ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

自然観察会と御神渡り

2018-02-04 | 自然観察
冬には冬の見どころも楽しみもあります。
毎年、高原をスキーかスノーシュートで歩いていたのですが…
夫の腰痛がなかなか改善せず、私一人では不安なので、
ガイドさんについての冬の観察会に参加しました。
「村民の森づくり専門部会」の方々の活動の一環だそうですが、
インタープリターの方の案内で原村の村民の森を散策しました。


前々日に15㎝以上も降った雪…手作り「かんじき」や「スノーシュー」で歩きました。




森の中は葉を落とした木々と雪とその上の青空の冬景色が広がっています。




木の説明…まとまって生えているこの木…リスなどが木の実を沢山まとめて埋めた所からか?
あるいは人の手が入って根元から切られた木の切り株からのひこばえが成長したものか?


木肌で注目はこの「ウリハダカエデ」!
冬だからこその目立つ木の肌でした。


ウサギの足跡!なんと3mも跳んでいました。




これはキツネの足跡!まっすぐに進んでいます。




森の中の間伐材で作ったベンチも雪に覆われていました。


これは「虫こぶ」昆虫などが寄生してできるそうです。


これは「キツツキ」の古巣、この辺りではアカゲラ、アオゲラ、コゲラがいるそうです。
巣穴の中を測ったら30㎝も掘ってありました。


森の中にも陽が差し込んで樹影が長く伸びていました。


たまに鹿の角が落ちていることがあるそうで、その鹿の角です。
鹿の雄は毎年角が生え変わるそうですが落ちている角は少ないとか…
角はどこに行くのでしょう?
鹿の増えた理由や対策談議に花が咲きました…




梢の上には宿り木が…木の上に留まって芽が出るのはその種の粘着性によるとのことでした。


沢山の発見と久しぶりの雪上のスノーシュー歩きが楽しかったです。
写真は撮れませんでしたがカラ類が沢山飛び回っていてその鳴き声に耳を澄ませたり、
陽ざしによって樹上から落ちる雪の煌めきに目を奪われたりと充実の観察会でした。


帰りに諏訪湖で「御神渡り」の観察も!
2月1日に「御神渡り出現」の確認がされニュースで流れました。
でもその日に雪が降り、沢山積もり…気掛かりな氷の状態でした。
この日、2月3日の諏訪湖は一面雪で白くなっています。


諏訪側の御神渡りの場所、すわっこランド近くまで行きましたがなんと道は大渋滞!
そして湖畔にも人、人…見物の方が多くて驚きでした。
やはり雪で見えにくくなっていましたが出現した「御神渡り」です。




こちらは湊の湖畔の「御神渡り」です。


湊地区から下諏訪方面に向かって「御神渡り」が伸びています。


山のようにせり上がった氷!


白い諏訪湖の向こうに望む八ヶ岳です。


2月5日には「御神渡り」の拝観式が行われるそうです…
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする