大寒の朝。いつもより早く家を出て森を散策すると
道にうっすら雪が残っていました。昨晩降ったようです。
この時はまだ風がなくさいわいでしたが底冷えがします。
コバノカモメヅルの種はどうなったか見に行くと
長い綿毛に氷をのせて強い風がくるのを待っていました。
早くも今年三回目となったお教室。
暦どおりの気温に負けず参加された皆さんはいつもどおり
地道な作業を続けマイペースでじっくり課題に向き合われていました。
取り組めば新たな課題が見つかり、集中しているうちに前進していて
思わぬ世界が広がることもたびたび。制作は楽しいですね☆
お昼に歩いたときにはもう道の雪は消えていました。
今年はノシランの実つきがいいようです。
この日もウソに会えました♪ウツギの実を食べているのかな?
アオジもまん丸。
暗い森でよく見かけたのがタイワンリス。
いよいよ食べ物が少なくなってきて木の皮を剥がし始めたようです。
森の生き物にとって厳しい時期ですね。
先日カワセミに会えた水辺で結局カワウは撮れなかったので
再会を期待していつもの川沿いへ。
珍しい、アオサギがぐるぐる飛んで
頭上を舞ってくれました♪やっぱり大きくて迫力があります。
もう日がだいぶ落ちていたためか樹上にコサギが2羽いましたが
先日あんなにいたダイサギは一羽も見かけませんでした。
ミソサザイがいないか確かめようと川をのぞきこむと
見たことのないねずみ色の鳥が飛んだので急ぎ上流へもどりました!
遠い・・遠いけれどゴイサギっぽい♪
帰宅してあらためて調べると、ゴイサギの若鳥であるホシゴイだと
わかりました。初めて会えて嬉しい~!
カワウにも会えました。しみじみ美しい色合いの鳥です。
じゃぼん!
何度も水に潜っていましたが狩りが成功しているようには見えませんでした。
向こう岸だけれど、ジョウビタキのオスもいました。
徳利みたいに胸をふくらませています。
川をのぼったりくだったり忙しなかったけれど
ホシゴイの存在に気付くことができて大満足のひとときでした。
梅林に行くとふわっと甘酸っぱい香りがしました。
木によっては三分咲き、まったく花が咲いていない木も多く
メジロが来ないか見張っていましたが会えたのはヒヨドリだけ。
シロハラのお尻を追いかけたらまた撮れました♪
猫たちに会える場所にいくと、いつものベンチにミルクティーさんはおらず
このコがいました。梅の香りをかいでいるのかな?
ベンチに落ち着いて撮影しようとおもったら
私の横をすり抜けて猫道へ。
その猫道からいれかわりに現れたのが
大きな白茶猫。
しゃがんで待っていると
ずんずんずん。こちらに近づくにつれ尻尾が上がって友好モード。
真横に来てくれたので思いきってお尻ポンポン、
少しなでさせてもらいました。
毛が柔らかかった。。
すっかり和んであたたかくなり、手袋なしで元気に帰ることができました。
いつもの川ぞいをゆくと、フェンス越しにカワウが2羽見えたので
撮影しようとしたら
なんと手前の小枝にカワセミがとまっていました。
近い♪
カワウが飛び去った後もしばらくモデルになってくれました。
この日は狭い範囲にサギの仲間が集まっており
アオサギ3羽に
ダイサギ なんて6羽も。
向かって左がダイサギ、右の2羽がコサギ
ダイサギが鳴きながら護岸の上を走ったり水辺に降りたり忙しい 。
近所でこれだけサギ類が集まっているのを初めてみました。
見上げると
コサギが電柱の上に。
すぐ下に行くとこちらを一瞥しました。
飛び立つ瞬間を撮ろうと粘りましたがコサギは遠くを見つめるばかり。
この小さな川の何がサギたちを引きつけるのか?
他の川辺にはあまり行かないので比較できず理由はわからないままです。
青い空に白い雲!
朝は車のフロントガラスが凍っており出発に時間がかかりましたが
日中は風もなく爽快でした。
いつも枯れ葉をひっくりかえして食べ物を探しているシロハラが
枝の上にいたのでフワフワのお尻を見ることができました♪
1月二回目の教室はのんびりゆったり。室温は十分高いのですが
岩絵の具をとくはしから皿の上の膠が固まっていきました。
真冬の制作はやはり大変です。
新年早々新しくHさんが参加してくださいました。
刺激しあえる個性豊かな仲間が増えるのはとても嬉しいですね♪
アトリエのある上郷森の家別館から森へ抜ける近道の階段を行くと
若いトラさんがうずくまっていました。
近づくと、先導するように階段をゆっくりのぼり
階段上の広い世界をしばらく眺めていました。
私が同じ位置に立ったときには猫の姿はもうどこにもありませんでした。
アオジのお腹はレモンのように鮮やかでまん丸
このシメは高いところでずっとさえずっていました。
もう恋の季節なのでしょうか?
この日も一番多く見られたのはタイワンリスとガビチョウでした。
週末は広範囲で積雪があったようでニュースを見るたび震え上がりました。
このあたりでは雲が多いものの青空が見られるお天気でした。
でも外出はしなかったので最近出会った光景をご紹介いたします☆
ハンノキの枝に違和感を感じてじっくり見てみると
ヤドリギでした!
