鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

2007年04月07日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5


からの続き・・・


☆ ☆ ☆

2本潜ったあとは、クラブノアのホットサンドで昼食。

気持ちよく晴れました☆



やっぱり晴れると、水温は昨日までと変わらなくても、

海から船にあがってきて太陽見えてるだけで 、キモチ的にあったかく感じます。

晴れてるうちに潜っといたほうがいいよー、と言われるがままに、今日は3本潜ることにしました。

3本目もクジラ狙いで、平島の水浜というポイントで潜りました。

ゴツゴツしたハマシロサンゴの群生も見事でしたが、その珊瑚の隙間にいろんな魚が隠れてておもしろかった!

どこを覗いてもかわいい魚がおって全然飽きひんかった。


-3本目- 平島 水浜


立派なハマシロサンゴ






レンテンヤッコ







ノコギリダイの群れ






青い縁取りが美しいコガネヤッコ(日本では結構レア種)







シチセンチョウチョウウオはクリーニング中。気持ちよさそう










ベニオチョウチョウウオ(結構レア種)







コワイけどかわいいハナビラウツボ







高級魚のアカハタもいっぱいいます




スミツキベラの幼魚






マジマクロイシモチはガンガゼと共生する魚。



ガンガゼのトゲトゲの間に5匹くらいおるねんけど、わかるかな~?






珊瑚の間に隠れていた派手なエビ。



みんなはじめて見たらしく、ガイドさんでさえ名前がわからんかった。
図鑑にも載ってなくて新種か?と勝手に決めてました。






いくら晴れたからといっても、まだ水温は22度。さすがに3本目も終わりに近付くと寒くて辛くなってきた…

でもさいごのさいごにミナミハンドウイルカが3頭現れ、泳ぎ去っていきました!

一瞬にして寒さを忘れる私。単純すぎ?

いいえ、イルカには一瞬にして嫌なことを忘れさせてくれるような不思議なパワーがあるんです!少なくとも私にとっては。

ドルフィンスイムでは何回も会ったことあるけど、

ダイビング中に水中でイルカに出会えたのは初めてだったのでうれしかった!!

結局水中でクジラには会えなかったけど、帰りの船の上からクジラのブリーチが見れました。



つづく・・・


《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

2007年04月07日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4


からの続き・・・


☆ ☆ ☆

4/7

晴れました!!! やっと晴れました!

今日は3本潜りました!

船の上から見る海の色も小笠原らしいボニンブルー!

やっぱりこうでなくちゃ!

1本目はリクエスト通り、小笠原の固有種、ミズタマヤッコが見れる向島のミズタマというポイント。

-1本目- 向島 ミズタマ


ミズタマヤッコ ♂




ミズタマヤッコ ♀





このミズタマヤッコという魚は世界中で小笠原にしかいない魚なんやけど、

父島では水深40~50m位のかなり深いところまで潜らないと見れない貴重な魚。

でもここ母島では水深30m位のところで見れるんです!

頑張って写真撮っててんけど、動きが素早くてなかなかうまく撮れない…

危うく減圧出しそうになって諦めた…



メガネゴンベ





漢字で書くと眼鏡権兵衛







眉毛みたいな模様がキュートすぎる ベニゴンベ






ばっちりカメラ目線のアカハタ。かわいい☆




他にはヘルフリッチも見れたよ!写真は惨敗やったけど・・・


☆ ☆

-2本目- 向島 大ビーチ

2本目はクジラ狙いで、また向島の大ビーチというところに潜りました。

小笠原に来るなら夏のほうが海も凪るし、透明度も抜群、おまけに寒さに震えることもない!

それがわかっていながら、この時期に小笠原に来る理由・・・

それはやっぱりクジラに会いたい!クジラの声が聞きたい!っていうのがいちばんの理由なんです!

ここにはアジアコショウダイがいっぱいいて幸せ気分でした。

ノコギリダイ、ヨスジフエダイ、アカヒメジ…

いろんな魚がいっぱい群れてて楽しかった!



