癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

シュウレルカシュペ川途中泊

2006年08月04日 | 登山・旅行
《8月3日分》
7年前に夏道からイドンナップにイドンだが、寝坊したために手前の新冠富士(1667m)で断念せざるをえなかった。

そのリベンジも兼ねて、やはりこの山に登りたいと言っていた千歳のTaさんを誘って、2回目の夏道往復はつまらないので、新冠ダムに流れ込むシュウレルカシュペ川を詰めて、新冠富士の手前からイドンナップまで往復し、夏道を下る計画である。

日帰りは無理なので、沢の途中で1泊する予定である。車を1台夏道登山口にデポして、10:45に左岸の「シューレル線」の標識の立つ古い林道跡の踏み跡を辿る。390m地点である。しかし、わずか15分で沢の中を歩くようになる。

410二股で左岸に続く鹿道?に迷い込んで戻るというハプニングもあったが、滝のない荒れた沢をのんびり進む。

610二股を過ぎると傾斜が増し、階段状の流れになり、腕を駆使することが多くなる。

780三股辺りでテン張る予定であったが、730m付近の右岸に開けた感じの平坦な地形の林の中に快適な場所を見つける。その先も偵察してみたが、狭い急流になるので、時間的にまだ余裕の14:00であったが、そこにテントを張ることにする。

河畔林の枝葉の上に覗く青空の下で、沢の流れを聞きながら、ウィスキーの水割りを飲み、まったりとした時を過ごす。ちょうど鹿道が交差しているところで、上から眺めた鹿がしばらく威嚇して、かん高い声で鳴いていた。

17:00には夕食の準備に取り掛かり、さっさとたべて、18:00 にはテントに入る。