鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

《盛大なお見送りに涙》2007年小笠原ダイビング旅行15

2007年04月13日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7

《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8

《目の周りが黒い鳥!母島の固有種メグロ》2007年小笠原ダイビング旅行9

《強面のサメ、シロワニ!!》2007年小笠原ダイビング旅行10

《嫁島でイルカとダイビング》2007年小笠原ダイビング旅行11

《イルカもクジラも》2007年小笠原ダイビング旅行12

《ザトウクジラの大フィーバー》小笠原ダイビング旅行13



からの続き・・・


☆ ☆ ☆

-2本目- 北一ツ岩

見渡す限り一面の珊瑚の上や隙間には根魚がいっぱい。

アジアコショウダイのまだ白黒状態のコドモもおったし、アオウミガメもおった。

とにかく魚だらけですごく楽しかった~☆


アカヒメジがウジャァ~っと。



絨毯みたいになってました。





アオウミガメを発見。





苔生した甲羅が貫禄あるカメさんでした。






オレンジ色のドット模様がかわいいハナキンチャクフグ。







そしてこの魚は阪神タイガースカラーな上、筆で書いたような黒い縞模様、



口紅を塗ったように綺麗にくちびるだけが赤い、その名も不思議なミギマキという魚。



魚ってほんまいろんな意味でおもしろいし、かわいいよぉー☆






2本潜ったあと、ショップでシャワーを浴び、精算を済ませ、
ショップの前にあるおいしいパンやさんで買ったパンで昼食。

寒かったけど楽しかった小笠原ともいよいよお別れの時間。

お世話になった民宿の方や、ダイビングショップの方がお見送りしてくれました。







そしておがまるが出航したあとは、島中のダイビング、イルカ・クジラウォッチング船が
おがまると一緒に走りながら、ずーっと手を振ってくれます。



何度経験しても、グっとくる瞬間。



さいごは船の上から、海に飛び込んで、「さよぉ~ならぁ~!」って、海の中から手を振ってくれる。

今回お世話になったガイドさんも、見事なダイブを見せてくれました!

こんなに盛大で感動的なお見送りをしてくれるところって、他にはなかなかないんとちゃうかなぁー。



さいごのお見送り船が帰ったあとも、デッキから海を眺めてました。
と、いってもせいぜい10分やそこらですが、その間だけでもザトウクジラのブリーチやブロウが見れました。

やっぱり小笠原はクジラ天国や。

ここの海が、いつまでもザトウクジラが通ってきてくれる美しい海であることを祈ります。

クジラさんたちも、あと半月ほどでみんな北の海に帰って行く。

みんな気をつけてねー。



帰りのおがまるは空いてました。

安心して寝返りが打てるくらい余裕があり、

そのせいか?もうどんだけ寝るねん!っちゅうくらい寝つづけてました。

寝すぎて腰が痛くなった・・・

竹芝に着いて下船してみると、その暑さに驚いた。

毎日一緒に潜ったTさんともお別れし、私はひとりのぞみに乗って大阪に帰ってきました。

とても良いお天気だったので、東京駅を出たときから、富士山の山頂がはっきり見えてました。

富士山を見るために、進行方向右の窓側の席を確保した甲斐アリでした!