でもクジラは見れなかった…

朝からずっと声は聞こえてるんやけどね…




シンデレラウミウシ





ゾウゲイロウミウシ




ほんまはもっと綺麗なピンク色とかやねんけど、青かぶりでようわからんようになってます・・・






小笠原に生息するクマノミは1種類、普通のクマノミだけ。

普通のクマノミなんだけど、オレンジ色じゃなくて地域変異で何故かみんな真っ黒です。





赤ちゃんのときは普通のクマノミとおんなじように黄色っぽいんだけど・・・




ミナミイスズミのペア。



イスズミは基本的には灰色の地味な色の魚だけど、小笠原では色彩変異の黄色い個体も多いです。

この写真の2匹の黄色いイスズミは見つめあい、

微笑みあってるようにも、お話してるようにも見えます。

2匹の表情がすごく楽しそうで、個人的にお気に入りの写真です。




魚が好きな私ですが、アジアコショウダイは現在私が最も好きな魚。



くりくりのつぶらな瞳、分厚いクチビル、かわいすぎる顔に、大きくてかっこいい体!!



私が魚ならこの魚に惚れますね。

だけど今のところ私のこの気持ちをわかってくれる人は皆無。・・・変態扱いされてます・・・

潜っててアジアコショウダイに会ったときの私は、うれしさでココロトキメかせているのです☆



つづく・・・











《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

2007年04月06日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3


からの続き・・・


☆ ☆ ☆

ダイビング後、昨日、今日と一緒に潜って親しくなったTさんと静沢の森遊歩道を歩いてきました。

いきなりの急な上り坂に早くもふくらはぎが悲鳴!

この遊歩道には戦争で使用された施設、砲台、壕などが残存しています。

この美しい海と自然を持つこの島、この国、この世界、この地球で戦争がなくなることを祈ります。


軍施設の門柱が残ってます





弾薬庫の跡







この砲台はまだ綺麗に原型を留めています





固有植物のタコの木




タコの木の根は、ほんまにタコみたい






遊歩道では世界中で母島、向島、妹島にしか生息しない
ハハジマメグロという鳥さんにも会えました!



かわいかった!鳴き声もかわいい!

メグロ見ずして母島からは帰れん!

と思っていたのでよかったです!




遊歩道を抜けると、眼下に広がる絶景!

昼に潜った四本岩から母島列島の島々をはじめ、水平線が見渡せます!

これで水平線に沈む夕日見れたら最高なんだけど、残念ながら曇ってて夕日は見れませんでした!


今日潜った四本岩が見えます





母島の電話ボックスには、
ネイチャーボイスボックスなるものが設置されていて、
ボタンを押すと メグロ、ハンドウイルカ、ザトウクジラの鳴き声が流れる仕組み!

とりあえず、おかんとモモちゃんに電話して聞かせときました!





観光協会の横にあるザトウクジラのモニュメント






毎日夕食後、港を散歩するのが日課になりました。



夜の港は寒い。静か。誰もいない。です。

母島は本当に静かで、

波の音、風の音、鳥の鳴き声、葉っぱの音…

本来あるべき自然の音しかないので心地いいです。

大阪がいかに雑音が多いか…思い知りますね・・・



つづく・・・










《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

2007年04月06日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

からの続き・・・


☆ ☆ ☆

4/6

今朝も起きた時点で曇り空。

しかも夜のうちに雨が降ったらしく、ベランダに干してた水着はびしょ濡れ。

風もあって外に出てみると寒い…

なんか急激に潜りたくなくなった…

この寒さの中、濡れた水着を着る勇気が湧いてこない。

ショップの人に相談したら、
明日帰るお客さんがどうしても沈船に潜りたいと言ってるらしく、1本目は昨日とおんなじポイントに潜るとのこと。

じゃあ2本目から参加します!ということで、本日は1本だけ潜りました!


-1本目- 四本岩




四本岩というダイナミックな地形のポイントで、
大きな柱のような岩と岩の間は潮が流れ、この時期はイソマグロがいっぱい入ってるんです!

今日もいっぱいいましたよ!

マグロ見つけたらみんなでカウントし、
その平均値をショップHPのログに載せます!とガイドさんが言ってたので、みんな一生懸命に数えました!

あがってからみんなで確認し合った結果、50匹以上はいた!ということで落ち着きました!













大きなイソマグロが50匹も自分の頭上を泳ぎ廻る姿は圧巻!でした!

結構近くまで来てくれて、こんなに近くで見れるのは珍しい、とガイドさんが言ってました!

