鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6

2005年08月26日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5




のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★

3本目のダイビングも終わって、キャンプ地に帰ってきました。

私は懲りずに、ペリカンさんたちと仲良くなろうと接近を試みるが、見事に逃げられちゃいました。

このペリカンさんたちは、褐色ペリカンといい、図鑑の説明によると、ヒトに慣れることもあるらしいので、

このままこの島に滞在し続けて、毎日毎日話し掛けてたら、仲良くなれたかなぁ・・・?

めちゃくちゃ仲良しになって、なでなでしたいなぁ・・・



これ以上近づくと・・・



↓ ↓ ↓ ↓ 

飛んじゃう。。。






カツオドリと仲良く岩の上。



↓ ↓ ↓ ↓ 

でも私が近づくと・・・飛んじゃう。





ペリカンさんたちに嫌われたら困るので、それ以上の接近は諦めて、のんびり泳ぐ。

海から見た私たちのキャンプ地。





中を覗けば、お魚がいっぱい。





ハリセンボンは隠れようと必死。







砂地に無数に開いた穴の中にはカニさんがいます。





私が海で遊んでいる間に、
日本人スタッフのしんちゃんと、がんちゃんが持って帰ってきたバフンウニから身を出してくれました。



そのまんまいただく・・・美味しい。

でも量が多くてだんだんキモチ悪くなってきた・・・

醤油と海苔があれば。。。白ご飯があれば・・・なんて考えるのは贅沢?


2枚貝のチョコラータは、生のまま切ってもらい、

ライムとメキシコではお馴染みの辛いケチャップみたいなソースをかけて食べました。

これが、めちゃくちゃ美味しい!!

なんでもチョコラータは、なかなかの高級貝で捕れてもアメリカに売られちゃうことが多くて、
メキシコでもあんまり食べられないんだとか。

そんな貝を生で食べれるなんて贅沢!!






メキシコの空。






本日の夜ご飯はお肉とトマトのスパゲッティでした。

食後、ピッチャーいっぱい作ってもらったテキーラ・サンライズを飲みながら、
ガイドのしんちゃんやがんちゃんとログ付けなどをしていると残飯を狙って、今まで見たことない生き物がやってきた!

リスのような、イタチのような・・・顔は結構かわいくて、長くて太めの尻尾がある。






家族なのか、数匹でこちらの様子をうかがっている。鳴き声なども聞こえてくる。

完全な野生でヒトに対する警戒心も強いようで、私に見られてるって察しただけで逃げていく。

気付かれないように隠れながら、そーっと遠くから写真を撮りました。

君たちは誰なん? なんていう生き物??




つづく・・・











ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行

2005年08月26日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4


のつづき。

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8/26


ペリカンさんたちがジャボーン!ジャボーン!と 海に飛び込む音で目が覚める。

ペリカンさんたちの朝食タイム。

なんて素敵な目覚まし時計でしょう。

テントから顔を出すと、私たちのテントの目の前まで漁師さんの船が入ってきてました。



☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★

-ダイビング1本目 、2本目- エル・バホ


ラパスでいちばんの大物が狙える有名ポイント。

ハンマーヘッド・シャークの大群や、ジンベエザメ、マンタにカジキ・・・何が出てもおかしくないポイントなのです!!

私たちがキャンプしている島からポイントまでボートで約40分。

途中、カリフォルニア・アシカが泳いでたり、ハンドウイルカが跳ねてたり・・・さすがラパスです。

エントリーすると、今まで見たこともない、まるで妖怪のようなクラゲがいっぱい漂っています・・・

コワイ。恐ろしい。なんかすごい毒を持ってそう。いわゆるクラゲの形じゃなくて、四角くて細長いのもいる。

素手だった私は、思わずBCのポケットからグローブを出して装着。

ここが何故大物ポイントかというと、豊富なプランクトンにたくさんの魚が集まってくるから。

さすが魚影が濃いです。そしてバラフエダイなんかはありえないほどめちゃくちゃデカイ。



ウツボなんて、あっちこっちで、ひとつの穴から3匹くらいいっぺんにニョロニョロ体を出していて、まるでキングギドラ。

大物が出現するのを根の岩につかまって待ちました。

なんかすごくデカイ何かが出そうな雰囲気なんです。

どこが?って聞かれたら困るんだけど、でも今にもデカイ何かが現れそうな気配はすごく感じた。

でも、結局見れなかったんだけど・・・

ここが大物ポイントっていうのは、すごくよくわかる気がしました。














安全停止でロープにつかまってたんだけど流れが速くて、まるで鯉のぼりのように体が真横に流されてました。
このロープから手を離してしまうと、私はどこまで流されていくんでしょうか・・・・

鯉のぼり状態の私の目の前をムロアジの群れが通りすぎてゆきます。

エキジットして船の上で休憩してたら、向こうのほうの水面がバシャバシャと波立ってる。

なんなのかな?って思ってたら、それはスマの大群。あれよあれよという間に船の方に大群が近づいてきます。

わーすげぇ!船の上からもたくさんの魚が見えました!

いったんキャンプ地に戻って昼食。帰りの船でもアシカのジャンプやカジキの尻尾が見えたりしたよ。

そして、来るときとは別のルートで無人島を眺めながら帰ってきました。

浅瀬の海はエメラルド色に輝き、空はどこまでも青い。




大地は赤く、緑のサボテンがニョキニョキ。

ほんとに地球って美しい星だと感動しまくりでした。


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お昼ごはんを食べたあと、ペリカンさんたちとおともだちになりたくて、海に入ってそーっと近づく。
人間のことなんてまったく気にせず生きてるように見えるペリカンさんたちですが、

やっぱりあんまり近くまで行くと、さーっと逃げていってしまいました。






☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


-3本目- エン・セナダ・グランデ

3本目はのんびり。昨日の2本目に潜ったポイントです。

この3本目では食材調達しちゃうらしい。

エントリーすると、今日もヒメジやコロダイがいっぱい。







私の大好きなハリセンボンが笑っていたよ★







なまえはわからないけど、小さくてかわいいウミウシがいました。







オニカサゴ。



岩と一体化していて、ちょっとやそっとじゃ見つけられません。

とってもカモフラージュが上手です。



こちらが本日の食材となるバフンというウニです。



海の食材をいただけるのもキャンプの醍醐味。

ほんとはダイビング中に海の生物を獲ってくるなんてありえないけど、

ちゃんと許可をもらってのこと。

ガイドのしんちゃん持参のメッシュバックにいっぱい持って帰りました。

その他にも、10cmくらいあるでっかい二枚貝のチョコラータも しんちゃんが見つけてくれました。




スリーバンデッド・バタフライフィッシュ。




体に3本の帯模様が入ってます。

コルテス海で見られる代表的なチョウチョウウオだそうです。




こちらはコルテス海を代表するギンポの仲間、 パナミック・ファングド・ブレニー



ギンポって普通は5cm程度の大きさが一般的なんだけど、このコたちは20cmくらいあるデカいギンポ。

デカくてもやっぱりギンポ。顔がかわいい~。眉毛(?)みたいなトゲトゲもかわいい~。




黒い体に白いミズタマ模様のフグ。 GUINEAFOWL PUFFER



30cmくらいあってデカかったけど、かわいかったよ。





またまたフグなんだけど、茶色に白いミズタマのこのコはSPOTTED SHARPNOSE PUFFERっていうんだって。






ヒトに興味津々な様子の目と、口元がなんとも言えずカワイイ。




つづく・・・