鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

女子力チャージの旅~城崎にて

2015年02月24日 | 兵庫旅行
コウノトリの郷公園からタクシーに乗り、城崎温泉のお宿に到着。

学生の頃は城崎の先にある竹野海岸によく海水浴に来ていたので、
城崎温泉を通り過ぎることは何度もあったけど、立ち寄ることはありませんでした。

私は志賀直哉がとても好きだったので、
城崎温泉に一度泊まってみたいとずっと思ってました。
志賀直哉の宿は高くて手は届かなかったけれど、憧れの城崎温泉についに来れたのです!
まぁ目的はカニなんですが。。。。

チェックインを済ませ、やっとホっと一息つこうか。と思ったけど、そうはいかなかった。

時間を逆算しながら今夜のこれからの予定を計画をしていたら、
夕食までの間に、とりあえず1箇所だけでも外湯に浸かりに行こうということになった。

城崎温泉といえば、7つの外湯めぐりが有名ですよね。
外湯の維持のために、
旅館の内湯は小さくてシンプルなものにしなあかんような規約もあるようです。

「私たちはカニが目当てやし、外は寒いし、外湯は別にどうでもいいか。」
来る前まではそんなふうに言うてたんですが、
いざ到着してみたら、貧乏性の私たちは、せっかく来たのだから、
やっぱり外湯のひとつやふたつは入りに行こうということになりました。

とは言っても、夕食までの時間はもうあと30分そこそこしかありません。

なので、とりあえず宿から近い、
城崎温泉駅のすぐそばにある「さとの湯」に行くことにしました。

城崎温泉は浴衣の似合う町。
浴衣の人々含めた景観そのものが、ミシュラン二つ星を獲得しているらしいのですが。。。



私たちというと、浴衣着て、下駄履いてるのに、時間がないので小走りです。

カランコロンカランコロンとせわしなく下駄が鳴りまくりで、温泉地に来て、
なんでこんなに必死で汗かきながら走ってるのだろうと
自分の状況が面白すぎて、途中から笑いがとまらなくなってしまいました。

ミシュラン二つ星は、浴衣姿で風景を楽しみながら、
優雅に歩いてる姿についてるのであって、
浴衣姿で汗かきながら、下駄履いて小走りしている姿には
☆なぞ絶対につかないであろう・・・

大笑いしながらたどり着いた“さとの湯”は大勢の人で賑わっていました。

私たちは、サーっと浸かっただけでしたが、とてもいいお湯で、
上がると汗がとまらないくらい温まりました。

そしてまた急いで帰ってきたら、部屋に夕食の用意が!!



いきなり酢を飲まされました。なんか飲むお酢って流行ってるっぽいもんね。
美容と健康にいいとか。体の内側から美しく。これで女子力チャージするのか?



松葉ガニまるごと1匹の茹でガニ&カニ甲羅味噌焼き&カニすき鍋。
皆無言で食べに徹する。




お刺身。
雲海をイメージしてるらしく、運ばれて来たときは
ドライアイスの白い煙がもうもうとしてました。




アワビとウニの踊り食い。





生カニの炭火焼。着物の綺麗なお姉さんが目の前で焼いてくれます。





あとでっかい鍋で雑炊が来て、限界まで食べました。


でもデザートは別腹。。。





満腹で苦しいにも関わらず、あともう1件くらいは外湯に行こうと、すぐに出発。




さぁどこの外湯にする?となったとき、
「コウノトリが傷を癒していた事により発見された」という伝説やから。という理由で
鳥好きの私の希望により、宿からいちばん遠いにも関わらず、“鴻の湯”に行くことが決定。

1400年前に発見された、コウノトリも傷を癒したお湯に入れて、満足でした。


鴻の湯から宿まではお土産屋さんなどを見ながら、
またカランコロンと下駄を鳴らして帰ってきました。

さぁ、やっとゆっくりするのか。

と思ったら大間違いで、宿に帰ってきたらすぐ、
今度は宿にある星の見える貸切露天風呂に入りに行きました。

バレンタインデーに、夜空を見上げながら、
アロマライトを浮かべたロマンチックな露天風呂に浸かる独女三人。
もはやこれはギャグではあるまいか。

憧れだった城崎温泉に来たのに、全然優雅に過ごす暇がない。なんと慌ただしいこと。

1日を振り返れば、出石そばにコウノトリに外湯にカニに貸切露天風呂・・・

行きたいとこ行って、やりたいことやって、
食べたかったカニも思う存分食べて、貧乏性の私たちには満足な1日でした。

遊びすぎ、食べすぎの上に、温泉にも入ったので、
気が付くとみんな知らぬ間に寝てしまいました。




つづく・・・・















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