
例年この時期、伊予の国・愛媛県松山市の法起坊見習いさんから、友人が作っているイヨカンと自家製のレモンが届く。四国遍路のときに、熱烈なお接待をいただいて以来のお付き合いで10年経過した。ちなみに、「お接待」とは、遍路している人に対する物心のおもてなしのことをいう。
昨年から、同じ友人の試作品段階という新種の愛媛県特産の柑橘「甘平」が加わった。非常に甘くて美味しい。イヨカンは、現在全国の生産量は最盛期の2割に落ちているそうだ。そのうちで8割は愛媛県産だが、最近の若い人は見向きもしないらしい。イヨカンは松山で出作され、半世紀を経過しているとのこと。
友人も全力で新品種に切り替えているそうだ。実が実り収入になるには6~10年掛るとのことの。どの農家はいつまでも同じものを作り続けていては、世の中の嗜好や需要の変化には付いていけないということなのだろう。特に果物は糖度の高いものが好まれるようになって来ている。どの業界も大変だと想う。
妻に言わせると、レモンは、スーパーに出回っているものはほとんど輸入物らしい。その点、自家製のレモンは、安心して食べられるとのことで喜んでいる。ただ、これだけの量をどのように食べようかと頭を悩ましている。