《エサオマントッタベツ北東カール発信》
最高の天気に恵まれ、今日の予定のナメワッカ分岐を目指して5時にスタート。
いつもより水量の多いエサオマントッタベツ川を遡り、10:30、予定通り北東カールに到着。ここで3日分の水を汲まなくてはならない。ところが、用意してきたはずの3㍑と1.5㍑のビニールの水筒がいくら探しても見つからない。リュックに入れた記憶もある。しかし、ないのだ・・・ガ~ン!
1㍑のポリタン一つではどうにもならない。ここで行動中止。夕方までには下山可能だが、疲れているのに急ぐことはない。このカールは5回目だが、いつもは稜線上の札内JPでばかり泊まっているので、ここで独り占めの一夜の夢を結ぶのも悪くない。
携帯が通じるので家に電話したら、「準備した部屋のテーブルの上にある」とのこと。パッキングし直したときに最後に入れようとして忘れたようだ。
登りながら、年齢的にも今回を縦走装備での日高山行は最後にしようと思った。カール下の長い滑滝の登りはこれまでで最もきつかった。そのためにも、ごく限られた岳人にしか登られていないナメワッカ岳は踏破したかったし、ナメワッカ分岐のちょっと先の稜線に咲くカムイビランジとも最後の再会をしたかった・・・3回目の挑戦だが、結局は縁がなかったということ。今まで狙った山で諦めた山はないだけにちょっと悔しい。しかし、もう4回目の挑戦はないだろう。
それにしても、今年のカール底の残雪の多さは異常だ。稜線へ突き上げるルンゼもびっしり雪が詰まっている。
テントを張り終え、焼酎の雪渓の水割りを飲みながらブログを打つ。夏の陽射しが暑い。悔しさも消え、至福のひとときなり・・・。
しかし、徐々に下からガスが上がってきて、上空の青空も少なくなって来た。明日の天候はどなのだろう?わがままだが、あまり好天でない方が諦めが付くというものだ・・・。、
《追加画像》
1、この長い滑滝を遡るとカールへ
2、シナノキンバイの群落とエサオマントッタベツ岳頂上
3、カール底とルンゼを埋め尽くす雪渓
最高の天気に恵まれ、今日の予定のナメワッカ分岐を目指して5時にスタート。
いつもより水量の多いエサオマントッタベツ川を遡り、10:30、予定通り北東カールに到着。ここで3日分の水を汲まなくてはならない。ところが、用意してきたはずの3㍑と1.5㍑のビニールの水筒がいくら探しても見つからない。リュックに入れた記憶もある。しかし、ないのだ・・・ガ~ン!
1㍑のポリタン一つではどうにもならない。ここで行動中止。夕方までには下山可能だが、疲れているのに急ぐことはない。このカールは5回目だが、いつもは稜線上の札内JPでばかり泊まっているので、ここで独り占めの一夜の夢を結ぶのも悪くない。
携帯が通じるので家に電話したら、「準備した部屋のテーブルの上にある」とのこと。パッキングし直したときに最後に入れようとして忘れたようだ。
登りながら、年齢的にも今回を縦走装備での日高山行は最後にしようと思った。カール下の長い滑滝の登りはこれまでで最もきつかった。そのためにも、ごく限られた岳人にしか登られていないナメワッカ岳は踏破したかったし、ナメワッカ分岐のちょっと先の稜線に咲くカムイビランジとも最後の再会をしたかった・・・3回目の挑戦だが、結局は縁がなかったということ。今まで狙った山で諦めた山はないだけにちょっと悔しい。しかし、もう4回目の挑戦はないだろう。
それにしても、今年のカール底の残雪の多さは異常だ。稜線へ突き上げるルンゼもびっしり雪が詰まっている。
テントを張り終え、焼酎の雪渓の水割りを飲みながらブログを打つ。夏の陽射しが暑い。悔しさも消え、至福のひとときなり・・・。
しかし、徐々に下からガスが上がってきて、上空の青空も少なくなって来た。明日の天候はどなのだろう?わがままだが、あまり好天でない方が諦めが付くというものだ・・・。、
《追加画像》
1、この長い滑滝を遡るとカールへ
2、シナノキンバイの群落とエサオマントッタベツ岳頂上
3、カール底とルンゼを埋め尽くす雪渓