トンボの羽化シーンに遭遇できるのは雨上がりの朝が多いような
気がします。
小さなホタルの池でいまだホタルを見たことがないけれど
トンボの羽化には今年も立ち会うことができました。
立ち会うといっても10分ほどですが・・。
この日気がついたときにはすでにこの状態でした。
頭が下で、まれに腹筋するように頭をぶんっと上に振る動き。
もうちょっと早く来ればヤゴの背中が割れる瞬間が見れたのかな?
ここで5分眺めていたけれど、近くで飛んでいるトンボが気になり
見に行って3分後に帰ってくると
あれっ!ヤゴから腹部が抜けてる。
その瞬間が見たかったのに~。
翅が圧縮されたように短いですが、腹部とともに
これから伸びるのでしょうね。
残念ながらここで時間切れ。結局何トンボがわからずじまいです。
違う日の雨上がり
右側の抜け殻から左のトンボが離れた瞬間に遭遇しました。
だいぶ翅が伸びてあとは乾くのを待つばかり。
上の羽化したてのトンボはおそらくこのオオシオカラトンボ。
近くではカップルが産卵行動をしていました。
下のメスが腹部の先端を水に打ち付けている間、青いオスが
すぐ上で他のオスからメスを守っていました。
産み落とされた卵がどのような経過をたどって飛べる姿になるのか。
水の中のドラマもできることなら見てみたいものです。