癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

今日も最高の天候に恵まれた「ピヤシリ山」(982m)

2015年02月04日 | 登山・旅行
名寄の道の駅で-22℃の寒い快晴の朝を迎えた。冬の登山口となるピヤシリスキー場へ着いたら-27℃まで下がっていた。初体験の気温だ。いつもより中に上下1枚ずつ多く着込んだ。しかし、風がないのでそれほど寒さは感じない。



条件的にはサンピラーが出現しても良さそうな天候だ。日の出前に、割りと多く見られるというスキー場に着いたが、それらしい雰囲気はなし。

7:00スタート。スノーモービルランドになっている観光道路を30分ほどのカーブ地点からピヤシリ川の右岸に続く林道をラッセルしながら進む。

標高300mの先で林道がなくなる。左岸に渡り、急斜面を登る。「雪山ガイド」の記憶では、左岸斜面をトラバースして源頭まで登るはずだ。しかし、合流する小沢を横切るのが面倒なので、尾根に取り付いて、源頭部のコルの観光道路を目指す。下山時に、快適なパウダー滑降が楽しめそうな尾根だ。


9:30、途中から目指す頂上が見える。まだかなり遠い。


9:40、狙い通り、観光道路標識の31番から古いスノーモービルのトレースの残る観光道路を辿る。ずっとラッセルしながら登って行く。


11:10、氷で覆われた避難小屋まで来ると頂上は近い。


樹氷の向こうの頂上を目指す。


11:20、3度目の頂上到着。これ以上望めないほどの天候と大展望が広がる。風もないので-10℃なのに、陽光も暖かい。
南東側を望むと、右側に天塩岳や表大雪がみえ、左側奥にオホーツク海と流氷帯も見えた。


北側には、道北の山並みが広がる。

20分ほどしたら、観光道路をずっと登って来たという札幌の男性が到着。さらに、20分ほどしたら、谷沿いのルートにこだわって登って来たという士別の80歳の男性が到着し、その元気な姿に感動。平日にもかかわらず、3人もの賑やかな頂上になったことにも感動。
12:10、ひと足先に下山開始。観光道路も快適なスピードが出る。31番標識からシールを着けて距離にして500mほど登り返して、川までの疎林尾根の快適なパウダー滑降を楽しんだ。

登りの4時間20分をわずか1時間10分で、14:20ゴール。これが山スキー登山の醍醐味だ。

スキー場下の名寄温泉で疲れを癒し、千歳の道の駅を目指した。着いたら、リニューアル工事中で閉鎖されていた。仕方ないので恵庭の道の駅に移動。明日も好天予報だが、4日後の「おおたき国際スキーマラソン」まで疲労回復しなければならないので、明日目が覚めたら帰路に就くつもり。


道の駅の向かいにある回転寿司店で打ち上げ。回らないですべて注文で、高かったが旨かった。

詳しい山行記録と20枚ほどの写真は下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/