富士見町の「白林荘」は29代内閣総理大臣を務めた「犬養毅」が山荘として大正13年に建てたものです。広大な敷地にはカエデなどの木々が生い茂り、林床にはこの時期、「ヤマユリ」がたくさん咲きます。普段非公開の場所ですが、管理人さんの許可を得て見せていただきました。入り口の表札は「犬養毅」直筆だそうです。
入口からすでにたくさんの「ヤマユリ」が咲いていました。昨年は蕾が出来始めた頃にサルがやって来てみんな食べてしまったそうで花が見られませんでした。今年はサルの食害がなく、この時がちょうど見頃だそうで、とっても素晴らしい花盛りでした。一株で多くの花をつけている「ヤマユリ」もありました。
こちらは大正末期に建てられた山荘…以前に内部も見せていただきましたが、なかなか素敵な建物でした。林の中のヤマユリ~白林荘~ - ナチュラルな暮らし (goo.ne.jp)
至る所に「ヤマユリ」が咲いているのですが、ことに群生している場所はみごとでした。
「ヤマユリ」はユリの中でも最大級の大きさで花の直径は15㎝以上になります。その香りもまた華やかでとっても素敵な空間になっていました。中には色鮮やかな個体もありました。
暑い日でしたが、敷地内は木々の緑とヤマユリの白い花とでとっても爽やかな空間…娘夫婦とワンちゃんと一緒でしたので、皆で気持ちの良い散策が出来ました。
ヤマユリと共に咲いていたのは「ホタルブクロ」…この花もこうした場所に似合う花かと思います。
おまけはこの後、娘夫婦に案内された最近できたばかりのドーナッツやさん…木の香り漂うお店は、入り口にハーブが植えられていて素敵な空間になっていました。娘が買ってくれたドーナッツとシナモンロール…美味しくいただきました。
富士見町を訪れたこの日、井戸尻遺跡公園の「大賀ハス」と白林荘の「ヤマユリ」を見ることが出来て良い一日でした…