上石・八坂神社の大イチョウの木
(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成30年 第13回但馬検定(3級)問題より
【92】但馬地域に現在ある鉄道の駅で実在する駅名は、次の
うちどれでしょうか。
(a) 竹田城駅 (b) コウノトリの郷駅
(c) 日高駅 (d) 山東駅
質問に書いてある4つの駅名は、果たしてあるでしょうか。
(a)の竹田城駅?、天空の城としてとても有名な竹田城跡は
確かにあります。しかし竹田城駅はあるのでしょうか?。
播但線の始発駅は和田山駅です。竹田城跡のあるところにも、
和田山駅の次として駅があります。
駅はありますが、名前は「竹田駅」です。竹田城駅ではありま
せん。なので、(a)の竹田城駅は☓ですね。
(c)の日高駅はあるでしょうか?。
山陰線八鹿駅と豊岡駅の間にある日高町には2つ駅があります。
日高町ですから、日高の名前が付いていてもおかしくありませ
ん。
ところが、豊岡に近いほうが「国府駅」、八鹿に近いほうが「江
原駅」です。
国府駅は国府地区にあるので国府駅、江原駅は駅を設置する時に、
とても尽力されたことから「江原駅」になったの。
日高町日置に所在するけれど、土地の提供者が江原の人だったか
らなの、「日高駅」は存在していませんので☓ですね。
(d)の山東駅はあるでしょうか?。
駅の存在する町は朝来市山東町と言います。ところが駅のあると
ころは梁瀬地区なのです。
そのために、山陰線にあるこの駅は「梁瀬(やなせ)駅」になっ
ています。なので「山東駅」は☓なのです。
さて、(b)のコウノトリの郷駅は本当でしょうか。
実は本当に存在するのです。ウソのような名前ですが、本当にあ
るのです。
昔の宮津線、今の京都丹後鉄道にあるのです。
この線は、豊岡駅から宮津・舞鶴方面に伸びています。豊岡駅を
出発して一両電車が円山川を渡ると、すぐに小さな駅が現れます。
現れたのは本当に小さな無人の駅です。
昔は「但馬三江駅」と呼んでいました。ずっとこちら平成の世に
なってから改名されて、「コウノトリの郷駅」です。
少し離れていますが、豊岡市三江地区に「コウノトリの郷」があ
るのです。それにちなんでこの名前になったようです。
「コウノトリの郷駅」は実在しています。答えは、(b)のコウノ
トリの郷駅なのです。
『さいごらへん』
但馬弁って面白いな~って思うことあるよ。
行列をしていて最後の方のことを、どう言うと思う。最後の方だっ
たら、「最後尾」とか「最後の方」とか、「最後のあたり」と言え
ば普通ですね。
但馬弁では違うのです。ちょっとおもしろい表現なのです。
「最後の方」を、「さいごらへん」と言うのです。
「さいごらへん」って何やら面白い言い方ですね。
行列の最後尾のことでも言うのですが、何か出来ごとの終りあたり
のことを表現する時にも使います。
「昨日の下町ロケットちゃんと見た~。帰ってくるのが遅かったん
で、さいごらへんしか見れれへんなんだわ」、
なんて言う時に使います。
とにかく「最後のあたり」「終わりのころ」のことを、但馬の人は
「さいごらへん」と言うのです。
(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成30年 第13回但馬検定(3級)問題より
【92】但馬地域に現在ある鉄道の駅で実在する駅名は、次の
うちどれでしょうか。
(a) 竹田城駅 (b) コウノトリの郷駅
(c) 日高駅 (d) 山東駅
質問に書いてある4つの駅名は、果たしてあるでしょうか。
(a)の竹田城駅?、天空の城としてとても有名な竹田城跡は
確かにあります。しかし竹田城駅はあるのでしょうか?。
播但線の始発駅は和田山駅です。竹田城跡のあるところにも、
和田山駅の次として駅があります。
駅はありますが、名前は「竹田駅」です。竹田城駅ではありま
せん。なので、(a)の竹田城駅は☓ですね。
(c)の日高駅はあるでしょうか?。
山陰線八鹿駅と豊岡駅の間にある日高町には2つ駅があります。
日高町ですから、日高の名前が付いていてもおかしくありませ
ん。
ところが、豊岡に近いほうが「国府駅」、八鹿に近いほうが「江
原駅」です。
国府駅は国府地区にあるので国府駅、江原駅は駅を設置する時に、
とても尽力されたことから「江原駅」になったの。
日高町日置に所在するけれど、土地の提供者が江原の人だったか
らなの、「日高駅」は存在していませんので☓ですね。
(d)の山東駅はあるでしょうか?。
駅の存在する町は朝来市山東町と言います。ところが駅のあると
ころは梁瀬地区なのです。
そのために、山陰線にあるこの駅は「梁瀬(やなせ)駅」になっ
ています。なので「山東駅」は☓なのです。
さて、(b)のコウノトリの郷駅は本当でしょうか。
実は本当に存在するのです。ウソのような名前ですが、本当にあ
るのです。
昔の宮津線、今の京都丹後鉄道にあるのです。
この線は、豊岡駅から宮津・舞鶴方面に伸びています。豊岡駅を
出発して一両電車が円山川を渡ると、すぐに小さな駅が現れます。
現れたのは本当に小さな無人の駅です。
昔は「但馬三江駅」と呼んでいました。ずっとこちら平成の世に
なってから改名されて、「コウノトリの郷駅」です。
少し離れていますが、豊岡市三江地区に「コウノトリの郷」があ
るのです。それにちなんでこの名前になったようです。
「コウノトリの郷駅」は実在しています。答えは、(b)のコウノ
トリの郷駅なのです。
『さいごらへん』
但馬弁って面白いな~って思うことあるよ。
行列をしていて最後の方のことを、どう言うと思う。最後の方だっ
たら、「最後尾」とか「最後の方」とか、「最後のあたり」と言え
ば普通ですね。
但馬弁では違うのです。ちょっとおもしろい表現なのです。
「最後の方」を、「さいごらへん」と言うのです。
「さいごらへん」って何やら面白い言い方ですね。
行列の最後尾のことでも言うのですが、何か出来ごとの終りあたり
のことを表現する時にも使います。
「昨日の下町ロケットちゃんと見た~。帰ってくるのが遅かったん
で、さいごらへんしか見れれへんなんだわ」、
なんて言う時に使います。
とにかく「最後のあたり」「終わりのころ」のことを、但馬の人は
「さいごらへん」と言うのです。