末広町電停付近の北島三郎記念館向かい、函館郷土資料館隣りの「函館ラーメン 西園(さいえん)」
チャーハンが好きなことを知っている西部地区在住の岳友から、「西園のチャーハンも絶品ですよ」という情報をいただいていた。
場所は知っていたが、まだ入ったことのなかった店だっただけに、ずっと気になっていた。
去る10/10の「函館山ふもと19の坂道巡り」のあとに、やはりチャーハン好きの妻と寄ってみた。
見るからに、老舗という感じの店構えである。
消費税が上がった後の新しいメニュー。いずれもリーズナブルな価格が並んでいる。
妻はチャーハン(660円)を頼み、自分は老舗ゆえの味に期待して塩ラーメンとチャーハンのセット(1100円)を頼んだ。
外観も古いが、店内も、まるで時が止まったような、昭和チックそのものである。
昼時なので、次々とやってくるなじみ客でカウンターは一杯になった。(店を出るときに撮影)
観光客も入るのだろうが、どちらかといえば地元民に愛され続けている隠れた名店といった感じである。
しばし待つこと出されてきた福神漬けが添えられたチャーハン(税込660円)。これにお椀に入ったスープが付いている。
一口食べただけで、これまでにない味と美味しさに思わず、2人で「うん、美味しい!」と声を上げた。
まさに、岳友の言われる絶品である。
香ばしいチャーシューを味のベースにしているらしい。福神漬けがまたこれに合う。
パラパラ感にはやや乏しいが、よく見ると具はチャーシューと卵だけである。これも珍しい。
具材を極力少なくし、チャーシューの旨味のみで勝負しているといった感じである。
チャーハンとセットで頼んだ塩ラーメンは、函館元祖系塩ラーメンを少し濁らせた感じで、期待したほどではなかった。
いろいろ検索してみたら、ここの看板メニューは「ネギラーメン(塩・醤油」(720円)だとか・・・。(他サイトから借用)
ネギラーメンと言いながら、たっぷりのチャーシューの細切り(&メンマも)が入っているようだ。
塩ラーメンは期待ほどではなかったので、こんどは醤油で食べてみようと思っている。