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今季2回目の雪かきをした今朝の雪景色
今日から明日にかけて全国的に大雪の予報が出ているが、函館も1日中雪だった。朝の積雪は15cmほどだったが、夕方まで結構積もったようだ。今季2度目の雪かきだったが、軽い雪で助かった。
TVでも広島などの大雪の映像が映っていたが、本州の雪は水分が多いので雪かきが大変だろうといつも思う。
ところで、北海道では「雪かき」という言葉が一般的なようだが、北海道でも地方によっては、本州で多く使われている「雪よけ」「雪どけ」「雪のけ」「雪はね」などという言葉を耳にする。
同じ雪国の石川県と新潟県でも違うようだ 「雪よけ」「雪のけ」「雪どけ」は、漢字で書いても、「雪退け」「雪除け」となり、同じイメージを抱く。しかし、我々が普通使っている「雪かき」は、漢字で書くと「雪掻き」となる。掻くにはいろいろな意味があるが、「一帯にある物を引き寄せたり押しのけたりする」の意味もあり、それに由来していると思う。
さらに、雪はねは「撥ねる」から来ていると思うが、「撥ねとばす」のイメージが強い。北海道のように軽い雪ならともかく、雪はねを使っているのは重い雪の雪国に多い。しかし、撥ね物に使われるように「取り除く」という意味もあるようなので、そっちから来ているだろうか?
「除雪」も意味は同じだろうが、規模が大きく、機械を使って行うイメージが強い。
いろいろ検索していたら、雪国の新潟では圧倒的に「雪のけ」が多いという。
石川県では、次のように使い分けている家庭や地域もあるとか・・・ずいぶん微妙か言い回しだ。
雪よけ・・・玄関先を通れる程度にする
雪どけ・・・玄関先から大通りに出られるように小路の除雪をすること
雪かき・・・軽い新雪だけ積もってるのをよける
雪はね・・・雪の持って行き場がないときに道の両脇にうずたかく積んでおくこと
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そんな中、図書館へ行って、2週間前に借りた5冊を返し、新たに10冊借りてきた。地図や地名の謎、旧道ものなどは、その歴史的背景も含めて好きな分野だ。
文庫本の方は、19日から1週間ほど山とスキーの旅に出る予定なので、その時の悪天候や時間つぶしのために借りた。
新田次郎、吉村昭、松本清張が特に好きな作家である。中でも、3人の共通点である緻密な取材に基づくドキュメンタリーものが好きで、家の蔵書にも多い。
すでに亡くなっているこの3人のものはかなり多く読んでいるが、同じタイプの最近の作家もいるのだろうが、良く分からない。
「この3人が好きなら、こんな作家もお薦めです」という方がいたら、ぜひ教えていただきたい。