車の免許更新のために、一昨日の認知機能検査に引き続き、今日は高齢者講習を受けて来た。新型コロナの影響で、普通は2時間半だが、2時間に短縮されているとのこと。
講習内容は、講義と視力検査と実車運転だった。講義は、高齢者が犯しがちな違反ケースとその注意が中心だった。特に、一時停止の見落としや不停止(3秒以上きちんと停止)違反、信号や横断歩道の停止ラインを越えて止まる違反で捕まる人が多いとのこと。
いろいろなケースの説明を聞いて、普段いかにいい加減な運転をしているかということが思い知らされた。
今回初めて知ったことだが、3年前から、75歳以上は、「18項目の交通違反」をすると、警察署からハガキが届き、1ヶ月以内に臨時認知機能検査を受けなくてはならなくなっている。
その中には、自分も捕まったことのある「一時不停止」や「黄線を越えてレーンを変更する違反」が入っている。詳しく見ると、これまでに捕まってはいないが、違反している項目も多い。なお、「スピード違反」は入っていない。
最近は、違反検挙のためのパトカーの稼働が多くなっていて、検挙率も高くなっているとのこと。
しかし、令和4年6月からは、もっと厳しくなり、その違反をすると、その都度、自動車学校で運転適性検査を受けなくてはならなくなるらしい。高齢者の運転に対してはだんだん厳しくなるようだ。
視力検査では、静止視力と動体視力の検査をした。動体視力は、5段階評価では、「75歳以上の中では、4:やや優れている」だった。しかし、「30~59歳では、2:やや劣っている」とのこと。これは、年齢が高くなるにつれて低下し、速度が速くなるほど低下することを裏付けている。
実車運転は、新型コロナの影響で、18分から10分に短縮され、車庫入れやS字カーブなどは省略されていた。緊張することなく、教官の指示通り右左折を繰り返して走り、一時停止や停止ラインを集中的に留意して運転できた。しかし、どこで踏んだかは覚えてないが、中央線と路側線をそれぞれ1回ずつ踏んだらしい。
3年前になかった、2本のカラーコーンが設置された縁石の間に頭から乗り上げて止まるという内容が増えていた。これは、縁石へ乗り上げるためにアクセルを強く踏み、すぐにブレーキを踏めるかどうかを診るためのものらしい。
いずれにしても、これまで以上に、違反しないように、安全運転に努めなくてはならないことを思い知らされた。
これで、誕生日のひと月前になったら、運転試験場へ行って、免許更新するだけで良くなった。
クリスマスなので、ケーキを買って帰った。