昨日から何度CDで「日本の詩」を聴いたかしら?
以前にもこの曲に関しては紹介済みですが、
CD「RinkoⅡ」の5曲目に入っています。
演奏は(敬称略)
1箏 野村倫子 Ⅱ箏 水野利彦 17絃 木田敦子 尺八 永廣考山 です。
細胞が騒ぐというか、とにかくはまってしまうのです。
前回のオリコンでの演奏は1箏だったので、
今日は17絃を当たってみました。
結構難しい
弾きたい曲があるのは幸せです。
それにしても、この曲が気になったのは
丁度1年前の同じ時期~面白いです。
個人的にインタビュー依頼がありました。
内容は、「大人の生き方について~」です。
大きな課題ですね。
まずは、私の略歴をまとめていたのですが、
結構このブログにあるのが分かりました。
読んでいて、自分で少し重くなって
気分転換に、私が委嘱した曲をまとめることにしました。
水野利彦先生には、
「PASSION~ひとひらの桜によせて~」2003年1月
「ことうた~長崎の唄~」2009年1月
本間貴志さんには
「でんでらりゅうば」2016年7月
小田誠さん
「春の海 二重奏」
「桜いろは」2020年
「手ほどき集~北斎」2021年
大平光美さん
「Amazing Grace~夜明け」
「春の唱歌メドレー」
「庭の千草」
「蘇州夜曲」
「元禄花見踊り」「茉莉花」「クスノキ」「君をのせて」
「青い山脈」「ああ人生に涙あり」
公刊譜になったものも、そうでないものもありますが、
必要に迫られて迫られて委嘱をお願いした曲です。
どの曲も、ほんとうに、ほんとうによく演奏しました。
作曲やアレンジをして下さった先生方には、
感謝の気持ちでいっぱいです。
「祭花」昭和59年 吉崎克彦作曲
解説
Ⅰ箏は箏を始めたばかりの人を対象として、
アンサンブルの楽しみを実感する中で、音のひろがりや、
音の流れをムリなく表現できるように作品にしてみた。
Ⅱ箏・十七絃・尺八は多少難しくなっており、
レッスンの際の先生が弾くパートとして考えて下さい。
全体的に、箏のもつ華やいだ雰囲気に満ちた曲です。
Ⅰ・Ⅱ箏の2重奏としても楽しめる曲です。
残って続けている子ども達用に楽譜を取り寄せました。
増刷を重ね84版になっていました。
何気にyoutubeを検索すると、
吉崎先生自ら、「合奏しましょう 祭花 2箏パート」を
UPされていて、びっくりしました。
以前、水野先生が「祭花」は名曲だと言われましたが、
私も色んなシーンで弾かせてもらいました。
2017年7月発表会は、「嵐山先生と玉重さん」の尺八2部入りで。
2016年7月「やさしい箏教室」発表会~リハーサル
10回の教室をしていたこともあり、お箏が初めての子ども達が
弾いています。
2013年10月ラウンジコンサート(withダンカーズKOTO男組)
2013年1月 浜町アーケード新春演奏(次女とDUO)
2010年12月 箏遊会懇親会~小川邸
沢山の場で演奏しました
~砂山・城ケ島の雨・叱られて・月の砂漠~
4曲のメドレーで、箏2部・17絃・尺八の4パートです。
2005年1月カナリーホールで男組コンサートをした時の
プログラムに入れてもらい、
2008年9月 東京オリジナルコンサートで田辺先生の尺八で
演奏させてもらいました。
CD RINKOⅡに入っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/arrow_down.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/88/38bae0ead57f174cb62cc40bbd8f60d9.jpg?1642940164)
CDを聴いていると、ワクワクするというか、心が躍るというか、
それでいておしゃれなアレンジです。
抒情歌がメドレーになっているので、
ワクワク感に繋がらないかもしれませんが、
そこがこの曲の面白い所です。
「叱られて」は、どういう訳か水野先生が、
亡きお母さまに叱られている
場面が浮かんできたりして~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
お気に入りの1曲~機会があれば、また演奏したいです。
編曲というのは、既成のメロディという制約された中で
表現しなければならないという点で、
オリジナル曲よりも窮屈な所があり、
この作品はまた、
洋楽器のやわらかく厚みのあるアレンジが定番となっているような
愛唱歌を和楽器で編曲するということで、苦労しました。
構成としては、全体を流れる印象的なモチーフが最初に提示され、
その後オムニバス的になつかしいメロディが
浮かび上がっては消えていく形になっています。
