9月末で終了したNHKの朝ドラ「なつぞら」、連ドラはほとんど観ない方だが、珍しくこれだけは、最初から最後まで欠かさず観続けた。留守の時は妻が録画してくれていた。ストーリーの面白さもあるが、大好きな十勝が舞台だったことも大きい。
妻の希望もあり、その十勝を舞台としたロケ地巡りにやって来た。昨日の夕方に函館を出て千歳の道の駅まで走って車中泊。
今朝は日勝峠を越えて、まずは新得町へ。ここでは「柴田牧場への道・放牧地」「柴田牧場家屋の玄関前と風呂場・新牛舎」が見られる。
まずは、新得駅に寄ってみた。
駅にも「なつぞら」コーナーがあった。出演者のサインも展示されていた。
ロケ地巡りのパンフも用意されていて、それぞれの地図なども載っていたので、分かりやすかった。
しばた牧場への道(新得町)
しばた牧場への道のロケセット入口。臨時駐車場も用意されていた。左奥に見えるのは、4回(冬2回、夏2回)登っているオダッシュ山。この山のお陰で、ドラマの最初から舞台は新得町だとすぐに分かった。
この道をまっすぐ徒歩3分くらい進むと、柴田牧場の看板がある。
しばた牧場の看板と木柵。
なつが悩んだ時に座る丸太椅子。
昭和20年代の設定で架けられたオダッシュ橋から看板を眺める。
この場所では、実際に出会いや再会、別れ、冬のシーンなど多くのシーンが撮影された。ドラマが放映された現状のまま保存された、唯一のロケセットとのこと。
柴田牧場家屋の玄関前と風呂場・新牛舎(新得町)
同じ新得町の国道38号を車で10分ほど富良野方面へ走ると、実際の北広牧場の施設の中にこれらのセットが公開されている。
柴田家が住む家は、もともとは陸別町の昭和20年代に建てられた馬小屋を撮影用に改築したもの。美術スタッフによって家屋に見せる工夫が施され、家屋の三角屋根の玄関部を増築した。
この家屋は、撮影終了後に陸別町から、玄関部分をここに移設し、一般公開している。
柴田牧場の新牛舎~北広牧場の使われていない牛舎に、おとなしい牛を15頭入れて撮影をしたとのこと。
牛舎の壁に貼られていた写真の中から。
壁に貼られていた写真と牛舎のコーナーの様子。
牛舎の入口に貼られていた出演者の顔写真一覧。
ソフトクリームと顔出しパネル。
天陽の馬小屋(アトリエ)と天陽の家 (帯広市)
これらは、帯広市の真鍋庭園で公開されている。車で1時間ほど移動。
天陽の馬小屋(アトリエ)
ドラマの中で天陽が描いたことになっている馬などの作品が展示されている。
天陽の家~昭和30年代をイメージした家。
ドラマでは、昭和20年代と30年代の2軒が使われたらしい。
柴田牧場のサイロ(陸別町)
帯広から約100km北上して「日本一寒い町・陸別町」へ向かう。
このサイロは、もともとロケで使われたものを、道の駅前多目的広場に移設して公開されている。
もとのロケセットの写真。このサイロがここに、玄関部分は新得町に移設して公開されている
道の駅の中の「なつぞら」コーナー。
「なつぞら」関連のお土産物コーナー。
これで十勝のロケ地巡りは終了。このあと、車中泊する道の駅しほろ温泉まで走って、入浴後にこのブログをアップ。