〈30kmの部のスタート前〉
恵庭道の駅で、晴天の朝を迎える。朝食を済ませて、会場となる恵庭畜産共進会場へ。
このレースは、恵庭畜産共進会場を発着点として、自衛隊の大演習場が舞台のコースである。他の大きな大会は圧雪車でコース造りをするが、ここは地元の自衛隊の雪上車などの機材やスノーモービル等で整備をする手作り感の強い大会である。コース上の運営スタッフやエードも自衛隊員がほとんどである。
今年は30回記念大会だが、自分の参加は通算7回目である。このコースは、アップダウンがほとんどなく、歳と共に辛くなっている急な登りもない分、休める下りもない。しかし、滑走を楽しむには格好のコースである。「60歳以上10km」や「15km」の種目もあるが、あそこまで行って、わずか1時間前後で終わるのはもったいない。そこでいつも通りの「50歳以上30kmの部」にエントリー。
〈スタート前に、ほとんどの大会で顔を合わせる恵庭の旅人さんとツーショット〉
9:20スタートしたが、これまでにあまり経験がないほど滑りが悪い。ストロークが伸びずイライラするくらいだ。結果的に、昨日の天気予報より雪温が高くて、ワックスが合わなかったらしい。下りでも、ほかの選手より滑りが悪いのがはっきりしていた。
この大会は、いつも快い滑走を楽しめるのだが、諦めて持久走モードに変更。一定のペースを保って粘り強く滑ることを目標にする。5kmごとのラッフは25~27秒台で過ぎて行く。15kmの中間ラップは1時間20分だった。
余裕もない上に、スマホも調子が悪く、すんなりとカメラ画面が現れず、イライラするするので、ほとんど撮らなかった。
去年までとコースが変わったようで、20kmを過ぎた所で、15km、10kmの選手と合流して、賑やかになる。しかし、残り3kmからは、別コースになり、また寂しくなった。
滑りが悪かった割りには、疲れもなく、後半もバテることはなく、落ちてくる選手を拾いながら一定のペースで粘り強い滑走を続けることができた。
中間地点のちょうど倍の2時間39分28秒でゴール。ザラメ雪で非常に滑った昨年よりも20分も遅かった。しかし、先週の「おおたき15km」のちょうど2倍のタイムなので納得はできるが、滑りは絶対今日の方が悪かった。順位は数日後にネット上に掲載される。
ゴール後、おいしい豚汁と甘酒をいただく。このほかに、抽選の外れでパンと飲み物もいただく。
午後からは、自衛隊のリレーが行われていた。
◎七条大滝氷瀑(苫小牧)
ゴール後、温泉も入らず、帰路途中の道路から林道を3kmほど歩いて行ける七条大滝の氷爆を観に寄った。
過去に、冬にも夏にも行っているので、これで3回目だ。しかし、前回の氷瀑は、気温が高かったこともあり、途中で折れているものもあった。今冬は厳しい寒さが続いているので、さぞかし氷瀑もみごとなできばえであろうと再訪した次第。
コース図
支笏湖湖畔道路から苫小牧と千歳へ別れるT字交差点のすぐそばの駐車場が発着点となる。
林道入口。朝からスノーシューでしっかり踏まれていて、ツボ足でも歩けたので、スパイク長靴で往復した。
確かに、今年は気温の低い日が多かったので、前回よりは規模が大きい感じがした。
17,8,14の七条大滝
このあと、豊浦温泉まで走った。明日は天気次第だが、先週登れなかった金山の予定なので、先週同様豊浦道の駅で車中泊予定。金メダル期待の小平奈緒選手の500mも観なくちゃ…。
◎小平奈緒、期待通りの金メダル
ミスさえしなければ大丈夫とは思っていたが、ただ一人、36秒台のオリンピックレコードで、日本女子初の金メダル獲得。おめでとう🎉