技術的には高度に書かれており、
とくに尺八は、すぐれたテクニックと表現力が要求される曲になっています。
本来、小編成の作品ですが、ある程度大きな編成でも効果が
上がるようにソロ部と合奏部を表記しました。
永廣孝山 尺八リサイタル委嘱
「宵待草」が出てきたので、私も弾きたくなって、
水野利彦先生の「こと絵巻~宵待草」を弾いてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c8/24cfbd0ef040337c53dc4a78f2eb0a77.jpg?1630667886)
「こと絵巻~」シリーズは、初心者の生徒さん向きです。
箏2重奏でも、十七絃を入れて3重奏でも、尺八を入れて4重奏でも
演奏出来ます。
五線譜スコアが付いているので、
尺八の代わりにフルートなどの洋楽器も演奏出来ます。
曲は、さくら・かごめ・荒城の月・こきりこ節・花嫁人形・
竹田の子守歌・お江戸日本橋~以上は三絃も入れられます。
ふるさと・赤とんぼ・おぼろ月夜・里の秋・浜辺の歌・花・
紅葉・浜千鳥・旅愁・花は咲く・ふじの山・早春譜・ソーラン節
以上22曲出版されています。
耳に馴染んでいる曲なので、私も生徒さん達と色んな場所で
色んな曲を演奏しました。
「こと絵巻~さくら」は、youtubeにいくつか上っていました。
モダンダンスとのコラボもありましたよ。
「さくら」こと絵巻 水野利彦編曲 - YouTube
若い方の演奏も~
こと絵巻~さくら~ 首都大学東京三曲会 - YouTube
「やさしい箏教室」1回目(2015年)に子ども達と弾いた曲です。
リハーサル中
2回目(2016年)も、ゲストの本間さんと弾いているのです。
こちらも、リハーサル中です
2回とも尺八パートは、バイオリンです。
本当に大好きで、これ以外にも何度も弾いています。
今日は、久々に弾いてみました。
その時々の、色んな空気感を思い出し、懐かしさも
こみ上げてきました。
名曲だと思います。
YouTubeで多くの演奏がupされていますが、
私はCD「COLLECTION9」の演奏が1番好きです。
未来花「解説」
1997年 9月 作曲
数年前より、『おことはじめ』シリーズ、『ことうた』シリーズと、
おことを初めて弾き始めた人が楽しみながら、箏を学んでいけることを
意図した曲作りを行ってきましたが、その次の段階として、
今度はアンサンブルを楽しんでもらおうということで出来上がった作品です。
『おことはじめ』『ことうた』同様にⅠ箏は技術的にはやさしく、
ほかのパートはやや弾きごたえのあるように書かれています。
この曲は、十代の若者達を中心とした『未来花コンサート』の
テーマ曲になっており、特定の描写音楽というわけではありませんが、
百花撩乱をイメージするような色彩豊かで華やかな曲調になっています。
次のイベントの候補曲です。
水野利彦先生 2012年 5月 作曲
曲の解説
南米のブエノスアイレスでは、
11月上旬の春か初夏にかけてハカランダの花が満開になります。
街並が薄紫色にグラデーションされ、まさに『青い桜』と呼べるでしょう。
ハカランダの花の精が舞い踊るイメージを、タンゴのリズムで表現してみました。
鈴木多恵子さん 委嘱
箏2部 十七絃 尺八の4重奏
ハカランダの花~雲仙のふもとの小浜に咲いているのです。
名前は「ジャカランダ」というのですが、まさにこの花だと思います。
2019年6月撮影
2013年6月撮影
今夢中で練習している曲です。
弾きたくてたまらない曲があるって、とても幸せです。
メロディも美しく、タンゴのリズムなのですが、
フラメンコの踊り手になった気分で、熱い思いで
弾いています。
水野先生は多彩色んな曲を作曲されてすごいと思います。
筑紫歌都子先生昭和40年の作品です。
今朝11時20分からのNHKFMで、純子先生が歌われました。
とても素晴らしく、感動しました。
聞き逃した方は、明朝 5時20分から再放送があります。
琵琶のトロリンという感じのイントロから始まるのですが、
源の義経の愛妾「静御前」を”箏曲琵琶”の形でまとめています。
曲はまず、落ちゆくものの悲しい足どりを描き、
ついで合戦の思い出となり、鶴岡八幡宮での舞で
クライマックスに達する 静御前のやるせない気持ちを
強烈に唄いあげています。
角田嘉久作詞
「別れにし 人はいずこと み吉野の 吉野の里に 花散らふ
定めなき 世の行く末を 鳴きてか 来らん 呼子鳥
しずやしず しずのおだまき くりかえし
かえしし人を しのびつつ
以下省力」
この曲は、私の師範の試験曲の1曲でした。
この曲が歌いたいために、ソプラノの先生に
ボイストレーニングを受けたり~、多くの尺八の先生と
