鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8

2007年04月07日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7


からの続き・・・


☆ ☆ ☆

2本潜ったあと、同じ日に母島入りして毎日一緒に潜っているTさんとふたりで、
母島の最高峰である乳房山に登りました。

Tさんとは知り合ったばかりで、お互いのことは上の名前くらいしか知らなくても、

3度の飯より海が好き!という共通点があるので、すぐに仲良くなれました!

16時前くらいから登りはじめたんだけど、お天気がよかったので、すぐに暑くなってTシャツ1枚になる。

真夏の昼間なんかはきっと暑すぎて登れないだろうな・・・

たくさんの木々が日差しは遮ってくれて助かりました。


こんな感じの道を進む





タコの木






体力のない私は、歩きはじめてすぐにゼエハア言うてました。はやくもふくらはぎ痛いし。

力ではなく、根性のみで進みます。

まわりはとても静かで、鳥さんたちのさわやかで美しい鳴き声が響き、あとは自分たちの足音しか聞こえません。

途中、絶対精霊が棲んでそうな立派なガジュマルのトンネルをくぐったり、

小鳥の水場にお水を補充したりしながら、足はしんどくても楽しく歩けました。


がじゅまるのトンネル





小鳥の水場






進めば進むだけ変わってゆく景色も素敵です。
途中の眺めのいいところ何箇所かにベンチがあって、
水分補給しながらそこから見える景色を楽しみました。


小富士、姉島、妹島も見えます





乳房山の遊歩道付近は固有植物の宝庫。

この木も固有種でマルハチといいます。



幹にある模様が〝○〟の中に逆さになった漢字の〝八〟の字模様になってるから〝マルハチ〟なんだって。







2時間くらいかかって、無事頂上に辿り着きました!




ようがんばった、私。

頂上からの景色は最高☆

めっちゃ気持ちよかった!




島の東側。

写真じゃ伝えきれないけど、絶景でした。





島の東側はマンタがよく出るらしく、マンタが表層を泳いでたら山の上からでもその形で〝あっ、マンタ!〟ってわかるよ。と

ダイビングショップの人が教えてくれたので、一応探してみたけど、マンタさんおらんかったみたい




島の西側では日が沈みはじめ、夕焼けタイム。





明るいうちに下山しなければいけないので、そうそうゆっくりもしてられません。





前見ても、後ろを振り返っても、どこ眺めてもいい景色なんよね。



急いで降りなきゃいけないのがもったいない気がする。





この木も固有種のシマホルトノキ。


老木になると幹にコブがたくさん突き出た形になるので、島名はコブノキというそうです。

板根といわれるように、根が板みたいになるのも特徴。




登りより、下りのほうが楽かと思ったけど、下りのほうが腰にキタなぁ・・・・
もうさいごの方はふたりとも無言で歩いてました。

なんとかギリギリ暗くなる前に降りてこれました。

平坦なアスファルトの道を歩くと、自分の想像以上に足がガクガクになってることに気がつきました・・・・

ユースの夕食開始時間の18時半ギリギリに帰り着き、「ただいまぁ・・・」と言いながらへたり込んでしまいました。

オーナーや、出発前に乳房山に登ると話しておいた宿泊者のみなさんは

「帰りが遅いから捜索隊出そうかと思ったよ!」と心配してくれてました・・・



夕食後、明日から滞在する父島での宿探し。もう明日のことやのに呑気すぎですか?

このユースホステルもとりあえず1泊しか予約してなかったのに、

そのままいつまで居ますとも告げずに今日まで居座ってしまった。

島に来るとなにかとユルユルになってしまう・・・

結局、以前滞在したときに利用した民宿に電話してみたけど、空きがなかったので、

今日乳房山に登る前にTさんが予約したという民宿に電話してみたら、

まだ空きがあったのでTさんとおんなじ民宿を予約しました。



つづく・・・




《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7

2007年04月07日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

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《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6


からの続き・・・


☆ ☆ ☆


4/8

朝はどんよりしてたけど、綺麗に晴れました!

