湖畔の下諏訪側に「諏訪湖博物館・赤彦記念館」があります。
諏訪湖に関する様々な資料と地元出身の歌人、島木赤彦の資料が展示されています。
建物は地元ゆかりの世界的建築家「伊東豊雄」さんによるもの。
伊東豊雄さんは新国立競技場の設計でも注目された方です(最終案は僅差で隈研吾さんに決定)
外観は、諏訪湖の「水平虹」をイメージし、 漁に使われた「丸太舟」のフォルムをイメージしたそうです。
館内は船底のイメージの美しいカーブが光を捉えて素敵な空間になっています。
館内から眺めた諏訪湖、目の前に広がっています。
全面結氷の湖面には御神渡りの氷の盛り上がりも見えます。
ここは下駄スケート発祥の地、スケートが盛んです。
五輪選手も輩出し、そのスケート靴作りも一流の地元です。
湖での漁業の道具もあれこれ展示されていました。
諏訪湖の歴史の中でこの兜の展示もありました。
印伝革の兜、白熊やくの毛も使われていました。
地元の黒曜石も展示には外せない物、採掘場所の名前の由来も興味深いものです。
地元の方が諏訪湖と共に生きてきたことのよく分かる博物館です。
博物館前の湖畔ではこのところの寒さ(連日-10℃越え!)に、こんな氷の盛り上がりが見られました。
2月5日の拝観式後も連日寒い日が続いて、御神渡りが成長したのではとまた見に行きました。
湊地区から下諏訪に向かう御神渡りは前回より氷がせり上がっていて、素晴らしい出来栄えでした!
せり上がった氷は芸術作品の様!さまざまな表情の氷たちは見ごたえある作品になっていました。
御神渡りの向こうに八ヶ岳を望む風景も素敵です。
湖岸の氷もせり上がっていました。そして湖岸は人、人、人!見物の方々で賑わっていました。
御神渡りを見た向こう岸の横河川河口の白鳥も見てきました。
こちらは穏やかな風景、相変わらず眠っている白鳥が多かったです。
この日の注目はマガモの仲間たち?あるいは家族?の姿です。
雌1羽と雄たち…ずっと一緒に行動していました。
このように集まって水にもぐったり羽ばたいたり…
時には雁首(鴨首!)揃えて何やら相談…
そして雌が羽ばたいた後、先に立って進み氷の方へ…
氷に上がった雌、他の雄もついていくのかと思いきや、別方向へ…
何やらさびしそうな残された雌でした。