癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

貧相な体に・・・

2008年03月15日 | 大腸癌日記
                  (すっかり氷が溶けた五稜郭の堀を泳ぐカモ)
 
 体重はいつも起きがけに計るのが習慣だが、退院後、ずっと57kg台で推移している。この体重は多分10代後半以来だろう。入院前より約4kg、1月中旬より5kgは落ちている。顔はそれほどではないのだが、特に山やXCスキーで鍛えた太腿と尻の筋肉がゲッソリと落ちて、腿が細くなり、尻が小さくなっているのが非常に悲しい。

 今は、腸の調子を考え、食べる量も少なめにしているし、油分も控えめにしているので、すぐには戻らないだろう。しかし、腸の調子が回復するに連れて少しずつ体重増加と相まって体力回復へと繋がって行くはずだ。

 しかし、いいこともある・・・癌発見のきっかけになった晩秋からなぜか少し高めだった血圧は、ずっと正常値内で推移している。癌とこの血圧、何か関係があったのであろうか? また、やはり少し高めだった血糖値も今は下がっているはずだ。

 さて、今朝も軽い腹痛で目が覚めた。起きて動くとそれがなくなるのは、腸の動きが促されるからだろうか?昨日は一度もなかった便意も訪れ、やはり固いバナナウンコの栓が抜けると、その後、軟便から下痢へと、朝方だけで4回もトイレへ行った。

 午後に、妻と一緒に自宅から五稜郭堀周り往復の5.5kmほどを散歩した。歩くと感じる傷の痛みはこれまでより少し和らいできたのか、亀足散歩からブラブラ散歩程度にスピードアップしたが、1時間30分ほどを要した。

 今日は、XC-KID'S仲間のNaさんが見舞いに、さらに聞き違いから死亡デマ騒動の元になったBさんがお詫び旁々訪問してくれ、1時間ほどいろいろお喋りを楽しんだ。