明日のははじま丸に乗って父島に移動することに決めたので、母島でのダイビングは今日で終わりです。

今日も2本潜りました。

どっちもクジラ狙いだったけど、結局水中クジラは見れませんでした。

船の上からは何頭か見たんだけどね。

-1本目 向島 小ビーチ-


リュウキュウヤライイシモチ





ヒオドシベラ





小笠原ではちょうど今の時期、海ガメ漁が解禁されているので、
毎日ダイビングショップの隣にある漁協にも大きな海ガメが水揚げされてます・・・

そのせいか、いつもは船の移動中やダイビング中など、もっと頻繁に出会えるのに、
今回はまだ海ガメに会ってませんでした。

今日やっと会えたアオウミガメ。





水面まで息継ぎしにいったあと、また帰ってきてくれました。





しばらく一緒に泳げて楽しかったよ。





1本目が終わってショップに戻って休憩。

ショップのすぐ隣にある脇浜にサメがいるよ、と言われて、散歩がてら見に行ったら・・・・

浪打際すぐのところに黒い塊。てっきり岩かと思ってたら・・・・

なーんと、この黒いの全部サメだったのです!!!!



ホワイトチップシャークがぐっちゃり。まるでおたまじゃくしみたいにいっぱいおってびっくりしました!!!

こんなにたくさんのサメの塊はじめて見たこと、

その塊がほんまに波打ち際すぐの水深わずか30cmくらいのところにあるということ、

こんなすげえ光景がここでは毎年当たり前のことで別に特別なこととして扱われてないこと、

なにもかもに衝撃を受けたわたくしでした。

おとなしい鮫だとわかっていても、海に入るのためらいました…(入ったけど)



私が入っていたことによって、サメたちは

「もうなんやねん・・・ひとがせっかく昼寝してるのに!」と言わんばかりに泳ぎだす。

機敏な動きはまさに鮫そのもので、やっぱりちょっとビビってしまった!

お昼寝の邪魔してごめんね。





-2本目- 平島 アナダイの根

いよいよ母島でのラストダイブ。

アナダイとはアジアコショウダイの島名。

ポイント名どおりアジアコショウダイがいっぱいいると聞いて、潜る前からテンション↑↑↑

潜ってみたらほんまにいっぱいおって興奮しました!

ほんまかわいいわ~あの魚!!



フタスジリュウキュウスズメダイ





立派な珊瑚





ミナミイスズミ(島名ササヨ)お食事中





ミナミイスズミクリーニング中






ハタタテハゼのペア。



赤からオレンジへの色のグラデーションといい、目の上のアイシャドーといい、めっちゃ美人な魚。

まさにクールビューティーです。








そしてさいごはポイント名どおりのアナダイ(アジアコショウダイ)の根!
根になりそうなところは他にもいっぱいあるのに、何故かずっとこの根に居座ってるらしいです。

穴の中を覗くと大好きなアジアコショウダイがぎっしりで、かなり興奮しました!!






英名ではOriental Sweetlips。ほんま☆SWEET☆なクチビル





お互い興味津々で見つめあっちゃいました






めっちゃかわいい☆






この写真は個人的にお気に入りです★



このコはまだ体が小さめ。

オトナになりたてなのかな?




つづく・・・


《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

2007年04月07日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
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《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5


からの続き・・・


☆ ☆ ☆

2本潜ったあとは、クラブノアのホットサンドで昼食。

気持ちよく晴れました☆



やっぱり晴れると、水温は昨日までと変わらなくても、

海から船にあがってきて太陽見えてるだけで 、キモチ的にあったかく感じます。

晴れてるうちに潜っといたほうがいいよー、と言われるがままに、今日は3本潜ることにしました。

3本目もクジラ狙いで、平島の水浜というポイントで潜りました。

ゴツゴツしたハマシロサンゴの群生も見事でしたが、その珊瑚の隙間にいろんな魚が隠れてておもしろかった!

どこを覗いてもかわいい魚がおって全然飽きひんかった。


-3本目- 平島 水浜


立派なハマシロサンゴ






レンテンヤッコ







ノコギリダイの群れ






青い縁取りが美しいコガネヤッコ(日本では結構レア種)







シチセンチョウチョウウオはクリーニング中。気持ちよさそう










ベニオチョウチョウウオ(結構レア種)







コワイけどかわいいハナビラウツボ







高級魚のアカハタもいっぱいいます




スミツキベラの幼魚






マジマクロイシモチはガンガゼと共生する魚。



ガンガゼのトゲトゲの間に5匹くらいおるねんけど、わかるかな~?






