関東甲信地方は昨日のうちに梅雨明けしましたね。
夏の森、高原へ出かけたい~!
とはいっても作品展直前、遠出は先になりそうです。
少し前の休日、埼玉県の森へ日帰りで出かけました。
近くてもなかなか訪れる機会がないので土地勘ゼロ。
地図を見て緑の多そうなところをあてずっぽうで歩きました。
「きのこの山」と呼んでもいいくらい様々なキノコを楽しむことが
できました。
きれい~!!
あまりにも美しい色をしているのでオオセンチコガネだっ!と
喜んだのですが、見分けのポイントだという顔まわりを撮影し
拡大したら・・センチコガネのようでした。
今年生まれと思われるヒキガエルの赤ちゃんもいました。
ほどよく湿っている森で自然豊かだったのですが、とにかく蚊がすごい!
何箇所刺されたことか・・・このヒキガエルを3枚撮ったところで
もう耐え切れなくなり早足で山道を下りました。
おお!ニホンリスがいるようです♪
スズメバチ類も多いようだし、次回の散策は晩秋頃がちょうどいいかも。
目的のオオムラサキには会えなかったのですが
森を出たところで珍しい蝶に会いました。
ホソオチョウです。こちらはメス。動きは不活発でした。
儚げな佇まいが蝶ではなくて蛾を思わせます。
こちらはオス。
低いところをふらふら飛びまわっていました。
畑や田んぼのある住宅地、その用水路脇の草刈をしたあたりに
7~8頭いたでしょうか、オスのほうが多かったようです
ホソオチョウは地元でよく見るアカボシゴマダラと同じ要注意外来生物。
幼虫の食草はウマノスズクサで日本の在来種のジャコウアゲハと同じ。
私の持っている本には“人為的に持ち込まれ(原産は韓国と推定される)
人為的な放蝶によって東北から九州に至る各地で記録されている”
とありました。
どんな蝶かいちど見てみたかったけれど・・・外来生物と知っていたためか
田園風景から浮き上がっているように見えて複雑な気持ちでした。