カンパニュラータ」です。ブルーとピンクの花がたくさん咲きました。

     

     

 

たくさん咲いたのは「ミヤコワスレ(都忘れ)」です。これは紫紺とピンクと白があります。木々の足元で群れて咲く姿は良いものです。

  

  

     

 

勢い良く広がって庭を覆い尽くさんばかりの「チゴユリ(稚児百合)」です。

     

 

「シャクヤク(芍薬)」は白と赤があるのですが、大きくて見ごたえある紅い花だけ咲きました。紅白で咲いていたのは「ゲラニウム(風露草)」です。小さな花ですが可愛らしいです。

     

  

 

この時期ならではの「アヤメ(菖蒲)」が咲き、同じ色系統では名残の「オダマキ(苧環)」と「アジュカ(西洋十二単)」を見ることが出来ました。

     

     

     

 

早々と「ニッコウキスゲ(日光黄菅)」が咲き出しました。一日花ですが次々に咲いてきます。「ルピナス(昇り藤)」もこの時期ならではの花です。独特の雰囲気の「マムシグサ(蝮草)」も咲きました。

     

     

  

 

ここからは木々の花です。この時期に霧ヶ峰高原を彩る「レンゲツツジ(蓮華躑躅)」がここにもあります。

  

 

「スイカズラ(吸い葛)」は冬でも葉が枯れないので「ニンドウ(忍冬)」とも呼ばれます。白い花が黄色に変化すりので「キンギンカ(金銀花)とも呼ばれるそうです。

     

     

 

白い花では「ヤマボウシ(山法師)」…昨年はみごとに咲いたのですが、今年はちらほらしか咲かなかったです。来年はまたたくさん咲いてほしいものです…

     

 

白い「ナツロウバイ(夏蝋梅)」…時期を逃してしまいましたが、どうにか咲いている花を見つけました。蝋のような質感の花です。

  

 

「ハナイカダ(花筏)」は葉の上に小さな花が咲き実がなります。もう実になっていました。実が2つ付いているものもありました。「ヤマアジサイ(山紫陽花)」はまだ固い蕾です。

  

     

 

「ポポー」の花が咲きました。木は大きくなったのになかなか花がつかず実もなりません。今年は収穫できるといいのですが…

     

 

収穫できたのは「シイタケ」…いつも採り時を逃してしまってこんなに笠が開いていました。「山フキ(野ブキ)」は庭に生えているので摘んで「きゃらぶき」にしました。ほろ苦い初夏の味でご飯のお供に良いです。

     

  

 

最後に「バイモ(貝母)」の種とその巻きひげです。面白い造形に注目でした!

     

 

初夏の花々を楽しんだ山の家の庭でした…

   

コメント (6)
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