珊瑚の間に隠れていた派手なエビ。



みんなはじめて見たらしく、ガイドさんでさえ名前がわからんかった。
図鑑にも載ってなくて新種か?と勝手に決めてました。






いくら晴れたからといっても、まだ水温は22度。さすがに3本目も終わりに近付くと寒くて辛くなってきた…

でもさいごのさいごにミナミハンドウイルカが3頭現れ、泳ぎ去っていきました!

一瞬にして寒さを忘れる私。単純すぎ?

いいえ、イルカには一瞬にして嫌なことを忘れさせてくれるような不思議なパワーがあるんです!少なくとも私にとっては。

ドルフィンスイムでは何回も会ったことあるけど、

ダイビング中に水中でイルカに出会えたのは初めてだったのでうれしかった!!

結局水中でクジラには会えなかったけど、帰りの船の上からクジラのブリーチが見れました。



つづく・・・


《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

2007年04月07日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4


からの続き・・・


☆ ☆ ☆

4/7

晴れました!!! やっと晴れました!

今日は3本潜りました!

船の上から見る海の色も小笠原らしいボニンブルー!

やっぱりこうでなくちゃ!

1本目はリクエスト通り、小笠原の固有種、ミズタマヤッコが見れる向島のミズタマというポイント。

-1本目- 向島 ミズタマ


ミズタマヤッコ ♂




ミズタマヤッコ ♀





このミズタマヤッコという魚は世界中で小笠原にしかいない魚なんやけど、

父島では水深40~50m位のかなり深いところまで潜らないと見れない貴重な魚。

でもここ母島では水深30m位のところで見れるんです!

頑張って写真撮っててんけど、動きが素早くてなかなかうまく撮れない…

危うく減圧出しそうになって諦めた…



メガネゴンベ





漢字で書くと眼鏡権兵衛







眉毛みたいな模様がキュートすぎる ベニゴンベ






ばっちりカメラ目線のアカハタ。かわいい☆




他にはヘルフリッチも見れたよ!写真は惨敗やったけど・・・


☆ ☆

-2本目- 向島 大ビーチ

2本目はクジラ狙いで、また向島の大ビーチというところに潜りました。

小笠原に来るなら夏のほうが海も凪るし、透明度も抜群、おまけに寒さに震えることもない!

それがわかっていながら、この時期に小笠原に来る理由・・・

それはやっぱりクジラに会いたい!クジラの声が聞きたい!っていうのがいちばんの理由なんです!

ここにはアジアコショウダイがいっぱいいて幸せ気分でした。

ノコギリダイ、ヨスジフエダイ、アカヒメジ…

いろんな魚がいっぱい群れてて楽しかった!



でもクジラは見れなかった…

朝からずっと声は聞こえてるんやけどね…




シンデレラウミウシ





ゾウゲイロウミウシ




ほんまはもっと綺麗なピンク色とかやねんけど、青かぶりでようわからんようになってます・・・






小笠原に生息するクマノミは1種類、普通のクマノミだけ。

普通のクマノミなんだけど、オレンジ色じゃなくて地域変異で何故かみんな真っ黒です。





赤ちゃんのときは普通のクマノミとおんなじように黄色っぽいんだけど・・・




ミナミイスズミのペア。



イスズミは基本的には灰色の地味な色の魚だけど、小笠原では色彩変異の黄色い個体も多いです。

この写真の2匹の黄色いイスズミは見つめあい、

微笑みあってるようにも、お話してるようにも見えます。

2匹の表情がすごく楽しそうで、個人的にお気に入りの写真です。




魚が好きな私ですが、アジアコショウダイは現在私が最も好きな魚。



くりくりのつぶらな瞳、分厚いクチビル、かわいすぎる顔に、大きくてかっこいい体!!



私が魚ならこの魚に惚れますね。

だけど今のところ私のこの気持ちをわかってくれる人は皆無。・・・変態扱いされてます・・・

潜っててアジアコショウダイに会ったときの私は、うれしさでココロトキメかせているのです☆



つづく・・・