お手合わせ願っている、いわば十八番の曲でしたが、
20年近くに引き出しにしまったままにしております。
今年は、この曲から練習しました。
HOちゃんが、
「初恋」の弾き歌いをコンクールの課題曲にしているので、
私もこの曲に取り組んで、
ボイストレーニングをしたいと思います。
たまたま、放送直前に、邦楽ジャーナルを開けて、
この情報を知ったのですが、聴けてよかったです。
いいきっかけになりそうです。
コロナで自粛になり、少しずつですが、色んな曲を練習しています。
その中の1曲です。
「クリスタルムーン」
水野利彦先生 2009年6月作曲 委嘱 磯部美詠子 氏
解説
遠い異郷の新品の森。
そよぐ風が月光を浴びて黄金色になった木の葉や草を揺らしている。
空気も淡く輝いているようだ。森の奥深くに美しい湖が翡翠色の水を満たしている。
湖面に映える月影は水晶のように光っている。
思わず魂までが吸い込まれてしまいそうだ。
この幻想的な情景を箏の持つピュアな響きで表現してみたかった。
私は、2012年東京スタジオのオリジナルコンサートに、
(東京オペラシティリサイタルホール)
この曲を選びました。
ソロ曲です。
何故この時にこの曲を選んだか、普段アンサンブルをするメンバーがいなかったので、
「コンサートで1人で弾けるレパートリーを持っておきたい」ということと、
CD「水野利彦コレクション Ⅸ」で聴いて感動したこともあります。
本番は、暗譜が後半で飛んでしまったという大失態。
娘に話すと「お母さんでもそんなことあるの?」 あったんです。
記録のDVDはうまく編集して下さって、難なく収まっているようです。
あ~~
ステージを降りて袖に入った時に、
次の出番を待たれていた藤原銅山先生が、
「よく持ち直しましたね!」
温かな声をかけて下さった。
打ち上げで、水野先生が「よかった~」というようなことを、
おっしゃって下さったのです。
あまり、そのようなことは言われることはなかったので、
失敗を悔やむ感じはなかったです
その時に作った衣装です。
今はサイズオーバーで入らないはずです。
しばらくは、長崎で弾いていたのですが、そんなに演奏の場もなく、
すっかりしまい込んでいました。
自粛中に、取り出して練習を始めたのですが、
こんな難しい曲を良く弾いたもんだ~くらい、大変な曲になっていました。
少しずつ練習しました。
8月レッスンで水野先生にみて頂くつもりでしたが、コロナの影響でキャンセルになりました。
「やさしい箏教室」の発表会の、12月に目標を置いてみました。
今まで、子ども達や生徒さんを弾かせてあげることに、重点を置いていましたが、
自分でも演奏して、子ども達や、お母さん達に、聴いてほしいと思っています。
8年前のように、指は動かなく、まだ完全暗譜も出来ていませんが、
まずは先生に聴いて頂いて、以前とは違うものを感じてもらえるようにと
思っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/08/6254c7274fc39ca143456b50be956a9c.jpg?1597054660)
6曲の新作が入っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/7f/2afbf357b7881407fe6fa9b4eda20e91.jpg)
6.の「絆」以外はオリジナルコンサートで聴いているのですが、
プロの演奏者によると、違って聴こえる曲もありました。
先生の楽曲がまた素敵~次々作曲されてすごいな~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
何度も聴きました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
7月のレッスンは福岡の家庭音楽会スタジオであったので、
生徒さんのも買って、先生にサインをして頂くつもりでした。
帰りがけ、楽譜やCDが置いてある事務所に寄ると、坂本会長がいらして、
ご挨拶をしたら、すっかりCDのことは忘れてしまいました。
後日電話をして送ってもらったのですが、楽譜目録から一緒に買ったCDです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/00/5867c5f0cbaff800bb33815a062bc556.jpg?1597054659)
「宵待ち草」や「かあさんの歌」、亡き母が好きだった「みかんの花咲く丘」も
聴きたいと思い購入しました。
たまに癒し系もいいですね。
柿堺恵さんは、存じ上げない方でしたが、youtubeにもUPされていました。