鎌倉芸術館へ行くのに最寄の駅は
JR大船駅です。大船観音とは逆側の出口に出
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e9/933d009d6e4175624cf86780502e7ec7.jpg)
にぎやかな商店街を歩きます。
ここの近くには高校3年生の秋から半年通った
美術の予備校がありました。ハマケイやミスタードーナツで
揚げ物ばかり食べて肥えましたっけ。懐かしい!
今はバスで上郷森の家へ行くときに通ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b2/2b0a6942b75a8bb415706dbb709ceaf8.jpg)
目的の鎌倉芸術館は駅から歩いて7~10分ほどでしょうか。
ギャラリー1・2で開催されていた「富岡畦草記録写真展」は
1950年代からの藤沢駅界隈や子供たちの誕生から毎日!
撮り続けた愛情あふれる家族の日常が展示されていて
見飽きません。とてもにぎわっていて「4日間通っている」
という方がいるぐらい素晴らしいものでした。
畦草さんの次女、高校時代の恩師三智子先生の
「三智子絵画展」が開催されているのはギャラリー3。
お人柄そのままのまっすぐで力強い、ゆったりとした
日本画が展示されていました。画像を載せられないのが残念・・
これら作品展は本日17:00まで、おすすめです。
13時からは小ホールで催された
チャリティシンポジウム「いのち・人・きずな」にも参加しました。
こちらは9・10日のみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ef/e1cd982bf6a7cd45f75117b918b883e4.jpg)
亡くなられた富岡畦草さんの長女、初恵さんの遺志に基づき
畦草さんが主催、三智子先生が企画・総合プロデューサーとなり
《営利を目的としない慈善事業を展開しつつ、自由な発言・発表が
できる場として有志で会を発足。第一回目(今回)は医療と教育と
アートを融合させたチャリティ・シンポジウム》(パンフレットより引用)
開催したものです。
父の死をとおして、病院、医療従事者、患者との関係や
終末期医療のあり方などを考えることが多かった私にとって
講演はとても興味深いものでした。
富岡三智子先生との出会いは高校2年生の時。
将来美術に関する仕事につきたい、と漠然と考えていた私が
転任していらした先生に相談したところ、私の描いた絵を見て
「日本画が向いているわよ」と言ってくださったのです。
その後美術室近くの教室で絵を描くように取り計らってくださり、
さまざまなアドバイスをいただくようになりました。それまで
私の父は絵の道では将来が心配だとして反対していましたが
先生と父が面談したその日から受験OKとなり、
その後「先生の爪の垢を煎じて飲め」とまで言われるようになりました。
高校3年生の時だったと思いますが
先生に神奈川県立美術館へ引率していただいて
「安田靫彦とその一門展」を見ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/48/0881d9c8cdc9d20e8d7292a4d5344485.jpg)
初めての日本画だけの作品展。
ここになんと国語の教科書のカラーページに載っていて私の
お気に入りだった作品「飛鳥の春の額田王」の実物が
ありました!その圧倒的な存在感と気品ある美しさ・・・
あの感激は忘れられません。
日本画に触れる機会を作ってくださったり
先生の描いたものを見せてくださったり、何より多くの時間を
さいてお話をしてくださったこと。感受性の強い大切な時期に
素晴らしい先生に出会えたことはとても幸運でした。
シンポジウムの舞台に最後、挨拶に出てこられた先生は
変わらぬ澄んだ声で伝えたいことをはっきりとわかりやすく
説得力をもってお話されていて、自分が高校生の頃に戻ったように
お話に聞き入ってしまいました。
JR大船駅です。大船観音とは逆側の出口に出
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e9/933d009d6e4175624cf86780502e7ec7.jpg)
にぎやかな商店街を歩きます。
ここの近くには高校3年生の秋から半年通った
美術の予備校がありました。ハマケイやミスタードーナツで
揚げ物ばかり食べて肥えましたっけ。懐かしい!
今はバスで上郷森の家へ行くときに通ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b2/2b0a6942b75a8bb415706dbb709ceaf8.jpg)
目的の鎌倉芸術館は駅から歩いて7~10分ほどでしょうか。
ギャラリー1・2で開催されていた「富岡畦草記録写真展」は
1950年代からの藤沢駅界隈や子供たちの誕生から毎日!
撮り続けた愛情あふれる家族の日常が展示されていて
見飽きません。とてもにぎわっていて「4日間通っている」
という方がいるぐらい素晴らしいものでした。
畦草さんの次女、高校時代の恩師三智子先生の
「三智子絵画展」が開催されているのはギャラリー3。
お人柄そのままのまっすぐで力強い、ゆったりとした
日本画が展示されていました。画像を載せられないのが残念・・
これら作品展は本日17:00まで、おすすめです。
13時からは小ホールで催された
チャリティシンポジウム「いのち・人・きずな」にも参加しました。
こちらは9・10日のみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ef/e1cd982bf6a7cd45f75117b918b883e4.jpg)
亡くなられた富岡畦草さんの長女、初恵さんの遺志に基づき
畦草さんが主催、三智子先生が企画・総合プロデューサーとなり
《営利を目的としない慈善事業を展開しつつ、自由な発言・発表が
できる場として有志で会を発足。第一回目(今回)は医療と教育と
アートを融合させたチャリティ・シンポジウム》(パンフレットより引用)
開催したものです。
父の死をとおして、病院、医療従事者、患者との関係や
終末期医療のあり方などを考えることが多かった私にとって
講演はとても興味深いものでした。
富岡三智子先生との出会いは高校2年生の時。
将来美術に関する仕事につきたい、と漠然と考えていた私が
転任していらした先生に相談したところ、私の描いた絵を見て
「日本画が向いているわよ」と言ってくださったのです。
その後美術室近くの教室で絵を描くように取り計らってくださり、
さまざまなアドバイスをいただくようになりました。それまで
私の父は絵の道では将来が心配だとして反対していましたが
先生と父が面談したその日から受験OKとなり、
その後「先生の爪の垢を煎じて飲め」とまで言われるようになりました。
高校3年生の時だったと思いますが
先生に神奈川県立美術館へ引率していただいて
「安田靫彦とその一門展」を見ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/48/0881d9c8cdc9d20e8d7292a4d5344485.jpg)
初めての日本画だけの作品展。
ここになんと国語の教科書のカラーページに載っていて私の
お気に入りだった作品「飛鳥の春の額田王」の実物が
ありました!その圧倒的な存在感と気品ある美しさ・・・
あの感激は忘れられません。
日本画に触れる機会を作ってくださったり
先生の描いたものを見せてくださったり、何より多くの時間を
さいてお話をしてくださったこと。感受性の強い大切な時期に
素晴らしい先生に出会えたことはとても幸運でした。
シンポジウムの舞台に最後、挨拶に出てこられた先生は
変わらぬ澄んだ声で伝えたいことをはっきりとわかりやすく
説得力をもってお話されていて、自分が高校生の頃に戻ったように
お話に聞き入ってしまいました。