ヤドリギの実を食べた小鳥が落とした種がくっついて寄生が始まる・・。
枝先にハンノキの実もついているところをみると、ヤドリギが木の栄養を
すべてとってしまうわけではないようです。
だいぶ減ったセンダンの実には
やっぱりヒヨドリ。センダンの実は粘り気があって、この木の下に
車をとめたためにたいへんな目にあったことがあります。
お腹が白いカシラダカ♪
おしゃべりなシジュウカラ♪
こっちを見ているシメ♪
大きめの体に似合わぬ小さなさえずりで動きもおっとりしているので
いつも気付くのが遅くなってしまいます。
この寒波で小鳥たちも食べ物探しに苦戦していることでしょう。
春よ来い~!
週末は寒波が来ると天気予報でいっていましたが
朝のうちは青空が出ていました。
ミルクティーさんはいつもの場所にいました。
この日は箱座り♪耳は警戒中で目はつぶったまま。
真横に回るとさすがに「何者じゃ」とばかりこちらをチラリ。
のしのしと大きな猫がこちらに歩いてきて
ミルクティーさんのすぐ近くに座り毛づくろいをはじめました。
この猫さんもこちらをたいして気にしないので前にまわると
ま~、なんと福々しいのでしょう!
立ち上がってまっすぐミルクティーさんのベンチに向かっていったので
何事か起こるかも、と見守っていたら黒白さんが私の脇を抜けて
ベンチと大きな猫の間に入りました。ミルクティーさんはちらっと動いただけ。
この皆さんは友好的な関係のようです。
黒白さんはこのあいだ喧嘩に負けていたコ。
この日も頭のてっぺんを柵にごりごりこすりつけて
また草を食べているのかな?
よく見たら鳥の羽を飽きることなくかじっていました。
猫たちは皆のんびり過ごしているように見えましたが
まだあどけなさが残るこのトラさんだけはびくついていました。
このあたりでは少ないオス猫です。
猫たちのおかげですっかりあたたまり、帰宅したら空が暗くなりました。
予報どおりこのあたりにも寒波が到来したようです。
長い冬休みが終わりいよいよ2017年の教室が始まりました!
新年早々お天気も上々、気持ちよく描くことができました。
新作のモチーフデッサン、岩絵の具で下地づくり、完成間近の描きこみ。
それぞれの段階の作業をマイペースで進める皆さん。
画面に向かいながら自分と対話し、集中しているとやがて無心に。
気のおけないお仲間どうし談笑するのも楽しい♪
アトリエでの時間がよりよいものとなりますように。
始まってから17年目に突入しました☆今年もよろしくお願いいたします!
久しぶりに朝の森を歩きました。
入口でさっそく
フィー フィー フィー
ささやくような優しい笛の音。
ウソの小さな群れに遭遇しました。
クチバシの周りに食べかすがついています♪
咲き続けているサザンカにはメジロ
明るくなった森で小鳥たちのさえずりが方々から聞こえて
姿が見えなくても楽しくなりました。
池も久しぶり♪カエルの産卵がもうじきなので様子を見に行ってみると
ええっ早い!
ヤマアカガエルの卵塊が、見える範囲で13個はありました。
もうタピオカ状に。
今年になってから雨が降った日といえば8日の夜から9日にかけて
でしたがその時なのかな?それにしては発生が進んでいないような。
この卵塊が見られれば春が来たも同然♪森歩きにも気合いが入ります。
川沿いをゆくとカワセミ女子に遭遇♪
向こう岸とこちらをいったりきたりで狩りに一生懸命です。
何度も水に飛び込んだのでその瞬間を撮ろうと頑張ったのですが難しい。
あまりにも綺麗で見とれてしまいました。
川の中州にできた葦原でコソコソささやくような音。
なんの生き物がいるのか見守っていると
飛び出してきたのはエナガちゃんでした!
いつ見ても可愛いな~♪
眩しい水面だけ見ていると春が来たよう。。でも実際は風が冷たいです。
敏感なコサギが遠ざかっていくところ。
レンズを向けるといつも感づかれ距離をとられてしまいます。
あっ珍しい、コサギがこっちに飛んでくる!と撮影したら
大きなダイサギでした。
南下するとまたたくさんのユリカモメに会えました。
これから強い寒気がくるのだとか。。川辺の鳥たちは察知しているでしょうか、
みな活発に食べ物探しをしていました。
眺めのよい里山で、青々としている場所があったので近づくと
右側の緑はキヅタでした。ぎっしりと実がついています。
キヅタの花は10月中旬から下旬に開花
花にはアブ、ハエ、ハチ、蝶などが訪れてにぎやかでしたっけ。
横浜自然観察の森では冬季、この実をタイワンリスたちが食べている
のを見かけます。
キヅタの近くにあった鮮やかな葉っぱはサルトリイバラのものでした。
サルトリイバラは雌雄別株。雌株の実は美しいので熟するのを楽しみに
していますが誰かに刈りとられてしまいがっかりすることもしばしば。
でもこの里山のこみちには真っ赤な実が残っていました!
小鳥は食べないのかな?
小鳥が群がるのはこちら、ツルウメモドキの実
これもサルトリイバラ同様、花材としても人気のあるつる植物で
お店で売られているのをみることがあります。
実を食べに来た小鳥が羽をひっかけたのかな?
瑞々しいこの緑。なんの木だろうと近づくと
太い木にからみついたつる植物でした。
ツルマサキです。
生垣で見かけるマサキに印象が近く、実は同じニシキギ科のマユミなど
に似ています。
サネカズラも探したのですがこの日は会えませんでした。
冬の時期の彩り探しは宝探し気分です。