何日かぶりに帰ってきた大阪の町は、ソースの香りがした!
4月の3日から12日間連続、漁師か?っちゅー程、

毎日、毎日船に乗っていたので、帰宅してからもしばらく波揺れしてました。

地に足着いてない感じ。。。。



小笠原、やっぱり素晴らしいところでした。

何回行っても、大好きです。

イルカさん、クジラさん、今回出会ったすべてのみなさま、どうもありがとうございました☆

帰ってきてからもずっとクジラやイルカや魚やメグロのことを考えてる。

自分があくせくして落ち着かないときはクジラの悠々とした泳ぎを思い出そう。

落ち込んだときにはイルカの優しい目を思い出そう。

我が家の鳥さんと遊んで楽しい気分になったとき、メグロのことも思い出そう。

同じ地球に棲むなかまとして、出会った生き物たちを思い出す時間、それは私が豊かな気持ちになれる大切でシアワセな時間。

これからもいろんなところに行って、いろんな生き物に会いたい。そうすることで私はシアワセな人生を歩めるような気がする。

そこで過ごす時間だけでなく、帰ってきてからも、思い出すだけでシアワセになれる。

こういう生き方が私には合ってるな。




-おわり-



















《帰る前にもドルフィンスイム》2007年小笠原ダイビング旅行14

2007年04月13日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7

《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8

《目の周りが黒い鳥!母島の固有種メグロ》2007年小笠原ダイビング旅行9

《強面のサメ、シロワニ!!》2007年小笠原ダイビング旅行10

《嫁島でイルカとダイビング》2007年小笠原ダイビング旅行11

《イルカもクジラも》2007年小笠原ダイビング旅行12

《ザトウクジラの大フィーバー》小笠原ダイビング旅行13



からの続き・・・


☆ ☆ ☆

4/13

さいごのさいごが一番良く晴れました・・・

ずっとこんな天気だったらよかったのになぁ。

まぁでも、さいごだけでも晴れたのでよしとしよう。

午後2時の出航までに2ダイブしました。


-1本目- 満蔵穴外

1本目は閂ロック狙いでしたが、潮がガンガン。

洗濯機状態で入れず、満蔵穴へ。

満蔵穴というポイントは洞窟の地形で有名で、

潜ってみたくてしょうがなかったのですが、やはりここも潮がガンガン。

・・・というわけで、満蔵穴の外でドリフトしました。

満蔵穴を覗いてみると、ホワイトチップシャークが。

ダイバーの姿を見ると、すぐに穴の奥へと泳いでいってしまいました。

穴の出口の岩陰からは1mを越す巨大なハタ、コクハンアラが!

ハタ好きの私ですが、海でも水族館でもこんなにでっかいハタに出会えたのは初めて!

ちょっとだけ穴の中に入ってみようと、すすんでいったのですが、

やっぱりすごい勢いで潮が入っていて、全然前に進めず、あっという間に吐き出されてしまった。


さっき穴の中にいた巨大なコクハンアラがおでかけ。



ほんまにデカイ。

このでかさを伝えるために、並んで写真撮りたかった・・



穴の外の真っ白な砂地でフリータイム。

どこまでも真っ白な砂地は、ほんとうに美しい。



この周辺はよくイルカたちも現れるところで、

今私が見てる景色をいつもイルカさんたちも見てるんやなぁ~なんて考えるだけでうれしくなってくる。

太陽が明るく照らしてくれる光と真っ白な砂を見ながら、

大の字になって浮かんでみたり、宙返りしてみたり、水に包まれるシアワセを味わう。



のんびり、まったり泳ぎながら、とことん癒されました。

水の中で自分の浮力を自由自在にコントロールできるなんて、BCってすばらしい発明品やと思った。


ヒトに興味津々のヒレナガカンパチ。






水面休息中にはクジラウォッチングにドルフィンスイム!




10頭ほどのミナミハンドウイルカと一緒に泳げました。



小笠原5回目にして思うねんけど、出航日に海に入ると、
必ずイルカが来てくれて、すごくゆっくり(と言っても人間にとっては速いねんけど)一緒に泳いでくれる気がするねんな。

普段はもっとあっという間に泳ぎ去っちゃう気がするねんけど、今回もやっぱりすごくゆっくり泳いでくれた。

ただ単に眠ってる状態なのかもしれないねんけど、

ここのイルカさんたちはちゃんとおがまるの出航日もわかっていて、

「今日帰るねん、また来るわな。」って挨拶したら

「またおいでな。」って言うてくれてるような気がするねんなー。

結構な距離をイルカと一緒に泳ぎました。





ほんま水泳やっててよかった!

目の前にイルカがいるから泳げたけれども、イルカがおらんかったら絶対泳げてへんわ。

イルカマジックですね。



水中で野生のイルカと泳ぐ。

自分の人生の中でいちばん楽しい、シアワセだ、って思える瞬間。

こんな夢のような時間を過ごせるなんて、私はほんとうに生きててよかった。

はじめて小笠原に来て、野生のイルカと泳ぎたい、という夢が叶ったとき、

ただただうれしかった。シアワセだった。来てよかったと思った。生まれてきてよかったと思った。

イルカと泳いだことで、大袈裟じゃなくて、人生のすべてを肯定できるようになった。

あらゆることに感謝できるようになった。

それくらいイルカとの出会いは素晴らしかった。

イルカにはひとりの人間の人生観を変えてしまうほどの優しさやパワーがある。少なくとも私にとっては。

ランナーズ・ハイとかクライマーズ・ハイってことばがあるけど、

ドルフィンスイマーズ・ハイって言うのかなぁー。そんな言葉があるんか知らないけど、

目の前にイルカがおったら、しんどさ忘れてなんぼでも泳げるし、

底が見えへんようなとこでもコワイと思うこともないし、

イルカと泳ぐたびに私はなにもかもを忘れて、ただただシアワセな瞬間を味わえるんよね。

生きてゆくことに対する漠然とした不安や、もろもろのしんどさなんか一瞬にして全部吹き飛んでいく。

ちっさいこと気にしてしんどなってもしゃあない。

そんなことより仕事がんばってまたイルカに会いに来よう!って思えるねん!







そのあともジョンビーチの入口付近、なんと水深15mのところに親子のザトウクジラが!
クジラさん、浅すぎやしませんか?

尻尾上げて潜ったら、アゴが水底に着いてまうんちゃう?って、みんなで心配?しながらウォッチング。

ずっと見ていたいけど、おがまるに乗り遅れちゃうので、クジラを後にし、2本目へ。







つづく・・・