かなり興奮したけどやっぱりめちゃめちゃ寒かったです!




ガイドさんがキリンミノがありえないほどいっぱいいる壁がある、って言ってたんだけど、
ほんまに壁一面、そこらじゅうにおった!

美しいものに毒はつきもので、この魚さんたちにも猛毒があります。

あんまりいっぱいおるから、不意に目の前に泳いでこられて刺されたらどうしよう・・・って、
写真を撮りながらもビビり気味でした。


キリンミノカサゴ





すごく綺麗





こちらはネッタイミノカサゴ





この狭い範囲だけで3匹もいます!







このシックな和風柄が美しいチョウチョウウオはユウゼン。




この魚を見ると、あー小笠原に来たんだなぁーと思う。

ほんとに着物の友禅柄みたいでしょ?

日本にしかいない固有種なのですが、生息地域は八丈島~小笠原あたりが中心で
オキナワなどでは見ることはできません。

美しい模様と日本固有種ということで、観賞魚として人気があるらしく、
その販売価格は1匹5万円もするんだとか。

小笠原ではどこのポイントで潜っても見ることができます。

私の好きな魚の1種です。




でっかいアカイセエビ。



小笠原には巨大なイセエビもいっぱい棲んでます。









《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

2007年04月05日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

からの続き・・・


☆ ☆ ☆


4/5

今日から早速母島でダイビングです!!


-1本目- 蓬莱根 沈船

1本目は沈船のポイント。

激戦地だった小笠原のまわりには船もたくさん沈んでいます。

悲しい歴史を癒すかのように、その沈船たちはよき魚礁となり、いまではたくさんのお魚が住み着いています。

でかいハタがいっぱいでテンション↑。

ガイドさんに

「サルコさんハタ好きなんですか?アザハタがあんなに脚光浴びてるとこ、はじめて見ました。」

と言われてしまいました!

クジラの声もかすかに聞こえてました。

それにしても冷たい!水温21度。

海から上がっても北風ヒューヒュー!

手はかじかみ、震えがとまらんかった!


真ん中でまっぷたつになった沈船





これは和式トイレ





ヨスジフエダイ





ハナミノカサゴ





ワモンダコ






ユカタハタ。くちびるラブ★







ホシゴンベ(幼魚)





タキベラ








一旦ショップに戻り、熱いシャワーを浴びて気を取り直し、2本目へ。

港を出るとすぐにハシナガイルカがピョンピョン跳ねてました!

船の上からしばらくウォッチングを楽しみました。

やっぱりイルカさんはかわいい☆

2本目のポイントは珊瑚と砂地のヒーリングポイント。

ここでもアジアコショウダイやハタなどのクチビル魚に夢中の私でした!

楽しいけど、やっぱり寒すぎ…

せめてもうすこしおひさまよ、照らしておくれ!



-2本目- 南京浜



ウメイロモドキの群れ






アカヒメジの群れ






大きなテーブルサンゴ






でかいシラヒゲエビ






スズメダイとホシゴンベの2ショット。





カンモンハタ





ヒトヅラハリセンボンは岩陰でかくれんぼ。







ダイビングが終わって宿の部屋に帰ってみると、
部屋がガラーンとしています。

同室だった学生さんたちは今日のははじま丸で父島に移動したようです。

今からは相部屋が個室状態です。

相部屋が嫌なわけじじゃないけど、学生グループの中にひとりでぽつん、というのはさすがにキツかったので、
なんとなくホっとした。

部屋の窓からは海が見えます。



港から向島のほうまで見下ろせます。

さっきハシナガイルカに会ったのも、ちょうどこの辺!






つづく・・

《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

2007年04月04日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
小笠原の海が大好き★イルカやクジラが大好き★な私は

うれしいときも悲しいときも、忙しいときも暇なときも、1日1回は小笠原の海やイルカに想いを馳せている。

そして機会さえあればいつでも行くぞ!と思いながら生きています。

がんばってればまた小笠原に行ける!と思うと、仕事もバイトもがんばれるし、生きるハリも出るんです。

今回、3月いっぱいで仕事の契約が切れたので、4月のいちばんはじめのおがさわらまるに乗って

大好きな小笠原に行ってきました!!



