教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Oさん1月完成作品

2010年01月23日 | 教室風景
つづいて、Oさんの水彩画作品1月分をご紹介します。



「葉山港」  F6  2010年1月

葉山港を見下ろしてスケッチするため
登っていくのが大変だったそうですが・・
防波堤の曲線とヨットの作る楽しいリズムや
広々とした水平線を描けたのは高いところに登ったからこそ!
苦労が報われましたね。遠くに見える街並みは、
しっかり描いてから水で洗ってぼかしました。




「小坪港」  F6  2010年1月

防波堤の向こうに相模湾が広がっていますが
Oさんが注目したのは係留されている漁船のおもしろさ。
海面にやわらかく落ちた船の影が、スケッチした日の
風が弱く、うすぐもりの天気を感じさせます

今度は波を描きたい、と意欲を燃やすOさん。
枚数を重ねるごとに新しい世界が見えてくるはず、
楽しみですね!今までの作品は
HP『上郷の森 日本画教室』の中の“作品集”
Oさんのページに掲載してありますので
そちらもどうぞご覧下さい。

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Oさん12月完成作品

2010年01月23日 | 教室風景
Oさんが完成させた水彩画を6点
まとめてご紹介いたします。



「鎌倉公園」  F6  2009年12月

鎌倉中央公園は湘南モノレール「湘南町屋駅」から
徒歩10分。緑豊かな里山風景が広がる公園です。
晩秋らしく色づいた木々がやわらかく表現され
田畑と柵のえがく曲線が面白いリズムを作り出しています。
ここを歩いたらさぞ楽しいことでしょう!
違う季節のスケッチも見てみたいものです。



「六義園」  F6  2009年12月

「六義園」は徳川綱吉より下屋敷として与えられた
駒込の地に柳沢吉保が7年の歳月をかけて作り上げたという
回遊式の泉水庭園。この作品にも水が流れていますね。
道と水の流れが自然で、葉を落とした木々や落ち着いた色合い
すべてがバランスよく、わびさびを感じさせます。



「三渓園 東慶寺」  F6  2009年12月

「三渓園」は実業家 原三渓によって造園、
本牧に公開されました。
数多くの古建築が移築されていて見所が満載です。
この作品の建物も、鎌倉山之内から東慶寺仏殿を
移築したもので重要文化財に指定されているそうです。
このときモミジが見ごろだったのでしょう、仏殿が
だいぶ隠れていますが面白い構図となりました。



「三渓園 三重塔」  F6  2009年12月

三渓園の象徴ともいえる三重塔は園内の
どこからでも見えますが、この池越しに望むのが
いちばん三渓園らしい風景だと思いませんか?
菖蒲、蓮など季節によって池の彩りは変わりますが
冬はカモ達が訪れるのですね。この池にあそぶカモと
さまざまな樹木にOさんは面白みを感じたのでしょう。
タッチも軽やかな楽しい作品となりました。
次は1月分です。


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1月最終日

2010年01月23日 | 教室風景
朝早めに上郷森の家に着いたので
気になっている池まで散策しました。



う~ん・・この場所にある大小4つのため池は
すべて干上がっていました。昨年から今年にかけ
乾燥が進んでいるように感じます。こんな状況では
ヤマアカガエルは産卵どころではありませんし
トンボのヤゴなども生きてはいられないのではないでしょうか。

今、森を歩いていて
一番活発で目に付くのは



ボリュームあるしっぽ、むくむくした



タイワンリスたち。
木の皮をかじっているようですね。



真冬はひとまわり大きく見えます。

晴れて湿度の低い今日は
絵の具の乾きが早く、制作もはかどりました。



こつこつと丁寧に
納得のいく発色や深み、肌合いが得られるまで
岩絵の具を塗り重ねていきます。



日本画を描いていると自然と気が長くなる・・
そしてどの段階でも
岩絵の具の美しさや面白さを味わえるのがいいところ♪

午前中はHさんが、午後はOさんが
新作の水彩画を完成させました。
次にご紹介いたしますのでどうぞお楽しみに!


教室の中で
けっこう毛むくじゃらな



この時期珍しい蜘蛛に出会いました。


上郷森の家は1月25日(月)~2月5日(金)まで休館のため、
教室もその間お休みです。
いちばん寒い時期でもありますので
皆様風邪などひかないようお気をつけください!




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