癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院20日目(術後5日)

2008年03月03日 | 大腸癌日記
 昨夜の真夜中以降も水下痢状の便とガスが腹の中で溜まり、腹が非常に痛かった。朝方と8時ごろに2度たっぷりと出てすっきりした。普通下痢だったら、何度も便意を催すが、今は腸の働きが悪く、どんどん送られないために、溜まれるだけ溜まってしまうのでお腹が痛くなるのであろう。食事は、今日の夕食からOKとなった。昨日まではあまりなかった食欲も出てきて、早く食べたくて仕様がなかった。主治医に「無理して全部食べないでくださいね」と釘を刺されてしまった。夕食時には、腹が張ったり痛くなっていないことを願っていた。

 今日は、午前中に、腹部のレントゲンを撮る。「腸閉塞の心配もないです」言われてひと安心。さらに、腹の中から血混じりの体液を出しているドレーン(排液用チューブ)も外され、抜鉤(抜糸ではなくホッチキスのピン状の鉤を抜く)もされて、非常にすっきりとした。主治医の「痛みは時間が解決してくれますよ」との言葉に、「心の傷よりも早いですね」と返したら、笑っていた。抜鉤されても一番痛いのはくしゃみだ。

 楽しみにしていた夕食時には腹の具合も良く、全部でも食べれそうな感じであったが、看護師に「1/3ほどにしておいてください」と言われる。夜の腹痛が心配なので、きちんと守った。献立は、5分粥、キャベツの味噌汁、卵豆腐、焼きなす、桃の缶詰であった。一週間ぶりに食べたこの献立は一生忘れないだろう。 

~今日の見舞い
XC-KID'SのSuさんご夫妻。若い頃の職場の先輩のSaさんご夫妻。