最近は行くことがかないませんが
夏休み前はよく探索していたススキ野原。
長靴なしでは躊躇してしまうほど
多種多様な植物がぎっしり生えています。
ここではいつも6月下旬からジャノメチョウが見られるようになり
今年は6月23日に初見♪
丸みがあって大きい!シックな色合いも素敵です。
翅をひらくとチョコレート色、そして蛇の目は青色♪
メスのほうが体も蛇の目模様も大型、表面の色は淡めだそう。
7月上旬になるとススキ野原の低いところを
たくさんのジャノメチョウたちがふわふわ舞って
こんなカップルも見かけました。上の大きいほうがメスのようです。
秋になると成虫は見られなくなりますが、残された卵がまた来年
この野原で同じ光景を見せてくれることでしょう。そうであってほしい。
こちらは小型のヒメウラナミジャノメ
地模様がちょっとお洒落。飛んでいる姿は光の角度によっては
深い青色に見え、違う蝶ではないかと思うことがあります。
珍しくはないヒカゲチョウも良く見れば凝った蛇の目をもっています。
こちらはクロヒカゲ
上のナミヒカゲと非常に似ていますが、裏翅にある線の入り方で
判断しました。
子供の頃はジャノメチョウの仲間が多くいて、お風呂場や北側の窓の
網戸にとまっていたのが非常にこわかったのを思い出します。
いつもじめっとしたところにいる暗いイメージや不安定な舞い方が
嫌に感じたのかな・・・今はなんともありませんが。
家の近くには田んぼがあって、畦にはイネ科の植物が多くメダケの
茂みもあったのでこの蛇の目模様をもつ蝶たちの幼虫には
天国だったのでしょう。今なら嬉々として探しに行くところですが
その茂みはもうなくなってしまい、庭に飛んでくると珍しい!と
感じるようになってしまったのがとても寂しいです。