4/3

始発に乗り、今回はリッチにのぞみで東京まで来ました。

東京は雨。寒いです。



無事おがさわら丸に乗船できました。

船内では、とにかく活字中毒の私は、船にあった新聞を全紙読破し、そのあとは持参した文庫本を読み続けてました。

あとは寝てるか、食べてるか・・・・




4/4

朝、船内放送で、「小笠原諸島さいしょの列島、聟島列島が見えてきました」とアナウンスがあり、

喜び勇んでデッキに出る。

いつもはこの瞬間に青く澄み渡る空と、どこまでも深い海の紺碧色、そしてケータの島影を見ると、

ココロが晴れ渡るようなワクワクした気持ちになるんだけど、今回は何故でしょう?

天気がどんよりしていたせいでしょうか?あんまり感動せえへんかった。

大好きな小笠原まで来て感動できなかった自分にショックを受ける・・・

一方的に想いが冷めてしまった恋人に感じるような罪悪感さえおぼえる。。。

が、そんなのはただの勘違いだった。

父島の二見港が近づき、「船の前方にクジラが見えています」というアナウンスで私の魂は燃えた!

そしてザトウクジラのブロウを見た瞬間、

あーやっぱり来てよかったぁー!

あーやっぱり大好き、小笠原!と、感動しまくりでした。

やっぱり私が小笠原に恋する気持ちはほんまもんでしたわ。

そんなこんなで定刻より10分ばかし遅れ、25時間40分の航海を終え、無事父島に到着しました。

が、今回はまず母島に滞在します。

ここからさらに、ははじままるに乗船し、母島へと向かいます!




父島・二見港にあるザトウクジラのモニュメント






父島から母島までの船の上からは、出航後10分足らずでザトウクジラのブロウが!!

その後も出るわ出るわ!ブロウだけじゃなくブリーチまで何回も見た!

さすが小笠原!!

でもクジラが跳ねると海がシケるらしいねん…跳ねまくりやってんけど!

聞くところによると、なんとこの時期に台風が発生してるらしい!

…あーあ…



父島から2時間10分、

大阪の家を出てから30時間以上の時間を費やし、

夕方になってやっと、日本でいちばん遠い有人島、母島に到着しました。

今回母島でお世話になる宿泊先は母島ユースホステル。

今日は混んでいるらしくて、私が滞在する5人部屋も満杯。

しかも私以外は全員おともだち同士の学生さん。

うわぁー・・・なんか居場所ない感じ・・・

荷物を置くと早々にダイビングショップに手続きに行きました。

ショップ前の水槽にはひとなつっこい青海亀のこどもが。カワイイ。

そのあと鮫が先展望台というところにふらりと出かけ、

夕食までの間、ここでしばらく鯨探ししと夕焼け鑑賞しました。



んー、でも寒くて長くは居られず、早々に退散。




夕食をいただきました。そのあとはまったりタイム。

オナガといわれる鯛や鰆など島で捕れた魚の他に、

宿の奥さんの実家である知床から送られてきたという蝦夷鹿の肉も出してもらいました。

小笠原まで来て蝦夷鹿を食べるとは思いませんでした。

おなかいっばいになると、もう眠い…まだ7時半やのに!

ニュース見たら東京では雪が降ってたそうですね。桜と雪という不思議な光景がテレビに映ってました。

こっちも思ったより寒い…海に入りたいと思う気温じゃございません。

あー明日はどうなることやら…



電話をかけるために、港まで歩いていきました。

夜の港は肌寒かった。魚が泳いでるのが見えた。

しばらくすると、どこからかかわいい白黒模様の猫ちゃんが現れ、私のまわりをぐるぐる。すりすり。

猫ちゃんになつかれたことなどほとんどない私は、どうしていいもんかわからんかったけど、

とりあえず喉を撫でるとゴロゴロ言うてました。

帰ろうと歩きはじめると、私の足のまわりをまとわりついて、しばらくずっとついてきてくれました。

母島でいちばん最初にできたおともだちです。



かわいかったな☆



満月 。

滞在中の部屋には天窓がついています。

夜中にふと目が覚めると、電気は全部消してあり、真っ暗なはずなのにすごく明るい!

なんでやろう?と見上げてみると、ちょうど天窓の真上にまんまるお月さまが!!

ベットで寝ながらお月さまが見れるなんて最高の気分でした!




つづく・・・