浜の天神さん

2018年11月25日 | 但馬の神社
    豊岡駅前・大型商業施設アイティ

       
(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成30年 第13回但馬検定(2級)問題より

【14】北前船の寄港地であったことから、当時の船頭たち
が奉納した船絵馬や、日和見や入船の連絡に使われた方角石
などが残り、地元の人から親しみを込め、「浜の天神さん」
と呼ばれている神社は、次のうちどれでしょうか。

(a) 海神社   (b) 桑原神社   (c) 鷹野神社   (d) 雷神社


 「浜の天神さん」と呼ばれる神社は、豊岡市竹野町竹野に
ある鷹野神社(たかのじんじゃ)です。
社名は、但馬国造(くにやっこ)といわれる竹野別氏(たか
のわけし)の居住地だったことから付いたと言われています。

豊岡・出石藩の歴代藩主が、武運長久を祈願する神社であっ
たと言われ、北前船の寄港地であるところから、無事を祈る
船絵馬を奉納する神社として有名でした。
地元の人は、「浜の天神さん」として親しまれています。
答えは(c)の鷹野神社です。

ちなみに、(a)の海(あま)神社は、豊岡市小島(おしま)に
ある神社で「ウミ神さん」として親しまれています。

(b)の桑原(くわばら)神社は、豊岡市竹野町桑野本(くわの
もと)にある神社で、9つの「行道面(ぎょうどうめん)」が
有名です。

(d)の雷(いかずち)神社は、豊岡市佐野にある神社で「御田
植祭(おたうえさい)」で有名な神社です。


『みがいる』

 ケンちゃんは夕方「足がちょっと痛いわ~」と言ってたね。

そしたら、父ちゃんが
「ケンちゃん、ケンちゃん。今日の売り出し、よう働らいと
ったな。店の中を走り回って、お客さんにゲームやガラポン
の説明しとったね。走り過ぎてみがいったんだわ」、

「大丈夫、大丈夫。使い過ぎの筋肉痛なんだわ。みがいった
んだわ、寝たら治るから明日も頑張ってな」と言ってたね。

父ちゃんが「みがいる」って言ってたのは、但馬弁なんよ。
「みがいる」は、「筋肉痛になる」の但馬弁なの。

昔も今も、但馬の人は必ず「みがいる、みがいった」と、久し
ぶりにスポーツで鍛えたりすると言ったもんだよ。
もちろん、走り回って仕事し過ぎた時だって、足に「みがい
る」んだよ。

それにしてもケンちゃんもミオちゃんも、お客さんが感心し
とったね。
「なんちゅうようお手伝いできる子供なの。三代目ケンちゃん
ようがんばっとんなるね」と、みんなが褒めてくれてたね。

ありがとうありがとう。
今日の感謝祭は、ケンちゃんミオちゃんが主役のようだったね。