いよいよ今度の日曜日が、今シーズン最後のクロカンスキー大会「湧別原野オホーツク(80km)」である。
クロカンスキーの板は2台も持っている。柔らかい方には、オールラウンド用のストラクチャーを入れてあり、硬い方には湿雪用のストラクチャーを入れてある。ストラクチャーとは、ストーンマシン(機械加工)等で滑走面につける細かな筋状の溝のこと。その役目は、摩擦によって生じる滑走面の水分量を調節し、スキーの滑走性を高めることにある。
レース用のワックスの土台となるベースワクシングは、シーズン前に終えているが、今年は寒い日ばかり多く、練習もレースもオールラウンド用のスキーばかりを使用している。そこで、最後の長距離滑走に備えて、昨日と今日でベースワクシング(レッド3回→バイオレット3回→ブルーを3回)をし直してみた。果たしてどれほど効果があるかは分からないが、最善を尽くしてダメなら諦めつくと言った気分の問題である。
「湧別原野」は距離が長く高低差が大きいので、レース用ワックスの選択は非常に難しい。7:30という早朝のスタート地点は標高670mで、当然気温や雪温が低い。下って行くにつれて、時間も経過し気温や雪温が上がるのは当然である。そこで、いつも、平坦になって疲れの出る後半に合わせて、遠軽の気温を参考にしてレース用のワックスを選択している。
今のところ、遠軽で最低-20℃、最高-3℃の予報である。明後日の朝の予報で決定するが、大きく変わらなければ、ハイフッ素入りのブルー(-12℃~-3℃)で対応するつもりだ。
ちなみに、オリンピック選手たちは、いろいろなストラクチャーが入ったスキーを何台も持ちこんで、ワックスマンやコーチが、その日の雪質や雪温に合うワックスをいろいろ塗って、テストした上で一番滑るスキーを選んで、選手に履かせている。
◎キングベーク2月の月替わりランチ
毎月、欠かさず1回は食べるようにしているキングベークの月替わりランチ。
今月は、「ハイジのコロッケサンド」。 コーヒー(お替わり自由)とパンプキンスープ付きで580円(税込み)。コロッケもとても美味しく、白パンはふわふわ、パンプキンスープも大満足だった。