7月最後の教室日の朝、森を散策していると
突然妖精が舞い降りてきました。
ツノトンボのオスです~♪
どこへ行けば会えるのだろうとずっと憧れていましたがこんな近くに!
直前に小雨がぱらついていたため長い触角に雫がついています。
見たところトンボのように見えますが、飛ぶ姿はどこか儚げで頼りなく
ウスバカゲロウのようです。
調べると、アミメカゲロウ目(脈翅目)ツノトンボ科、ウスバカゲロウに
近い仲間なのだそう。
嬉しさに舞い上がっていたので、撮影後ツノトンボにお礼を言って
すぐにその場を離れましたが・・メスも近くにいたかもしれません。
いつかまた会えるかな~。
少し離れた場所でウスバカゲロウにも会えました。
桑の葉裏にはこんなカゲロウも。
お天気のすっきりしない日も良いものです♪
すばしこいイチモンジセセリはおとなしく
クモの巣はシャンデリアのようでした。
庭では見つけ次第むしってしまうヘクソカズラも
ツノトンボに会えた上機嫌も手伝っていつもより美しく感じました。
異臭からそんな呼ばれ方をするようですが、やはりヤイトバナ(灸花)の
ほうが素敵な響きですね。
どこかしら痒いけれど、夏の森はやはり楽しいとしみじみ感じた朝でした。