鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

かわいいアシカ~2005年メキシコダイビング旅行12

2005年08月28日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6


アシカの楽園~2005年メキシコダイビング旅行7


アシカに夢中~2005年メキシコダイビング旅行8


アシカとの楽しい時間~2005年メキシコダイビング旅行9


ジンベエザメと泳ぐ!!~メキシコダイビング旅行10


エル=バホ~メキシコダイビング旅行11

のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★



-ダイビング3本目- スワニー


ポイントを移動しボートを停めると、すぐ近くでアシカさんたちがヒレを海面上に出してプカプカ浮いてます。



なんでもこうやって体を冷やして体温調節しているそうです。

ガイドのゲンさんに教えてもらったマメ知識。

アシカも私たち人間と同じ哺乳類で、元々は陸上で生活していた。

ある動物が棲家を海にうつし、海での生活に適応するように進化した動物がアシカさんたちなんだけど、

さてアシカさんたちの祖先の動物はなんだったでしょう?

答えは熊なんだって!!そうかぁー熊だったんだー。

海ん中で顔とか表情とか仕草を見てると、熊というより犬みたいなんだけど。

熊の生態についてあんまり詳しくないけど、アシカさんみたいに好奇心旺盛でひとなつっこいのかな?

ブリーフィングによると、ここにはハリセンボンが玉になっていっぱいいるらしい!

ハリセンボンは沖縄なんかじゃぁ漁港の中にもいっぱいいるし、どこの海でも普通にいるフグなので、
メキシコまで来てハリセンボン見て喜ぶ人はあんまりいないのか?
ハリセンボン大好きな私が異常に食いついたので ガイドさんはちょっと意外そうにしていましたが、
大きいのから赤ちゃんまでいっぱいいるよ!と、ニコニコしながら教えてくれました!楽しみ!





エントリーすると、真下には朽ち果てた沈船が。



ありとあらゆる魚がぐちゃぐちゃにたむろしておりました。





コルテスエンジェルフィッシュのクチビルは、実はこんなにブ厚いのでした。









ここにもコルテスガーデンイールがたくさんいました。






ガイドさんの言ったとおり、いたるところにハリセンボンがたくさんいました!

ただでさえかわいいハリセンボンなのに、ちーっちゃいハリセンボンのかわいさといったら、そりゃぁもうこの上ない!

思わずレギュをくわえた口元からゴボゴボッと泡をいっぱい吐き出し、マスクの中の目元もゆるんでしまうのでした。

私が写真を撮ろうとすると、そーっと逃げていき、岩やヤギなどの陰に隠れてこちらの様子をじーーっと見ています。



見えてないでしょ?って隠れたつもりになってるけど、丸見えですよ!




にんげんのこどもたちとかくれんぼしてるみたいで楽しいです。






バーン!



ボーっとしてたら見過ごしそうですが、このまあるい目玉、ぶあついクチビル。

イカツいといえば、イカツいけど、なんか笑えちゃう表情の持ち主。






砂地ではアシカさんたちが遊んでいました。







数頭集まって、クルクル、クルクルまわっています!






なーんか、めっちゃ楽しそう!!そんな姿を眺めてる私もめっちゃ楽しい!


☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


今日も3本潜ったあと、ラパスの町までジンベエザメを探しながら帰ります。

私たちが昨日ジンベエに遭った付近は、もうずっと毎日ジンベエが現れてるらしいので、
たぶん今日もいるはず!なんて言ってたけど、しばらく探してもジンベエは見つからなかった・・・

次の日聞いた話によると、やっぱりこの日もジンベエはちゃんとここに食餌に来ていたのに、
私たちより先に来ていた他のショップの外国人(日本人じゃない人ってことね)の客がジンベエロデオをやって、
ジンベエはいやがってどっかに逃げて行っちゃったんだって。ひどい話。

ジンベエだって鮫なんだから、皮膚はおろし金ややすりに使われてたくらい硬くてザラザラ。

で、ロデオやった人はジンベエのヒレでかなり深い傷を負ったそうです。ケガした人は自業自得やと思うけど、
いやなことされたこのジンベエが〝人間なんて、キライ!人間は敵!〟ってジンベエ仲間に伝えちゃって、
世界の海のジンベエたちがもう人間と一緒に泳いでくれなくなったら、悲しいよ。。。


☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


ホテルに帰って、プールで水浴び。



小さなプールですが、淵だけ浅くて急激にズドンと深くなっているので、
いきなり足がつかなくなった私は溺れそうになってしまった・・・

今回泊まったところは高級ホテルのロス・アルコスの別館のカバナというホテル。



こじんまりしていて、緑も多くて海も近い、立地的にも買い物やレストランに行くのに便利な場所にある。

私が泊まったのはホテル棟の1階の端っこの部屋だったけど、バンガロータイプの部屋もあります


☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★

タクシーに乗って、CCCマートというラパス最大のスーパーへ買い物に。
とにかくでかいスーパーでしたが、バディの機嫌が非常に悪くてゆっくり見れませんでした。

チーズの種類がめちゃくちゃ多くてびっくりしました。

そのあと、再びタクシーに乗って、おいしいと評判のシーフードレストラン、〝ラ・コスタ〟へ。



ここも屋根はあるけど、壁がないって感じで、ほとんど屋外で開放的な海辺のレストラン。

港にほど近くて、今日エル・バホ周辺にたくさんいたトローリング大会のパーティーをやってたみたいで、
にぎやかなバンド演奏や歌が聞こえてきてました。




メニューはスペイン語と英語のみですが、魚介類の名前なので、だいたいわかります。

なににしようかなぁ~とメニューを見ていると・・・

な、なんと〝MANTARAY LA COSTA STYLE〟とあるではないか。

マンタのステーキ、ラ・コスタ スタイル・・・

えぇ~!マンタぁ?って、ビックリしていたけど、

せっかくあるんやったら思いきってたのんでみよう・・・ということになった。

いざ注文すると品切れだった。それでよかったかも。

でもマンタの他の料理ならあります、と言われ、結局それをたのんでみた。

なんか燻製みたいなのをメキシコ風に生地で巻いてあった。

味は佃煮みたい?あんまりよくわからんかった。

いったいマンタがどない調理されたのだろうか?

他にもRED SNAPPERを丸ごと1匹、スープやサラダ、

どれもおいしかったです!












つづく・・・

エル=バホ~メキシコダイビング旅行11

2005年08月28日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6


アシカの楽園~2005年メキシコダイビング旅行7


アシカに夢中~2005年メキシコダイビング旅行8


アシカとの楽しい時間~2005年メキシコダイビング旅行9


ジンベエザメと泳ぐ!!~メキシコダイビング旅行10

のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★




8/28 

-ダイビング1本目/2本目- エル=バホ

ラパスの港からポイントまでボートで約2時間。ポイントまで遠いというのもラパスの特徴。

ボートに乗って海の景色を楽しむのが大好きな私にとってはうれしい限り。

それにこのメキシコの海は、今まで見てきた海とは別世界の独自の景観である上、
ひょっこりアシカさんが顔を出すこともよくあるし、
いつどこでイルカやシャチに出会ってもおかしくないところなので、ボートに乗ってる間もずーっとワクワクしていられる!

ポイントに到着すると、やたらと高級そうな船がうようよ。

こんな外洋のど真ん中で、突如として船着場のようにたくさんボートが集まってる光景が少々不思議。

なんでもスポーツフィッシングの大会が開催されているらしく、みんなトローリングにきているらしい。

狙いはもちろんカジキマグロ!

こんなにたくさんの船が集まって、大会やっちゃうくらいなんだから、
やっぱりカジキもいっぱいいるんやろなーこのエル=バホ周辺には。

ジンベエ、マンタ、ハンマーヘッドシャーク、カジキマグロ・・・

ここは大物中の大物たちが集まるラパスきってのポイントなのです!!




エントリーすると、まずはパシフィック・クレオールフィッシュがたくさん!












キングエンゼルフィッシュまでがウヨウヨ!



この魚体長30cmくらいある結構でっかい魚なんですよ。
この魚は日本にいない品種なので、ラパスに来てはじめて潜ったときは必死になって撮影しようとしてたけど、
なんぼでもおるやん!

夢中で写真を撮ろうとするけど、いっぱいいすぎてどうやって撮っていいかわからない!



感動してたらガイドのゲンさんがカチカチとベルを鳴らして呼んでいる。

なんやろ?と思ってゲンさんのほうを見ると、頭のところででっかい四角を作ってジェスチャー。

ハンマーがいるのね!うわぁーと思って泳いでいく。

ゲンさんが指さすほうを目を凝らして見るけど、透明度がよくないのでわからない。

一生懸命泳いだけど、結局見えなかった。でもまぁいいや。

目が何個あっても足りないくらい、ここには他にも魚がいっぱいいるんやから。





バラフエダイもでっかいです。






小さい魚の群れが通りすぎたあとには・・・




↓  ↓  ↓  ↓



大きい魚の群れが!




スマの大群です。

透明度が悪くてうまく撮れなかったけど、この魚1メートル位あるカツオにも似たでかい魚。

透明度が悪いのは、海が汚れてるわけなんじゃなくて、ここにそれだけたくさんのプランクトン=栄養がある証拠。

だからこんなに小さな魚がたくさん集まって、さらにその小さな魚を求めて大きな魚も集まってくる。

こんなでっかい魚が壁のようになって現れて取り囲まれると、うまくいえないけど、心地いい恐怖みたいなものを感じる。

ちなみに図鑑によると、このスマはかなり美味らしいです。








太陽の光が射すと、海の美しさがさらに増す。
海というフィルターを通して見ると、太陽の光ってほんとに綺麗。





結局ジンベエもマンタもハンマーも見れなかったけど、たまたまタイミングが合わなかっただけで、

きっと毎日のようにここに来てるんだろうなぁ~って考えただけで、すごく胸いっぱいの気分になれちゃうわ。





つづく・・・