ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

新装なった長野県立美術館

2021-10-15 | ミュージアム

4月にグランドオープンした「長野県立美術館」!早速新しくなった美術館に行って見たかったのですが、県内でもコロナ感染者が増えている状況で行けませんでした。ここでようやく警報段階も下がったので、長野市まで出かけました。我が家からは約100㎞の地点です。久しぶりの長野市…長野インターで高速を降りて県庁前の通りから善光寺を目指します。まだ並木の木々は紅葉していなかったです。

 

「長野県立美術館」は善光寺のすぐお隣です。建物は宮崎浩氏設計で、ステキな美術館になっていました。

 

 

グランドオープン記念の企画展は「森と水と生きる」でした。「自然と人間」をキーワードに古今東西の作品が、大原美術館やポーラ美術館などの全国の名立たる美術館から集められていました。撮影禁止で作品の写真はありませんが…以前の美術館に比べたら何と明るい、広い空間!気持ちの良い、そして落ち着く空間でじっくり作品を鑑賞することができました。

 

それぞれのテーマごとに集められた作品をじっくり鑑賞して屋上に出てみると、そこは「風テラス」と名付けられた広い空間がありました。周囲の屋根に植栽がされ、隣の善光寺を眺められる素敵な場所でした。

 

 

ここの大きな庇は「佐久桧の大庇」だそうです。

 

この美術館の周辺の城山公園もリニューアルされていました。

 

 

「長野県立美術館」の隣には「東山魁夷館」があります。一昨年にリニューアルした「東山魁夷館」はその時にも見に行きましたが、今回は本館との連絡ブリッジができていました。

 

 

連絡ブリッジのこちらが本館です。

 

このブリッジの下は「水辺テラス」となっていて、ここで中谷芙二子の「霧の彫刻」を見ることができました。新たな美術館で注目の作品!時間確認をしておいて、じっくり鑑賞しました。

 

 

 

 

 

幻想的な霧の作品はあちこちで注目されていますが、実際に見たのは初めて…その作品の中にいて、いい時間が過ごせました。そして、霧が収まった後の光りの動き…これも素敵なものでした。

 

 

そして「東山魁夷館」のテラスでも、水に反射する光が映る光景に注目でした。

 

 

 

東山魁夷館では取材場所と作品のリストが展示されていて、改めて知った「夕明かり」の取材地…これは「七島八島」でした!「緑響く」の「御射鹿池」があまりにも有名ですが、この「夕明かり」も七島八島を彷彿させる素敵な作品です。絵葉書から…

 

新たな美術館を堪能し、遠くから善光寺に手を合わせて長野市を後にしました…

 

 

コメント (6)
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